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今が狙い目の中古車はコレ 2021年晩夏の相場情報(ミドルサイズSUV編/萩原文博レポート)

今が狙い目の中古車はコレ 2021年晩夏の相場情報(ミドルサイズSUV編/萩原文博レポート)
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人気車種のモデルチェンジや季節的な要因などによって中古車の相場は日々動いています。そんな中古車市場で、今狙い目のお得なモデルはどれなのか。中古車相場にも詳しい自動車評論家の萩原文博さんに聞いてみました。2021年晩夏の中古車情報として取り上げるのは、レジャーシーンによく似合う「ミドルサイズSUV」。新車ではトヨタハリアー、RAV4、マツダCX-5などが人気ですが、中古車としてはいったいどの車種が狙い目なのでしょうか。

近場の買い物から遠出まで使い道の広いミドルサイズSUV

近場の買い物から遠出まで使い道の広いミドルサイズSUV

現在、国内市場で新車販売台数が多いSUVは、トヨタライズ、ヤリスクロス、ホンダヴェゼルなどがしのぎを削るコンパクトSUVです。しかし、ファミリーカーとしての需要が高く、安定した人気を誇るのはミドルサイズと呼ばれるSUV。2021年1〜6月の新車販売台数で、第5位となったトヨタハリアーをはじめ、トヨタRAV4、マツダCX-5、スバルフォレスター、日産エクストレイルといったモデルが、新車販売台数ベスト50の中にランクインしています。今回はレジャーに買い物に、頼もしい相棒となる国産ミドルサイズSUVの中古車の中から、オススメの5台を紹介しましょう。

第5位「レクサスNX」乗り心地とハンドリングの好バランス

第5位「レクサスNX」乗り心地とハンドリングの好バランス1

国産ミドルサイズSUVの中で、最もフレッシュなモデルは人気の高いトヨタハリアーで2020年に登場しました。しかし中古車は旧型モデルが中心となるので、今回は除外しました。

まず、オススメの第5位は、まもなくフルモデルチェンジが予定されているレクサスNXです。個人的にはレクサスブランドのクルマの中で、このNXとISが最も乗り心地の良さとハンドリングの良さを両立させたモデルと感じています。

第5位「レクサスNX」乗り心地とハンドリングの好バランス2

初代レクサスNXは2014年に登場。搭載するパワートレインは最高出力238psを発生する2L直列4気筒ターボと2.5L直列4気筒ガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステムの2種類です。現在は両パワートレインで2WDと4WDを選ぶことができます。2017年のマイナーチェンジの際に内外装の変更に加えて、予防安全パッケージのLexus Safety System+を全車に標準装備としています。

第5位「レクサスNX」乗り心地とハンドリングの好バランス3

現在、レクサスNXの中古車は約775台流通していて、平均価格は約347.4万円。価格帯は約206万~約628万円となっています。最も多いのが2Lターボエンジンを搭載した300 (200t)F SPORTとなっており、走りにこだわるユーザーが多いことを表しています。予防安全パッケージのLexus Safety System+を装備した後期型でも約250台流通していて、価格帯は約320万~約630万円でグレードはハイブリッド車の300h F SPORTが多いのが特徴です。

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第4位「三菱アウトランダーPHEV」初期モデルであれば100万円以下で狙える!

第4位「三菱アウトランダーPHEV」初期モデルであれば100万円以下で狙える!1

続いて第4位は三菱アウトランダーPHEVです。このアウトランダーPHEVも2021年内にフルモデルチェンジが予定されている車種です。

現行モデルは2012年に登場し、2015年に内外装を変更したマイナーチェンジを行い、2017年にはPHEVシステムを変更する一部改良を行っています。モデルライフが長い車種ですが、狙い目は2015年のマイナーチェンジ後のモデルです。静粛性の向上に加えて、乗り心地も向上したことで質感が高くなっているからです。

第4位「三菱アウトランダーPHEV」初期モデルであれば100万円以下で狙える!2

現在、アウトランダーPHEVの中古車は約385台流通していて、平均価格は約268万円。中古車の価格帯は約88万~約452万円と初期モデルであれば、100万円以下で手に入ります。2015年のマイナーチェンジ後のモデルに絞っても約321台流通していて、価格帯は約140万からとなります。予算を200万円以下に絞っても約20台ヒットするのでかなりリーズナブルとなっています。

第4位「三菱アウトランダーPHEV」初期モデルであれば100万円以下で狙える!3

グレードでは、2.0Gナビパッケージが多いのですが、2017年に搭載するエンジンの排気量が2Lから2.4Lへと拡大したPHEVでは、2.4Gプラスパッケージが多くなっています。家庭用電気機器をアウトドアでも使用できるというメリットもあるアウトランダーPHEVは前後に搭載したモーターを駆動させる高い走行性能も魅力です。

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第3位「ホンダCR-V」ハイブリッドの順調な値落ちに注目!

