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「スバルレヴォーグSTI Sport R」ロングドライブにおすすめなのは断然こちら(萩原文博レポート)

「スバルレヴォーグSTI Sport R」ロングドライブにおすすめなのは断然こちら(萩原文博レポート)

数少なくなった国産車ステーションワゴンにあって、スバルレヴォーグは依然、輝きを放っています。2代目となる現行型レヴォーグは日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、その実力は折り紙付き。そんなレヴォーグに2.4Lターボを搭載した「STI Sport R」が追加されました。萩原文博さんの試乗レポートをお届けしましょう。

スバルが開拓したステーションワゴン市場で、今も存在感を失わないレヴォーグ

スバルが開拓したステーションワゴン市場で、今も存在感を失わないレヴォーグ

1989年に登場した初代スバルレガシィは、それまでライトバンと呼ばれ商用モデルのイメージが強かったステーションワゴンのイメージを一新しました。その後、国産各メーカーからステーションワゴンが登場し、一大ブームが起きました。

現在ではSUVに人気が移り、国産ステーションワゴンのモデル数はすっかり少なくなりました。しかし依然として存在感を放ち続けているのが、ステーションワゴンブームの火付け役となったレガシィの後継車であるレヴォーグ。大きな荷室を確保したボディにハイパワーなエンジンを搭載し、低重心を活かした走行性能は、人やペットそしてモノにも優しく、ロングツーリングに適したモデルといえるでしょう。

より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に

より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に

2代目となる現行型レヴォーグは2020年10月に登場。スバルに脈々と受け継がれる「より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に」というグランドツーリングのDNA を継承しています。さらにスバルの最新技術を結集し、「先進安全」、「スポーティー」、「ワゴン価値」の3 つの価値を革新的に進化させたパフォーマンスワゴンなのです。

現行型レヴォーグは総合安全性能のレベルを引き上げるとともに、ドライバーの意思に忠実なハンドリングや、不快な振動・騒音を低減した快適な乗り心地を提供する「スバルグローバルプラットフォーム」を採用。その高いポテンシャルをベースに、ボディ全体の骨格連続性を高める「フルインナーフレーム構造」や微小な変形を抑える「構造用接着剤」などを追加し、さらなる高剛性化と軽量化を実現しています。

着実に進化した外観デザイン

着実に進化した外観デザイン

現行型レヴォーグのデザインテーマは「Performance&Advanced」。クルマが持つ個性を大胆に際立たせるという「BOLDER」のコンセプトから、意のままにコントロールする愉しさを表現し、レヴォーグの個性を際立たせることを狙っています。

今にも走り出しそうな前傾軸のデザインは、停止していても、レヴォーグの高い走りのポテンシャルを感じさせます。また、ヘキサゴングリルから始まる強い塊感のあるボディデザインによって、包まれるような安心感を提供。ボディ内側からサイドに向けて、内圧によって大胆に張り出したフェンダーは楽しさを大胆に表現しています。

インテリアは伝統のスポーティーさに先進性と質感をプラス

インテリアは伝統のスポーティーさに先進性と質感をプラス

インテリアは伝統のスポーティーさに先進性と質感をプラス2

インテリアは伝統のスポーティーさに先進性と質感をプラス3

インパネは大型・高精細のセンターインフォメーションディスプレイがセンターに位置し、先進性をアピール。「安定」「安心」「愉しさ」の3つの軸によって構成したというインテリアデザインは、スバルらしいスポーティーさに加えて、品質感や安心感を提供しています。

インテリアは伝統のスポーティーさに先進性と質感をプラス4

インテリアは伝統のスポーティーさに先進性と質感をプラス5

ラゲッジルームには新開発のハンズフリーオープンパワーリアゲートを採用し利便性を向上。先代より+10Lの492Lという容量(サブトランクを含まず)を確保し、リアゲートの開口幅を1,055mmと従来モデルより+30mm拡大するなど、定評ある広さと使いやすさに磨きを掛けています。

