レクサスを代表するSUV、RXはアヴァンギャルドな外観とインテリアデザインで人気の高いモデルです。そのレクサスRXのすべてのカラーバリエーションと、メーカー広報部に取材した最新人気カラーランキング、イメージ別のカルモマガジン編集部おすすめカラーもご紹介します。
ボディカラー選びはなぜ重要?
新車を購入する際にボディカラーは基本色であれば価格は同じですが、パールやツートーンカラーなど追加料金が必要な有償色の設定がある車種もあります。一方で手放すときはボディカラーによって下取りや買取りの査定額が変わることはご存じでしょうか? 白(パール)、黒を基準にシルバーが少し安く、黄色や赤などの個性的な色はさらに安くなる傾向があります。それは中古車市場での人気が影響するからです。 他人とかぶることを覚悟で人気色を選ぶか、下取りの不利を承知で個性的なカラーを選ぶのか。クルマを購入する際はボディカラーをしっかりと考えて選ぶことが大事です。
今回はトヨタのプレミアムブランド、レクサスのコアモデルとなっているミドルサイズSUV、レクサスRXの全ボディカラーと人気のボディカラー、そしてカルモマガジン編集部がおすすめするカラーなどを紹介します。
レクサスRXの人気カラーベスト3を発表!
レクサス広報担当に独自取材を行い、判明したレクサスRXの最新人気ボディカラーベスト3を発表しましょう。このランキングはレクサスRXのカタログモデルに加えて、現在販売されている特別仕様車を含んだ順位です。
現行型レクサスRXは2015年10月より販売開始。新色となる「ソニックチタニウム」や「ソニッククォーツ」を含む全10色でスタートしました。2016年8月の一部改良時にFスポーツ専用色として「ヒートブルーコントラストレイヤリング」を追加し全11色となりました。2019年8月のマイナーチェンジの際では、全11色は変わらないものの「アイスエクリュマイカメタリック」と「テレーンカーキマイカメタリック」を追加する一方で、「プラチナシルバーメタリック」と「スリーエクリュメタリック」を廃止しています。
第1位はやはりパールホワイト!「ホワイトノーヴァガラスフレーク」
グレードによって設定されているボディカラーが異なりますが、レクサスRXの人気第1位カラーとなったのは「ホワイトノーヴァガラスフレーク」です。このボディカラーはFスポーツ専用色ですが、堂々の第1位となりました。RXを購入する人の多くがFスポーツを選んでいるということもわかります。
第2位もパールホワイト系の「ソニッククォーツ」
第2位に輝いたのは「ソニッククォーツ」です。こちらはFスポーツ以外のグレードに設定されるパールホワイト系のボディカラーで、RXの人気色の1位&2位はパール系のボディカラーが占めました。
第3位は定番の黒がランクイン「グラファイトブラックガラスフレーク」
第3位は全グレードに設定されている「グラファイトブラックガラスフレーク」となりました。RXの人気ボディカラーは、パール、ブラックといった定番色が上位を占める結果となりました。
レクサスRXのカラーバリエーションを全紹介!
ホワイトノーヴァガラスフレーク
レクサスRXの人気ボディカラー1位に輝いた、Fスポーツ専用色の「ホワイトノーヴァガラスフレーク」。人気のパール色ですが、ガラスフレークを素材に使用することで、透きとおるような白さが特徴です。
ソニッククォーツ
レクサスRXの人気ボディカラー第2位となったパール色の「ソニッククォーツ」。こちらは、Fスポーツ以外に採用されています。真珠のような輝きを放つ色です。
グラファイトブラックガラスフレーク
「グラファイトブラックガラスフレーク」は人気第3位のボディカラー。ダイヤモンドの結晶をイメージした漆黒と金属の質感を両立させたブラックです。
ブラック
こちらの「ブラック」はしっとりとした艶が特徴の黒となっています。グラファイトブラックガラスフレークよりも漆黒が強くなっています。
ソニックチタニウム
やや金色がかった濃いシルバー系のカラーが、この「ソニックチタニウム」です。金属感が強調され、RXのボディのシャープさが増して見えます。
レッドマイカクリスタルシャイン
深みのある上品な赤が「レッドマイカクリスタルシャイン」です。光が当たる部分は、輝きを放つマイカやクリスタルシャインといった顔料が使用されています。
アンバークリスタルシャイン
Fスポーツを除くグレードに設定されている「アンバークリスタルシャイン」。宝石の琥珀をイメージした濃厚な陰影変化と美しい発色性を併せ持ち、見る角度で表情が変わる魅惑的なブラウンです。
アイスエクリュマイカメタリック
2019年のマイナーチェンジで追加されたのが、Fスポーツを除くグレードに設定されている「アイスエクリュマイカメタリック」。淡い金色のシルバーというカラーです。非常に上品な色となっています。
ディープブルーマイカ
深い海を想像させる紺色が「ディープブルーマイカ」です。この色は全グレードで選択可能となっています。落ち着いた雰囲気を演出するだけでなく、視覚的にボディのかたまり感を強調します。
テレーンカーキマイカメタリック
2019年のマイナーチェンジで追加された「テレーンカーキマイカメタリック」は、アヴァンギャルドなイメージが強いレクサスRXのアウトドアテイストを強めるボディカラーといえるでしょう。Fスポーツでは選択できません。
ヒートブルーコントラストレイヤリング
Fスポーツ専用色として開発されたのが「ヒートブルーコントラストレイヤリング」。唯一のオプション設定となっており、+16万5,000円の有償色となっています。
カルモマガジン編集部おすすめのカラーは?
全11色用意されているレクサスRXのボディカラーの中から、編集部が「売るときに有利なカラー」「気取らないカラー」「クールなカラー」「個性的なカラー」という4つの視点でおすすめのボディカラーを選んでみました。
売るときに有利なカラー
一般的な人気色である白(パール)、黒、シルバーは外せません。レクサスRXでも人気のボディカラーナンバーワンとなった「ホワイトノーヴァガラスフレーク」をはじめ、2位の「ソニッククォーツ」、3位の「グラファイトブラックガラスフレーク」、そして「ブラック」は手堅い色といえるでしょう。
気取らないカラー
こちらも定番カラーといえる「ソニックチタニウム」や「アイスエクリュマイカメタリック」といったシルバー系のカラーを挙げておきます。上品に見えるだけでなく、汚れなども目立ちにくいのが特徴です。
クールなカラー
Fスポーツ専用色の「ヒートブルーコントラストレイヤリング」、そして「アンバークリスタルシャイン」を挙げます。特に落ち着きのあるブルーの「ヒートブルーコントラストレイヤリング」はFスポーツの高い走行性能をクールに表現しています。
個性的なカラー
「レッドマイカクリスタルシャイン」、そして「テレーンカーキマイカメタリック」です。人気車のRXでもなかなかこの2色は見かけることがないため、この色を選べば、目立つこと間違いなしです。
アヴァンギャルドなレクサスRXだからこそ、個性的なカラーを!
レクサスのコアモデルとなっているRX。グレードによって選択できるボディカラーが異なりますが、Fスポーツならばオプション色の「ヒートブルーコントラストレイヤリング」、その他ならば、新色の「テレーンカーキマイカメタリック」などで個性を主張したいところです。
普通は売却時の査定額が気になって、そのような個性的なカラーは正直手を出しづらいかもしれません。しかし定額カルモくんのようなリースならば、ボディカラーによる売却額の差は関係なく自分の好きなボディカラーを選べるメリットがあります。
※記事の内容は2020年2月時点の情報で制作しています。