日産「スカイライン」のように、最も安いグレードでも400万円以上するような高額な車種は、どのグレードを選んでもそれなりの装備は搭載しています。しかし、それでも快適性に関する装備や追加できるオプションはグレードによって異なるため、一つひとつのグレードの装備内容を吟味して最適なグレードを見極める必要があります。
ここでは、スカイラインのグレードについて紹介します。
- スカイラインのグレードは3種類
- 特別仕様車「400R」は専用チューニングが施されたエンジンが搭載されるハイパフォーマンスモデル
- ハイブリッド車のおすすめは「GT Type P」、ガソリン車のおすすめは「400R」
スカイラインのグレード構成
スカイラインのグレードは「GT」「GT Type P」「GT Type SP」で、価格は「GT」から「GT Type SP」へ順に高額になります。なお、スカイラインには3.5LV6エンジン+モーターのハイブリッドシステムと3.0LV6ツインターボエンジンの2種類のパワートレインがありますが、パワートレインによるグレード設定の違いはありません。
このほかに、2019年9月のマイナーチェンジで追加された特別仕様車「400R」があります。「400R」は3.0LV6ツインターボエンジンのみの設定で、通常モデルよりもエンジンのパワーを引き上げたハイパフォーマンスモデルです。
スカイラインのグレードごとの装備内容
ここからは、スカイラインのグレードごとの特徴を見ていきましょう。
一部の快適装備が省かれた「GT」
スカイラインの中で最も安いのが「GT」グレードです。
上位グレードよりもワンランク下の快適装備
「GT」はスカイラインの中で最も安いグレードであり、上位グレードに搭載される一部の快適装備が省かれています。
そうはいっても400万円以上するモデルのため、クリーンフィルター付きのオートエアコンや運転席・助手席パワーシート、99%紫外線をカットしてくれるスーパーUVカットグリーンガラスなど、一般的な車に搭載される快適装備はそろっています。快適装備に特にこだわりがなければ十分な装備といえるでしょう。
コネクト機能が利用できるNissanConnectナビゲーションシステムも標準装備です。
ホイールサイズがハイブリッド車とガソリン車で異なる
「GT」では、ハイブリッド車とガソリン車でアルミホイールのサイズ・デザインが異なります。
ハイブリッド車は18インチのアルミホイールです。
ガソリン車は17インチでハイブリッド車よりも小径ではありますが、切削光輝仕様になるため重厚感が増しています。
ハイブリッド車には「プロパイロット2.0」を標準装備
現行型のスカイラインは2019年9月のマイナーチェンジで、世界初(2019年7月、日産調べ)となる、一定の条件下でハンズフリー運転が可能になる最新鋭の運転支援技術「プロパイロット2.0」を採用しました。
「プロパイロット2.0」は、エントリーグレードである「GT」を含むハイブリッド車全車に標準装備されます。こうした目玉装備がエントリーグレードにも搭載されるのは評価できるポイントでしょう。
なお、ガソリン車にも先進安全技術自体は標準装備されていますが、「プロパイロット2.0」は搭載されず、オプションでの追加もできません。
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プレミアムセダンらしい装備が充実する「GT Type P」
歴代スカイラインはスポーティーセダンとして名を馳せてきたモデルですが、現行型では快適性にも優れ、プレミアムセダンとしての顔も持つようになっています。
さまざまな快適装備を搭載
「GT Type P」では、プレミアムセダンならではともいえる贅沢な快適装備が搭載されます。
インテリジェントキーにドライバー情報を登録し、車両がインテリジェントキーのIDを認識すると、自動でステアリングホイールやドアミラー、シート位置を調節してくれる「パーソナルドライビングポジションメモリーシステム」を採用。前回降車時のエアコンやオーディオの設定も再現してくれます。
また、排出ガスの侵入を防ぐことに加え、高性能フィルターで花粉やにおいもシャットアウトしてくれるプラズマクラスター技術搭載インテリジェントエアコンシステムを標準装備しているので、ドライブ中はいつでもきれいな空気で快適に過ごせるでしょう。
BOSE Performance Series サウンドシステムが追加可能
「GT Type P」以上のグレードでは、16スピーカーで構成され、独創の最新テクノロジーを搭載したBOSE Performance Series サウンドシステムがオプションで追加可能になります。臨場感あふれるリアルなサウンドを車内で楽しむことができるので、ドライブに音楽は欠かせないという方には特にうれしいオプションといえるのではないでしょうか。
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迫力のあるスタイルが魅力の最上級グレード「GT Type SP」
最上級グレード「GT Type SP」は、ルックスでもほかのグレードと差をつけています。
スポーツバンパー・19インチアルミホイールを採用
「GT Type SP」では、フロントとリアにスポーツバンパーを採用。さらに切削光輝アルミホイールは19インチにサイズアップし、迫力のあるエクステリアに仕上げています。
ガソリン車では「インテリジェント ダイナミックサスペンション」が選択可能
3.0LV6ツインターボエンジンを搭載するガソリン車では、2019年9月のマイナーチェンジで新搭載された走行シーンに合わせてサスペンションの減衰力を制御する「インテリジェント ダイナミックサスペンション」の選択が可能です。快適な乗り心地を提供するのはもちろん、スポーツ走行時の優れた走行安定性を実現してくれる機能です。
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専用チューニングが施されたエンジンが搭載される特別仕様車「400R」
