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宇野 智うのさとる

中古車のトヨタ「イスト」モデル別相場と正しい買い方徹底解剖

中古車のトヨタ「イスト」モデル別相場と正しい買い方徹底解剖
中古車のトヨタ「イスト」モデル別相場と正しい買い方徹底解剖

2002〜2016年に2世代にわたって販売された、コンパクトカー「イスト」。SUVの雰囲気も持ち併せたモデルです。イストの中古車をお探しの方に、おすすめモデルと選び方の注意点をまとめてお伝えします。

  •  一番推したい中古車のトヨタ「イスト」は2代目 2012年一部改良モデル
  •  初代は基本設計が古いため、2代目から選びたい

中古車イスト、おすすめモデルはズバリこれ。2代目 2012年一部改良モデル

中古車イスト、おすすめモデルはズバリこれ。2代目 2012年一部改良モデル

イストの初代は2002年にデビュー、2代目へのフルモデルチェンジは2007年でした。イストは全体的に基本設計が古いクルマとなり、2代目最終モデルでも先進安全技術は採用されていません。2012年に実施された最後の一部改良で、VSC(横滑り防止装置)とTRC(トラクションコントロール)がようやく標準装備化されましたが、現在の安全性能レベルと比べると、取るに足らないと言わざるをえません。

このような状況ですので、イストの中古車でおすすめするのは最終型、2012年一部改良モデルです。2代目のデビュー当時は1.8Lガソリン車が設定されていましたが人気薄、2010年にラインナップから落ちていますので、2012年一部改良モデルは1.5L車のみとなります。

イスト2代目2012年一部改良モデルの中古車価格帯は、36万〜135万円となっています(2021年7月19日時点)。

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★ほかにも!魅力的な中古車イスト

この項では、イスト誕生から販売終了までの歴史と、2代目イストのグレード・パワートレイン別中古車相場価格をまとめてお伝えします。

イストの歴史

2002年5月8日 初代「イスト」発売

2002年5月8日 初代「イスト」発売

全長4mを切るコンパクトなボディに、SUVのテイストを加えた、1クラス上のコンパクトカーとして企画・開発された。車名「ist(イスト)」の由来は「for your 1st」からで、「若者のモビリティライフに応える最上のコンパクト車」の提供を念頭に開発したとトヨタは伝えている。エンジンは、1.3Lと1.5Lガソリン、トランスミッションは全車CVT(無段変速機)で、1.5L車には4WDも選択可能とするラインナップ。グレード構成は、それぞれのエンジンと駆動方式にベースグレード「F」と上級グレードの「S」を設定し、さらにそれぞれのグレードに“Lエディション”を設定、これに加えて「F」には“Eエディション”を設定した(グレード名表記には排気量を示す「1.3」「1.5」が追加される)。車両価格は、118万〜165万円で販売された。

2002年12月24日 特別仕様車“アクアバージョン”を追加発売

「F」、「S」をベースに、専用色「ライトアクアメタリックオパール」を採用し、これに合わせてコーディネートしたフルシートカバーやフロアマット、コンソールボックスをディーラーオプションに設定した特別仕様車。1.3L・1.5Lの両エンジン、2WDと4WDのすべてに設定された。特別仕様車の車両価格は、、125万〜165万円で販売された。

2003年6月4日 特別仕様車”Lエディション・HIDセレクション”を追加発売

「F”Lエディション”」をベースに、HIDヘッドランプを追加装備、後席ウィンドウより後ろにUVカット機能付きプライバシーガラスを特別装備した“Lエディション・HIDセレクション”を追加発売した。さらに、GPSボイスナビゲーション付きワイドマルチAVステーションII(CD・カセット・AM/FMラジオ・TV&6スピーカー)を特別装備した「F”Lエディション・HIDセレクション・NAVIスペシャル”」も併せて販売された。特別仕様車は1.3Lガソリン・2WD車と1.5Lガソリン・4WD車に設定され、車両価格は131万〜160万円で販売された。

2004年4月22日 一部改良

新グレード「S”Lエディション・エアロスポーツパッケージ”」を追加。「S”Lエディション”」をベースに、バンパースポイラー(フロント・リア)、専用ボディ同色サイドマッドガード、スーパークロームメタリック塗装15インチアルミホイール、専用デザインのセンターメーターを装備、2WD車にはサスペンションに専用チューニングを施した。また、ボディカラーラインナップに新色「グレーマイカメタリック」「ライトアクアメタリックオパール」の2色を追加、さらにオプションで、情報ネットワークサービス「G-BOOK」対応の「カードボイスナビゲーション付きワイドマルチAVステーションII」を設定した。車両価格は、124万〜185万円で販売された。