登場時は1.8Lターボのみだった

登場時は1.8Lターボのみだった

登場時に搭載されていたのは、新開発の1.8L水平対向4気筒直噴ターボ“DIT”エンジン。日常での扱いやすさを重視し、低回転域から300N・mの高トルクを発生します。最新技術リーン燃焼などの採用により、高出力と優れた環境性能を両立し、WLTCモード燃費は13.6~13.7km/Lを実現しています。組み合わせられるトランスミッションはリニアトロニックと呼ばれるCVTで、駆動方式は4WDのみとなっています。

安全装備では、360 度センシングを実現し、リアルワールドにおける安全性を進化させた「新世代アイサイト」を全車標準装備。3D 高精度地図データと、GPS や準天頂衛星「みちびき」などの情報を活用した高度運転支援システム「アイサイトX(エックス)」を搭載したグレードも設定したことで話題を集めました。最新の安全性能だけでなく、「SUBARU STARLINK」を採用するなどコネクティッド機能も充実しています。

追加された2.4Lターボはハイオク指定のハイパフォーマンス版

追加された2.4Lターボはハイオク指定のハイパフォーマンス版

そして、2021年11月にレヴォーグは一部改良を行うと同時に、新開発の2.4L水平対向4気筒ターボエンジンを搭載したハイパフォーマンスモデル「STI Sport R」を追加しました。今回はこのレヴォーグSTI Sport Rのインプレッションを紹介します。

先代モデルには最高出力300psを発生する2L水平対向4気筒ターボエンジンを搭載したハイパフォーマンスモデルがラインアップされていましたが、このレヴォーグSTI Sport Rは同じポジションにあたるモデル。試乗したのは、車両本体価格477万4,000円のSTI Sport R EXです。

搭載する2.4L水平対向4気筒ターボエンジンは、ハイオクガソリンを使用し最高出力275ps、最大トルク375Nmを発生。先代の2Lターボエンジンよりも抑えめとなっています。これが乗り味に大きく影響しています。

新開発のCVTで応答性を改善

新開発のCVTで応答性を改善

組み合わされるトランスミッションは、この2.4Lエンジンに合わせて開発された「スバルパフォーマンストランスミッション」を搭載。エンジンとトランスミッションのきめ細かな協調制御がもたらす素早い変速や、操作に対する応答性の良さにより操る愉しさを深め、ドライバーの意思に忠実に応える高次元の走りを実現しています。

質感の高いスムーズさを前面に出してきた新エンジン

質感の高いスムーズさを前面に出してきた新エンジン

ちなみに今回は同じタイミングで、2.4Lターボエンジンを搭載したWRX S4にも試乗しました。スバル最強のスポーツモデルのWRX S4とこのレヴォーグSTI Sport Rは同じエンジンを搭載していますが、走りの質感や演出が大きく異なっています。パワフルなWRX S4に比べるとレヴォーグSTI Sport Rのほうはスムーズさを前面に出したセッティング。もちろんこれまでの1.8Lエンジンより発進時や追い越しなどの加速時にパワフルさを感じることがありますが、とにかく高級車のような静粛性とスムーズさが特徴です。

1.8Lターボエンジンより最高出力+98ps、最大トルク+75Nmとパワーアップしていますが、ノーマルモードで走行していても、その差はわずかです。しかしドライブモードをスポーツに変えると本領を発揮。国産車でトップレベルの走行性能を発揮します。

先代の2Lターボ搭載車はとにかくパワーを前面に押し出した味付けでしたが、現行型レヴォーグSTI Sport Rは質感の高い走りを感じさせます。

輸入車ステーションワゴンに比べると圧倒的に割安

輸入車ステーションワゴンに比べると圧倒的に割安

街乗り中心で使用するという人ならば、1.8Lターボエンジンでも十分だと思います。とはいえ、せっかくのステーションワゴン、ロングドライブを頻繁に行うという人には、パワフルかつスムーズさを追求したレヴォーグSTI Sport Rのほうが疲れにくいのは間違いありません。この高い質感の走りを可能としたレヴォーグSTI Sport R EXが500万円以下なのですから、輸入車のステーションワゴンと比べると商品力は相当高いのではないでしょうか。

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※記事の内容は2022年4月時点の情報で制作しています。

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