インパネの形状やシート素材、インテリアカラーなど、車の内装の質感は心地よくドライブを楽しめるかどうかに影響するため、燃費性能や安全性能と同様にしっかりと確認して車を選びましょう。
ここでは、安全装備の充実度が自慢の日産「ルークス」の内装について、詳しく紹介します。
- ルークスはクラストップレベルの広い室内空間を持つモデル
- 標準モデルとハイウェイスターでインテリアの個性が異なる
- 後席を一番前までスライドさせれば48Lのスーツケース4個が収納できる
ルークスの室内空間の特徴
広い室内空間が確保できることで人気を集めている軽スーパーハイトワゴンですが、ルークスは数ある軽スーパーハイトワゴンの中でもクラストップレベルの広い室内空間を確保し、大人4人がゆったりとくつろげるように工夫されています。
ドアトリム形状を工夫することでフロントシートのひじ周りのスペースを最大に確保したほか、後席のニールームは795mmを実現。狭くなりがちな後席のひざ周りにも十分なゆとりを持たせていることに加え、シートには疲れを軽減する「ゼログラビティシート」を採用しているため、ロングドライブも快適に楽しめるのが魅力です。また後席の室内高は1,400mmもあるので、小さな子供であれば立ったままで着替えることもできます。
ルークスのスタイルごとの内装
ここでは、ルークスのグレードごとの内装について見ていきましょう。ルークスは標準モデルとメッキパーツを使用したハイウェイスターの2種類のスタイルが用意されており、スタイルごとにデザインが異なります。
標準モデルには「S」「X」の2種類、ハイウェイスターには「ハイウェイスターX」「ハイウェイスターX プロパイロットエディション」「ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」の3種類のグレードがありますが、グレード間でのインテリアの差はほとんどありません。
明るい雰囲気の標準モデル
出典:日産「ルークス」室内空間
リビングのようにくつろげるインテリア
標準スタイルの「S」と「X」では、リビングでくつろぐようなイメージを表現した明るいグレージュを基調としたインテリアデザインを採用しています。万人に受け入れられやすいカラーといえるでしょう。シート素材にはトリコットを使用しています。
加飾類はほとんど使用されておらず、機能性を優先したシンプルですっきりとした印象です。
スタイリッシュなインテリアが魅力のハイウェイスター
出典:日産「ルークス」室内空間
ブラック基調のスタイリッシュなインテリア
メッキパーツを使用し、迫力のあるエクステリアデザインが魅力のハイウェイスターには、ブラックを基調とした上品さとスタイリッシュさを感じさせるインテリアが採用されています。シート素材は標準モデルと同じトリコットです。
メッキ加飾を使用
出典:日産「ルークス」室内内装
ハイウェイスターでは、エクステリア同様センターベントノブやサイドベントノブ、シフトノブなどインテリアにもメッキ加飾をあしらってエクステリアデザインとインテリアデザインの統一感を持たせています。
出典:日産「ルークス」室内内装
ターボエンジンを搭載する最上級グレード「ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」では、しっとりとした質感が魅力の本革巻きステアリングホイールが標準装備です。
プレミアムグラデーションインテリアが選択可能
出典:日産「ルークス」室内内装
ハイウェイスターシリーズでは、ブラックとモカをベースとした、洗練された大人のイメージを演出するプレミアムグラデーションインテリアの選択が可能です。シートが合皮とトリコットのコンビシートとなり、インテリアの質感もアップします。
出典:日産「ルークス」室内内装
またステアリングホイールはブラウンの本革巻きになるほか、レザー調のインパネを採用し、高級さを感じさせる仕上がりとなっています。
ルークスの座席周りの収納
ルークスには、使い勝手の良さにこだわった収納スペースが多数用意されています。
インストセンタースライドトレイ(カップホルダー付き)
インパネ中央部には引き出し式のトレイを装備。ドリンクが収納できるホルダーも付属しています。運転席、助手席のどちらからでも使いやすい位置にあるため便利です。
