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中古車のトヨタ「シエンタ」モデル別相場と正しい買い方徹底解剖

中古車のトヨタ「シエンタ」モデル別相場と正しい買い方徹底解剖

トヨタで一番コンパクトなスライドドア付きミニバンが、シエンタです。普段は使わないけれどいざというときのために3列目が欲しい、そんなファミリー世代から高い支持を得ています。ハイブリッドとガソリンエンジンモデルから選べる、現行の2代目がデビューしたのは2016年。その前の世代にあたる初代は、2003年に登場しました。どちらの世代も数多く流通していますが、中古車のシエンタならどのモデル、グレード、年式のものを買えば一番お得なのか、間違いがないのかという正しい買い方に加えて、気になる最新の中古車相場の状況などを専門家の目線で徹底解説します。ぜひ参考にしてください。

【この記事のポイント】
✔一番推したい中古車のトヨタ「シエンタ」は2016年式ハイブリッド1.5G
✔用途によって欲しいシート数を選ぶことが大事

中古車のシエンタ、おすすめモデルはズバリこれ。自分なら2016年式ハイブリッド1.5Gを130万円で買う!!

中古車のシエンタ、おすすめモデルはズバリこれ。自分なら2016年式ハイブリッド1.5Gを130万円で買う

ハイブリッドカーは、新車だと少し割高感を感じる方も多いのではないでしょうか。シエンタもその例にもれず、ガソリンエンジン車と比べると、40万円以上高くなります。最新の新車ラインナップですと、222万7500円〜という価格設定。この金額を見てガソリン車に対してハイブリッドのメリットを感じられないのなら、中古のハイブリッドを探すというのはいい方法かもしれません。私のイチ推しは、ズバリ現行型前期モデルの最上級グレード、2016年式のハイブリッド1.5Gです。

シエンタの中古車には初代と現行型の2代目がありますが、燃費のいいハイブリッド車を選ぶなら現行型一択になります。初代には設定されていなかったハイブリッドを追加して2代目へと生まれ変わったのが、2015年7月。その後、2018年9月にマイナーチェンジを実施していて、これを境に前期モデルと後期モデルに分かれます。中古相場は、前期モデルが60万〜270万円、後期モデルが110万〜320万円となっています。新車価格を考えると、前期モデルのほうがお買い得感は高いでしょう。ハイブリッド1.5Gは、電動スライドドアが左右両側に設定され使い勝手がいいグレードです。走行距離5万km未満でも130万円台から狙えるようになってきました。新車から100万円近く安く購入できることを考えれば、お買い得と言えるでしょう。

中古車のシエンタ、おすすめモデルはズバリこれ。自分なら2016年式ハイブリッド1.5Gを130万円で買う_02

現行型シエンタのラインナップは、大きく分けるとパワーユニットとシートの数で分類されます。ガソリン車かハイブリッド車、そして3列シートか2列シートかをそれぞれ選び組み合わせるのですが、この組み合わせで最もオールマイティで使いやすいのは、ハイブリッド+3列シートでしょう。3列目は頻繁に使用しないなら、床下に収納して広いラゲッジスペースとしても使えます。もちろん、ハイブリッドの燃費の良さは言わずもがなです。今回おすすめのハイブリッド1.5Gなら、これらをすべて満たしています。ちなみに2列シート仕様は、後期モデルから追加されたグレードです。まだ比較的新しいこともあり、中古相場は前期モデルと比べると高めです。

LINE買い方診断

ほかにもこんなに!お買い得で魅力的な中古車シエンタ

ほかにもこんなに!お買い得で魅力的な中古車シエンタ

おすすめしたハイブリッド1.5Gが一番個体数も多く選びやすいグレードではありますが、ほかにも魅力的な選択肢があります。3列シートが必要なく、車中泊の機会が多かったり、より広くてフラットなラゲッジフロアを求めるなら5人乗りの2列シート仕様を選ぶのもいいでしょう。ただ、前述のように後期モデルから追加されているグレードのため、価格帯はまだ高めです。そして、4WDが必要ならハイブリッドではなくガソリン車から選ぶことになるのも、シエンタを検討する上で押さえておきたい要素です。

シエンタのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧

シエンタのモデルチェンジ、マイナーチェンジ一覧_01

トヨタの最小ミニバンとして2003年9月に登場した、初代シエンタ。1.5LエンジンとCVTの組み合わせ、7人乗りの3列シート、両側スライドドアなど現行型にも継承される特徴を備え、若いファミリー層を中心に支持を得ました。

