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軽キャンピングカーの失敗談から、デメリットや後悔しない軽キャン選びのポイントを解説

軽キャンピングカーの失敗談から、デメリットや後悔しない軽キャン選びのポイントを解説
軽キャンピングカーの失敗談から、デメリットや後悔しない軽キャン選びのポイントを解説

軽キャンや軽キャンパーとも呼ばれる軽キャンピングカーは、手軽にアウトドアを楽しめる車として人気を集めています。その一方で、選び方を間違って失敗したという声も少なくありません。

ここでは、実際に軽キャンピングカーを購入した方の失敗談をご紹介しながら、失敗しない軽キャン選びのポイントを解説します。

軽キャンピングカー選びのポイントやデメリットを知ることで、自身の用途や目的にはどのような軽キャンが合っているのかがわかり、ぴったりの1台を見つける手がかりになるでしょう。

  • 軽キャン選びで失敗しないためには用途や目的を明確にすることが重要
  • 軽キャンは狭い!水回りや電装にこだわりすぎて失敗した例もある
  • 車中泊やキャンプだけでなく普段使いにも快適な軽キャンなら失敗を防げる

失敗事例から見る、軽キャンピングカー選びの注意点

失敗事例から見る、軽キャンピングカー選びの注意点

軽自動車ベースで、一般的なキャンピングカーに比べてサイズも価格も手頃な軽キャンピングカーは、キャンプや車中泊に挑戦したい方や、車にかけられる予算が限られている方などを中心に注目されている、今話題の車です。
ただし、憧れやイメージで購入してしまうと、思いも寄らない失敗につながる可能性があります。

「おトクにマイカー 定額カルモくん」がアンケートツールを用いて行った独自調査より、実際に軽キャンピングカーを購入した方の具体的な失敗談を見てみましょう。

20代女性
20代女性

所有している車がセダンで趣味のキャンプに不向きだったので、1年前に新車の軽キャンを買っちゃいました!
普通のキャンピングカーよりも費用を抑えられると思い軽キャンを選んだのですが、坂道などでスピードが出ず、運転しにくい点が失敗だったなと感じています。

20代男性
20代男性

小回りが利いてコンパクトで使いやすいと思い、3年前に軽キャンピングカーを新車で購入しました。アウトドアで使用しているのですが、乗り心地は不安定だし、水回りが小さすぎて不衛生だし、断熱性能や遮熱性能も劣っているし、大きさの割にメンテナンスの頻度が多く費用がかかるので、失敗だったな、と。デザインも地味で、どれも画一的で味気なくみすぼらしく感じるのもデメリットに思えます。

20代女性
20代女性

維持費を抑えながら手軽にキャンプがしたくて、中古の軽キャンピングカーを買ったのですが、大きいテントが積みづらかったり、回を重ねるごとに荷物が増えて入りきらなくなってきたり、キャンプ中も調理しにくかったりと、やはりちょっと小さかったな、と後悔しています。しかも中古車なのであまりきれいではなく、イメージしていたおしゃれな内装にできていないし、水回りも使用感があって汚さが目立つし、中古にしたのも失敗だったと思っています。

50代女性
50代女性

2年ほど前に、中古の軽キャンピングカーを購入しました。安さはありがたかったのですが、思ったより馬力はないし、車内もキッチンも狭すぎて思うように使えないし、作りが薄いので夏は暑くて冬は寒いんです。普通のワゴン車のキャンピングカーにすればよかったと後悔しています。

20代男性
20代男性

キャンピングカーに憧れていて、3年前に中古の軽キャンを買いました。一番の失敗は、マンションの駐車場に止められなかったこと。それなのに車内は思ったより狭く、収納スペースもなくてくつろげない上、エアコンの効きも弱いんです。維持費も思いのほか高く、そこも失敗だったと感じています。

40代女性
40代女性

軽キャンピングカーを所有して10年になりますが、とにかく維持費がかかってたいへんです。車両が重たく燃費も悪いので、ガソリン代も高くつきます。スペースが限られることで水回りも充実させられず、水を維持することにも苦労しています。

30代男性
30代男性

キャンプが好きで、普通のキャンピングカーは高いため、軽キャンを中古で買いました。でも、思っていたより狭くて収納スペースもなく、物を置いたらさらに狭くなってしまい……。キッチンも狭くて調理はできないし、寝心地も悪くて、普通の車でキャンプに行くのとあまり変わらないので、失敗したな、と思っています。

