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今年の冬は厳しい寒さが続きますね。ここまで寒いと、愛車にとってもつらいことが…。
この時期にありがちなのが、朝一刻も早く出発したいのに、エンジンがかかりにくい!という状況。今回はそんなトラブルの解決方法をご紹介します。
エンジンがかかりにくい!
そんなときは…
冬場のエンジンのかかりにくさの原因として、気温が下がることによってエンジンオイルの粘度が上がり、流動性が損なわれることが挙げられます。
でもここで、 焦って何度もセルモーターを回すのはNG。バッテリーに負担がかかってバッテリー上がりを起こしたり、エンジンにダメージを与えたりする可能性があります。
なるべく負担とならないよう、5分程度の間隔をあけてエンジンをかけるようにしましょう。エンジンオイルが滑らかになり、スムーズにエンジンが始動してくれます。
エンジンをいたわるために暖気は有効?
近年のエンジンオイルは性能が向上していることから、エンジンを停止させても内部に油膜を維持してくれます。エンジンの制御技術においても同様で、低温下であっても燃料の噴射量を適切に制御する技術などが搭載されるようになり、少し前の車よりもかなり性能が良くなっています。
そのため、それほど古い車でなければ寒い時期でも暖気の必要は特にありませんが、例外もあります。
それは、長期間乗られていない車の場合。1週間以上動かしていないようなケースでは、エンジン内の油膜はなくなっているので、いきなり走り出すとエンジンに大きな負担がかかります。このような時は、軽く暖気するのがおすすめです。
暖機は「走行暖機」で行う
アイドリングは環境負荷や騒音の面から、自治体によっては条例で禁止されている場合があります。また、燃費も悪化し、あまりいいことはありません。
暖機運転をする際、アイドリングの時間は30秒程度にとどめ、走行しながらの暖気(暖気走行)をおすすめします。車が温まるまでしばらくはアクセルをゆっくり踏み込んで、低回転を意識しながら走行するようにしましょう。そうすると、エンジンだけではなく、駆動系のパーツなども適度に温まり、車を良好な状態で走らせることができます。
※こちらの記事は、カルモマガジンの提供するメールマガジン(2023年2月5日配信)を再編集した内容です。
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