特に注目すべきは誰でも使いやすいユニバーサルデザインを随所に採用したこと。赤ちゃんを抱えるママの使い方を想定し、シートアレンジや3列目シートの格納など、さまざまな動作を片手で行えるように工夫しています。

デザインは丸みを帯びたフロントライトが特徴的。インテリアも温かみのあるデザインにしたことで、飽きずに長く使える雰囲気を醸し出しています。

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2006年5月のマイナーチェンジでは、バンパーやグリル、ヘッドライト、リアコンビネーションライトなどのデザインを変更。愛らしい表情の中にスタイリッシュな雰囲気が盛り込まれました。

2010年10月、初代シエンタは販売を終了し、トヨタのホームページからも姿を消します。しかしその後、2011年5月にマイナーチェンジの上で販売を再開。これは非常に珍しいケースです。

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このマイナーチェンジでは、従来の丸いライトのモデルに加え、四角いライトでイメージを大きく変えたダイスが設定されました。

ほかにもメーターのデザインやシート表皮の意匠なども変更されています。

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2015年7月、シエンタは2代目へとフルモデルチェンジ。これまでの丸型ヘッドライトを用いたファニーな外装から一転、トレッキングシューズをイメージしたスポーティーなデザインとカラーリングを採用しました。これまでの1.5Lガソリンに加え、ハイブリッド車を新たにラインナップしています。

個性的な外観に生まれ変わったシエンタですが、旧型が採用したユニバーサルデザインは継承され、室内の機能は世代を超えて使いやすく設計されているのも現行型の大きな特徴です。床面も低く設計されているので、小さなお子さんやご年配の方も乗り降りしやすくなっています。また旧型は3列目が狭く、あくまで非常用というものでした。現行型ではここを大きく改良。3列目まで大人がきちんと座れるよう設計されています。

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このタイミングで先進安全装備であるToyota Safety Sense Cが設定されます。ただ、現行型前期モデルではまだ全グレードオプション設定という扱いに。中古車を探すときは、このオプションが付いているかどうかをチェックすることがポイントとなります。

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2018年9月のマイナーチェンジでは、従来の3列シート仕様に加えて2列シート仕様を設定。アウトドアや車中泊を楽しむので3列目席はないほうがいいという方の需要も満たせるようになりました。

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2列シート仕様はラゲッジ部のサイドにユーティリティホールを9つずつ設定。ディーラーオプションのフックやバーを使って、さまざまなアクティビティに応じたラゲッジルームを作れるようにしています。

そしてこのタイミングで昼間の歩行者にも対応したToyota Safety Senseを装備しています(X、FUNBASE X、X車いす仕様はオプション)。

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●アウトドアなどの趣味で使うのであれば「2列シートの現行型FUNBASE 」 中古市場の相場130万〜210万円

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アウトドアを趣味にしている方、車中泊をする機会が多い方などには、2列シートグレード「FUNBASE」がおすすめです。理由はもちろん広大なラゲッジスペース。その違いは、ラゲッジ最大モードにシートアレンジすれば一目瞭然。3列シート車は、2列目を前方へ跳ね上げて折りたたむ形になるのに対し、2列シート車は床下に収まります。荷室長の違いは、3列シート車が1,430mmで2列シート車が2,065mm。長尺物も余裕で収まりますし、身長が高めの方でも横になれるスペースが作り出せます。ラゲッジフロアがフラットになり凹凸が少ないこともプラスポイントです。

後期モデルから追加されたグレードということもあり、先進安全装備もミリ波レーダーではなく赤外線レーザーですが「Toyota Safety Sense」に進化しています。歩行者検知機能付きの自動ブレーキや踏み間違い防止機能など、安全支援機能が一層頼もしくなり、上級グレードのFUNBASE Gには標準装備化もされています。買える安全という意味で、このToyota Safety Sense付きの個体は積極的に選びたいところです。

●とにかくコスパ重視なら「旧型」もあり 中古市場の相場10万〜150万円

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旧型シエンタもまだまだ現役で使える車です。現行型に比べれば先進安全装備を中心に劣るところは多々あるものの、コストパフォーマンスは満足すること間違いなしでしょう。2003年に登場し、2010年にいったん生産を終えましたが、市場の要望が強かったため翌2011年に再販されたほど人気のあったモデルです。前期・中期・後期モデルに分けられますが、全モデル1.5Lエンジン+CVTの組み合わせで、FFと4WDがラインナップされたことはずっと変わりませんでした。