コスト面や手軽さから軽キャンピングカーを選んだ方が多いようですが、思いのほか車内空間が狭く、収納も少ないことで失敗したと感じた方が多い様子がうかがえます。また、乗り心地や断熱性・遮熱性、維持費の高さなど、思いも寄らない失敗から、軽キャンにしたことを後悔しているとの声も散見されました。

いずれの失敗談も、一般的なキャンピングカーに近いイメージのまま、コンパクトさや安さといった軽キャンピングカーのメリットを重視して選んだことで、想像していたよりも快適性が劣り、失敗につながっていると推測されます。
軽キャン選びで失敗しないためには、デメリットもしっかりと理解した上で、用途や予算に見合うかを検討することが大切といえるでしょう。

失敗しやすい軽キャンピングカーのデメリット

失敗しやすい軽キャンピングカーのデメリット

軽キャンピングカー選びで失敗しないためには、そのデメリットを具体的に知っておくことが重要です。
実際に買ってから「こんなはずじゃなかった」と後悔したり、使い勝手が悪くせっかくの軽キャンピングカーが宝の持ち腐れとなったりするのを防ぐためにも、ここでは特に軽キャン購入時の失敗につながりやすい5つのデメリットを見ていきましょう。

居住空間やベッドが狭い

軽自動車をベースに架装した軽キャンピングカーは、居住空間やベッドがどうしても狭くなります。就寝定員が2名の軽キャンを大人2人で使用すると、シングルベッドで2人が寝る状態に近くなるため、ゆっくり身体を休められる想定で購入すると、失敗する可能性が高くなります。

さらに、装備や荷物が増えるほど快適に過ごしにくくなるため、就寝定員ちょうどでの連泊はきびしいと考えておかなければ後悔や失敗につながりやすいでしょう。

しかし、ソロキャンプやリモートワーク、趣味を楽しむための書斎代わりなど1人での用途には軽キャンピングカーが最適で、居住空間の狭さが、コンパクトな空間で気持ちが落ち着く、座ったままでもあらゆるものに手が届くといったメリットになります。

荷物を置けるスペースが少ない

車中泊には、人数分の着替えや日用品、寝具やポータブルバッテリーなどが必要です。そこにテーブルやチェア、クーラーボックスやランタンといったキャンプ道具を持っていくとなると、車に積む荷物の量はさらに増えます。

しかしながら軽キャンピングカーは車内が狭く、収納スペースも多くはないため、荷物で居住空間が圧迫されて快適性を損なう可能性があります。荷物がかさばったり趣味の道具などで荷物が多くなったりする可能性がある場合、軽キャンでの車中泊は失敗へとつながりやすいでしょう。

一方で、小さな収納スペースを豊富に用意したモデルもあるため、積み込む量と収納できる容量が合った軽キャンピングカーを選べば、失敗を防ぎやすくなります。

十分な設備をそろえられない

大型キャンピングカーの場合、車内にキッチンや冷蔵庫、クッション付きのベッドやトイレなどがあり、まるで移動する家のように設備を充実させることが可能です。一方、軽キャンピングカーでは空間が限られることで装備を必要最低限のものにしぼらなければならないため、利便性の悪さから失敗したと感じるケースも多くあります。

電化製品用の電源など必要な装備である程度のスペースを取られますし、家具や寝具は折りたためるものが中心になります。軽キャンの中にはギャレーと呼ばれる小さなシンクと水道を備えたものもありますが、場所を取るため選択は慎重に行う必要があるでしょう。

なお、装備をしぼることで不便は生じますが、そうした不便さこそアウトドアの醍醐味であるという考えから、あえて軽キャンピングカーを選ぶ方もいます

維持費やメンテナンス費用がかかる

軽キャンピングカーでも、定期的なメンテナンス費用や車検費用、駐車場代といった維持費がかかります。また、キャンプなどで遠出をする機会も多いことで、燃料費や高速料金が高くつきやすい傾向があります。
軽キャンピンカーで失敗しないためにも、購入する際にはこうした費用がかかることを視野に入れておきましょう。

なお、軽キャンピングカーには、8ナンバー(小型特殊自動車)、4ナンバー(小型軽貨物車)、5ナンバー(軽乗用車)があり、それぞれ維持費が異なります。また、キャンピングカーとしての要件を満たすための架装や、そのメンテナンスにも費用がかさむので、一般的な軽自動車より高額になりやすい点にも注意が必要です。

