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今年で第43回となる日本カー・オブ・ザ・イヤーが発表されました。どんな車が受賞したのでしょうか?
軽自動車がEVとして初めて受賞!
今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、日産「サクラ」と三菱の「eKクロス EV」。
「あれ、2車種?」と思われた方もいるかもしれません。実はこの2車種は、日産と三菱が共同開発したモデルで兄弟車なのです。そのため、同時受賞となりました。
なお、軽自動車が日本カー・オブ・ザ・イヤーに選出されたのは1980年に賞が創設されて以降初めてのこと。
時代の移り変わりを体現した、エポックメイキングなモデルといえるのではないでしょうか。総合的に優れた軽自動車に贈られる「K CAR オブ・ザ・イヤー」も同時受賞です。
なお、「サクラ」と「eKクロス EV」のおもな受賞理由として、購入しやすい価格の軽自動車を電気自動車(EV)に採用することで、EVを所有するハードルを下げ、普及に貢献したことが挙げられています。
加えて、高級車顔負けの運転支援機能や、従来の軽自動車の域を超える動力性能とハンドリング性能を有していることも高く評価されました。
インポート・カー・オブ・ザ・イヤーは?
日本カー・オブ・ザ・イヤーは輸入車も対象です。日本カー・オブ・ザ・イヤーが国産車であった場合、輸入車の中から「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」が選出されます。
今年度の受賞は、ヒョンデのクロスオーバーSUVタイプのEV「IONIQ 5」。
ヒョンデは韓国のメーカーで、「IONIQ 5」はヒョンデ初のEV専用車種です。
未来を感じさせる革新的なデザインの内外装や実用的な航続距離、卓越した動力性能、快適装備や安全装備の充実度など、総合的なレベルの高さが高評価につながったと見られます。
10ベストカーからおすすめモデルをご紹介!
今年度の日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、48車種がノミネートされました。そのうちの10車種が「10ベストカー」に選ばれ、さらにその中から日本カー・オブ・ザ・イヤーが決定します。
今回の「10ベストカー」のうち、定額カルモくんおすすめの2車種をご紹介します。
低燃費でコスパ抜群!
スズキ「アルト」
「アルト」(94万3,800円~)は軽自動車のスタンダードモデルともいえる1台で、40年以上の歴史を誇るロングセラーです。
2021年12月にデビューした現行型は、歴代アルトで初めてマイルドハイブリッドシステムを採用し、ガソリン・ハイブリッド軽自動車トップの27.7km/L*という低燃費を実現。
さらに、歩行者を夜間でも検知したり、後退時に危険があればブレーキ制御を行ったりする衝突被害軽減ブレーキなどが標準装備されているのに、ガソリン車なら100万円を切る価格。コストパフォーマンスも高いことが魅力です。
軽自動車が高額化する中、本来の安さを維持しながら、時代が求める性能を備えた1台でしょう。
*WLTCモード。2022年12月現在、スズキ調べ
従来のイメージを覆す斬新さ!
トヨタ「クラウン」
「クラウン」(435万円~)といえば、国産高級セダンの代名詞といえるモデルです。
ところが、2022年7月に発表された16代目となる新型では、セダンに加え、新たに3タイプがラインナップされることが明らかになりました。ハッチバックタイプの「スポーツ」、SUVの「エステート」、セダンとSUVを融合させた新しいスタイルの「クロスオーバー」と、従来の「セダン」の計4タイプが、順次販売される予定です。
現在販売されているのは、「クロスオーバー」。斬新なスタイルで、固定概念を打ち砕くインパクトを放っています。
もちろん、姿は変わってもフラッグシップらしい快適さや上質な乗り心地は失われていません。上位グレードには新開発のハイブリッドシステムが採用され、これまで以上に爽快な運転が楽しめます。さらに、駐車時の操作のほとんどをサポートしてくれる高度運転支援機能なども搭載されています。
※こちらの記事は、カルモマガジンの提供するメールマガジン(2022年12月18日配信)を再編集した内容です。
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