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ハイエースワゴンの内装を大解剖!グレードによって室内は異なる?(2004年~現行モデル)

ハイエースワゴンの内装を大解剖!グレードによって室内は異なる?(2004年~現行モデル)
ハイエースワゴンの内装を大解剖!グレードによって室内は異なる?(2004年~現行モデル)

出典:トヨタ「ハイエースワゴン」特長

車の内装はドライブの快適さや使い勝手の良さなどを左右するので、車選びの重要なポイントといえます。車種ごとに異なるインテリアの質感や収納の使い勝手などは事前にしっかりと確認しておきましょう。特にトヨタ「ハイエースワゴン」は10人が乗れる、ということだけではなくファミリー向けのミニバンなどとはインテリアデザインや快適装備の充実度などが異なるので、しっかりと確認しておく必要があります。

ここでは、ハイエースワゴンの内装についてご紹介します。

  • 10人乗車が可能で、広くゆとりのある室内空間を実現している
  • 「GL」は「最後列スペースアップシート」を採用し、シートを左右に跳ね上げて格納できる
  • ダークグレーがベースで、加飾類をほぼ使用せずシンプルなインテリアになっている

ハイエースワゴンの室内空間の特徴

ハイエースワゴンは近年ファミリーカーとして人気のある7、8人乗りの大型ミニバンよりもさらに大きく、普通免許で運転できる車の上限人数である乗車定員10人を誇るモデルで、広くゆとりのある室内空間を備えているのが最大の魅力です。

また、乗車定員10人であることはいずれのグレードも同じですが、室内サイズやシート配列がグレードによって異なります。以下に、ハイエースワゴンの室内サイズをまとめました。

 DXGLグランドキャビン
ボディ長ロングスーパーロング
ボディ幅ワイド
ルーフ形状ミドルルーフハイルーフ
室内長(mm)3,5253,7153,525
室内幅(mm)1,7301,695
室内高(mm)1,3901,565

最上位グレードの「グランドキャビン」はハイエースワゴンの中で唯一スーパーロング、ハイルーフを採用しており、最も室内空間に余裕があります。室内高も高く、大人であっても小柄な方であればまっすぐに立てるほどです。「DX」「GL」であっても室内高は1,390mmあるので決して低いわけではなく、近年人気がある軽スーパーハイトワゴンと同程度の室内高を確保しています。

インテリアデザインはグレードによる差はほとんどなく、商用モデルベースらしい癖のないシンプルさを極めたものとなっており、そのシンプルさを活かしてカスタマイズを楽しむ方も少なくないようです。そのためハイエースワゴンには純正のものはもちろん、そうでないものも含めてたくさんのアクセサリーがラインナップされているのも特徴といえるでしょう。

一方、ドライブの快適性を高めるシートヒーターやコネクティッド機能などはなく、インテリアの質感を向上させる加飾類がほとんど使用されていない、シートのアップグレードオプションもない、といった一般的なミニバンと異なる点も認識しておく必要があります。

ハイエースワゴンのグレードごとの内装

ハイエースワゴンは、グレードによってシートの配列が異なります。ここからは、ハイエースワゴンのグレードごとのシート配列や内装について見ていきましょう。

10人がゆったりと座れる「DX」

10人がゆったりと座れる「DX」出典:トヨタ「ハイエースワゴン」特長

ハイエースワゴンの基本となるのが「DX」で、ゆったりと座席スペースを取り、10人が乗車しても狭さを感じることなく移動できます

シート素材はジャージで、ドアトリムがなくボードそのままであるなど、内装はかなり簡素です。

「最後列スペースアップシート」が魅力の「GL」

「最後列スペースアップシート」が魅力の「GL」出典:トヨタ「ハイエースワゴン」特長

「GL」は最後列に4人、1から3列目シートは2人とすることで通路を広く取り、移動がしやすいのが特徴です。なお、最後列の後ろにスペースがないのは「DX」と変わりありませんが、「GL」では「最後列スペースアップシート」を採用しているのが「DX」との大きな違いといえます。

