【特集】ホンダS660のおすすめグレードは?燃費も良くなったMRスポーツカーのグレードを徹底比較!

愛車選びの際に悩ましいのは、車種が決まったあとのグレード選びでしょう。 S660には、2015年の新発売時には「α」と「β」の2つの基本グレードが設定されているだけでしたが、2018年の夏に行われたマイナーチェンジの際に「Modulo X」というスペシャルバージョンが新設されて3グレードのラインナップとなりました。 ここでは、グレード選びに役立つ、各グレードの違いをご紹介します。

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基本のβ、上位のα、最上位のModulo X

ホンダのスポーツタイプの車は「CR-Z」など、過去にもαとβの2つのグレードをラインアップしているモデルがありました。その時からホンダではβが基本モデルで、αが上位モデルに相当する上下関係を与えていました。これはS660の場合も同様で、βグレードは基本モデル、αグレードが上位モデルでModulo Xがさらに上の最上位モデルになります。

αもβも車体性能はほぼ同一

まずは、基本モデルのβグレードと上位のαグレードを比べてみましょう。結論から言ってしまうと、S660の場合は、αもβも車体性能はほぼ同一で、エンジン性能、足回り性能にも格差がありません。違いを挙げるとすれば、高速道路でアクセルを踏まずとも速度維持してくれる「クルーズコントロール」がαにはあってβにはないところくらいでしょうか。

スポーツカーの場合はブレーキシステムやホイールなどで基本グレードと上位グレードとで差を与えているものが多いのですが、S660はそれがありません。ですので、S660の本質的な性能を楽しめればいいという人はβでも十分に満足出来ると思います。

αとβの違いは内装面のコスト

αとβの差、それは主に内装側です。

これも結論から言ってしまうと、βのほうはコストが安めの材質を使っていて、ステアリング、シフトノブ、エアコンの送風吹き出し口、各種スイッチがいかにもプラスチックを感じさせるものになっています。

さらに、シートの表面材質も布製で、見た目は「スポーツカーのシート」というよりは「日常車っぽい雰囲気」になっています。

上位グレードのαは内装豪華仕様モデル

前述したように、αはβよりも内装を中心とした装備が豪華になっているだけで、走行性能に違いはありません。

αでは運転時に触れることになるステアリングやシフトノブが本革になっていて、クラッチ、ブレーキ、アクセルといったペダル類もステンレス製で、見た目はもちろん、手触り、足触りも良好です。

βは基本、黒一色という内装なのですが、αでは所々にシルバーメッキのアクセントがあり、高級感を感じます。

この違いに対する価格差は20万5,200円(税込)です。この豪華さが、この価格差に見合うと判断できればαを選択する意味はあるかと思います。

内装とともにαを選ぶ理由、「ボディカラー」

αには内装のほかに、とても重要な「選ぶべきポイント」があります。それはボディカラーです。

βではボディカラーには白、黒、シルバーの3種類の無彩色しか選べないのですが、αではその制限がなく、βの無彩色の3色に加えて、青、赤、緑、黄の有彩色4色を選べます。

内装がどうこうよりも、車をボディカラー優先で選ぶ場合には必然的にα一択になる可能性があります。

新設された最上位モデルModulo X

2018年夏に新たに誕生したModulo Xは、ラインアップ上はS660の最上位モデルに位置付けられます。

ちなみにモデル名の「Modulo」は、ホンダの純正オプションやアクセサリーの同名ブランドからきています。というのも、実はこのS660のModulo Xは、実質的には上位グレードのαをベースにして、Moduloブランドで設定されている純正オプション製品群を搭載したモデルになります。

しかし、αグレードを買って、あとからModulo印のアフターパーツを組み込んでもModulo Xと同じ仕様にはなりません。なぜならS660のModulo Xモデルに組み付けられている幾つかのパーツは、アフターパーツとして販売されていないものだからです。

まず、特徴的な外観で人目を惹きそうなフロントバンパーはModulo X専用品です。Moduloブランドのアフターパーツにもエアロフロントバンパーは設定されているのですが形状がModulo Xとはかなり違っています。

一方で、時速70kmになると電動でせり上がるウィング(スポイラー)と、派手なリアエアロバンパー、穴の開いたドリルドブレーキローター、スポーツブレーキパッドはModuloブランドのアフターパーツと同一品です。また、五段階減衰力調整式サスペンションはModulo X専用品になっています…と、細かく見ていくと他にも専用品や同一品はいろいろとあるのですが、筆者的にはModulo Xの最大の魅力は、赤いアクセントの効いた専用内装だと思います。

Modulo Xの内装はステアリング、シート、ダッシュボード、フロアマットにいたるまでが赤を基調にデザインされており、αよりもさらに高級感が増しています。

なお、αとModulo Xとの価格差は66万4,200円(税込)です。装備内容の差を吟味すると、かなりお買い得だと思います。

どのグレードを選ぶべきか

2018年の夏にα、β、Modulo Xの3グレード体制となったS660ですが、どのグレードを選ぶべきでしょうか。

初期コストをおさえるなら基本モデルのβ

前述したようにS660は、3グレードとも、基本性能に違いはないので、初期コストをできるだけ軽減したいというのならば、基本モデルのβをおすすめします。

βの特徴を一言で表すならば「シンプルな内装にした分、αよりも20万円安い」。たしかにβの内装周りに色気はないのですが、これに不満を覚えるようなら純正オプション品や社外品などでいろいろとデコレートすることはできます。シンプルなモデルを自分色にカスタマイズしていくというのもある意味、βの魅力かもしれません。

内装に拘りたいのならα

αは、一言で表すならば「最初から内装が豪華なβ」といった感じです。

しかし、βをカスタマイズしていけばαに迫る質感を内装に与えることが出来るかも知れませんが、本革製のステアリングとシフトノブ、ステンレス製のペダルといった部分は、なかなかあとでカスタマイズするのは難しいです。βよりも20万円高いαですが、たしかにその価格相応の内装格差はあるかと思います。

予算があるならModulo X

そして最上級Modulo Xは、一言でいえば「ホンダが作り上げたS660のコンプリートカー」といった感じでしょうか。

Modulo Xは、αよりもさらに豪華な内装、エアロエクステリアの装着、専用サスペンションと高品位ブレーキパーツの組み込みまでがなされていますから、納車されたときから「カスタマイズ済み」といえる車になっています。なにしろModulo Xはマイナーチェンジ前にはなかったモデルということもあり、既存のS660オーナーに対しても優越感が得られるモデルといえるでしょう。

のちに中古車として売却する場合にも、αよりもさらに高値が付く可能性も高く、リセールバリューは相当に良さそうです。予算があるのならばModulo Xはおすすめかと思います。

ごでぃ

この記事の執筆者

後藤直樹(ごでぃ)

神奈川県在住、男児2人の親父のカルモ編集部員。休日に息子たちとアクティブに遊ぶことが生きがい。愛車はデリカD:5。趣味はサーフィン、ボルダリング、ゴルフ。

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