長距離の移動は疲れやすい

一般的な軽自動車と比べると、軽キャンピングカーは架装で重くなる分、高速道路でスピードが出にくかったり、上り坂でパワー不足を感じたりすることがあります。また、運転席周りのサイズ感やシートの座り心地なども、普通車のキャンピングカーに比べると劣りがちです。そのため、特に長距離移動では疲れを感じやすくなるでしょう。

疲れやすい分、こまめな休憩が必要になりますが、軽キャンピングカーは駐車場に車を止めればすぐに居住空間で休めるというメリットもあります。

快適な居住空間を備えた「VanBase」は、スズキの「エブリイ」をベースにした軽キャンピングカーです。
VanBaseは軽自動車として車検を通せるため維持費を抑えやすく、また、ベース車両を新車と中古車から選択できるため、予算内で軽キャンに乗れる可能性が高くなります。

まさに軽キャン選びに失敗したくない方におすすめの1台。そんなVanBaseの詳しい仕様は、こちらからご確認いただけます。

エブリイの軽キャンをみる

失敗しない軽キャンピングカー選びのポイント

失敗しない軽キャンピングカー選びのポイント

軽キャンピングカー選びで失敗した方の多くは、用途や目的、利用する人数など、自分が求めているものに見合わない軽キャンを選んでしまっている傾向があります。軽キャンに求める要素を明確にすれば、車両のタイプや水回り、電装など使い方に合った設備を選ぶことができ、失敗を防いで軽キャンライフをより楽しめるでしょう。

ここでは、実際に軽キャンピングカーを使用する際のイメージを膨らませながら、「誰とどこへ行き、何をしたいのか」「食事は車外での調理や外食でもいいのか」「どうしても外したくない装備は何か」など、考えを整理していきましょう。

ベース車両

軽キャンピングカーには、大きく分けて「軽バンコン」と「軽キャブコン」があります。
軽キャンピングカー選びの失敗を避けるためにも、どういった目的で使用したいか、車内でどのように過ごしたいのかといった具体的なイメージに合わせて選びましょう。

軽バンコン

軽バンコン出典:「ホワイトハウス キャンパー」公式サイト

軽自動車のバンやワゴンの車両をベースにキャンプ用の架装をしたキャンピングカーは、軽バンコンと呼ばれています。見た目は一般的な軽自動車と変わらず、普段使いもしやすいことが特徴です。

大人が2人寝るには窮屈という居住空間の狭さがデメリットですが、普段乗る車の延長として軽キャンを気軽に使いたい場合におすすめです。ソロキャンプやリモートワーク、趣味の空間などとして使いたい方は、こちらを選ぶといいでしょう。
少人数での日帰り旅や1人仕様の車として使う際には、シチュエーションに合った装備を充実させることも可能です。

軽キャブコン

軽キャブコン出典:「インディアナ・RV」公式サイト

軽キャブコンとは、軽トラックの荷台部分に、シェルと呼ばれる居住空間を搭載したキャンピングカーです。
軽バンコンに比べ縦にも横にもスペースが広く、設計の自由度が高いため、本格的な設備を搭載しやすく、より快適な居住空間を作ることができます。夫婦での車中泊や、趣味の荷物が多い方は軽キャブコンを選ぶといいでしょう。

一方で、キャンピングカー然とした見た目で目立つ、運転中の乗り心地が軽バンコンほど良くないといったデメリットがあります。

用途や目的

軽キャンピングカー選びを失敗しないようにするには、その用途や目的を明確にする必要があります。
例えば、旅先で温泉巡りやカフェ巡りをしたい場合、小回りが利く軽キャンなら気になる旅館やお店の駐車場に車を止めやすく便利です。

また、軽キャンの中には、1人での車中泊に特化したモデルや趣味に特化したモデルもあるため、釣りや写真撮影、ウィンタースポーツなど目的や用途に合った軽キャンを選ぶことができます

ただし、趣味にたくさんの道具や大きな荷物が必要な場合は、載せきれなくなる可能性があります。荷物の総量やサイズを把握した上で、車の荷室サイズを確認しておくと、失敗を防ぎやすいでしょう。

乗車人数

軽キャンピングカーは定員が大人4名以下の軽自動車をベースに作られていますが、就寝定員は2名に設定されていることが多い点に注意が必要です。また、就寝定員が4名の軽キャンピングカーでも居住空間は狭いため、大人4人が快適に眠るのはきびしい可能性があります。
なお、就寝定員2名の車では大人1人と子供1人、就寝定員4名では大人1人と子供2人なら無理なく過ごせるといわれます。

