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高橋満たかはしみつる

中古車のダイハツ「ムーヴ」モデル別相場と正しい買い方徹底解剖

中古車のダイハツ「ムーヴ」モデル別相場と正しい買い方徹底解剖

軽自動車の全高を高くして室内空間を広げたダイハツ「ムーヴ」。現在ではムーヴよりも全高を高くした軽スーパーハイトワゴンが主流ですが、ムーヴをはじめとする軽トールワゴンも安定したニーズがあります。人気車種だけに中古車の流通量も多く、自分にあった1台を選ぶのはなかなか大変です。この記事では中古車のムーヴなら、どのモデル、グレード、年式のものを買えば一番お得なのか、間違いがないのかという正しい買い方に加えて、気になる最新の中古車相場の状況などを専門家の目線で徹底解説します。ぜひ参考にしてください。

【この記事のポイント】
✔一番推したい中古車のダイハツ「ムーヴ」は旧型の2013年式X
✔価格にこだわって旧型の中古車を探すのがおもしろい

中古車ムーヴ、おすすめモデルはズバリこれ。自分なら旧型の「2013年式X」を40万円で買う‼

中古市場にあるムーヴは現行型と旧型に分かれます。現行型は相場が30万~180万円、旧型は相場が10万~100万円です。中古市場にも数あるムーヴからベストチョイスを取り上げるとするなら、筆者は車両本体価格40万円、諸費用を含んだ総額で50万円以内の旧型ムーヴ2013年式標準モデルのXです。

軽自動車は2010年代半ばごろから、新しいコンセプトで開発したプラットフォームを次々にニューモデルに採用。これにより走りや乗り味は劇的に進化しています。

ところがダイハツは10年先、20年先までを見据えた開発計画の中で、新プラットフォームの導入が遅れていました。そんな状態でも他メーカーに負けるわけにはいかないので、既存のプラットフォームに補強を加える形で対応していたという現実があります。

2019年7月、ダイハツは4代目タントのフルモデルチェンジで新しいDNGAプラットフォームを投入。今後、このプラットフォームの導入は加速されていくことになり、フルモデルチェンジの噂もささやかれている次期ムーヴも間違いなく導入するでしょう。

となると、中古車で新しいモデルを買うのは次期ムーヴが中古車市場に出てくるまで待ち、今は取得コストにこだわった選び方をするほうがいいと考えました。

2013年式は旧型ムーヴのほぼ最終モデル。中古車サイトを見てみると、旧型ムーヴはこの年式が最も流通量が多くなっていました。

ムーヴには標準モデルとカスタムモデルが存在します。どちらを選ぶかは好みで大丈夫。筆者は2012年12月のビッグマイナーチェンジで立体的な顔つきになった標準モデルをチョイスします。

量販グレードのXには先進安全装備のスマートアシストが付いたものとついていないものが存在し、ついているものはグレード名に“SA”と表記されます。初期の機能なので性能面は最新のものと比べると落ちますが、欲しい方はグレードにSAと書かれたものを探してください。

2013年式のムーヴXは走行距離にこだわらなければ20万円台でも見つかります。40万円付近には走行5万〜7万kmのものも。このあたりが狙い目と考えました。

LINE買い方診断

ほかにもこんなに!お買い得で魅力的な中古車ムーヴ

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一押しモデルとして紹介した旧型最終モデルのX以外にも、ムーヴはさまざまな視点で魅力的な中古車を探すことができます。先進安全装備を備えた現行型、デザインにこだわったカスタムモデルなども人気の選択。エンジンもターボとNAがあるので、どんな使いかたをするか、何を優先したいかをじっくり考えて選んでみましょう。

ムーヴのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧

初代ワゴンRのヒットを受けて、1995年8月に登場したムーヴ。軽トールワゴン人気に押されてヒットモデルとなりました。ムーヴが画期的だったのは、1997年5月の一部改良でいち早くカスタムモデルを設定したこと。裏ムーヴというキャッチコピーで登場したムーヴカスタムは大ヒットモデルとなり、他メーカーもこの流れに追従していきます。

ムーヴのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧_01

ムーヴのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧_02

2010年12月には5代目となる旧型にフルモデルチェンジ。標準モデルはフロントバンパーからピラーを通りルーフまで一直線にラインが伸びるワンモーションフォルムを採用しました。ムーヴカスタムは大開口のエアロバンパーや厚みを持たせたエンジンフードで迫力を増したデザインに。

