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タントの燃費を実燃費と比較!どれくらい差がある?(2019年~現行モデル)

タントの燃費を実燃費と比較!どれくらい差がある?(2019年~現行モデル)
タントの燃費を実燃費と比較!どれくらい差がある?(2019年~現行モデル)

出典:ダイハツ「タント」走行性能・燃費

いかに低燃費を実現するかは各自動車メーカーが競い合っている部分でもあり、近年の新型車は少し前の車と比較するとかなりの燃費性能や環境性能を有するようになってきています。それでも車種ごとに燃費性能には差があるのが事実。燃料費は家計に直接影響するだけに、車の燃費性能は車選びの際には必ず確認したい部分といえるでしょう。

ここでは、ダイハツ「タント」の燃費についてご紹介します。

よくある質問

Q1:タントのカタログ燃費はどのくらい?

A:タントのWLTCモードカタログ燃費は、2WD車が21.2~22.7km/L、4WD車が19.6~21.4km/Lです。なお、タントではアイドリングストップ機構を省いた「eco IDLE非装着車」もあり、eco IDLE非装着車の場合のWLTCモードカタログ燃費は2WD車が18.7~20.1km/L、4WD車が18.2~19.6km/Lです。

Q2:タントの燃費をライバル車と比較すると?

A:タントのライバル車としては、ホンダ「N BOX」やスズキ「スペーシア」が挙げられるでしょう。この2車種とタントのカタログ燃費を比較すると、N BOXとタントの比較ではタントがN BOXよりも良好な数値となっていますが、スペーシアとタントとの比較ではスペーシアがより低燃費を実現しています。

タントの燃費性能の特徴

2019年7月に登場した現行型のタントでは、最新の技術を多数採用し優れた燃費性能を実現しているのが特徴です。
エンジンは先代モデルと同型のエンジンを採用していますが、マルチスパーク(複数回点火)の採用や燃料噴射方法を見直すなど大幅に改良し、燃焼効率を向上させています。

さらにスプリットギヤを組み込むことで従来よりも伝達効率の良い「ベルト+ギヤ駆動」を可能にしたCVTを採用することで、低速域での力強くスムーズな加速と、高速域での低燃費を実現しました。

タントのカタログ燃費

タントのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです 。

グレード駆動方式カタログ燃費(km/L)
L/X2WD22.7
4WD21.4
Xターボ2WD21.2
4WD19.6
カスタムX2WD21.9
4WD21.4
カスタムRS2WD21.2
4WD19.6

なお、タントでは2023年4月に半導体などの部品供給不足による生産遅れをカバーするため、アイドリングストップレス仕様(eco IDLE非装着車)を追加設定しています。

タントのeco IDLE非装着車のWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード駆動方式カタログ燃費(km/L)
L/X2WD20.1
4WD19.6
Xターボ2WD18.7
4WD18.2
カスタムX2WD20.1
4WD19.6
カスタムRS2WD18.7
4WD18.2

タントの実燃費

タントに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費」によると、タントの実燃費(2023年11月14日時点)は以下のとおりです。

グレード駆動方式実燃費(km/L)
L/X/カスタムX2WD17.9
4WD17.1
Xターボ/カスタムRS2WD16.1
4WD17.0
L/X/カスタムX
eco IDLE非装着車
2WD---
4WD9.8
Xターボ/カスタムRS
eco IDLE非装着車
2WD18.1
4WD15.0

実燃費はカタログ燃費よりも若干悪化するものではありますが、eco IDLE非装着車のノンターボの4WD車はカタログ燃費との差がかなり大きくなっています。そのほかでは極端な差はなく、許容範囲のうちに収まっているといえるのではないでしょうか。

タントとライバル車のカタログ燃費を比較

タントのライバル車としては、ホンダ「N BOX」スズキ「スペーシア」が挙げられます。ここではこの2車種とタントのカタログ燃費を比較してみましょう。

ホンダ「N BOX」

ホンダ「N BOX」出典:ホンダ「N BOX」スタイリング

軽自動車人気を牽引する1台といえるのが、このホンダ「N BOX」。室内空間の広さや安全性の高さが幅広い層に高い人気を誇る、軽スーパーハイトワゴンの代表ともいえる存在です。

N BOXのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード駆動方式カタログ燃費(km/L)
N BOX2WD21.6
4WD19.4
N BOX CUSTOM2WD21.5
4WD19.4
N BOX CUSTOM ターボ2WD20.3
4WD18.4

タントとN BOXの燃費を比較すると、タントがより低燃費を実現しています。

スズキ「スペーシア」

スズキ「スペーシア」出典:スズキ「スペーシア」走行・環境性能

スズキ「スペーシア」は、マイルドハイブリッドシステムの搭載と軽量高剛性のプラットフォーム「ハーテクト」の採用により基本性能を大幅に向上させ、軽快な走りとクラストップレベル(2023年11月、スズキ調べ)の優れた燃費性能を両立させています。

スペーシアのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。

グレード駆動方式カタログ燃費(km/L)
HYBRID G2WD25.1
4WD22.4
HYBRID X2WD23.9
4WD22.4
カスタム HYBRID GS/カスタム HYBRID XS2WD23.9
4WD22.4
カスタム HYBRID XSターボ2WD21.9
4WD19.8

タントとスペーシアのカタログ燃費の比較では、タントがスペーシアに後れを取っていることがわかります。

タントの走行性能・乗り心地

タントの走行性能・乗り心地出典:ダイハツ「タント」外観・カラー

現行型のタントは、ダイハツの新世代の車づくりの概念「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」に基づいたプラットフォームを採用しています。それによりアンダーボディの高剛性化を実現したことに加え、サスペンション剛性の向上、スプリングをよりやわらかくすることで操縦安定性を高めるとともに揺れの少ない快適な乗り心地を実現しました。

また、指先だけで簡単に操作できる電動パーキングブレーキや停車時に足をブレーキペダルから離してもブレーキを維持するオートブレーキホールド機能など、運転を楽にしてくれる機能も採用しています。

車選びのポイントとなる燃費性能は実燃費まで確認しよう

燃料費を左右する車の燃費性能は重要な車選びのポイントといえる部分です。カタログ燃費だけではなく実燃費もチェックして、納得のいく燃費性能を備えた車を手に入れましょう。

 

※この記事は2023年11月時点の情報で制作しています

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