乗車人数は軽キャンピングカーのタイプによっても異なり、軽バンコンは2列シートで4名定員のモデルも多いことから、家族での日帰りキャンプのほか、買い物などの普段使いもしやすいでしょう。
一方、軽キャブコンは軽トラックがベースとなっているため、乗車定員2名であることが多く、普段使いには不向きです。軽キャブコンは1~2名でアウトドアレジャーを楽しむためのものとして選ぶといいでしょう。

このように、軽キャンピングカーを利用する人数からベース車両や架装を選ぶと失敗しにくくなります。

居住空間

大人1人が寝るのに、横幅が最低60cmは必要とされています。軽自動車のボディサイズは規格で全幅1.48m以下と決められているため、室内幅は広くても1.3m程度となり、設備や荷物があると1人あたり60cmのスペースを取って横並びで寝るのは難しいでしょう。
また、車内での高さも十分に確保しにくいことから、想定していたよりも窮屈に感じてしまうことがあります。失敗を避けるためにも、購入前に実車に乗ってみるなどして、居住空間が利用する方の体格や人数にマッチしているか確認しておきましょう。

なお、軽キャブコンやポップアップルーフがついた軽キャンを選べば、スペースが縦にも広くなって開放感が得やすいほか、上下に分かれて寝ることもできます。家具は折りたたみ式のものを利用するか、テーブルなどが車に格納できるタイプを選ぶと居住空間を有効活用できるでしょう。

水回り

大型のキャンピングカーにはキッチンやトイレ、シャワーといった水回りが充実していますが、給排水に10~20Lのタンクが必要で、使う量や人数が増えるほどスペースは大きくなり、処理にも手間がかかります。そのため、軽キャンピングカーでは「どれもつけない」という選択肢をとる方もいます。

水回りの設備をつけない場合、水道はペットボトルの水やウェットティッシュで代用できます。また、シャワーやトイレは、キャンプ場や公共施設などで利用することも可能です。

ただし、水道設備がない場所でキャンプをする場合や汚れやすいアウトドアレジャーをする場合などに不便に感じたり、ペットボトルを大量に積むために居住スペースが圧迫されたりして、水回りがないことを後悔する可能性があります。
水道やシンクが必要だという方は、ギャレー(小さなシンクと水道)がついた軽キャンを選ぶことをおすすめします。

電装系

キャンピングカーで電子レンジや冷蔵庫などを使う場合、エンジン停止中でも電気を使えるサブバッテリーが必要です。しかし軽キャンピングカーでは、複数の電化製品やサブバッテリーを積むことで居住空間が狭くなり、軽キャンライフを楽しめなくなるという失敗をしがちです。

軽キャンピングカーでは、場所を取る電化製品を複数積むことはおすすめできません。また、サブバッテリーを搭載していないタイプの車もあるので、軽キャンを選ぶ際には確認するようにしましょう。

なお、ポータブルバッテリーを購入しておくと、扇風機や電気毛布、小型の冷蔵庫や卓上コンロ、ヘアアイロンなども利用できる上、災害時にも役立つでしょう。軽キャンの中には電力の給電に特化し、災害ボランティアなどにも使えるタイプもあります。

断熱性・遮熱性

軽自動車では基本的に断熱・遮熱加工がされていません。壁が薄く外気の影響を受けやすいため、そのままでは夏は暑く、冬は底冷えします。車中泊をしたり車内で居心地よく過ごしたりするには、断熱・遮熱加工がされた軽キャンピングカーを選ぶことが重要です。

断熱効果は、大きな電力を使うエアコンの効き具合にも影響します。また、軽バンコンは窓が多いため、ガラス面への断熱・遮熱対策もおすすめです。熱がこもりやすく、日焼けする可能性もあるため、紫外線・赤外線をカットしてくれる素材のフィルムを選ぶといいでしょう。

