ページトップへ戻る
キーワードから記事を探す
車種から記事を探す
ライターから記事を探す
寄稿記事
モータージャーナリスト
萩原文博はぎはらふみひろ

「トヨタグランエース」アルファード/ヴェルファイアをしのぐ超大型ミニバンが登場

「トヨタグランエース」アルファード/ヴェルファイアをしのぐ超大型ミニバンが登場
「トヨタグランエース」アルファード/ヴェルファイアをしのぐ超大型ミニバンが登場

東京モーターショーで注目を集めたトヨタグランエースがいよいよ発売されました。アルファード/ヴェルファイアをしのぐ巨大なボディが特徴のグランエース、その詳細をお届けしましょう。

全長5.3m、全幅約2mの衝撃

全長5.3m、全幅約2mの衝撃

2019年10月末から11月初旬にかけて開催された東京モーターショーでトヨタ車体ブースに展示され、ひときわ注目を集めたのがトヨタグランエース。全長5.3m、全幅1.97mというLLサイズミニバンのアルファード/ヴェルファイアを超えるワイドボディによって圧倒的な存在感を放つフルサイズワゴンです。このグランエースが2019年11月25日に発表され、12月16日より販売が開始されました。

グランエースは東南アジアやオーストラリアなどですでに販売されているモデル、エンジンの後端上に運転席が配置され、短いボンネットが特徴的なボディパッケージを採用しています。全長5.3mという大きなボディサイズを活かし、エントリーグレードのGは8人乗り、上級グレードは6 人乗りとなっています。

押し出しの強いフロントデザイン、堂々としたリアデザイン

押し出しの強いフロントデザイン、堂々としたリアデザイン1

外観デザインはメッキパーツを採用した大きなフロントグリルとヘッドライトが目立ちます。上下、左右方向に張り出すことで、華やかで強い押し出し感を演出したフロントビューです。

押し出しの強いフロントデザイン、堂々としたリアデザイン2

リアデザインもリアコンビネーションランプのLEDの光の帯により先進性を強調、上方向を指し示す特徴あるデザインのリアコンビネーションランプとバックドアガーニッシュを高い位置にレイアウトすることで、堂々とした風格を表現しています。

意外と良好な小回り性能

全長5.3m、全幅1.97mというビッグサイズにもかかわらず、取り回しの良さを表す最小回転半径は5.6m(17インチタイヤ装着時)を実現。最適なハンドルの切れ角とギア比の設定によってタイヤの滑らかな動きを可能とし、市街地などでの取り回しの良さを確保しています。

意外と良好な小回り性能1

意外と良好な小回り性能2

意外と良好な小回り性能3意外と良好な小回り性能4

装着されている17インチタイヤには大きく見せる効果のある放射状スポークデザインのアルミホイールを採用。削りだしの質感と金属調塗装によって高級感と安定感を表現しています。ボディカラーは有償色のホワイトパールクリスタルシャインを加えた全4色が用意されます。

広大な室内空間、4列シートもラインナップ

広大な室内空間、4列シートもラインナップ1

グランエースのインテリアは、室内長3,290mm(プレミアム、Gは3,365mm)、室内幅1,735mmという圧倒的な広さの室内空間に、プレミアムは3列シート6人乗り、Gは4列シート8人乗りという異なるレイアウトを設定し、多彩なニーズに対応しています。

広大な室内空間、4列シートもラインナップ2

広大な室内空間、4列シートもラインナップ2

広大な室内空間、4列シートもラインナップ3

上級グレードのプレミアムは、2列目&3列目の4席にゆったりとくつろげる専用のエクゼクティブパワーシートを採用。座り心地の良さに加えて、ロングスライド機構やパワーリクライニング機構、パワーオットマン、快適温熱機能などを装備し、利便性だけでなく快適性も追求しています。

広大な室内空間、4列シートもラインナップ4
広大な室内空間、4列シートもラインナップ5

広大な室内空間、4列シートもラインナップ6

広大な室内空間、4列シートもラインナップ7

4列シート仕様のGの2列目シートはエグゼクティブパワーシート、3列目にレバー操作でシート調整可能なリラックスキャプテンシート、そして4列目はワンタッチで座面が跳ね上がる6:4分割チップアップシートを採用し、乗車人数や荷物の量にフレキシブルに対応します。

広大な室内空間、4列シートもラインナップ8

ブラックを基調とした低くワイドなインストルメントパネルはエアコンの吹き出し部に金属調加飾を採用、さらに助手席正面に木目調加飾を施し華やかさを演出しています。メーターフードにも表皮巻きと本ステッチ、ハンドルには本革を採用しています。

またエンジンルームと室内を隔てるダッシュパネルにサンドイッチ鋼板を採用しているのをはじめ、制振材、吸遮音材を効果的に配置することで、高級ワゴンにふさわしい静粛性の高さを実現しています。

エンジンは2.8Lディーゼルのみ、駆動方式はFR!

エンジンは2.8Lディーゼルのみ、駆動方式はFR!1

グランエースに搭載されているエンジンは、最高出力177ps、最大トルク450Nmを発生する2.8L直列4気筒ディーゼルターボです。

エンジンは2.8Lディーゼルのみ、駆動方式はFR!2

組み合わされるトランスミッションは6速ATで、車両重量が約2.7トンというグランエースを1,600回転という低回転域から450Nmというトルクで引っ張ります。駆動方式は2WD(FR)だけで、WLTCモード燃費は10.0km/Lとなります。

安全装備やコネクテッドなどは当然の充実ぶり

安全装備やコネクテッドなどは当然の充実ぶり1

安全装備は歩行者(昼夜)や自転車運転者(昼間)を検知対象に加えたプリクラッシュセーフティ採用の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」に加えて、駐車時など、静止物を検知して衝突被害の軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]」、駐車場での後退時に左右後方から接近する車両を検知し衝突の可能性がある場合、ブレーキを制御する「リヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]」、切替レバーを操作することで車両後方カメラの映像をミラー内のディスプレイに表示する「デジタルインナーミラー」など、安全・安心をサポートする機能も充実しています。

安全装備やコネクテッドなどは当然の充実ぶり2
ディスプレイオーディオとDCM(車載通信機)も全車に標準装備し、スマートフォンとの連携を強化、コネクティッドサービスの利用も可能です。

トヨタの贅を尽くしたフルサイズワゴン、グランエースの車両本体価格はGが620万円、プレミアムが650万円となっています。乗車定員からすると、ライバルはアルファード/ヴェルファイアに加えてハイエースワゴンも該当します。

■トヨタグランエース価格表

グレード駆動方式WLTCモード燃費(km/L)車両本体価格
 G2WD(FR)106200000
プレミアム6500000

 

LINEで受け取る

※記事の内容は2019年12月時点の情報で制作しています。

トヨタグランエースの新車カーリース情報
関連するカーリース情報
その他のトヨタグランエースの記事
関連記事
カーリースお役立ち記事
車種から記事を探す
人気記事ランキング
注目のキーワード
閉じる

お得なクルマ情報が届く_リース&カルモの最新情報も!_LINEで受け取る