【徹底レビュー】「スズキアルトラパン」かわいい軽自動車の代名詞、そのスタイルから使い勝手まで

日本独自の軽自動車には、日本らしい「かわいいクルマ」というジャンルがある。なかでも現行型で3代目となるスズキのアルトラパンはかわいいクルマの代名詞。女性を意識したデザインは外観だけでなくインテリアにも徹底されている。女性に嬉しい装備も満載したアルトラパンの魅力を紹介しよう。

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日本の軽自動車には「かわいいクルマ」がある

ボディサイズや排気量などに制約があるものの、多くのユーザーのニーズに応えて豊富なラインナップを誇っている軽自動車。主流となるハイトワゴンをはじめ、スポーツカー、ミニバン、SUVなど、乗用車同様ユーザーに使い方にあわせた多彩なボディタイプが用意されています。しかし、軽自動車には独自のスタイルがあるのをご存じでしょうか。それが「かわいい系」と呼ばれるモデルです。メインターゲットを女性に設定し、クルマを走行性能などのスペックで語るのではなく、女性にとって使いやすいか?インスタ映えするか!?といった従来のクルマに求められられなかった「かわいい」という要素にプライオリティを置くという軽自動車独自の世界が存在しているのです。今回はそのかわいい系の代表車種であるスズキアルトラパンを徹底レビューしたいと思います。

かわいいだけでなく使いやすさにも配慮した外観デザイン

アルトラパンは2002年に初代モデルが登場し、現行モデルは2015年6月に登場した3代目です。軽自動車のベーシックモデル・アルトをベースに弁当箱をモチーフとした箱形の外観に、手作りの温かみを感じさせる角を丸めたデザインを加え「まる しかくい」フォルムを採用しています。確かにヘッドランプやドアミラー、リアコンビネーションランプは丸型が使用され「なごみ」を感じさせます。アルトラパンの外観デザインは可愛らしさだけでなく、明るく開放感ある空間を演出する広いガラスエリアとすることで十分な視界を確保するなど実用性にも配慮しています。箱形のボディはドライバーから車両感覚が掴みやすく非常に運転しやすいのもメリットです。

うさぎも隠れている自分の部屋のような室内空間

インテリアは「わたしの部屋」をコンセプトにソファやテーブルといったモチーフを取り入れることで、自分の部屋のようにくつろげる空間を演出しています。色使いもぬくもりのある明るいベージュの内装色を使用することで、くつろげる空間に仕立てています。上級グレードのS、Xには白木木目調のカウンターをイメージしたインパネデザインを採用。シート表皮には質感や柄の異なるソファのような3種類のシートを用意。SとXにはアクセントとなるパイピング加工を施し質感の高めています。

コクピット内のメーターは腕時計をモチーフとした文字盤に宝石のような目盛、そして宙に浮かぶような文字など目新しさを表現した置き時計のようなメーターパネルを採用。加えて、フォトフレームのような大型のナビゲーションパネルや天井の内装材にはキルティングをイメージしたパターンを採用するなど、普段目にする部分だけでなく、見えない部分にも細かい配慮が行われています。ちなみにアルトラパンは車名の由来となっているウサギのエンブレムを内外装の様々な部分に採用し、隠れラパンを探すという楽しみ方もあります。

女性に嬉しい装備を満載

他にもアルトラパンには女性ドライバーに嬉しい装備が満載です。運転席にはハンドルの高さを上下に調整できるチルトステアリングを搭載し、35mmの調整量を確保しています。さらにシートの座面の高さを調整できるシートリフターは60mmの調整量を実現。この2つを調整することで体格に応じて最適なドライビングポジションを作ることができます。インテリアでは、肌や髪にやさしい弱酸性の「ナノイー」をエアコンの吹き出し口から放出するオートエアコンを設定。さらに紫外線(UV)を約99%カットするだけでなく、赤外線(IR)をカットし、直射日光による肌のジリジリ感を抑えるプレミアムUV&IRカットガラスを多くのグレードのフロントドアに採用しています。そしてそのフロントドアには狭い駐車場での乗り降りをスムーズにする中間2段ストッパーを採用するなど、気が利く装備がところどころに施されています。

小回りも燃費も良好!

アルトラパンに採用された新設計のプラットフォームは120kgの軽量化に加えて、ロングホイールベース化により室内空間が拡大。前後・左右の距離が延びて、ゆとりのある空間に仕立てています。

2460mmというロングホイールベースながら、取り回しの良さの指標となる最小回転半径は4.4mで、狭い場所での走行や車庫入れなどもストレスなく行えるのもアルトラパンの女性に向けたアピールポイントの一つです。

搭載されているエンジンは高効率化を追求し、JC08モード燃費27.4〜35.6km/Lという軽自動車の中でもトップレベルの優れた燃費性能を実現しています。駆動方式はFFだけでなく、全グレードで4WDを設定しているので、降雪地でも安心して走行可能です。

早急に改善してほしい安全装備

アルトラパンで唯一物足りないのが安全装備です。運転支援装備ではレーザーレーダーを使用した低速時衝突被害軽減ブレーキのレーダーブレーキサポートしか設定されていません。この部分が改善されれば、さらにアルトラパンの魅力はさらに輝くことでしょう。カタログモデルとしてG、L、S、Xの4グレードに加えて、特別仕様車のSセレクション、Fリミテッドが用意されています。車両本体価格は107万7840円〜149万2560円です。オススメのグレードは空気清浄機能が付いたオートエアコンを標準装備するXです。

スズキアルトラパン価格表(2018年9月現在)

グレード駆動方式JC08モード燃費(km/L)車両本体価格
GFF29.6107万7840円
4WD27.4118万8000円
LFF35.6120万2040円
4WD33.2131万2200円
SFF35.6128万5200円
4WD33.2138万7800円
XFF35.6138万9960円
4WD33.2149万2560円
萩原 文博

この記事の執筆者

萩原文博(はぎはらふみひろ)

中古車雑誌編集部を経てフリーランスとして独立。現在は日本で最も多くの広報車両を借り出している男として業界で有名だ。もともと走り屋だけに走行性能の評価は得意。それだけでなく長年の中古車相場の研究で培った、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

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