2011年以降の後期モデルではヘッドライトの形状が、丸目ライトと角形ライトの2種類から選べるようになりました。後期モデルの低走行車を狙いたいですが、5万km以内の個体でも50万円以下で購入できます。

● 現行型で一番お得に買える「前期モデルのガソリン車」 中古市場の相場60万〜210万円

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ハイブリッドではなくガソリン車の現行型は、100万円以下の個体も見られるようになってきました。前期モデルは上級グレードのGには両側電動スライドドアが設定されていますが、スタンダードグレードのXは片側のみとなっています。4WDモデルが選べるのもガソリン車の大きな特徴です。先進安全装備が全グレードオプション設定でしたので、装備されている個体を選ぶことをおすすめします。

中古車のシエンタならではのチェックポイントはココ

中古車のシエンタならではのチェックポイントはココ

先進安全装備は積極的に選んでおきたい

現行型シエンタから搭載されている先進安全装備は、装備されている個体を選びたいところ。特に前期モデルは全グレードオプション扱いでしたので、装備されている個体を探しましょう。後期モデルですと上級グレードのGは標準装備化されていますが、Xではオプション。こちらも装備の有無は見逃さないようにしましょう。

見栄えをちょっとでも良くしたいならLEDライト類の装着をチェック

LEDのヘッドライトとテールランプは、オプション扱いになっています。見栄えを気にするなら、ここも押さえておきたいポイントです。特にテールランプは細く光る先進的なデザインで、非装着車と比べると違いは明らかです。

長い歴史を持つトヨタのハイブリッドシステムは信頼度が高い

ハイブリッドカーを中古車で購入する場合、駆動用バッテリーやハイブリッドシステムのトラブルを気にする方もいるはず。

トヨタのハイブリッドカーは歴史が長くハイブリッドシステムの信頼性も高いため、そこまで心配しなくてもいいでしょう。ちなみにトヨタの認定中古車を購入して中古車ハイブリッド保証をプラスした場合、保証期間は初度登録年月から10年(または購入から3年)、累積走行距離は20万kmが保証対象となります。このことからもシステムに対する信頼性がわかるはず。

ただ、前ユーザーの使い方が荒かった場合や事故などでダメージを受けた場合など、メーカーが想定していない状態で使われていた可能性もあります。万が一トラブルが発生すると高額の修理費用がかかるので、システムの状態などをお店によく確認してください。

シエンタの中古車と比べたいライバル車種はコレだ!

唯一のライバルであるコンパクトミニバン「現行型ホンダ フリード」

唯一のライバルであるコンパクトミニバン「現行型ホンダ フリード」

モビリオから始まるホンダコンパクトミニバンの現行モデルです。現在シエンタの唯一のライバルとも言え、3列&2列シート、ハイブリッド&ガソリン車など、選べるラインナップも似ています。フリードの良さは、ボディの剛性感からくる走行時の安定感と、先進安全装備「Honda SENSING」です。

走らせるとボディのしっかり感と乗り心地の良さが伝わり、ステアリングを切れば素直にノーズがコーナーへ向きます。こういった走りの良さは、シエンタよりフリードほうが優れているポイントです。逆にハイブリッドの燃費性能では、シエンタがフリードをやや上まわっていますので、燃費をとるか走りの良さをとるかで選ぶのもアリではないでしょうか。

そして忘れてはいけないのが「Honda SENSING」の高性能ぶりです。シエンタのToyota Safety Senseは、正直最新の装備とは言えずひと世代以上前の機能です。対してフリードのHonda SENSINGは、前車を自動追従してくれる「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」や、車線のセンターをキープするステアリングアシストなども備える最新式のものです。高速道路で遠出するときなどは、疲労が大きく低減される支援システムですので、ロングドライブ好きならフリードを選んだほうがいいでしょう。また、ハイブリッドモデルに4WDが設定されているのもシエンタと異なるポイントです。

シエンタよりも少し大きなコンパクトミニバン「最終型マツダプレマシー」

シエンタよりも少し大きなコンパクトミニバン「最終型マツダプレマシー」

2017年12月まで製造されていたプレマシーは、全幅が1,750mmと5ナンバーサイズより少し広いコンパクトミニバンです。

スライドドアは開口部が広いので乗り降りが楽。おもしろいのは2列目シートで、普段は2人がけとして使い、必要なときはバスの補助席のように中央席が出現。最大7人で乗ることができるようになっています。

