トヨタ「ランドクルーザー」は、グレードによって走破性に差があることに加え、追加できるオプションの種類も異なります。そのため、グレードごとの装備内容を細かい部分までチェックして自身の欲しい機能を搭載しているグレードを選ばないと後悔することになりかねません。
ここでは、ランドクルーザーのグレードごとの特徴について見ていきましょう。
- ランドクルーザーのグレードは「GX」「AX」「VX」「ZX」「GR SPORT」の5種類
- ディーゼル車の設定があるのは「ZX」「GR SPORT」のみ
- グレードによってメカニズムにも差がある
ランドクルーザーのグレード構成
ランドクルーザーのグレードは「GX」「AX」「VX」「ZX」「GR SPORT」の5種類。なお、ランドクルーザーはガソリン車とディーゼル車がありますが、ガソリン車が全グレードに設定があるのに対し、ディーゼル車の設定があるのは「ZX」「GR SPORT」の2グレードのみです。
また、ランドクルーザーは3列目シートを備える7人乗りと、2列シートの5人乗りがありますが、ディ―ゼル車は5人乗りのみで、7人乗りの設定はありません。ガソリン車では「GX」が5人乗りで、そのほかのグレードはすべて7人乗りとなっています。
ランドクルーザーのグレードごとの特徴
ここからは、ランドクルーザーのグレードごとの装備内容を見ていきましょう。なお、内装や安全性能は別記事で詳しくご紹介します。
「GX」
「GX」は最も安いエントリーグレードですが、6つのモードから路面状況に応じて駆動力やサスペンション、ブレーキ油圧などを自動で統合制御して走破性を高める「マルチテレインセレクト」や、センターデフにトルセン®LSDを採用したフルタイム4WDなど、ランドクルーザーならではの走破性を確保しています。
上位グレードと比較すれば省かれている快適装備はありますが、それでもスマートキーに最大3名分の車両情報を記憶させ、乗車時にそれぞれの乗員ごとのドライビングポジションやエアコン、照明などの設定を呼び出す「マイセッティング」、スマートフォンと連携するディスプレイオーディオ、車内を快適な空気環境へ導く「ナノイーX」など、最新の装備も搭載されています。
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「AX」
「AX」は、メカニズムに関する部分は「GX」と変わりありません。なお、このグレードからトヨタ初採用(2021年8月時点)となる「指紋認証スタートスイッチ」が搭載されます。これはスマートキーを携帯し、ブレーキペダルを踏みながら指紋センサーにふれると、あらかじめ登録した指紋情報に適合した場合のみエンジンを始動させるシステムです。
指紋が認証されなければエンジンスタートができないので、高い盗難防止効果が期待できるでしょう。ランドクルーザーは日本のみならず世界的に人気の高いモデルのため中古車市場でも高値で取引きされる傾向があることから、盗難が多いことでもよく知られています。こういったセキュリティ対策があるのはうれしいポイントといえるのではないでしょうか。
なお、このグレードから「GX」では設定のないチルト&スライド電動ムーンルーフや、モニターで車両周辺の路面状況や車両下の状態、前輪・後輪の位置を確認できる「マルチテレインモニター」などのオプションの追加が可能です。
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「VX」
「VX」は、スーパークロームメタリック塗装の18インチアルミホイールを採用し、足回りが引き締まった印象に。
さらにフロントシートが快適温熱シート&シートベンチレーション機能付きになり、運転席に3パターンのステアリング・シート・ドアミラー位置を記憶させ、スイッチ操作で呼び出せる「マイコンプリセットドライビングポジションシステム」が搭載されるなど、快適装備が充実するグレードです。
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「ZX」
「ZX」では、サイズアップした20インチのスーパークロームメタリック塗装のアルミホイールが装備されることに加え、メッキモール付きの前後エアロバンパーをまとい、より迫力のあるエクステリアとなっています。チルト&スライド電動ムーンルーフも標準装備です。
また、路面の状態や操作に応じて4輪の減衰力をそれぞれ独立して制御するリニアソレノイドタイプのAVS(Adaptive Variable Suspension)、電子制御ブレーキシステム、リアタイヤのトラクション性能を確保するトルセン® LSDなどが標準装備され、走行性能を引き上げています。
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「GR SPORT」
最も高額な「GR SPORT」はスポーツグレードといえるモデルで、GR専用のラジエーターグリルや前後バンパー、リアマッドガード、ロッカーモールなどの専用のパーツをまとい、ほかのグレートとは異なるスタイリッシュでスポーティーなエクステリアとなっています。