2004年8月3日 特別仕様車「F”Lエディション・HIDセレクションII」追加発売

2004年4月の一部改良で販売終了となった特別仕様車「F”Lエディション・HIDセレクション」が復活。前回同様「F”Lエディション”」をベースに、HIDヘッドライトやフロントフォグランプ、UVカット機能付きプライバシーガラス(後席ウィンドウより後ろ)、ワイヤレスドアロックリモートコントロールのキー2本を特別装備した。これも前回同様、特別仕様車は1.3Lガソリン・2WD車と1.5Lガソリン・4WD車に設定された。なお、車両価格は139万〜162万円となった。

2005年5月30日 マイナーチェンジ

2005年5月30日 マイナーチェンジ

「F」「S」のバンパー(フロント・リア)とサイドマッドガードをボディ同色へ変更、フロントフェイスとリアコンビネーションランプのデザインも変更された。インテリアでは、センターメーターとシート表皮のデザインを変更、UVカット機能付きプライバシーガラス(後席ウィンドウより後ろ)を全車標準装備化、また“Lエディション”にスマートドアロックリモートコントロールのキー2本を標準装備するなど、質感と利便性の向上が図られた。ボディカラーは、新色「ライトオリーブメタリック」「ライトブルーマイカメタリック」の2色を追加した。さらに、イストがネッツ店専売化となり、フロントフェイスのエンブレムがトヨタのロゴから、ネッツ(Netz)の「N」をモチーフにしたネッツ店オリジナルのシンボルマークに変更された。グレード構成では、スポーティーグレード「A」「A-S」を追加、専用のフロントグリルやバンパーなどを採用し、「A-S」2WD車のサスペンションには専用チューニングを施した。車両価格は、132万〜181万円で販売された。

2005年10月4日 特別仕様車「F”Lエディション・HIDセレクションIII」追加発売

2005年5月のマイナーチェンジでラインナップから落ちた特別仕様車「F”Lエディション・HIDセレクションII」が「III」となって復活。「F“Lエディション”」をベースに、ロービーム・オートレベリング機能付きディスチャージヘッドランプやフロントフォグランプ、スマートドアロックリモートコントロールのキー2本を特別装備した。これも前回同様、特別仕様車は1.3Lガソリン・2WD車と1.5Lガソリン・4WD車に設定された。なお、車両価格は140万〜164万円となった。

2007年7月30日 2代目へフルモデルチェンジ

2007年7月30日 2代目へフルモデルチェンジ

2代目は、「New Style,New Position」をテーマに企画・開発、先進性や個性を重視する団塊ジュニア世代の感性に響くクルマを追求した、とトヨタは伝えた。先代の2BOXコンパクトカーにSUVの要素を取り込んだデザインと、4mを切る全長は継承されたが、全幅が拡大し3ナンバーサイズとなり、タイヤサイズも大型化し16インチとなってSUVのような力強さを演出。また、先代に設定されていた1.3Lガソリンは廃止され、1.8Lガソリンエンジンが追加、1.5Lは先代のキャリーオーバーとなった。さらに、全車にSRSサイド&カーテンシールドエアバッグ、新開発アクティブヘッドレストを標準装備するなど、クラストップレベルの安全性能を実現した。グレード・パワートレイン構成は、1.5L車に2WD(前輪駆動)と4WD、グレードはそれぞれの駆動方式にベースグレードの「X」と上級グレードの「G」を設定(グレード名には排気量を示す「150」ないしは「180」が追加される)、1.8L車はモノグレードで「G」の2WDのみのラインナップとなった。車両価格は、166万〜189万円で販売された。

2008年1月30日 特別仕様車「150X スペシャルエディション」追加発売

1.5L車「150G」をベースに、フロント/リアバンパーの下部をボディ同色に変更、オートレベリング付きディスチャージヘッドランプを特別装備、ボディカラーには特別色「スーパーレッドV」を含む全3色をラインナップ。インテリアでは、専用のファブリックシート表皮&ドアトリムを採用、またセンタークラスターやパワーウィンドウスイッチベースにシルバー加飾を施し、質感向上が図られた。特別仕様車「150X スペシャルエディション」は1.5Lの2WDと4WDに設定され、車両価格は180万〜200万円で販売された。

