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「スバルアウトバック」おおらかなグランドツアラーは最新の運転支援機能も魅力だ(萩原文博レポート)

「スバルアウトバック」おおらかなグランドツアラーは最新の運転支援機能も魅力だ(萩原文博レポート)

日本におけるスバルのフラッグシップSUVであるアウトバックが、北米から1年以上遅れて2021年10月にようやく導入されました。最新のアイサイトX搭載のために日本導入に時間がかかったという新型アウトバック、その出来栄えが気になります。萩原文博さんの試乗レポートをお届けしましょう。

1年遅れの理由はアイサイトXの搭載

1年遅れの理由はアイサイトXの搭載

日本市場において、スバルのフラッグシップモデルはレガシィです。しかし、2014年に旧型モデルが登場した際に、日本にステーションワゴンブームを起こしたツーリングワゴンは廃止され、コンパクトなレヴォーグにスイッチ。その結果、レガシィはセダンのB4とクロスオーバーSUVのアウトバックの2モデルとなりました。

新型アウトバックは2020年に北米市場で発売されたものの、日本市場へは1年以上遅れて2021年10月の導入となりました。この導入の遅れは、最新鋭の運転支援システムであるアイサイトXをフラッグシップモデルであるアウトバックに搭載するためです。セダンのB4は2020年に生産終了されたままで、現行モデルでは販売の予定はありません。したがって日本市場においてはこのアウトバックがフラッグシップモデルとなります。

それでは、最新鋭の運転支援システムを搭載したスバルのフラッグシップモデル、アウトバックを紹介しましょう。

アウトバックらしさを継承した外観デザイン

アウトバックらしさを継承した外観デザイン

新型アウトバックは総合安全性能のレベルを引き上げるとともに、ドライバーの意思に忠実なハンドリングや、不快な振動騒音の低減によって快適な乗り心地を提供する「スバルグローバルプラットフォーム」、そしてボディ全体の骨格連続性を高める「フルインナーフレーム構造」や微小な変形を抑える「構造用接着剤」などを採用し、さらなる高剛性化と軽量化を実現しています。

外観デザインは、スバル共通のデザインフィロソフィー“DYNAMIC x SOLID”を「アウトバック」のキャラクターに適応させ、「Active & Tough」というデザインコンセプトのもの、厚みや力強さを強調したボディパネルと、一体感を増したクラッディングを組み合わせることでアクティブさとタフさを表現。一方インテリアは、乗る人すべてがゆったりくつろげる居心地の良い上質な空間を演出するため、高級オーディオシステムや本革シートを採用しています。

1.8Lのダウンサイジングターボ+新型リニアトロニック

1.8Lのダウンサイジングターボ+新型リニアトロニック

搭載するエンジンは低回転域から最大300Nmという力強いトルクを発生させる1.8L水平対向4気筒直噴ターボエンジンを採用。組み合わされるトランスミッションは、新型のリニアトロニックと呼ばれるCVTで、変速ショックのない滑らかな加速と、リニアなレスポンスを提供。さらに8 速マニュアルモードを採用し、操る愉しさも一段と高めています。

ETCゲートでの減速や高速渋滞時ハンズオフがアイサイトXの魅力

ETCゲートでの減速や高速渋滞時ハンズオフがアイサイトXの魅力

最新鋭の運転支援システムは、高精度マップを活用した新開発の高度運転支援システム「アイサイトX」を全車標準装備。一定の条件を満たした自動車専用道路において、GPSや準天頂衛星システム「みちびき」などからの情報と、車線単位の道路情報を持つ3D高精度地図データを組み合わせることで、自車位置を正確に把握。運転支援機能を大幅に向上させています。

なかでも、料金所の手前で、ETC ゲートを安全に通過できる速度まで減速、通過後はセット車速まで加速する「料金所前速度制御」や、自動車専用道路上での渋滞時(0km/h~約50km/h)、一定の条件を満たすとステアリングから手を放すことが可能となり、渋滞時のドライバーの運転負荷を大幅に軽減する「渋滞時ハンズオフアシスト」は最新の運転支援機能です。

大型センターディスプレイやコネクティッドサービスも

大型センターディスプレイやコネクティッドサービスも

さらに、「つながる安全」によって安心感をもたらすコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」を採用。11.6インチセンターインフォメーションディスプレイやGPS、車載通信機などを搭載し、24時間365日コールセンターとつながることで、交通事故やトラブルが発生した際に、サポートするサービスを採用しています。

最新鋭の運転支援システムに加えて、つながる機能も充実したアウトバックのグレード構成はX-BREAK EXとリミテッドEXの2種類で、新車時価格は377~390万円となっています。

300万円台はボーナスプライス!

300万円台はボーナスプライス!

今回試乗したのは、車両本体価格377万円のX-BREAK EXです。X-BREAKはアクティブの価値を最大化したアウトギアモデルで、ダークメタリック塗装の18インチアルミホイールをはじめ、ラダータイプのルーフレール、ブラック塗装のフロントグリル、フロント&リアバンパーガード、フロント&リアドア・サイドクラッティング、撥水ポリウレタンシート、X-MODE(ヒルディセントコントロール付、2モード)などの専用装備を装着しています。

同じ1.8Lターボエンジンを搭載したレヴォーグSTI スポーツ EXの車両本体価格が372万円であることを思えば、フラッグシップモデルとしてはバーゲンプライスといえるかもしれません。

大型化の恩恵はインテリアに

大型化の恩恵はインテリアに

大型化の恩恵はインテリアに2

アウトバックX-BREAK EXのボディサイズは、全長4,870mm×全幅1,875mm×全高1,675mmと先代モデルと比べて、かなり大型化しています。その効果は居住空間とラゲッジスペースの拡大につながっています。

大型化の恩恵はインテリアに3

特にラゲッジスペースは5人乗車時で561Lの容量を実現。後席を倒せばさらに積載量は増大します。また、大きな荷物でも積み降ろししやすいワイドな開口部、後端部を軽く押し下げるだけでカバーが跳ね上がるポップアップ式トノカバーなど利便性の高さも魅力です。

ゆったりとした大陸的な走り

ゆったりとした大陸的な走り

乗る前はパワー不足かもと思っていた、最高出力177ps、最大トルク300Nmを発生する1.8L水平対向4気筒直噴ターボエンジンですが、実際に乗ってみるとアウトバックのキャラクターにピッタリ。

ビュンという加速性能は感じませんが、大陸的なおおらかさを前面に押し出したアウトバックのゆったりとした走りにこの1.8Lターボはマッチします。街乗りはIモードで十分、高速道路などではSモードにすれば、ストレスのないスムーズな走りを味わうことが可能です。

アイサイトXの制御はさすが!

アイサイトXの制御はさすが!

搭載するために登場が1年以上遅くなったアイサイトXの制御は抜群。これまで得た知見を活かして、ドライバーの感覚にマッチしたステアリング&ペダル制御をしてくれるので、違和感を感じることは少ないはず。また、高速道路などの再加速のシーンでも従来の自然吸気エンジンと比べてターボエンジンのほうがレスポンスに優れているのも魅力です。

国産車では数少ないステーションワゴンベースのクロスオーバーSUVのアウトバック。最低地上高213mmとスバル独自の4WDシステムによる悪路走破性も魅力ですが、おおらかなグランドツアラーな走りはロングドライブの多い人にピッタリです。

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※記事の内容は2022年2月時点の情報で制作しています。

 

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