出典:日産「スカイライン」価格・グレード
ガソリン車のみに設定のある「400R」は、走行性能を大幅に引き上げたハイパフォーマンスモデルです。
歴代スカイラインの中で最高出力を誇る
「400R」はエンジンに専用のチューニングを施し、標準仕様の3.0LV6ツインターボエンジンが最高出力304ps、最大トルク400Nmであるのに対し、最高出力は405ps、最大トルク475Nmまで引き上げたハイパフォーマンスモデルです。
ステアリングの動きを電気信号に置き換え、ライントレース性やレスポンスを向上させたダイレクトアダプティブステアリングをV6ターボ車専用にチューニング。さらに標準モデルではオプション設定であるインテリジェント ダイナミックサスペンションを標準装備し、プレミアムスポーツセダンならではの快適な走行フィーリングや意のままの走りを実現しています。
ガンメタ塗装のアルミホイール
アルミホイールは19インチのガンメタ塗装。「400R」が持つ圧倒的な走りを予感させるアグレッシブな雰囲気が魅力です。
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カーリースならスカイラインの上級グレードも夢じゃない
スカイラインに新車で乗るには、車両本体価格のほか、法定費用や各種手数料などの初期費用が必要です。初期費用は本体価格の1~2割ほどになることが多く、カーローンには含められないケースでは現金で支払わなければなりません。
また、カーローンを利用する場合は、頭金としてまとまった金額を用意することも考えられます。
車は人生最大の買い物のひとつともいわれるほど高価な買い物だけに、カーローンの借入可能額や予算によっては、希望するグレードをあきらめなければならないこともあるでしょう。
しかしカーリースであれば、頭金も初期費用も用意する必要がないため、貯金を切り崩すこともなく、憧れのグレードのスカイラインを手にすることが可能になります。
カーリースで憧れのグレードが手にできるワケ
カーリースは、リース会社が所有権を持つ車を、定額料金を支払うことでマイカーのように利用できる車のサブスクリプションサービスです。
月々のリース料には法定費用や各種手数料が含まれているため、頭金も初期費用も別途支払うことなく、定額料金だけで車に乗り始めることができます。
リース料は、本体価格から契約満了時の想定残価を引き、契約期間で割って算出されます。そのため、本体価格が購入よりも安くなる上、契約期間が長いほど月々のリース料を安くできます。購入費用を借入れるカーローンとは違い、金利という概念もありません。
定額カルモくんなら税金、自賠責保険などコミコミでスカイラインに月額 54,900 円から乗れる
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月額料金には、毎年納める自動車税(種別割)のほか、車検時に必要な法定費用や自賠責保険料なども含まれるため、大きな出費の心配なくスカイラインに乗り続けることができます。
メンテナンスプランをつければ、車検基本料や一部消耗部品の交換費用と工賃が定額にできるほか、プランによっては契約期間中に渡ってメーカー保証と同程度の保証がついたり、返却時の原状回復費用が補償されたりと、充実したサービスが受けられます。
カーリースの定額カルモくんなら、数十万円に上る初期費用や頭金を用意する必要がなく、税金や車検費用などの維持費も定額にできて月 54,900 円からスカイラインに乗れるため、予算内で最上級グレードのスカイラインを手にすることも夢ではなくなります。
*一般社団法人日本自動車リース協会連合会所属のすべての業者の中で、完全定額(頭金なし・ボーナス払いなし・クローズドエンド契約)で新車を個人向けにリースしているサービスにおいて月額料金が日本最安値(2021年7月13日、ステラアソシエ株式会社調べ)
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走行性能と運転支援機能がスカイラインのグレードを選ぶポイント
スカイラインはハイブリッド車とガソリン車で個性が異なるモデルです。歴代スカイラインのようなパワフルでスポーティーな走りが楽しみたいのか、それとも現行スカイラインの目玉装備のひとつである「プロパイロット2.0」が欲しいのかによって、選ぶパワートレインが変わります。
その点をよく考え、まずはパワートレインを決めてからどのグレードにするのかを選びましょう。ハイブリッド車なら快適装備が充実する「GT Type P」、ガソリン車なら存分にスカイラインの魅力を堪能できる「400R」がおすすめです。
よくある質問
Q1:スカイラインのグレード構成は?
A:スカイラインのグレードは「GT」「GT Type P」「GT Type SP」の3種類で、価格は「GT」から「GT Type SP」へ順に高額になります。なお、パワートレインによるグレードの違いはありません。このほかに専用チューニングされた3.0LV6ツインターボエンジンを搭載する特別仕様車「400R」があります。
Q2:スカイラインはパワートレインによって装備される内容が異なる?
A:はい、異なります。最も大きな違いは、世界初搭載(2019年7月、日産調べ)となる最新鋭の運転支援技術「プロパイロット2.0」がハイブリッド車にしか設定されていないことでしょう。ガソリン車にはオプション設定もありません。
Q3:スカイラインのグレード選びのポイントは?
A:スカイラインはパワートレインによって搭載される装備内容が大きく異なるため、まずパワートレインを決めましょう。「プロパイロット2.0」が欲しいか、スカイラインならではの走りが欲しいかで選ぶパワートレインは変わります。その上で快適装備などの充実度を比較してみるといいでしょう。
Q4:スカイラインのおすすめグレードは?
A:ハイブリッド車なら快適装備が充実する「GT Type P」、ガソリン車ならエンジン性能を引き上げたハイパフォーマンスモデルの「400R」がおすすめです。
※記事の内容は2021年4月時点の情報で執筆しています。