2009年10月1日 一部改良

1.5L・2WD車のエンジンとトランスミッション、オルタネーターなどの制御を改良し燃費を18.6km/L(JC08モード)に向上、従来型比+0.6km/Lを実現、「平成22年度燃費基準+15%」を達成した。

2010年8月3日 一部改良

1.8L車が廃止。2008年1月に追加された特別仕様車「150X スペシャルエディション」に採用されたボディ同色カラードバンパーが全車標準装備となり、リアスポイラーが大型化された。また、オートレベリング付きディスチャージヘッドランプを1.5L車に標準装備した。インテリアでは、シート色にライトグレー/ダークグレーのツートーンカラーを採用、センタークラスターパネルにダークグレー加飾を施すなど、質感向上が図られた。同時に、装備を厳選して簡素化、価格を抑えた「150X“Cパッケージ”」を追加。車両価格は、160万〜206万円で販売された。

2011年8月29日 一部改良

2011年8月29日 一部改良

ボディカラーに「ブロンズマイカメタリック」を追加し全9色のラインナップになり、インテリアではサイドレジスタリングにメッキ加飾、シートとドアトリム表皮にドット柄を採用するなどの質感向上が図られた。車両価格は、160万〜206万円と変わらず。

2012年6月1日 一部改良

イスト最後の改良。後席中央に3点式シートベルトとヘッドレストを追加、VSC(横滑り防止装置)&TRC(トラクションコントロール)を全車に標準装備して安全性能を高めた。 また、メーターの視認性を高めるデザイン変更を実施、防止装置に新色のブルーメタリックを追加して全9色のラインナップとした。

2016年4月1日 販売終了

<タイプ別>中古車イスト2代目

▼グレード・パワートレイン別中古車相場価格

エンジングレード駆動方式市場価格流通台数
1.5L150X Cパッケージ2WD35万〜45万円4台
4WD60万〜78万円2台
150X2WD19万〜60万円10台
4WD25万〜36万円3台
150G2WD22万〜134万円18台
4WD32万〜89万円17台
1.8L180G2WD30万〜46万円7台

※150X、150Gは、それぞれ特別仕様車を含みます。市場価格と流通台数は2021年7月19日時点のグーネットの情報から。

イストならではのチェックポイント

イストの中古車は、走行距離のばらつきが大きく、状態の程度もさまざまです。そこで、チェックしたいのは保証です。最近の中古車は保証が付いているものも多くなりましたが、保証期間が短いタマは要注意。目安として、保証期間1年以上、保証走行距離無制限のものが安心です。保証期間が数ヵ月程度のタマは、購入後の故障リスクが高いと考えて差し支えないでしょう。

比べて検討!イストのライバル車種

トヨタ「アクア クロスオーバー」

トヨタ「アクア クロスオーバー」

車名のとおりのコンパクトカーとSUVのクロスオーバー。2021年7月19日時点の中古車価格帯は70万〜220万円、流通台数は220台ほどとなっています。

中古車イストはここで探せ!

では、中古車イストをどこでどのように探したらよいでしょうか。カーライフを賢くスムーズに始めるのに、おすすめのサービスや販売店をご紹介します。

グーネット

2大中古車検索サイトの1つ、グーネット。1977年に「中古車情報通信」の名称で創刊された中古車検索雑誌から歴史が始まった老舗です。

グーネットは「グー鑑定」と呼ばれる、中古車を探している人に代わって、プロの鑑定士が中古車の車両状態を鑑定するサービスを提供。この鑑定士は第三者機関の「日本自動車鑑定協会(JAAA)」に所属。公正な鑑定が行われています。これで鑑定された中古車は、内外装、エンジンやトランスミッションといった機関、修復歴などの評価をまとめた「グー鑑定証」が与えられ、中古車情報ページの「グー鑑定」のアイコンから、その鑑定証を確認することができます。

また「ID車両」と呼ばれる中古車の品質を公正に証明するサービスも提供しています。「グー鑑定」と似ていますが、こちらはディーラー独自の基準で厳しいチェックを行った中古車の鑑定結果を「車両状態評価書」にまとめたものとなります。これは中古車情報ページの「ID車両」のアイコンから、その評価書を確認することができます。

