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ラパンからN-ONEまで 2018年はカッコイイよりカワイイ軽自動車 厳選6台!

ラパンからN-ONEまで 2018年はカッコイイよりカワイイ軽自動車 厳選6台!
ラパンからN-ONEまで 2018年はカッコイイよりカワイイ軽自動車 厳選6台!

世界を席巻するアニメ同様に、クルマの世界でも「カワイイ」クルマを作らせたら日本が一番。中でも粒揃いの「カワイイ」クルマが揃うのが軽自動車です。人気のスズキアルトラパンからマイナーチェンジしたてのホンダN-ONEまで、今年2018年おすすめの「カワイイ」6台をご紹介します。

時代は「クラシック」から「カワイイ」へ

明けましておめでとうございます。今年2018年は戌年、つまりペットの王様・犬の年です。日本では昨年ついに飼育数でネコに抜かれてしまいましたが、いやいや外に一緒にお出かけできるワンちゃんこそペットの王様なのです(そんなわたしはネコを飼っていますが)。

振り返ってクルマの世界でも仕事のパートナーからファミリーカー、そしてスポーツカーまで、ユーザーの幅広いニーズに応えるべく様々なモデルが揃いますが、ペットのように愛せる「カワイイ」クルマが多いのは、やはり日本が世界に誇る軽自動車です。今回はそんなカワイイ系の軽自動車を紹介しましょう。

現在では「カワイイ系」と言われていますが、そのルーツは1987年に日産が発売したBe-1でしょう。90年代後半から00年代前半には「クラシック系」として軽自動車の世界に広がりました。その代表モデルがダイハツミラジーノ。丸目のヘッドライト、メッキパーツを多用したエクステリアなど人気輸入車のミニをイメージさせるノスタルジックな外観デザインが特徴でした。クラシック系の流れは全世界的に広がり、VWビートル、MINI、フィアット500が再び現代によみがえりました。

一方、日本ではクラシック系から進化したカワイイ系のモデルが登場します。女性をターゲットに絞り、見た目だけでなく女性の使い方にあった装備や快適性を備えることで、人気を集めるようになったのです。それでは、現在販売されているカワイイ系の人気6車種を紹介しましょう。

自分の部屋のようにくつろげるラパンは燃費も優秀

自分の部屋のようにくつろげるラパンは燃費も優秀

まずは、スズキアルトラパンです。名前のとおり、スズキの軽自動車アルトの派生モデルであるラパンは車名の由来となっているウサギをかたどったエンブレムを採用しています。外観は弁当箱をモチーフとした箱形をベースに丸みを加えたぬくもりを感じさせるデザインを採用。

内装ではソファやテーブルといったモチーフを取り入れ

内装ではソファやテーブルといったモチーフを取り入れ、自分の部屋のようにくつろげる空間を演出しています。室内空間には、空気清浄機能のある「ナノイー」機能を搭載したフルオートエアコンをはじめ、運転をサポートしてくれる全方位モニターなど、女性に嬉しい装備も用意。

この手のクルマを買う人にはあまり興味ない情報かもしれませんが、搭載するエンジンは直列3気筒DOHCの1種類で、駆動方式は全車にFFと4WDを設定しています。グレードはLタイプで、ミッションにCVTを採用したLグレード以上はエネチャージ機構を搭載し、JC08モードは35.6km/L(FF車)と大変優れた燃費を実現しています。また誤発進抑制機能や衝突被害軽減ブレーキ機能は全車標準装備。見た目だけでなく中身も充実したアルトラパンの新車価格は107万7840円〜149万2560円です。

ロングセラーのミラココアは運転のしやすさにこだわりが

ロングセラーのミラココアは運転のしやすさにこだわりが

続いてはアルトラパンのライバル車といえるダイハツミラココアです。現行型のミラココアは2009年に発売され、すでに8年が経過したロングセラーモデルです。ミラココアはダイハツのベーシック軽自動車ミラをベースに愛着の湧く「あたたかモダン」な外観、外出を楽しく演出する「シンプルカジュアル」なインテリア、そしてさりげない個性を演出する豊富なカラーバリエーションが特徴です。あまり理屈ぽい話をしても仕方ないとわかりつつ、あたたかモダンをコンセプトとした外観はシンプルな水平基調のラインをベースに角に丸みをつけた「なで肩&台形シルエット」でフレンドリーさとあたたかみを表現しています。