第3位「ホンダCR-V」ハイブリッドの順調な値落ちに注目!1

第3位は新車販売台数では苦戦していますが、ホンダCR-Vです。5代目となる現行モデルは2018年に日本市場に導入されました。国産ミドルクラスSUVの中で、最も実用的な3列シートをもつモデルです。

第3位「ホンダCR-V」ハイブリッドの順調な値落ちに注目!2

搭載されているパワートレインは1.5L直列4気筒ターボエンジン+CVTと2Lエンジンと発電・駆動を行う2つのモーターを組み合わせたハイブリッドシステムの2種類です。ガソリン車には5人乗りに加えて、7人乗りも用意されています。2020年にマイナーチェンジを行い内外装の変更を行っています。その際にハイブリッド車はe:HEV(イーエイチイーブイ)と名称を変更しています。

第3位「ホンダCR-V」ハイブリッドの順調な値落ちに注目!3

現行型CR-Vの中古車は約223台流通していて、平均価格は約306万円。中古車の価格帯は約223万~約425万円と、まだ登場してから3年しか経過していないモデルですが、値落ちは順調です。グレードでは、ハイブリッドのマスターピース2WD車が最も多く、次いで、ハイブリッドのマスターピース4WD車とハイブリッド車が人気となっています。CR-Vのハイブリッド車の中古車の流通台数は約111台で、価格帯は約223万~約415万円。1.5Lターボ車との価格差が縮まっているので、狙い目はハイブリッド車でしょう。運転支援システムもHonda SENSINGを標準装備していますので、安全性も高くなっています。

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第2位「トヨタRAV4」フレッシュなモデルだが流通量が豊富

第2位「トヨタRAV4」フレッシュなモデルだが流通量が豊富1

そして第2位はトヨタRAV4です。4代目となる現行モデルは、2019年4月に登場しました。外観デザインはSUVらしい力強さと洗練さを融合しており、クラストップレベルのラゲージスペースによりあらゆるシーンで利便性を発揮します。

搭載されているパワートレインは2L直列4気筒ガソリンエンジン、そして2.5Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステムの2種類。組み合わされるミッションはすべてCVTで、駆動方式は2WD(FF)と3種類の4WDが設定されています。中でも新開発されたダイナミックトルクベクタリングAWDは世界初のシステムです。前後のトルク配分に加えて、後輪のトルクを左右独立で制御するトルクベクタリング機構と、4WD走行が不要と判断した場合には後輪に動力を伝達させる駆動系を切り離して燃費性能を向上させるディスコネクト機構を採用しています。

第2位「トヨタRAV4」フレッシュなモデルだが流通量が豊富2

全車に標準装備される最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」は衝突軽減ブレーキであるプリクラッシュセーフティや高速道路などで追従走行が可能なレーダークルーズコントロールなど6種類の機能がパッケージ化され、ドライバーをサポートしてくれます。TNGAを採用し走行性能、そして安全性能が一段とレベルアップしたSUVとなっています。

第2位「トヨタRAV4」フレッシュなモデルだが流通量が豊富3

2019年に登場したフレッシュなモデルですが、中古車の流通台数は約776台と非常に豊富です。中古車の平均価格は約321.3万円で、価格帯は約226万~約510万円となっています。グレード構成は2Lガソリンエンジンのみに設定されたアドベンチャーが最も多く、続いても2.0G Zパッケージと2Lガソリン車が人気となっています。最も人気の高い2.0アドベンチャーの中古車の価格帯は約239万~約438万円となっており、200万円台前半でも手に入る中古車が出回り始めて割安感が広がっています。

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第1位「マツダCX-5」走り、安全性能、そして価格のバランスが良い

第1位「マツダCX-5」走り、安全性能、そして価格のバランスが良い1

そして、国産ミドルサイズSUVの中古車でオススメ第1位はマツダCX-5です。2017年に登場した現行モデルはヒットモデルとなり、中古車も約2000台が流通しています。

搭載するエンジンは2L、2.5L直列4気筒ガソリン、2.5L直列4気筒ガソリンターボ、2.2L直列4気筒ディーゼルターボと4種類を用意。トランスミッションは6速ATを中心にディーゼル車は6速MTも設定されています。

第1位「マツダCX-5」走り、安全性能、そして価格のバランスが良い2

販売開始以降、改良が重ねられていて、毎年のように進化しています。中でも2018年には2度の変更を行っており、3月の一部改良ではエンジンの出力アップ。そして、10月は2.5Lガソリンターボエンジンに加えて、運転システムの機能が拡充されています。さらに、2020年12月にもディーゼルエンジンの出力向上が図られています。

第1位「マツダCX-5」走り、安全性能、そして価格のバランスが良い3

現行型CX-5の中古車は約2000台もあり、平均価格は約246万円。価格帯は約150万~約400万円で、200万円以下に絞っても約100台がヒットします。流通台数が多いのは2.2Lディーゼルターボを搭載したXDプロアクティブの2WD車で、全体的にもディーゼル車の割合が多くなっています。燃料の軽油はガソリンに比べると安いので、ロングドライブが多い人にはピッタリです。i-ACTIVSENSEと呼ばれる運転支援システムも充実しています。

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国産ミドルサイズSUVでは走行&安全性能、そして価格のバランスが良いマツダCX-5が最もオススメしたいモデルです。ただしCX-5は年式によって装備差があるので、購入時は年式をしっかりとチェックしましょう。

※記事の内容は2021年9月時点の情報で制作しています。

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※対象は、こちらのバナーから審査をしていただいた方で初回引き落としが確認取れた方。また、新規申込みの方(申込み期限は2021年12月31日まで)

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