「グー鑑定」や「ID車両」対象車は、全体の2割程度となっています。なお、非対象車は品質が良くないという意味ではありません。

さらに「グー保証」と呼ばれる、グーネット独自の中古車保証制度も提供しています。保証期間は国産車が最長3年で部品交換や修理から、移動中のキー閉じ込めなどのトラブル対応やレッカー移動などのロードサービスも全国24時間365日対応で付属(ロードサービスは自動車保険にも付いていることが多いですが)。なお、グー保証対象車は全体の1割程度となっていますが、これが付いていなくても、トヨタ保証やディーラー保証、中古車販売店保証が付いている中古車は多くあります。

2021年7月19日時点、グーネットでは、イストの掲載件数は108件、価格帯は8万~134万円、平均価格は約37万円となっています。

カーセンサー

2大中古車検索サイトのもう1つ、カーセンサー。1984年に中古車情報雑誌「カーセンサー」が創刊、今はグーネットと肩を並べる老舗中古車検索サイトとなっています。中古車掲載台数は、時期によって変動しますが約50万台。この台数はグーネットとほぼ同じで、掲載される中古車物件もほぼ同じとなります。これはほとんどの中古車販売店が、カーセンサーとグーネットの両方に掲載登録している背景があるためです。

カーセンサーは「カーセンサー認定」と呼ばれる中古車の品質鑑定情報を提供しています。鑑定は、第三者機関の「AIS」が行い、内外装の状態から目立たない小さなキズまで厳しくチェックし10段階評価しています。鑑定結果は、中古車情報ページから「車両品質評価書」で確認することができます。カーセンサー認定中古車は、全体の1割程度となりますが、この認定中古車でなくても、一般財団法人日本自動車査定協会の「V-CON」や、トヨタ、ディーラーの品質評価制度に基づく検査結果が掲載された中古車が無数にあります。

また「カーセンサーアフター保証」と呼ばれるカーセンサー独自の有償保証制度を提供。これは、エンジン、トランスミッションといった機関から細かい電装装備品まで全350項目を保証、走行距離無制限で最長3年まで加入できる手厚いものとなっています。カーセンサーもグーネット同様に、カーセンサー保証対象車でなくても、トヨタ保証、ディーラー保証、中古車販売店保証が付いている中古車は無数にあります。

カーセンサーのスマホアプリでは、写真からアリオンが検索できる機能を備えています。街で見かけて気になった車を撮影して、アプリからアップロードするとアリオンを特定、そのまま中古車情報を調べることができる便利な機能。中古車探しのライフハックツールとしてもおすすめです。

2021年7月19日時点、カーセンサーでは、イストの掲載件数は111件、価格帯は25万~134万円となっています。

イストの中古車に乗るなら、2代目から選びたい

​​2002〜2007年式の初代と、2007〜2016年式の2代目の2世代となるイスト。日常の足として乗るなら、初代はいささか古すぎです。基本設計が新しい2代目がおすすめです。ただ、2代目も先進安全技術は搭載されていませんので、中古車選びの際は注意してください。

LINE買い方診断_記事内

よくある質問

Q1:中古車のイスト、どれを買うべき?

A:初代は2002年のデビューと基本設計が古いモデルとなりますので、イストの中古車を選ぶなら、2代目から選ぶことをおすすめします。2代目は1.5Lと1.8Lの2タイプのエンジンがありますが、1.8Lは人気薄でモデル途中で販売終了、中古車流通台数も少なくなっていますので、1.5Lがおすすめです。

Q2:中古車イストを買うときに気を付けたいポイントは?

A:イストの中古車は、走行距離や内外装の状態に開きがあります。しっかりと保証が付いたものを選ぶことをおすすめします。安心できるのは、保証期間1年以上、保証走行距離無制限のものです。

Q3:中古車イストはどこで手に入れればいい?

A:購入するなら全国の販売店の窓口となっているカーセンサー、グーネットなどの中古車情報検索サイトを活用するとよいでしょう。頭金や初期費用の一括払いが必要ない方法を探しているなら、定額カルモくんがおすすめです。支払いは毎月定額の利用料金だけなので、すぐにお好みの中古車イストに乗ることができます。

※当記事記載の中古車価格等の情報は、2021年7月19日時点のものです。

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