プリウスの安全性能を徹底解説!(2020年6月~)

プリウスの安全性能を徹底解説!

出典:トヨタ「プリウス」ギャラリー

車に関する技術の進化はめざましいものがあり、車の安全性能の中心はかつてのシートベルトやエアバッグなどの衝突安全性から衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置などの予防安全性へと移り変わっています。そのため、現在では車にどのような先進安全技術が搭載されているのかが車選びのポイントのひとつとなるのです。

ここでは、トヨタ「プリウス」の安全性能について紹介します。

【この記事のポイント】
✔トヨタの衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備
✔グレードによって安全装備の内容に差がある
✔ペダル踏み間違い急発進抑制装置は「Toyota Safety Sense」に含まれない

停止中プリウス

プリウスの安全性能の特徴

プリウスは世界初の量産ハイブリッド車として誕生したこともあり、先進性にも力を入れているモデルといえます。現行のプリウスは2015年10月に登場した4代目ですが、2018年12月のマイナーチェンジではそれまで上級グレードのみの標準装備であったトヨタの衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備し、安全性を高めています。

プリウスに搭載される「Toyota Safety Sense」は単眼カメラとミリ波レーダーの2種類のセンサーを使用して車両の周囲の状況を認識し、状況に応じてブレーキやステアリングの制御を行うシステムです。

さらに全車に運転席・助手席のエアバッグに加えフロントシートのサイドエアバッグ、カーテンシールドエアバッグも標準装備されており、衝突安全性にも配慮されています。

プリウスの「Toyota Safety Sense」の内容

ここからは、プリウスに搭載される「Toyota Safety Sense」に含まれる4つの機能について詳しく見ていきましょう。

プリクラッシュセーフティ

プリクラッシュセーフティ出典:トヨタ「プリウス」特長

ドライバーに危険を警告

前方の車両や歩行者を単眼カメラとミリ波レーダーで検知し、衝突の危険性があればまず警報やディスプレイ表示でドライバーに危険を知らせます。

制動力を高めて衝突回避を支援

ドライバーが警告に反応しブレーキ操作を行った場合にはシステムがブレーキ踏力をアシストし、制動力を高めて衝突の回避や被害軽減を図ります。

ブレーキ操作がない場合は自動ブレーキを作動

ドライバーが何らかの理由でブレーキを踏めなかった場合にはシステムが自動ブレーキを作動させ、衝突回避や被害軽減をサポートします。

検知対象は昼間の歩行者と前方車両で、対車両の場合自車速度が約10km/h~、対歩行者の場合は約10~80km/hで作動します。

レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御機能付き)

レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御機能付き)出典:トヨタ「プリウス」ウェブカタログ

車線を逸脱する危険を警告

システムが車線を検知し、車両が車線から逸脱する危険があると判断した場合には警告を発してドライバーに注意喚起します。

ステアリング操作を支援

さらに警告に加えて自動で電動パワーステアリングの制御を行い、車線内走行を維持するようにドライバーのステアリング操作をサポートする機能です。

道幅約3m以上の道路を約50km/h以上で走行中に作動します。

レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)

レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)出典:トヨタ「プリウス」ウェブカタログ

ドライバーの運転負荷を軽減

システムが先行車を認識し、適切な車間距離を維持しながら追従走行を支援することでドライバーの運転負荷を軽減してくれる機能です。

渋滞時にも対応

プリウスに搭載されるレーダークルーズコントロールは全車速追従式なので、渋滞などで先行車が停止した際には自車も停止し、先行車が発進した場合にはドライバーの操作で再発進し、追従走行を再開します。

オートマチックハイビーム

オートマチックハイビーム出典:トヨタ「プリウス」ウェブカタログ

自動でハイビームとロービームを切り替え

状況に応じてシステムが自動でハイビームとロービームを切り替え、ドライバーの手動切り替えの手間をなくしたり、切り替え忘れを防いだりする機能です。車速約30km/h以上で作動します。

