「車は現金で買うな」は本当?お得に車を買う方法を紹介

「車は現金で買うな」は本当?お得に車を買う方法を紹介

車を購入する際、一括で払えるお金があったとしても「車は現金で買うな」という人がいます。一方で、払えるのであれば「現金一括払いに限る」という人もいます。本当のところ、どちらの言い分が正しいのでしょうか?
ここでは、車をお得に買うために知っておきたい各決算方法の特徴と、現金でもローンでもない第3の方法について紹介します。

「現金払いだから安くして」の値引きは可能なのか?

「現金払いだから安くして」の値引きは可能なのか?

飲食店や小売店では、現金払いの場合「少し値引きしてくれる」「ポイント還元率が高くなる」といったサービスが受けられることが多くあります。テレビや冷蔵庫、洗濯機などを売る家電量販店で、そういった値引きをしたことがある方もいるのではないでしょうか?
しかし、残念ながら、車の購入に関しては「現金払いだから少し安くしてくれる」ことは、まずありません。

なぜ車の場合はまけてくれないのか

なぜ車の場合、一括を理由とした値引きをしてもらえないのでしょうか。その理由は、現金一括よりカーローンを使った支払いのほうが、ディーラー側のメリットが大きいからです。
購入者がディーラーローン(ディーラーが信販会社を介して提供するカーローン)を利用すれば、ディーラーには車本体の価格に加えて信販会社からのバックマージンが入るため、その分ディーラーの儲けは増えます。また、ローン購入であれば、契約をしたものの購入代金が振り込まれないといったリスクの回避にもつながります。

このような事情から、ディーラーは現金一括よりローンでの支払いを歓迎するのが一般的です。「現金払いだから安くしてほしい」ではなく、「ディーラーローンを組むので本体価格を少し下げてほしい」「ローンの金利を下げてほしい」などと交渉したほうが、車両価格や金利は下がる可能性があるわけです。

N-BOX

マイカーローンの種類

マイカーローンの種類

「マイカーローン」には、大きく分けると次の2つのタイプがあります。

一般的なローン

「頭金+借入金」で車両代金の全額をまかなうタイプです。メガバンクや地方銀行、ネットバンキングによる銀行ローン、労金・信金が提供するローン、ディーラーが信販会社を通じて提供するディーラーローン、販売会社が独自に運営する自社ローン、消費者金融の一般的なローンを車の購入費にあてる消費者金融ローンなどがあります。
審査の通りやすさや金利は、どのローンを選ぶかによって異なります。

残額クレジットローン

○年後に車を買い替えることを前提に、あらかじめ購入時の価格から○年後の車の残存価格分を差し引き、差額分だけを○年間の分割払いで支払っていくローンのことです。
例えば、5年後に車を買い換える予定で価格200万円の車を購入する場合、5年後の車の価値(残存価格)が50万円と見積もれるなら、200万ー50万=150万円を5年間の分割で支払います。5年後には、車を売却(引き渡し)するか残存価額の50万円を支払って乗り続けるかが選べます。
残額クレジットローンは、ディーラーローンの一種です。金利が2~3%台と安いこと、残存価格の分だけローンの借入額が少なくなり負担が軽減されるのが特徴で、近年はこれを選ぶ人が増えています。

そもそもリースという考え方もある

リースという考え方

ここまでは車を購入することを前提に、購入代金の支払い方法を紹介してきました。
ただ最近では、必ずしも購入にこだわらず、月々一定額を支払って好きな車を長く借りる「カーリース」を選ぶ人も多くなっています。

カーリースとは、「利用者が選んだ新車をカーリース会社が購入した後、契約期間を設定して利用者に貸し出し、利用者はその車を利用する代わりに、毎月カーリース会社に使用料を払う」というものです。
利用者は、毎月一定の利用料金を払うだけで好きな車を借りることができ、頭金や、ボーナス時の増額もありません。利用料金もリーズナブルで、軽自動車やコンパクトカーであれば、月10,000円台から新車に乗ることができます。

次はカーリースにしようか_R

リース期間満了時には、利用者は車を返すか、買い取るかを選ぶことができます。なお、カーリースのカルモなら、契約期間・車種の条件を満たし、月額追加オプション料金を支払うことで、契約満了時に追加料金なしで車がもらえるプランもあります。

現金購入のメリット・デメリット

メリットデメリット

先に、車の場合は「現金払いにするから安くしては通らない」と紹介しましたが、かといって現金購入にメリットがないわけではありません。車を現金一括払いで購入するメリット・デメリットは次のようにまとめられます。

現金購入のメリット

・金利が掛からない分、ローンを組むより総支払額は安い
現金払いはローン払いと違って金利が発生しません。車両価格が同じなら、ローンを組むより購入費用を抑えることができます。

・ローンの支払いの心配をしなくていい
一括で払ってしまえば、月々の支払いを心配する必要がありません。特に、すでに家のローンを払っている人や月によって収入が変動する人にとっては、余計なプレッシャーや不安を感じずにすみます。

・車の所有者が自分になる
ローンの種類によっては、車は担保として扱われ、ローンを完済するまでは「車の所有者=信販会社や販売店、車の利用者=購入者」とされる場合がほとんどです。この場合、ローン完済前の車の譲渡や売却は制限されます。現金一括払いなら、即座に購入者=所有者になるので、売却も改造も自由にできます。

現金購入のデメリット

・手元の資金が大幅に減る
現金一括払いを行うと、手元の資金が数十万~数百万単位で減ることになります。預金を使いきってしまうと、病気やケガなどで急にお金が必要になったときに困りますし、教育費などに回せるお金も減ってしまいます。

・手持ちの資金により買える車が限定される
一括払いをしたい場合、買える車は手元の資金の範囲内に限定されます。資金不足で手を出せない場合、中古車市場で好みの車が売りに出たタイミングを逃してしまうことも考えられます。

収支のバランスを考えた上で判断を

現金一括払いにはメリット・デメリットがあり、現金一括にするのかローン払いにするのか、どちらを選ぶのがよいかは、車が必要な時期や現在の家計の収支バランス、資産額などによって違ってきます。一括で支払って生活に影響はないのか、ローンの返済に無理がないかを考えた上で、一番良い選択をしてください。

※記事の内容は2019年9月時点の情報で執筆しています。

カーリースお役立ち記事

人気記事ランキング

注目のキーワード

この記事をシェアする

タグから記事を探す