断熱性と遮熱性に優れ、利用シーンに合わせたアレンジも自在な「VanBase」は、スズキの「エブリイ」をベースに最新の架装を施した軽キャンピングカーです。

車両は新車と中古車から選べるため、予算を抑えながら軽キャンライフをスタートさせるのにおすすめの1台といえるでしょう。

VanBaseの詳しい仕様は、こちらからご確認いただけます。

4人乗りで利便性も抜群_話題の軽キャン

軽キャンピングカーで失敗しないのはこのような方

軽キャンピングカーで失敗しないのはこのような方

ここまで軽キャンピングカーの失敗談やデメリットを見てきてわかるように、軽キャン選びで失敗を防ぐためには用途や目的が軽キャンの特徴にマッチしていることが重要です。

ここでは、軽キャンピングカーの特徴から軽キャン選びに失敗しにくい方のタイプを見ていきましょう。

1人でキャンプや旅を楽しみたい方

居住空間が狭い軽キャンピングカーでも、1人での利用であれば装備を充実させることが可能です。
自然の中でのソロキャンプやリモートワーク、アウトドア系の趣味や、ペットとの旅行など用途が決まっている場合は、用途に合った装備や荷物にしぼって自分仕様の内装にすることで、軽キャンピングカーでも快適に過ごせます。工夫を重ねてより自分らしい軽キャンにする楽しさも味わえるでしょう。

同乗者の意向に左右されず、好きな時に休み、自分の気分や体調に合わせて行動できるソロキャンプや一人旅に、設備が充実したコンパクトな軽キャンはぴったりです。

外食や車外での調理がメインの方

軽キャンピングカーはキッチンや調理スペースが限られるため、食事は外食や車外での調理がメインという方に向いています。軽キャンをはじめとする軽自動車は市街地での観光にも最適で、駐車場にも止めやすいため、さまざまな地域のおいしいお店を巡りたいグルメな方にも向いているでしょう。

なお、軽キャンに折りたたみ式や格納できるタイプのテーブルがあれば、屋外でも快適に調理や食事ができます。ポータブルバッテリーがあれば、ホットプレートやIHコンロなどの調理家電を使うことも可能になるため、アウトドアで食事を楽しみたい方にも向いているといえます。

1~2泊程度の使用が多い方

軽キャンピングカーは、長距離移動には不向きです。中でもノンターボの軽キャンでは、軽自動車本体の重量にキャンピングカーの架装、装備や荷物の重さも加わり、スピードやパワーが制限されることから、人も車も疲れやすいというデメリットがあるといえます。

しかし、1~2泊程度の旅行であれば荷物もそれほど多くならず、走行距離も長くなりすぎないため、安心して乗ることができます。疲れたら居住空間ですぐ休憩できるメリットもあります。そうした短期の旅が多い方には、軽キャンを選んでも失敗することは少ないでしょう。

限られた予算でキャンピングカーを持ちたい方

一般的なキャンピングカーは500万円前後するものが多く、大人数が乗れる大型のものや装備を充実させたものになると1,000万円を超えることもあります。一方、軽キャンピングカーなら100万円台からと比較的低価格で手に入れることができるため、限られた予算でキャンピングカーを楽しみたいという方にも合っています。

軽キャンを新車で購入する場合、車を仕入れキャンピングカーとして架装するビルダーが製造したものを車両代金込みで買うのが一般的で、相場は200~400万円が中心です。中古の軽キャンピングカーの場合は、100〜200万円が多い傾向があります。

なお、装備を追加したい場合はビルダーに後付けの依頼ができます。その分費用は上がりますが、一般的なキャンピングカーよりはコストを抑えられるでしょう。

日常の買い物などでも車を使用したい方

車中泊やキャンプだけでなく、買い物や通勤など普段使いでも車を利用したい方にも軽キャンピングカーがおすすめです。中でも見た目が軽自動車と変わらない軽バンコンがいいでしょう。
乗車定員4名の車種なら家族でも使いやすく、さらにシートからベッドへの展開に手間がかからないモデルなら、切り替えの手間やストレスもかかりません。

「買ってはみたものの、意外とキャンプには行かなかった」といった場合にも、買替えせず乗り続けることができるというメリットもあります。

軽キャンピングカーで失敗したくない方におすすめの軽キャン

軽キャンピングカーで失敗したくない方におすすめの軽キャン

軽キャンを購入したいと思っているけれど、具体的にどのような車種がいいのかわからない、軽キャンピングカー選びを失敗したくないという方におすすめしたいのが、「VanBaseです。

VanBaseは、軽バンコンに人気のスズキ「エブリイ」をベースにした4人乗りの軽キャンピングカーで、車中泊だけでなく、買い物や通勤、家族の送り迎えなど普段使いもできる2Way仕様となっています。
「ファーストカーとして使い勝手の良い軽キャンが欲しい」「さまざまな用途を1台で完結させたい」という方にぴったりの1台といえるでしょう。