「最後列スペースアップシート」は、それぞれのサイド部分へ跳ね上げて格納することが可能。荷物が多い場合にかなり役立ってくれるでしょう。

また、「GL」からシート素材がトリコットになり、フロントドアトリムが表皮巻きに、スライドドアやクォーターもフルトリムになるのでより乗用車らしい上質感が加わります。

最後列の後ろに荷物を置くスペースがある「グランドキャビン」

最後列の後ろに荷物を置くスペースがある「グランドキャビン」出典:トヨタ「ハイエースワゴン」特長

「グランドキャビン」のシート配列そのものは「DX」と変わりありませんが、ボディサイズが大きいため4列目シートの後ろに荷物を置くスペースが確保されているという違いがあります。

シート素材は「GL」と変わりありません。

ハイエースワゴンのポケッテリア

ドライブの快適さを大きく左右する座席周りの収納は、きちんと確認しておきましょう。

ハイエースワゴンのポケッテリア出典:トヨタ「ハイエースワゴン」特長

ハイエースワゴンのセンターコンソールは、深さのある収納ボックスやスマートフォン、リップなどの小物を保管できる浅めのトレー、長財布や手帳が収納できるポケットが装備されている多機能タイプです。さらに、後方にはリアシート用のカップホルダーが2個付属します。

このほかにもリアシートバックポケット&カップホルダー&アシストグリップがあるほか、「GL」にはカップホルダーとテーブルが付属したリアクォーターコンソール、「DX」を除くグレードにはリアトリムポケットなども用意されています。

ハイエースワゴンの積載性

ハイエースワゴンは10人乗りということもあり、一般的なミニバンのような荷室は用意されていません。ボディ長がロングの「DX」と「GL」は最後列の後ろに全く荷物が積めないわけではないものの、ほとんどスペースはないと考えていいでしょう。

ハイエースワゴンの積載性出典:トヨタ「ハイエースワゴン」WEBカタログ

しかし、「GL」には前述の「最後列スペースアップシート」が装備されています。そのため「GL」では4列目シートを跳ね上げて格納することができ、荷物の量や乗車人数に合わせてアレンジすることが可能で、スーツケース4個が余裕をもって積み込める空間が登場します。

また、唯一ボディ長がスーパーロングの「グランドキャビン」は、定員10人が乗っても荷物が積めるスペースが用意されています。

シート配列などをよく確認してハイエースワゴンを選ぼう

ハイエースワゴンは座席周りの収納やインテリアデザインはグレードによる差はそれほど大きくないものの、シート配列や「最後列スペースアップシート」の有無などの違いがあるので、選ぶ際には自分にとって使いやすいシート配列なのかどうか、荷物を置くスペースがどの程度必要になるのかなどを確認しておくことが重要といえるでしょう。

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よくある質問

Q1:ハイエースワゴンの室内空間の特徴は?

A:ハイエースワゴンは、普通免許で運転できる車の最大定員である10人の乗車が可能なモデルです。そのため一般的なファミリー向けのミニバンよりもボディサイズが大きく、室内空間にも余裕があります。特にスーパーロング、ハイルーフの「グランドキャビン」は室内高が1,500mmを超えており、小柄な方であれば大人でも立って移動できます。

Q2:ハイエースワゴンのインテリアはどんな感じ?

A:ハイエースワゴンは商用バンがベースのモデルということもあり、加飾類はほとんどなく非常にシンプルです。シート素材はエントリーグレードの「DX」がジャージで、「GL」と「グランドキャビン」はトリコットになります。

Q3:ハイエースワゴンはグレードによってシート配列が異なる?

A:「DX」「グランドキャビン」では1、2列目が2人、3、4列目が3人乗りです。シート配列は同じですが、上位グレードの「グランドキャビン」はボディ長がスーパーロングでありボディサイズが大きいので4列目シートの後ろに荷物が置けるスペースがあります。「GL」は1~3列目は2人、4列目シートが4人ですが、「最後列スペースアップシート」を採用しており、4列目シートを左右に跳ね上げて格納できる機能があります。

※この記事は2023年12月時点の情報で制作しています

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