カップホルダー(2個)
助手席前と運転席の右側にもカップホルダーがあります。カップだけでなく500mlの紙パックを収納できる仕様です。
インストセンタートレイ
エアコン操作部の上部に用意されたインストセンタートレイは、小銭入れやガムなどの小物を置くのに最適な収納スペースです。
インストセンターロアボックス
格納式のロアボックスはCDケースが収納できる大きさです。
インスト助手席トレイ
助手席前にも小物が置けるスペースを確保。スマートフォンやメガネ、タオルなど、ドライブ中によく使用するものを置いておくのに良さそうです。
インストスライドボックス
助手席前には、スリムタイプのティッシュボックスが収納できるスライドボックスがあります。
グローブボックス
車検証や自賠責保険証などの書類入れとして使用することの多いグローブボックスは、引き出し式を採用しています。
助手席シートアンダーボックス(車検証収納トレイ付き)
助手席の座面下に用意されているシートアンダーボックスは前席からも後席からも引き出せる優れものです。
助手席シートバックポケット(「S」を除く全グレードに標準装備)
助手席の背面には2段のポケットが装備されています。後席にもスマートフォンやタブレットが保管できる場所があるのはうれしいポイントです。
このほか、フロントドアとリアドアには小物が収納できるポケットとペットボトルや500mlの紙パックが収納できるカップホルダーが備わっています。
ルークスの荷室・座席アレンジ
出典:日産「ルークス」室内空間
ルークスの後席は320mmのロングスライドが可能。後席を一番前にすれば荷室床面長は675mmとなるため、48Lのスーツケースを4個収納でき、大きな荷物も収納しやすいのが魅力です。
出典:日産「ルークス」室内空間
後席を倒せば27インチの自転車も積み込むことが可能なので、送迎の際にも便利です。
後席には5:5分割可倒式シートを標準装備しているので、乗車人数や荷物の大きさに合わせてシートアレンジができます。
また後席には座席側からも荷室側からもシート操作ができるよう、シート下とシートバックにレバーを設置しているため格納もワンアクションで行えます。
広い室内空間を持つルークスでドライブを楽しもう
ルークスはクラストップレベルの室内空間の広さに加え、疲れを軽減する「ゼログラビティシート」の採用や収納の使い勝手にもこだわり、ドライブが楽しめるように工夫されたモデルです。
車のインテリアデザインや収納などの内装はドライバーだけでなく同乗者にも影響のある部分なので、家族など、いっしょに車を使用する人と吟味することをおすすめします。
よくある質問
Q1:ルークスの室内空間の特徴は?
A:ルークスは、室内の広さに定評のある軽スーパーハイトワゴンの中でもクラストップレベルの広い室内空間を確保し、大人4人がゆったりとくつろげるのが特徴です。後席のニールームは795mmと、狭くなりがちな後席のひざ周りにも十分なゆとりを持たせていることに加え、シートには疲れを軽減する「ゼログラビティシート」を採用しロングドライブも快適に楽しめるように工夫されています。
Q2:ルークスのグレードごとの内装の違いは?
A:標準モデルでは、グレージュを基本とした明るくリビングのようにくつろげるインテリアを採用。メッキパーツを使用した押し出しの強いエクステリアのハイウェイスターシリーズでは、ブラックを基調とし、メッキ加飾を使用したスタイリッシュなインテリアとなっています。なお、ハイウェイスターシリーズではプレミアムグラデーションインテリアの選択も可能です。
Q3:ルークスの荷室は十分に荷物が積める?
A:ルークスでは、後席を一番前までスライドすれば荷室床面長は675mmとなり48Lのスーツケースが4個積み込める広さを確保しています。また後席を倒せば27インチの自転車の収納も可能。加えて後席には5:5分割可倒式シートを採用しているため、乗車人数や荷物の大きさに合わせた座席アレンジもできます。
※記事の内容は2020年11月時点の情報で執筆しています。
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