XとXリミテッド、そしてカスタムG にはアイドリングストップ機能であるエコアイドルを搭載。新開発エンジンの効果もあり、燃費は27.0km/L(10・15モード)を達成しました。

2011年11月にはムーヴシリーズにe:Sテクノロジーと名付けられた低燃費化技術を搭載。燃費はJC08モード27.0km/L(10・15モード燃費30.0km/L)に達します。

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そして2012年12月にはビッグマイナーチェンジを敢行。標準モデルもエンジンフードに厚みを持たせたデザインに変わります。燃費性能はe:Sテクノロジー第二弾を搭載したことでJC08モード29.0km/Lまで高められます。

さらに先進安全装備であるスマートアシスト(スマアシ)搭載グレードを設定。レーザーレーダーを使って約4〜30km/hで走行中に前方を走る車に衝突する危険を察知すると緊急ブレーキを作動させる低速域衝突回避支援ブレーキ機能、誤発進抑制制御機能などがパッケージされたスマアシを搭載するモデルはグレード名に“SA”という名称が付いています。

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2014年12月、ムーヴは6代目となる現行型に進化。新しい軽量高剛性ボディ構造となるDモノコックを採用して走りの質を高めます。また、このタイミングでムーヴカスタムシリーズに上質さ、高級感を高めたハイパーというグレードを設定。インテリアにはブルーステッチを施した本革+ファブリックのコンビシートを採用しています。

2015年4月には先進安全装備がスマートアシストII(スマアシII)に進化。約4〜50km/hで走行中に前方の歩行者を認識して衝突の危険性があると判断した場合にドライバーに警告を行う機能などが装備されています。搭載モデルはグレード名に“SA II”と表記されます。

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2017年8月、ムーヴはマイナーチェンジを行います。内外装が一新されるとともに、先進安全装備にスマートアシストIII(スマアシIII)を採用。歩行者にも緊急ブレーキを作動させられるようになりました。搭載モデルはグレード名に“SA III”と表記されます。

また、このタイミングで自車を真上から見たような映像を表示し駐車時に周囲の安全を確認できるパノラマモニターがオプション設定されました。

こちらもおすすめ!タイプ別にムーヴの中古車を選ぶなら

●現行型でコストにこだわる方は要注目!「現行型前期標準モデル」 中古市場の相場30万〜140万円

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旧型より現行型のほうがデザインは好み。年式が新しいものが欲しいけれど取得コストは抑えたい。そんな方は現行型の前期モデルに注目を。最安値だと30万円前後で見つかりますが条件は少し厳しくなるので、車両本体価格50万〜60万円付近で探してみましょう。

標準モデルのベースグレードであるLやXでスマアシIIが備わっているものが見つかります。この価格帯だとLなら走行5万km前後、Xだと走行7万km前後のものが多い印象。もう少し予算を上げればXで走行5万km前後のものも見つかるようになります。

●安全装備にこだわる方はスマアシIII搭載車を「現行型後期モデル」 中古市場の相場60万〜180万円

●安全装備にこだわる方はスマアシIII搭載車を「現行型後期モデル」 中古市場の相場60万〜180万円

先進安全装備の性能にこだわるなら迷わずスマートアシストIII搭載車を。ムーヴの場合、スマートアシストは旧型後期モデルから搭載されていますが、スマアシIIIはスマアシIIまでとは内容が大きく異なります。

最も大きな違いは衝突被害軽減ブレーキが歩行者にも対応したこと。対応速度は対車両が約4〜100km/h、対歩行者は約4〜50km/hとなります。他にも前後の誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能などがパッケージされています。

車両本体価格100万円付近には走行1万km前後の中古車が多数。カスタム系は120万円前後から見つけやすくなります。

●軽自動車でも高級感にこだわりたい方に「現行型カスタムRSハイパー」 中古市場の相場60万〜180万円

●安全装備にこだわる方はスマアシIII搭載車を「現行型後期モデル」 中古市場の相場60万〜180万円

現行型のカスタムシリーズに設定された“ハイパー”。通常のカスタムよりもきらびやかな雰囲気が与えられ、高級感にこだわりたい方にぴったりのモデルとなっています。

どうせハイパーに乗るなら、ターボエンジンを搭載したトップグレードのカスタムRSハイパーを!ハイパーは後期型よりも前期型のほうが押し出しの強いデザインになっています。100万円付近でも走行5万km前後のものを見つけやすいのでおすすめです!