くり抜いたような6ライトのサイドウィンドウによって視界の良いキャビンも確保

くり抜いたような6ライトのサイドウィンドウによって視界の良いキャビンも確保。さらにルーフレールやシルバーリング付のフォグランプによってアクティブさを表現しているとダイハツは主張しています。インテリアはお気に入りのバッグのようなパイピングを施し、さりげないおしゃれさを演出しています。

おしゃれだけではなく高い実用性もミラココアの特徴です。斜め後方の視界を確保するリアラウンドガラスや前方視覚の死角を減らす細いフロントピラー、そして見切りのより水平基調のボンネットの採用により運転しやすさを追求するなど、遊んだデザインですが真面目な一面があることはダイハツに代わって申し添えておきます。

搭載するエンジンは直列3気筒DOHCだけで、全車ミッションはCVTが組み合わされます駆動方式は全グレードでFFと4WDを選ぶことができ、JC08モード燃費は26.8〜29.0km/L。燃費は設計の新しいアルトラパンに比べると「カワイイ」が少々足りないかもしれません。ミラココアの新車価格は118万8000円〜165万2400円となっています。

N-ONEはカワイイを卒業してプレミアへ?

N-ONEはカワイイを卒業してプレミアへ?

ホンダN-ONEはホンダの新世代軽自動車Nシリーズの第三弾として2012年に登場しました。ホンダ初の市販軽自動車N360をモチーフとした丸型のヘッドライトが印象的なデザインのハイトワゴンです。カワイイ見た目と裏腹にワンメイクレースを行うなど、軽自動車の中でも高い走行性能を実現しています。このあたりN-ONEは「カワイイ」というよりは「クラシック」な方に少し引っ張られているかもしれません。

搭載するエンジンは直3DOHCと直3ターボの2種類で、全車ミッションはCVTが組み合わされ、ターボ車にはハンドルから手を離すことなく、シフトチェンジが可能なパドルシフトを装備しています。一部グレードを除き駆動方式はFFと4WDを設定し、JC08モード燃費は23.0〜28.4km/Lを実現しています。多彩なボディカラーも設定、ルーフがブラックやホワイトに塗られるツートンカラーも用意され、自分好みの1台を仕立てる楽しさがあります。

N-ONEは2017年12月にマイナーチェンジを行い

N-ONEは2017年12月にマイナーチェンジを行い、外観と内装に4つの個性をもつモデルへと変わりました。「Standard」はシンプルながら機能的、「Select」こだわりを感じさせる上品な佇まい、「Premium」は洗練された上質さと重厚感、「RS」は精悍かつスポーティー。なんとなく「カワイイ」路線から「プレミア」路線に舵を切った気もしますが、そんなN-ONEの新車価格は120万960円〜177万2280円です。

クラシックなキャストスタイルは安全性能がアップ

クラシックなキャストスタイルは安全性能がアップ

多様化するユーザーのニーズに応えるため、「アクティバ」「スタイル」「スポーツ」という3つの異なる個性を持つのがダイハツキャストです。その中でカワイイ系となるのがキャストスタイルです。キャストは丸みのある豊かな面構成によって上質さを、そして台形フォルムによって安定感を表現したとしています。外観はバンパーモールやサイドロッカーモールに効果的なメッキ加工を施すことで高級感を漂わせました。どちらかというとクラシックな印象が強いですね。

インテリアは水平基調のインパネデザインを採用

インテリアは水平基調のインパネデザインを採用し、黒とベージュの2トーンカラーを基調とした落ち着きのあるインテリアを表現。シート表皮などにはこだわりのスエード調生地を採用し、肌触りの良さを実現しています。キャストは2017年10月にマイナーチェンジを行い、スタイルはフロントグリルの意匠変更をはじめ、カラーバリエーションの追加やルーフカラーを塗り分けるデザインフォルムトップの設定を拡大しています。