一方で、充実した最新装備により、本格的なキャンプを楽しみたい方にも最適です。ここではVanBaseの特長を見ていきましょう。

多彩なアレンジで用途に合わせやすい

多彩なアレンジで用途に合わせやすい

VanBaseの後部座席は力の弱い方でも簡単にベッドへと展開でき、シートを収納すると奥行172cm × 横幅135cmのデコボコのないフルフラットな空間が広がります。荷室サイズは軽自動車最大級で、圧迫感もありません。もちろん用途に合わせた装備を選べば、自分仕様にカスタマイズできます。

また、荷室にはスライド式のテーブルが収納されており、リアゲートを開いて自然の中で引き出せば、アウトドアリビングが出来上がります。食事やボードゲームなどを楽しむのにおすすめです。

まるで秘密基地!?充実した独自の装備で快適な軽キャンライフが送れる

まるで秘密基地!?充実した独自の装備で快適な軽キャンライフが送れる

室内に天然木のパネルを大胆に配したVanBaseは、居住空間が木のぬくもりと香りに包まれています。
また、VanBaseにはNASAのスペースシャトルにも使われた断熱塗料「GAINA」を標準装備しており、夏は車外からの熱を遮断して冷気をとどめ、冬は暖気を外に逃がしません。エアコンも節約でき、人だけでなくペットも車内で快適に過ごせるでしょう。

さらに窓に標準装備されているフィルム「ahead-TSM90C」は、紫外線を100%・赤外線を99%カットすることができ、より高い断熱性と遮熱性を実現しています。日中、車内にいる時間が長くなっても肌に優しい設計です。

予算に合わせて無理なく軽キャンライフをスタートできる

予算に合わせて無理なく軽キャンライフをスタートできる

VanBaseは、ベース車両を新車と中古車から選ぶことができるので、予算に無理なく軽キャンライフを始めることができるでしょう。中古車をベースとした場合でも架装や装備は新品で、車体を好みの色にペイントするオプションもあるため、より自分の好みに合った1台を作り上げることができます。

また、通常の軽自動車として税金が適用されたり車検を通せたりするVanBaseは、5ナンバーの軽キャンピングカーと比べて維持費を抑えられるというメリットもあります。

\秘密基地のようなワクワクが詰まった軽キャンはこちら/

VanBaseについて詳しくみる

初めての軽キャン選びで失敗を避けるなら普段使いできるものを

初めての軽キャン選びで失敗を避けるなら普段使いできるものを

初めて軽キャンを購入する場合は、日常生活にも便利な軽キャンピングカーを選ぶことで「思っていたほどキャンプや車中泊をしなかった」「いざ使うと満足できず、買い替えることで余計なお金がかかった」といった、軽キャンピングカーならではの失敗を防げます。

中でもVanBaseは、ベッドキットを外せば荷室スペースの広い4人乗りの軽自動車になり、軽キャンピングカーとしても、普段使いの軽自動車としても、快適に利用できることが魅力となっています。

軽キャンに乗ってみたいけれど、絶対に失敗したくないという方にもおすすめの1台といえるでしょう。

最新架装で話題のエブリイの軽キャン

よくある質問

Q1:軽キャンピングカーの失敗事例を教えて

A:コンパクトで使いやすいと思って新車で購入したものの乗り心地が不安定で水回りが小さすぎた、断熱性や遮熱性も劣っていて車体の大きさの割にメンテナンスの費用や頻度がかかる、デザインも地味で味気なく感じる、という声があります。

Q2:失敗しない軽キャンピングカー選びのポイントは?

A:自分の目的や用途、利用人数などをあらかじめ理解し、使い方に合った車両や装備を選ぶといいでしょう。人気のある軽キャンピングカーだからといって自分の使い方に合うかどうかは別です。可能であれば、購入する前に気になる軽キャンの実車を販売店やイベントなどで見ておくのもひとつの方法です。

Q3:失敗しにくいおすすめの軽キャンピングカーを知りたい!

A:初めての軽キャンピングカーを選ぶなら、買い物や通勤などの普段使いにも快適な軽バンコンがおすすめです。見た目は普通の軽自動車なので、街なかでも目立たないというメリットもあります。また、「VanBase」のようにシートからベッドへの展開が簡単にできる車種を選ぶと、切り替えのストレスも少なくて済むでしょう。

※この記事は2022年10月時点の情報で制作しています

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