また、専用装備として世界初(2021年8月時点、トヨタ調べ)となる、前後のスタビライザーを独立して電子制御することでオンロードでの走行安定性とオフロードでの走破性を両立させる「E-KDSS(Electronic-Kinetic Dynamic Suspension System)」、フロント・リアの電動デフロックを搭載するなど、ダカールラリーに参戦したドライバーの改善要望を直接反映しているのが特徴です。
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カーリースならランドクルーザーの上級グレードも夢じゃない
ランドクルーザーに新車で乗るには、車両本体価格のほか、法定費用や各種手数料などの初期費用が必要です。初期費用は本体価格の1~2割ほどになることが多く、カーローンには含められないケースでは現金で支払わなければなりません。
また、カーローンを利用する場合は、頭金としてまとまった金額を用意することも考えられます。
車は人生最大の買い物のひとつともいわれるほど高価な買い物だけに、カーローンの借入可能額や予算によっては、希望するグレードをあきらめなければならないこともあるでしょう。
しかしカーリースであれば、頭金も初期費用も用意する必要がないため、貯金を切り崩すこともなく、憧れのグレードのランドクルーザーを手にすることが可能になります。
カーリースで憧れのグレードが手にできるワケ
カーリースは、リース会社が所有権を持つ車を、定額料金を支払うことでマイカーのように利用できる車のサブスクリプションサービスです。
月々のリース料には法定費用や各種手数料が含まれているため、頭金も初期費用も別途支払うことなく、定額料金だけで車に乗り始めることができます。
リース料は、本体価格から契約満了時の想定残価を引き、契約期間で割って算出されます。そのため、本体価格が購入よりも安くなる上、契約期間が長いほど月々のリース料を安くできます。購入費用を借入れるカーローンとは違い、金利という概念もありません。
定額カルモくんなら税金、自賠責保険などコミコミでランドクルーザーに月額 64,910 円から乗れる
「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、頭金なし・ボーナス払いなし・契約満了時の残価精算もない契約方式で業界最安水準のカーリースで、ランドクルーザーの新車に月額 64,910 円から乗ることが可能です。
月額料金には、毎年納める自動車税(種別割)のほか、車検時に必要な法定費用や自賠責保険料なども含まれるため、大きな出費の心配なくランドクルーザーに乗り続けることができます。
メンテナンスプランをつければ、車検基本料や一部消耗部品の交換費用と工賃が定額にできるほか、プランによっては契約期間中に渡ってメーカー保証と同程度の保証がついたり、返却時の原状回復費用が補償されたりと、充実したサービスが受けられます。
カーリースの定額カルモくんなら、数十万円に上る初期費用や頭金を用意する必要がなく、税金や車検費用などの維持費も定額にできて月額 64,910 円からランドクルーザーに乗れるため、予算内で最上級グレードのランドクルーザーを手にすることも夢ではなくなります。
月々 64,910 円から乗れるランドクルーザーのお試し審査をチェック!
ランドクルーザー 月額
64,910
円~
・頭金・ボーナス払いなし
・自動車税(種別割)、自動車重量税、環境性能割、登録諸費用、自賠責保険料など、税金+保険料コミコミ
定額カルモくんをご利用いただくには審査が必要です。なお、審査に通過した場合でもご契約にはなりません。
審査通過後でもキャンセルでき、車種やオプションの変更、プランの作り直しも可能です。
ランドクルーザーは月額
64,910
円で乗ることができます。
気になる方はまず、ウェブから5分程度でできるお試し審査にお申込みください。
自身が何を求めているのかをはっきりさせて最適な1台を選ぼう
ランドクルーザーは、グレードによって走行性能にも差があり、グレード間の価格差も大きい傾向があります。グレードごとの違いをよく確認するとともに、どこまで走行性能を追求するのか、快適装備はどの程度必要かなど、自身がランドクルーザーに求めているものをはっきりとさせておくことをおすすめします。
よくある質問
Q1:ランドクルーザーのグレード構成は?
A:ランドクルーザーのグレードは「GX」「AX」「VX」「ZX」「GR SPORT」の5種類で、ガソリン車は全グレードに設定がありますが、ディーゼル車の設定があるのは「ZX」「GR SPORT」の上級グレードのみです。なお、「GX」とディーゼル車は5人乗り、そのほかのガソリン車は7人乗りです。
Q2:ランドクルーザーのグレードごとの違いは?
A:「GX」はエントリーグレードで、シンプルにランドクルーザーの走破性が欲しい方におすすめです。「AX」はオプション選択肢が広がり、「VX」では快適装備が充実します。「ZX」ではリアのトルセン® LSDやAVSなどを搭載し、走行性能を引き上げています。
Q3:「GR SPORT」の特徴は?
A:「GR SPORT」はスポーツモデルといえるグレードで、専用のエクステリアパーツやフロント・リアの電動デフロック、前後のスタビライザーを独立して電子制御する「E-KDSS」を搭載するなど、ラリー参戦ドライバーの改善要望を車両開発に直接反映しています。
※この記事は2022年4月時点の情報で制作しています