さらに従来搭載されていた運転支援装備の「スマートアシストII」がステレオカメラを採用し、クルマだけでなく、歩行者も認識して緊急ブレーキ対応する衝突回避支援システム「スマートアシストIII」にバージョンアップ。さらに4個のカメラによって上から見下ろしたような映像をナビ画面に映し出す「パノラマモニター」を採用し安全・安心性能を向上させています。ボディカラーに新色のダークエメラルドマイカを採用し、全7色15パターンを設定しています。キャストスタイルの新車価格は122万5800円〜170万6400円です。

いま一番カワイイ(と男子は思う)ムーヴキャンバス

いま一番カワイイ(と男子は思う)ムーヴキャンバス

ダイハツムーヴキャンバスは自分らしいライフスタイルを楽しむ女性に寄り添う新感覚スタイルワゴンとして2016年9月に登場。リアに両側スライドドアを採用していますが、ママワゴンと呼ばれるタントではなく、ムーヴがベース。したがって柱のないパノラマオープンドアを搭載していません。懐かしのワーゲンバスをイメージさせる外観は、シンプルで大らかな面構成による丸みのあるシルエットが特徴です。先進性と高い視認性を両立したBi-エンジェルLEDヘッドランプを採用。指輪をイメージしたリングと3粒のクリアランスランプを加えたデザインとなっています。男性としてはとてもカワイイと思うのですが、女性の皆さんはいかがでしょう?

インテリアは、ナチュラルで居心地の良い空間を演出

インテリアは、ナチュラルで居心地の良い空間を演出。「メイクアップ」仕様ではメッキ加飾と自分らしさを表現できるインテリアアクセントカラーでコーディネイトされています。明るいベージュ内装に加えて、オプションでブラックインテリアパックを設定。外見のカワイイ系とギャップのあるシックで落ち着いた室内とすることも可能です。ボディカラーはストライプカラー8色とモノトーンカラー9色の全17色から選ぶことができます。

搭載するエンジンは直3DOHCの1種類で、ミッションは全車CVTが組み合わされます。駆動方式は全グレードにFFと4WDを設定し、JC08モード燃費は27.4〜28.6km/Lを実現しています。2017年9月にムーヴキャンバスは一部改良を行い、先進安全装備のスマートアシストはステレオカメラを採用した最新版のスマートアシストIIIへバージョンアップ。前方にいるクルマだけでなく、歩行者にも緊急ブレーキが対応しています。ムーヴキャンバスの新車価格は118万8000円〜166万8600円となっています。

アニメ顔なハスラーは意外な実力車

アニメ顔なハスラーは意外な実力車

最後に紹介するのはスズキハスラーです。ハスラーはムーヴキャンバスなどと異なり、女性をターゲットに絞っていませんが、本格的な悪路走破性を備えたクロスオーバー軽自動車としてスマッシュヒットしました。2013年12月に登場したハスラーのベースはハイトワゴンのワゴンRで、ハイトワゴンの広い室内空間とラフロード走破性を融合させたモデルです。

運転席前のAピラーを立てることで

運転席前のAピラーを立てることで、長いルーフを実現し、ゆとりのある室内空間を確保しています。165/60R15という大径タイヤを装着し、最低地上高180mm(4WDは175mm)を確保することで、高い悪路走破性を実現しました。さらに4WD車には滑りやすい急な下り坂を下るときに車速を制御するヒルディセントコントロールや、滑りやすい路面でエンジントルクやブレーキが効果的に作動するグリップコントロールを装備するなど、見た目のかわいらしさに似合わない本格的なラフロード性能を備えています。

搭載するエンジンは直3DOHCと直3ターボの2種類で、モーター機能付発電機のISGと専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせたSエネチャージ機構によってモーターアシストを可能としました。その結果、JC08モード燃費は24.2〜32.0km/Lと優れた燃費性能を発揮します。ミッションはCVTを中心に一部グレードには5速MTを設定。駆動方式はFFと4WDを全グレードで設定しています。ハスラーの新車価格は107万8920円〜178万2000円となっています。

今回紹介した6台は見た目カワイイけれど、すべて高い実力をもった軽自動車ばかり。自分の生活を彩るパートナーに選んでみてはいかがでしょう。

<ここからは編集部からのお知らせです>

カワイイ軽自動車にお得に乗る方法

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※記事の内容は2018年1月時点の情報で執筆しています。

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