中古車のムーヴならではのチェックポイントはココ

中古車のムーヴならではのチェックポイントはココ

先進安全装備にどこまでこだわるかを考える

中古車選びでも絶対条件にする方が増えている先進安全装備搭載の有無。ムーヴは時期によりその内容が大きく異なります。先進安全装備搭載車はグレード名に“SA”“SA II”“SA III”と表記されるので、以下を参考にどれを選ぶか考えましょう。

●スマートアシスト(グレード名に“SA”と表記)

  • 低速域衝突回避支援ブレーキ機能:約4〜30kmでレーザーレーダーが前方車両を認識。衝突の危険がある場合、警告後に緊急ブレーキを作動。
  • 誤発進抑制機能:停止中または約10km/h 以下で走行中に、前方約4m 以内に障害物がある状況で、ペダルの踏み間違いなどにより必要以上にアクセルを踏み込んだとシステムが判断したとき、ドライバーへの警告とともにエンジン出力を制御。
  • 先行車発進お知らせ機能:信号待ちや渋滞などで先行車に続いて停車中、先行車が発進しても自車が発進しないときに、ブザーとメーター内のインジケーター表示でドライバーに案内。

●スマートアシストII(グレード名に“SA II”と表記)

  • 衝突回避支援ブレーキ機能(対車両):約4~50km/h で走行中に前方車両を認識し、衝突の危険性が高まった場合に緊急ブレーキが作動し被害軽減や衝突回避を支援。
  • 衝突警報機能:歩行者の場合は約4~50km/h 、対車両の場合は約4~100km/hで走行中、衝突の危険性があると判断した場合に、ドライバーに危険を警告。
  • 車線逸脱警報機能:約60km/h 以上で走行中に、ウィンカーを出さずに走行している車線から車両がはみ出しそうになると、ドライバーに危険を警告。
  • 誤発進抑制機能:スマアシと同様。
  • 先行車発進お知らせ機能:スマアシと同様。

●スマートアシストIII(グレード名に“SA III”と表記)

  • 衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者):歩行者の場合は約4~50km/h 、対車両の場合は約4~80km/hで走行中に衝突の危険性が高まった場合に緊急ブレーキが作動し被害軽減や衝突回避を支援。
  • 衝突警報機能:スマアシIIと同様。
  • 車線逸脱警報機能:スマアシIIと同様。
  • 誤発進抑制機能(前方):スマアシ、スマアシIIと同様。
  • 誤発進抑制機能(後方):後方約2~3m先までに障害物などがあることをソナーセンサーが検知しているときに、シフトポジションを「後退」にしたまま必要以上にアクセルペダルを踏み込んだ場合、急発進を抑制
  • オートハイビーム:対向車のヘッドライトなどを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替え。
  • 先行車発進お知らせ機能:スマアシと同様。

カスタムを選ぶ際は車両状態をしっかりチェック

軽カスタムグレードは免許を取りたてのユーザー、どちらかというと運転が荒いユーザーが選ぶケースもあります(もちろんすべてのユーザーではありません)。

極端にローダウンしたモデルとは違うのでボディ下やエアロパーツ下をすったりするケースは少ないはずですが、念のため下回りの状態を確認しておくといいでしょう。

また、禁煙車が絶対条件の方はタバコのにおいがしないかなども要チェック!

ムーヴの中古車と比べたいライバル車種はコレだ!

3つの顔を持つムーヴのガチライバル「現行型スズキワゴンR」

3つの顔を持つムーヴのガチライバル「現行型スズキワゴンR」

90年代に軽トールワゴンを世の中に定着させた立役者がワゴンR。2017年2月に登場した現行型は標準モデル、上級モデル、スティングレーでまったく異なるデザインを採用。自分好みのデザインを探したい方におすすめのモデルです。

