【ニューモデル速報】「ホンダクラリティPHEV」次世代のラグジュアリーセダンにプラグイン・ハイブリッド登場!

2018年7月、ホンダは次世代のラグジュアリーセダンとして、プラグイン・ハイブリッドの「クラリティPHEV」を発表した。燃料電池車として試作車的要素の強かった「クラリティ」は、プラグイン・ハイブリッドを採用したことで、先進的な高級セダンへと変身したのである。

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「未来のクルマ」から「先進的な高級セダン」へ

ホンダのミドルサイズセダン「クラリティ」。まず2016年3月に水素を燃料とする燃料電池車の「クラリティフューエルセル」がデビューしました。このクルマは同じ燃料電池車の「トヨタミライ」とは異なり、販売方法はリースのみとなるなど試作的な要素が強いモデルでした。しかし小型化されたパワーユニットをエンジンルームに搭載し乗車定員を5名とするなど、クルマ自体は利便性と汎用性に優れているのが特徴です。

もともと「素材」は良かった

今回2018年7月に追加された「クラリティPHEV」は上質さと余裕を兼ね備えたセダンらしいキャビンスペースを持つクラリティに、実用的なプラグイン・ハイブリッドシステムを搭載した、より身近な「未来のクルマ」です。ホンダは2030年をめどに四輪車のグローバル販売台数の3分の2を電動化することを目指し、電動車両の開発を進めています。このクラリティPHEVもその道筋に沿って投入されたモデルといえるでしょう。

クラリティPHEVは床下に薄型IPU、荷室下に燃料タンクを配置することで、上級セダンにふさわしい5人がゆったりとくつろげるキャビン、9.5インチ型のゴルフバッグが4個も積載可能な512Lのトランクルームを実現しています。

またプラグイン・ハイブリッドシステムのバッテリーを床下に搭載することで、リアシートもトランクスルー機構の付いた分割可倒式を装備することができました。

プラグイン・ハイブリッド車はアウトランダーPHEVにしてもプリウスPHVにしてもベース車両に比べて乗車定員が少ないなど室内スペースに制約がありました。クラリティPHEVはその点で優位を確保しています。

EV走行はなんと114.6km、先行したライバルたちの2倍走れる!

搭載されているパワートレインは最高出力77kW(105ps)、最大トルク134Nmを発生する1.5L直列4気筒自然吸気エンジンと最高出力135kW(184ps)、最大トルク315Nmを発生する2つのモーターを組み合わせた次世代の「SPORTS HYBRID i-MMD plug-inシステム」。以前、販売されていたアコードPHEVに搭載されていたシステムをベースに改良を加えて、大幅な小型軽量化と高トルク・高出力化を果たしました。なかでもモーターは従来型に比べて、25%の小型化と23%の軽量化を実現しています。 また、1.5Lガソリンエンジンは燃焼の改善や冷却損失の低減など自然吸気エンジンの限界への挑戦ともいうべき取り組みの結果、最大熱効率40.5%というディーゼルエンジン並みの優れた熱効率性能を誇ります。

エンジンやモーターの性能アップ。そしてバッテリーの冷却系の強化も加わったことによって、クラリティPHEVの燃費性能はJC08モード燃費で、ハイブリッド燃料消費率が28.0km/Lという優れた数値を実現しています。そして1回の満充電によるEV走行可能距離は114.6kmと、これまで発売されている国産プラグイン・ハイブリッド車の約2倍という長い距離のEV走行を可能としています。

通常はEV走行、状況に応じて自動でモード切り替え

クラリティPHEVには「EVドライブ」「ハイブリッドドライブ」「エンジンドライブ」の3つの走行モードが設定されていますが、EV走行を中心にバッテリーの充電状態や走行の状況に応じて、常に最適なモードを自動的に選択し、シームレスに切り替えてくれます。 また、アクセルペダルを一定量踏み込んだ位置に、まるでスイッチを押すようなクリック感(反発力)を生じるポイントが設定されているのもユニークです。ECONモードでの走行時はペダルの踏み込みポイントの手前までにすると、エンジンの始動を抑えて、より長くEV走行を持続することができます。

充電時間も電気自動車より短い

プラグイン・ハイブリッドの充電システムは普通充電に加えて、

急速充電外部給電ポートを標準装備、国際標準規格「CHAdeMO」にも対応しています。200Vの普通充電を使用すると約6時間で満充電。急速充電では約30分で約80%の充電が可能です。全国の充電スタンド約2万800基(2018年5月現在)もあり、「ホンダチャージングサービス」に加入すれば利用可能です。料金は入会金(カード発行手数料)が0円、月会費も0円(加入後2年間、3年目以降は月500円)、急速充電器は1分あたり16円、普通充電は1分あたり1.5円の利用料金が掛かります。

通信機能や安全装備の充実ぶりは、さすが「未来のクルマ」

クラリティPHEVは「未来のクルマ」らしく人とクルマが通信でつながる先進機能も搭載しています。スマートフォンの専用アプリ「Honda Remote APP」を使用すれば、航続可能距離やハイブリッドシステムのバッテリー残量、車内温度など車両情報をスマートフォンで取得できます。また、タイマー充電設定や充電用リッドのオープン、エアコンのオン/オフ操作を出発時間に合わせるタイマー設定が可能です。Bluetooth通信も採用しているので、施錠・ドアなどの閉め忘れ通知や、広い駐車場でクルマを見つける「カーファインダー」などの機能を応答性の良い通信状況で使用できます。

安全装備は先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準装備。衝突軽減ブレーキ(CMBS)をはじめ、誤発進抑制機能、車線維持支援システム(LKAS)。そして高速道路での追従走行が可能な渋滞追従機能付きアダプティブクルーズコントロールなど8つの機能でドライバーをサポートしてくれます。

ホンダクラリティPHEV価格表(2018年10月現在)

グレード駆動方式WTLCモード燃費(km/L)車両本体価格
クラリティ PHEVFF24.2588万600円

プラグイン・ハイブリッド車の中心になれる実力派

車両本体価格は588万600円とかなり高額ですが、100kmを超えるEV走行領域を実現したクラリティPHEV。ちょっと敷居の高い燃料電池車とは異なり、少なくともプラグイン・ハイブリッドの中では主力車種にもなりえる実力派モデルと言えるでしょう。

萩原 文博

この記事の執筆者

萩原文博(はぎはらふみひろ)

中古車雑誌編集部を経てフリーランスとして独立。現在は日本で最も多くの広報車両を借り出している男として業界で有名だ。もともと走り屋だけに走行性能の評価は得意。それだけでなく長年の中古車相場の研究で培った、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

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