グレード選びのポイントはまずその車種のグレード体系を把握することから始まります。どのようなグレード体系になっているのかを整理してそれぞれのグレードの装備を把握していけば、自分に必要なグレードが見えてきます。
ここではマツダ「CX-5」のグレードについてご説明します。
CX-5のグレードの特徴
CX-5には多彩なグレードがありますが、大きく分けると「20S」「25S」「25T」「XD」の4つに分けられます。
これはパワートレインの違いによるもので「20S」は2.0Lガソリンエンジン、「25S」は2.5Lガソリンエンジン、「25T」は2.5Lターボエンジン、「XD」はディーゼルエンジンとなっています。基本仕様はこの4種類共通ですが、これにプラスして「PROACTIVE」と「L Package」、「Exclusive Mode」の3種類の仕様がそれぞれに追加されるというスタイルになっているのが特徴です。
ここからはグレード別の仕様を整理して見ていきましょう。
基本グレードにあたる「20S」/「25S」/「25T」/「XD」
「XD」出典:マツダ「CX-5」グレード・価格
この4つはすべての基本になるグレードで、4種類とも共通の仕様になっています。
CX-5ではコネクテッド機能「マツダコネクト」を搭載し、GPSに加えて日本とロシアの衛星からの情報も利用した高精度のナビゲーションが可能になっています。
また、車両のメンテナンス情報や燃費情報などを表示したりApple CarPlayやAndroid Autoに対応してスマートフォンの操作をコネクトシステムで操作したりも可能です。センターディスプレイはタッチ操作や音声操作にも対応しているので運転中でも視線を動かさずにスマートフォンが操作できます。
リアシートは4:2:4分割可倒式シートバックにリモコンレバー、リクライニング機能も装備。ステアリングホイールとシフトノブは本革巻き、6スピーカーは標準装備と基本グレードであってもなかなか充実した装備といえるでしょう。
フルオートエアコンは運転席と助手席の独立コントロール機能にプラスして花粉フィルターもついています。
ホイールはグレーメタリック塗装の17インチのアルミホイールです。
また、CX-5では全車にマツダの先進安全機能「i-ACTIVSENSE」とLEDヘッドランプが標準装備されているのも特筆すべきポイントでしょう。
より安全装備が充実する「20S PROACTIVE」/「25S PROACTIVE」/「XD PROACTIVE」
「XD PROACTIVE」出典:マツダ「CX-5」グレード・価格
この「PROACTIVE」では細かくLED照明を制御して部分消灯・点灯するアダプティブ・LED・ヘッドライトと車線逸脱をステアリング操作で回避する機能、車線の中央を走るようアシストするライントレース機能を持ったレーンキープ・アシスト・システム、そして交通標識を認識してドライバーに注意喚起する交通標識認識システムが追加されます。
加えてフロントガラス照射タイプのアクティブ・ドライビング・ディスプレイ(ヘッドアップディスプレイ)も装備され、かなり安全装備が充実します。
エクステリアにはパワーリフトゲートが追加、ホイールは19インチのガンメタリック塗装のものに。インテリアでは運転席シートに10ウェイパワーシートとシートメモリー機能に加えて運転席と助手席のシートヒーターも装備されるなどフロントシート周りの快適装備も追加されています。
上質感を感じさせる「25S L Package」/「25T L Package」/「XD L Package」
「XD L Package」出典:マツダ「CX-5」グレード・価格
「L Package」では「PROACTIVE」の装備に追加して助手席も6ウェイパワーシートが装備され、シートヒーターも運転席と助手席に加えてリアシートにも装備されるなど快適機能がさらに充実した印象です。
またインパネなどにメタルウッド、加飾部にはサテンクロームメッキが使用されるなどインテリアの質感も上質なものになりました。
エクステリアはピラーガーニッシュが追加されていますが、ホイールは「PROACTIVE」と同じものが使用されています。
豪華装備が高級感を醸し出す特別仕様車「25T Exclusive Mode」「XD Exclusive Mode」
「XD Exclusive Mode」出典:マツダ「CX-5」グレード・価格
「Exclusive Mode」には「L Package」の装備に加えてCD/DVDプレーヤーや地上デジタルTVチューナー、上質な音楽を車内でも楽しめるBoseサウンドシステムなどのラグジュアリーな装備がそろいます。
インテリアにおいてもインパネやドアトリムデコレーションパネルに本杢を使用してほかのグレードとは一線を画す贅沢で高級感あふれる車内空間を実現するとともに、足元のLED照明などを追加して使い勝手の良さも向上させている点が魅力的です。
ホイールは専用の高輝度ダーク塗装の19インチアルミホイールになり、エクステリアにも高級感をプラスしています。
CX-5のおすすめグレードは基本グレード
CX-5は基本のグレードでも先進安全機能やLEDヘッドライト、さらにはコネクテッド機能まで搭載しており、かなり充実した装備内容となっています。必要最低限以上の装備がそろっている基本グレードの「20S」「25S」「25T」「XD」でも満足感が高く、コストパフォーマンスも高いので基本グレードがおすすめです。
その中でもディーゼルエンジンを搭載している「XD」はハイブリッド車顔負けの低燃費が自慢です。長く使用することを考えると基本グレードの中でも特におすすめなのが「XD」といえるでしょう。
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グレードの違いを把握してベストなCX-5を選ぼう
自分に合うグレードを見つけるためにはきちんとグレードの違いを把握することに加えて、自分が何を車に求めているかをはっきりとさせておくことも求められます。安全性能をできる限り充実させるのか、それとも高級感を追求するのかでも選ぶグレードは変わってきます。
自分が車に求める機能をしっかりと認識した上で、あなたの理想のCX-5を探してみてください。
よくある質問
Q1:CX-5のグレード構成は?
A:パワートレインの違いがあり、「20S」は2.0Lガソリンエンジン、「25S」は2.5Lガソリンエンジン、「25T」は2.5Lターボエンジン、「XD」はディーゼルエンジンとなっています。それぞれに「PROACTIVE」「L Package」「Exclusive Mode」の3つの仕様が追加されます。
Q2:CX-5のグレードの特徴は?
A:基本グレードにあたる「20S」「25S」「25T」「XD」は共通の仕様になっており、GPSや衛星を利用した高精度のナビゲーションや、車両のメンテナンス情報や燃費情報などが表示できるコネクテッド機能「マツダコネクト」が搭載されています。
Q3:CX-5のおすすめグレードは?
A:CX-5は基本のグレードでも先進安全機能やLEDヘッドライト、さらにはコネクテッド機能まで搭載しており、かなり充実した装備内容となっているため、基本グレードの「20S」「25S」「25T」「XD」がおすすめです。その中でもディーゼルエンジンを搭載している「XD」はハイブリッド車顔負けの低燃費が自慢です。
※記事の内容は2019年5月時点の情報で執筆しています。