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「トヨタエスティマ」根強い人気を誇るスタイリッシュミニバン、その使い勝手から安全性能まで

【徹底レビュー】「トヨタエスティマ」根強い人気を誇るスタイリッシュミニバン、その使い勝手から安全性能まで
【徹底レビュー】「トヨタエスティマ」根強い人気を誇るスタイリッシュミニバン、その使い勝手から安全性能まで

スタイリッシュなミニバンとして一世を風靡

スタイリッシュなミニバンとして一世を風靡

現在、ファミリーカーの定番となっているのがミニバンです。そのミニバンの中でも人気となっているのが、フロントに大きなフロントグリルを持つアルファード/ヴェルファイアをはじめとしたハコ型のミニバンです。

しかし、この大きなフロントグリルのハコ型ミニバンがブームとなる以前、ミニバンの中で強いブランド力を持っていたのが、トヨタエスティマです。

3代目となる現行型のエスティマは2006年1月より販売開始し、同年6月にハイブリッドモデルを追加、現在に至るまで約13年にわたって販売されるロングセラーモデルとなっています。

革新的だった初代、手堅くまとめた2代目

初代エスティマは1990年5月に登場します。ハイエースなど1BOXと呼ばれるクルマが主力だった時代に「天才タマゴ」と呼ばれるスタイリッシュなワンモーションフォルムを採用した外観デザインを纏ってエスティマは登場。エンジンは運転席下に75度寝かしてレイアウトすることで、フラットな床を実現しました。

スタイリッシュミニバンのエスティマは爆発的なヒットとなりますが、高価格だったため、5ナンバーサイズのエスティマルシーダ・エミーナを設定し、当時のミニバン市場を席巻しました。

2000年にはワンモーションフォルムを踏襲した先代モデルが登場。翌2001年6月にはプリウスに次ぐ2番目のハイブリッド車としてエスティマハイブリッドが登場。搭載する2.4Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステムは、10・15モード燃費で18.0km/Lを実現し、優れた燃費性能だけでなく、重量の重いミニバンとハイブリッドの相性の良さをアピールしました。

威圧的でない、品の良い大きなミニバン

威圧的でない、品の良い大きなミニバン

そして、2006年1月にフルモデルチェンジを行い、3代目となる現行モデルが登場しました。現行モデルが登場した当時は2002年に登場した初代アルファードそして日産エルグランドによるミニバンのフラッグシップモデル対決が繰り広げられており、堂々とした大きなサイズと迫力のある四角いボディ、そして、押し出し感のある大きなフロントグリルが人気となっていました。

しかし、ミニバンを求めるユーザーのすべてがアルファードやエルグランドのような周りに威圧感を与えるクルマが欲しいわけではありません。そんななかで品の良さを求めるユーザーの支持を集めたのがエスティマでした。

3年前の大幅改良でアップデート

現行型エスティマは2006年の販売開始からマイナーチェンジや一部改良を重ねて進化してきました。そして最も直近で行われた大幅な改良が、販売開始から10年が経過した2016年6月です。このマイナーチェンジでは内外装の変更をはじめ、グレードの統廃合、安全装備の充実など変更点が多岐にわたっています。

より前衛的になったスタイル

外観はエンジンフードからラジエーターグリル、バンパー、フェンダーまでのフロントデザインを一新しています。アッパーグリルから連続してサイドまで回り込んだ薄型のヘッドランプや特徴的な大開口アンダーグリルと張り出したバンパーコーナーの造形がワイド感とスタンスの良さを強調し、独自の存在感を際立たせています。

また、突き出し感を強調したフロントノーズにより、ワンモーションフォルムがより伸びやかになっているのが特徴です。

上質で洗練されたインテリア

上質で洗練されたインテリア

インテリアは、合成皮革をあしらったインストルメントパネルにアクセントステッチの加飾を施し、モダンで上質な室内空間を演出。さらに横長に施したサテン調加飾オーナメントが室内の横方向への広がりを感じさせるとともに、質感の高さを表現しています。

モダンで上質な室内空間

シート表皮には滑らかな触り心地のブランノーブを設定

セカンドシート

サードシート

荷室

シートアレンジで拡大した荷室

新デザインのオプティトロンメーターにより、先進性と視認性を確保。4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイも標準装備しています。インテリアカラーには防汚加工を施したホワイトを採用し、シート表皮には滑らかな触り心地のブランノーブを設定するなど洗練された空間を演出しています。

エンジンは変わらず2.4Lガソリンとハイブリッドの2本立て

2.4L直列4気筒DOHCエンジン+CVT

2.4Lガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド

搭載するパワートレインは最高出力170ps、最大トルク224Nmを発生する2.4L直列4気筒DOHCエンジン+CVTと2.4Lガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドの2種類。駆動方式はガソリン車が2WD(FF)と4WD、ハイブリッド車は4WDのみとなっています。燃費性能はガソリン車が11.2〜11.6km/L、ハイブリッド車は18.0km/Lを実現しています。

フロントパフォーマンスダンパー装備モデルのフットワークは良い

フロントパフォーマンスダンパー装備モデルのフットワークは良い

マイナーチェンジではパワートレインに変更はありませんでしたが、サスペンションのチューニング最適化を行い、操縦安定性と乗り心地の両立を図りました。また、一部グレードにフロントパフォーマンスダンパーを設定し、走行中のボディに発生する小さなたわみや微振動を素早く吸収し、シャープなハンドリングを実現しています。

進化のスピードにやや取り残された先進安全装備

3年前にアップデートされたものの、進歩の早い安全装備についてはいまや旧世代のものとなってしまいました。衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(低速域・車両のみ)、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイブームをセットにした衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車標準装備していますが、ペダル踏み間違い時加速抑制装置は搭載していません。

走りの良いガソリン車のプレミアムかプレミアムGがおすすめ

グレード構成はガソリン車、ハイブリッド車ともにエアロパーツを装着した人気グレード「アエラス」に統一されています。

エスティマの車両本体価格はガソリン車が327万1418〜370万473円、ハイブリッド車が431万1163〜492万8727円です。搭載されているハイブリッドシステムもひと世代古いので、もしこれから購入を考えているならばガソリン車の、アエラスプレミアムかプレミアムGがおすすめです。その理由はフロントにパフォーマンスダンパーを装備しており、最適化されたサスペンションとのシナジーで上質な乗り味を実現しているからです。

もしかすると次期モデルがないかもしれないエスティマ。そのスタイルが気に入ったのであれば今でも買いの一台です。

グレード駆動方式JC08モード燃費(km/L)車両本体価格
アエラス(8人乗り)2WD(FF)11.6327万1418円
4WD11.2348万7418円
アエラス(7人乗り)2WD(FF)11.4331万2655円
4WD11.2352万8655円
アエラス プレミアム(7人乗り)2WD(FF)11.4340万1018円
4WD11.2361万7018円
アエラス スマート(7人乗り)2WD(FF)11.4351万4909円
4WD11.2373万909円
アエラス プレミアム-G(7人乗り)2WD(FF)11.4370万473円
4WD11.2391万6473円
ハイブリッド アエラス(8人乗り)4WD18431万1163円
ハイブリッド アエラス(7人乗り)435万2400円
ハイブリッド アエラス プレミアム(7人乗り)439万1673円
ハイブリッド アエラス スマート(7人乗り)453万2073円
ハイブリッド アエラス プレミアム-G(7人乗り)492万8727円

 

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※記事の内容は2019年8月時点の情報で執筆しています。

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