そのほかの先進安全技術

プリウスには全車に標準装備される「Toyota Safety Sense」のほかにも先進安全技術が採用されており、グレードによって安全装備の充実度は異なります。

ここではプリウスに採用されている「Toyota Safety Sense」以外の先進安全技術にはどんなものがあるのか、見ていきましょう。

インテリジェントクリアランスソナー〔パーキングサポートブレーキ(静止物)〕(「Aプレミアム“ツーリングセレクション”」「Aプレミアム」「A“ツーリングセレクション”」「A」に標準装備、その他グレードにメーカーオプション)

インテリジェントクリアランスソナー出典:トヨタ「プリウス」特長

障害物との距離を知らせる「クリアランスソナー」

「クリアランスソナー」はフロントとリアに設置された超音波センサーで周囲の状況を確認し、障害物との距離に応じてブザー音を変化させることでドライバーに障害物との距離を知らせる機能です。

低速取り回し時の衝突回避や被害軽減をサポート

トヨタではクリアランスソナーにハイブリッドシステム出力の抑制やブレーキ制御を組み合わせ、ペダルの踏み間違い時など低速時の取り回しにおける衝突回避や被害軽減をサポートする「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」に該当する機能としています。

ブラインドスポットモニター(「Aプレミアム“ツーリングセレクション”」「Aプレミアム」「A“ツーリングセレクション”」「A」に標準装備)

ブラインドスポットモニター出典:トヨタ「プリウス」ウェブカタログ

死角に入った車両を検知

隣車線を走る車両をレーダーで認識し、ドライバーの死角エリアに車両が入るとその車線側のドアミラーのLEDインジケーターを点灯させて接近車両の存在を知らせます。

安全な車線変更をサポート

その状態で接近車両のいる方向のウィンカーを作動させると、LEDインジケーターを点滅させてドライバーに注意喚起を行い、安全な車線変更をサポートする機能です。

シンプルインテリジェントパーキングアシスト(巻き込み警報機能付き)(「Aプレミアム“ツーリングセレクション”」「Aプレミアム」「A“ツーリングセレクション”」「A」に標準装備)

システムが駐車位置を判断し、ステアリング操作を支援

超音波センサーが周囲の障害物を検知し、駐車スペースを判断します。さらに駐車スペースの前で停車し、スイッチを押すとシステムが後退開始位置への誘導を行い、ステアリングの操作を自動でアシストするのでドライバーはペダル操作のみでスムーズな駐車が行える機能です。

障害物を巻き込む危険を警告

さらに、車両側方の障害物の巻き込みをドライバーに知らせる機能も付属しているので、車庫入れや縦列駐車が苦手な方でも安心して駐車できる点も評価できるポイントです。

このほかにも駐車場から後退して出庫する際などに接近車両の存在を検知して危険を知らせる「リヤクロストラフィックアラート」や、周囲の安全確認をサポートする「パノラミックビューモニター」などの運転支援技術もオプションで追加が可能です。

停止中プリウス

トヨタにはペダル踏み間違い急発進抑制装置のパッケージ化を期待したい

経済産業省や国土交通省が普及を推進している先進安全技術搭載車「サポカー」には4つの分類があり、最も上位の分類である「サポカーSワイド」には車両と歩行者を検知する衝突被害軽減ブレーキとペダル踏み間違い急発進抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトの搭載が必要です。プリウスでは「A」以上のグレードがサポカーSワイドに該当します。

トヨタでは、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」内にペダル踏み間違い急発進抑制装置にあたる「インテリジェントクリアランスソナー〔パーキングサポートブレーキ(静止物)〕」を含めていないので、プリウスのように「Toyota Safety Sense」が全車標準装備であっても「インテリジェントクリアランスソナー〔パーキングサポートブレーキ(静止物)〕」を搭載しないグレードはサポカーSワイドに該当せず、サポカーの4つの分類の中で最も下位の「サポカー」であるのが残念なポイントであるといえるでしょう。ペダル踏み間違い急発進抑制装置はオプション設定ではなく、全車に標準装備してほしい技術です。

サポカーSワイドの認定は時代に合った安全性能を持つ車であるというひとつの規準といえます。近い将来、プリウスも全車がサポカーSワイドに認定されることを期待したいところです。

※記事の内容は2020年6月時点の情報で執筆しています。

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