【ニューモデル速報】「トヨタシエンタ」が初のマイナーチェンジ!フリード+対抗の2列シート仕様も追加

2018年9月、トヨタは人気のコンパクト3列シートミニバン「シエンタ」の2代目としては初となるマイナーチェンジを実施した。抜きつ抜かれつの販売競争を繰り広げる「ホンダフリード」の2列シートバージョン「フリード+」に対抗すべく新グレード「FUNBASE」が追加されるなど、大きな変更が加えられている。

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フリードにあって、シエンタになかったもの

国産コンパクトミニバンのカテゴリーで、ホンダフリードと熾烈な販売競争を繰り広げているトヨタシエンタが初のマイナーチェンジを受けました。2015年7月に登場した2代目シエンタは、その個性的なスタイルとハイブリッドの好燃費、そして使い勝手の良い3列シートの室内空間などで人気モデルとなりました。しかし2016年9月に登場したライバル・2代目フリードには3列シート仕様に加えて、5人乗り2列シート仕様のフリード+が設定されまています。シエンタにも2列シート仕様の追加を求める声が多くなったのでしょう。今回のマイナーチェンジでついに2列シート仕様が追加されました。

2列シート仕様「FUNBASE」を追加

今回のマイナーチェンジは全車で外観のデザイン変更や安全装備の追加などが行われ、規模としてはかなり大きなものになっています。しかし注目はやはり従来の6/7人乗りの3列シート車に加えて、アウトドアや車中泊に最適な5人乗り2列シート車「FUNBASE」が設定されたことでしょう。FUNBASEは3列目シートを廃止したことで、広いラゲージスペースを確保しています。

ラゲージスペースは背丈の高い荷物を積むときに便利なローデッキ状態、ラゲージスペースがフラットになり車中泊や長尺物の積載が可能なハイデッキ状態と、使用する目的によって使い分けることができます。

ガソリン車、ハイブリッド車によって容量は異なりますが、ラゲージスペース下にはさらに大容量の収納BOXも設置され、濡れたものや汚れた荷物などの収納に役立ちます。

FUNBASEのラゲージには様々な工夫も盛り込まれています。デッキサイドの両側にユーティリティホールが各9個設定され、販売店オプションのユーティリティフックやシステムバーなどを組み合わせることで、様々なアクティビティ用途に対応できるようになっているのです。

さらに2列目シートを倒せば、フラットかつ、最大荷室長2065mmという大容量なラゲージスペースが出現します。

26インチのマウンテンバイク2台が積載可能なこのスペースは、車中泊などアクティブなシーンでも重宝しそうです。

4WDの設定がフリードより限られるのは変わらず

FUNBASEにはベーシックなXと上級のGの2タイプのグレードが用意されます。最高出力80kW(109ps)、最大トルク136Nmを発生する1.5L直列4気筒ガソリンエンジンと、最高出力54kW(74ps)を発生する1.5Lガソリンエンジン+最高出力45kW(61ps)のモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを両方のグレードで選ぶことができます。ただ駆動方式がFFのみなのは、4WDも用意するフリード+に比べると少々物足りない点です。

スタイルもカラーも気分一新!

前述しましたが今回行われたマイナーチェンジでは全車フロントバンパー、フロントグリル、ヘッドランプ、リアコンビネーションランプ、ホイールキャップのデザインを刷新し、目新しさを演出するとともに質感も高めています。

また、ボディカラーにツートーンカラー全6色を新設定、モノトーンも新規設定色のベージュなどを含む全10色が用意されました。

ユニークな新装備で利便性向上

利便性も向上しています。パワースライドドア予約ロック機能(スマートロック操作)を新設定。パワースライドドアのクローズ中に施錠操作を行うと、クローズ後の施錠を予約できるようになりました。また、後席への荷物の置き忘れを通知するリアシートリマインダー機能を日本初採用。後席ドアの開閉でシステムが作動、車両を停車しイグニッションをオフにすると、マルチインフォメーションディスプレイに荷物の置き忘れ防止の通知メッセージが表示されるようになりました。

搭載されているパワートレインは1.5L直列4気筒ガソリンエンジンと1.5Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステムTHSIIに変更はありません。駆動方式はFFを中心に3列シートのガソリン車にのみ4WDを設定。残念ながらハイブリッドに4WDは追加されませんでした。燃費性能はJC08モード燃費で、FFのガソリン車が20.2km/L、4WDのガソリン車が15.4km/L、そしてFFのハイブリッド車は28.8km/Lを達成しています。

安全装備も着実に前進

最後にシエンタがフリードに最も差をつけられていた安全装備も改良されました。衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」には昼間に歩行者を検知する機能を追加、またアクセルとブレーキを踏み間違えた時などに、障害物を検知して自動でブレーキをかけるインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ〈静止物〉)も新設定されるなど、安全性は着実に向上しています。

なお今回のマイナーチェンジではエントリーグレードの「X Vパッケージ」が廃止される一方で、2017年8月に発売された特別仕様車の「G Cuero」が最上級グレードとしてカタログモデルとなるなどグレードの統廃合も行われています。

トヨタシエンタ価格表(2018年10月現在)

グレード駆動方式JC08モード燃費(km/L)車両本体価格
FUNBASE X ガソリン車FF20.2177万6600円
FUNBASE X HV車28.8218万7000円
FUNBASE G ガソリン車FF20.2198万720円
FUNBASE G HV車28.8234万360円
1.5X(7人乗り)20.2181万6560円
1.5X(6人乗り)4WD15.4195万8040円
ハイブリッドX(7人乗り)FF28.8222万6960円
1.5G(7人乗り)20.2202万680円
1.5G(6人乗り)4WD15.4216万2160円
ハイブリッドG(7人乗り)FF28.8238万320円
1.5G Cuero(7人乗り)20.2217万2960円
1.5G Cuero(6人乗り)4WD15.4231万4440円
ハイブリッドG Cuero(7人乗り)FF28.8253万2600円

外観の刷新、利便性の高い装備の充実、そして5人乗り仕様車が追加されたトヨタシエンタ。ライバルであるホンダフリード・フリード+との熾烈な販売台数争いはますます激化しそうです。

萩原 文博

この記事の執筆者

萩原文博(はぎはらふみひろ)

中古車雑誌編集部を経てフリーランスとして独立。現在は日本で最も多くの広報車両を借り出している男として業界で有名だ。もともと走り屋だけに走行性能の評価は得意。それだけでなく長年の中古車相場の研究で培った、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

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