既存技術をゼロから見直して作り直し、燃費性能や走る楽しさをこれまでより高い位置に引き上げていくスカイアクティブテクノロジーを早い段階で採用したのもプレマシーでした。これによりガソリンモデルながら燃費を16.2km/L(JC08モード)まで高めています。

マツダはミニバンマーケットから惜しまれつつ撤退してしまいましたが、マツダ車らしい走りの良さを持つプレマシーは隠れた名車です。

2列シートを狙うなら「ルノー カングー」

2列シートを狙うなら「ルノー カングー」

フランスの商用車がベースとなるMPV(マルチパーパスビークル)ですが、その走行性能の高さとオシャレなデザインで大人気。キャンプ場では必ずといっていいほど見かける、人気のモデルです。日本仕様には3列シート車がありませんので、2列シート仕様のシエンタにとっては手強いライバルとなっています。

シエンタとの違いは、5ナンバーサイズには収まりきらないワイドなボディサイズです。全幅は1,830mmありますので、特にガレージのサイズには注意が必要です。エンジンは1.2Lのターボでパワフル。しなやかな乗り心地は国産車では味わえないものです。

LINE買い方診断

中古車のシエンタを賢く探すのなら

中古車のシエンタを賢く探すのなら

では、中古車シエンタをどこでどのように探したらよいでしょうか。カーライフを賢くスムーズに始めるのに、おすすめのサービスや販売店をご紹介します。

カーセンサーnet

カーセンサーnetは中古車情報誌時代から数えて40年近い歴史と実績を誇る検索サイトで、サイト上には約50万台の情報が掲載されています(※)。車の状態を示す評価について独自の認定システムを導入しているので、こうした評価を車選びの目安にすれば、車に詳しくない方でも安心して車選びができるでしょう。

また、「カーセンサーアフター保証」に加入すれば、業界最多水準の350項目の部品について修理が保証され、保証料金は車に合わせて細かく設定できるので、無駄なく予算に合わせた保証を付けることができます。

カーセンサーnetのシエンタの掲載件数は4,119件、価格帯は10万~310万円となっています(※)。

※いずれも2021年6月3日時点の情報です。

グーネット中古車

先述のカーセンサーnetと同じような中古車情報サイトで、こちらも約50万台が登録されています(※)。グーネット中古車にも、検査協会などが車の状態を評価する「ID車両」という制度や、最長3年まで走行距離無制限でさまざまな保証が付く「Goo保証」などの制度があります。

グーネット中古車のシエンタ掲載台数は4,564件、価格帯は10万~320万円となっています(※)。

※いずれも2021年6月3日時点の情報です。

現行型前期タイプの3列シート+ハイブリッドがおすすめ

燃費のいいトヨタのハイブリッドシステムを備えた現行型のシエンタは、市場でも人気が高いので価格は安定しています。少しでもお得に買うなら、前期タイプを狙うほうがいいでしょう。上級グレードのGなら両側電動スライドドアが付いてきます。

2列シート仕様は後期モデルからラインナップされましたので、まだ割高感があります。その点からも、オールマイティに使える3列シート仕様の前期タイプがおすすめです。オプションだった先進安全装備の有無は必ずチェックし、装備された個体を選ぶようにしましょう。

よくある質問

Q1:中古車のシエンタ、どれを買うべき?

A:おすすめは現行型前期モデルのハイブリッド1.5G。先進安全装備が付いているかのチェックは必須!

Q2:中古車のシエンタを買うときに気を付けたいポイントは?

A:オプション設定されていた先進安全装備「Toyota Safety Sense」の装備確認。シートが3列か2列かは、どう使用するかを考えて決めましょう。

Q3:中古車のシエンタはどこで手に入れればいい?

A:購入するなら全国の販売店の窓口となっているカーセンサーnet、グーネットなどの中古車情報検索サイトを活用するとよいでしょう。頭金や初期費用の一括払いが必要ない方法を探しているなら、定額カルモくんがおすすめです。支払いは毎月定額の利用料金だけなので、すぐにお好みの中古車シエンタに乗ることができます。

※記事の内容は2021年6月3日時点の情報で制作しています。

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