軽量プラットフォーム「ハーテクト」による剛性感のあるしっとりした乗り味、マイルドハイブリッドによる力強い走りと低燃費など多くの魅力がつまったトールワゴンです。

現行型でもベーシックなFAやハイブリッドFXなら50万円から見つかるので、現行型ムーヴと比較検討しやすくなっています。

上級グレードは高速道路運転支援機能を搭載「現行型日産デイズ」

上級グレードは高速道路運転支援機能を搭載「現行型日産デイズ」

新開発エンジンを搭載して2019年にデビューした現行型デイズは、上級グレードに高速道路同一車線内での運転支援を行うプロパイロットを搭載。その他のグレードでも多くの先進安全装備が搭載されています。

デザインは標準モデルでも高級感のあるスタイルに。ハイウェイスターは大型のVモーショングリルを採用して、クラスを超えた風格をまといました。また、オーテックが手がけたボレロも設定。外装はもちろん内装もツートーン仕様になり、特別感漂うモデルとなっています。

新時代のベーシックを目指したトールワゴン「旧型ホンダN-WGN」

新時代のベーシックを目指したトールワゴン「旧型ホンダN-WGN」

ホンダのNシリーズの中でヒンジ式ドアを採用したN-WGNは、2013年11月に初代がデビュー。N-BOXをはじめとするNシリーズはプラットフォームの剛性感の高さがもたらす軽自動車とは思えない安定感のある走りに定評があります。N-WGNは専用サスペンションを採用したことで、高速道路でも安定感のある走りが楽しめるようになりました。

居住性、積載性などもうまくバランスをとっているので、日常シーンからちょっとした旅行まで家族で快適にドライブを楽しめます。

LINE買い方診断

中古車のムーヴはここで探せ!

中古車のムーヴはここで探せ!

では、中古車ムーヴをどこでどのように探したらよいでしょうか。カーライフを賢くスムーズに始めるのに、おすすめのサービスや販売店をご紹介します。

カーセンサーnet

カーセンサーnetは中古車情報誌時代から数えて40年近い歴史と実績を誇る検索サイトで、サイト上には約50万台の情報が掲載されています(※)。車の状態を示す評価について独自の認定システムを導入しているので、こうした評価を車選びの目安にすれば、車に詳しくない方でも安心して車選びができるでしょう。

また、「カーセンサーアフター保証」に加入すれば、業界最多水準の350項目の部品について修理が保証され、保証料金は車に合わせて細かく設定できるので、無駄なく予算に合わせた保証を付けることができます。

カーセンサーnetの現行型&旧型ムーヴの掲載件数は5,411件、価格帯は10万~180万円となっています(※)。
※いずれも2021年6月3日時点の情報です。

グーネット中古車

先述のカーセンサーnetと同じような中古車情報サイトで、こちらも約50万台が登録されています(※)。グーネット中古車にも、検査協会などが車の状態を評価する「ID車両」という制度や、最長3年まで走行距離無制限でさまざまな保証が付く「Goo保証」などの制度があります。

グーネット中古車の現行型&旧型ムーヴ掲載台数は6,652件、価格帯は10万~180万円となっています(※)。
※いずれも2021年6月3日時点の情報です。

現行型、旧型ともに、価格が安い中古車がたくさんあるのが魅力

現行型ムーヴはデビューから6年半経ち、新車としてはやや前世代感が出てきました。その分、中古車の流通量は豊富にあり、前期型なら予算を抑えて買うことも可能です。旧型ムーヴならさらに予算を抑えることも可能。低コストで軽自動車を手に入れたい方にとってムーヴはおいしい存在になっていると言えるでしょう。

ダイハツが得意とするカスタムグレードはもちろん、標準モデルも高級感のある雰囲気を強調しているので、軽トールワゴンで上質感にこだわりたい方はぜひ注目してみてください。

よくある質問

Q1:中古車のムーヴ、どれを買うべき?

A:予算を抑えて買うことにこだわるなら旧型後期モデルのXが狙い目です。

Q2:中古車のムーヴを買うときに気を付けたいポイントは?

A:年代によって先進安全装備の内容が大きく異なります。事前に内容を要チェック!

Q3:中古車のムーヴはどこで手に入れればいい?

A:購入するなら全国の販売店の窓口となっているカーセンサーnet、グーネットなどの中古車情報検索サイトを活用するとよいでしょう。頭金や初期費用の一括払いが必要ない方法を探しているなら、定額カルモくんがおすすめです。支払いは毎月定額の利用料金だけなので、すぐにお好みの中古車のムーヴに乗ることができます。

※記事の内容は2021年6月3日時点の情報で制作しています。

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