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ディーラーオプションとメーカーオプション、違いと上手な選び方は?

1_ディーラー_オプション
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購入したい車が決まった後、意外と迷ってしまうのがオプション選びです。後付けできないものもあるだけに、じっくり考えて計画的に注文する必要があります。そこで、オプション選びで悩んでいる方に、ディーラーオプションとメーカーオプションの違いや、後悔しないオプションの選び方について解説します。

ディーラーオプションとメーカーオプションの違い

オプションとは、購入を決めた車に、ユーザーの好みで追加できるメーカー純正の商品です。オプションには「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」の2種類があり、それぞれに扱う商品や取付けのタイミングが異なります。オプション一覧と併せて、特徴や代表的な商品について見ていきましょう。

〈主なオプション商品一覧〉

 ディーラーオプションメーカーオプション
ナビシステム
オーディオ
エアロパーツ
サンルーフ
本革シート
キーレスエントリー
追加エアバッグ
自動安全システム
シートカバー
フロアマット
サイドバイザー

 

ディーラーオプション

ディーラーオプションとは、車の納車前にディーラー(販売店)の工場で取り付けるオプション商品のことです。ディーラープションには、サイドバイザーやフロアマット、シートカバーなどのアクセサリー、エアロパーツ、オーディオやナビシステムといったデジタル機器などがあり、幅広い商品の中から好みに応じて車をカスタマイズできます。

ディーラーオプションの最大の特徴は、納車時はもちろん、納車後であっても追加で取り付けられるという点です。また、ディーラーの裁量で値段を決めることができるので、比較的リーズナブルな価格設定になっていることも多いです。なお、車両本体の値段交渉時に、値引きができない代わりとしてディーラーオプションをつけてもらえるケースもあります。

メーカーオプション

メーカーオプションは、メーカーの工場で出荷前に取り付けるオプション商品のことです。サンルーフや自動安全システム、追加エアバッグ、本革シート、キーレスエントリーなど、車両の一部となるパーツが中心となります。メーカーオプションは製造ラインでしか取り付けられないものが多いため、一度オーダーして契約書を交わすと、キャンセルすることも、納車後に追加することもできないので注意が必要です。

なお、装着したオプションによっては、車両の重さが変わって自動車取得税が高くなる場合があります。また、オプションの選択肢が多いほど工場での作業工程が増えるため、納車が遅れる可能性があります。

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ディーラーかメーカーか?オプション選びに迷ったときの考え方

ディーラーかメーカー

ディーラーオプションとメーカーオプションは種類も豊富で、共通する商品もあるだけに、どちらで何を選ぶか悩む方も多いでしょう。オプション選びに迷ったときは、4つのポイントを押さえることで、必要なオプションを適切なタイミングでオーダーできるようになります。

1. 納車後につけられるか

ディーラーオプションとメーカーオプションの一番の違いは、取付けのタイミングです。ディーラーオプションは納車後でも追加できますが、メーカーオプションは車の製造ラインで取りつけるので、納車後に追加することができません。メーカーオプションは高額なものも多く、取付けを迷う方も多いと思いますが、納車されてから後悔しないよう、契約前にしっかり検討しておくことが重要です。

2. 課税の有無

車を購入する際にはさまざまな税金を納める必要があり、税額は車の取得価格や重量によって変わります。
車を取得する際に納める「環境性能割」は、車の取得価格に環境性能割の税率をかけて税額を算出するため、オプションが増えて価格が上がると、その分税額も高くなります。また、車の購入時と毎年4月1日時点の所有者に課せられる「自動車重量税」は車の重量によって税額が変わるので、重たいオプションをつけた場合、税額が上がる可能性があります。オプションを検討するときは課税の有無を意識するとともに、ディーラーオプションは納車後に改めて追加するなどの工夫も検討しましょう。

3. 納車の時期

メーカーオプションでサンルーフなどの大がかりな装備をオーダーすると、工場での作業に時間を要して車の納期が延びる可能性があります。希望の納車日が動かせない場合は、メーカーオプションを少なめにしてディーラーオプションでカバーするか、早めに契約することで必要なメーカーオプションをつけるよう調整しましょう。

4. 一体感かバリエーションか

カーナビやオーディオなど、メーカーオプションとディーラーオプションの両方で取り扱っている商品は、車体との一体感を重視するか、選択肢の幅広さを求めるかで選ぶと後悔しない選択がしやすくなります。
メーカーオプションは車種専用にカスタマイズされているため、デザインに一体感があり、見た目も美しいのが特徴です。その反面、修理や交換が難しいというデメリットがあります。一方、ディーラーオプションは、車種専用ではないため車との一体感は劣りますが、バリエーションが豊富で、比較的リーズナブルなものが多めです。新しいモデルが出たときに買い替えやすいというメリットもあります。

納車後に後悔しないためのオプション選び

納車後に後悔しないためのオプション選び

ディーラーオプションもメーカーオプションも魅力的な商品が用意されていますが、実際につけてから後悔しないためにも、慎重に判断したいものです。そこで、経験者の声を基に、迷いがちなオプションの選び方をご紹介します。

カーナビは使いこなせるかどうかで選ぼう

カーナビゲーションシステムはディーラーオプションにもメーカーオプションにも用意されていますが、意外と機能を使いこなせないという声が多いオプションのひとつです。室内空間を充実させたいという方なら、デザイン性も機能性も高いメーカーオプションの純正カーナビを、最低限のナビ機能があればいいという方なら、ディーラーオプションで手頃なものを選ぶなど、自分がどの程度カーナビを活用するかを考えて選ぶといいでしょう。

利便性を高めるオプションを選ぼう

車は運転操作のしやすさだけでなく、いかに便利に使えるかも大切なポイントです。例えばキーレスエントリーやドアバイザーなどは、派手ではないけれど、あると便利なオプションの代表といえます。シガーソケットやアクセサリーコンセントは、スマートフォンやパソコンなどの充電に使えるほか、災害時の給電装置としても活用できることから、ひそかな人気を集めています。このような利便性を高めるオプションもしっかり検討しましょう。

運転が不安な方は安全装置を手厚くしよう

車の運転に慣れていない方や、家族で車を共用する方などは、オプションで安全装置を追加しておくと安心です。小型カメラで車の周囲を画面上に映し出すアラウンドビューモニターや、ドライバーの表情を感知して、眠気やわき見を感じるとアラームで警告する眠気防止機能、ペダルの踏み間違いを制御する誤発信抑制装置や、対向車を感知して自動的にハイビームとロービームを切り替える先進ライトなど、各メーカーで先進安全機能システムを開発しています。必要に応じてオプションを組み合わせることで、安全性を高めることができます。

オプションは値段に惑わされず、本当に必要なものを選ぼう

車は高い買い物だけに、コストを抑えたい一心でオプションを控える方も少なくありません。ただ、オプションにはメーカーオプションのように後から取り付けられないものもあるので、後悔したり、後から類似品をつけ足して結果的に高くついてしまったりすることもあります。オプション選びは先々のことも考えながら、タイミングを逃さずオーダーすることをおすすめします。

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よくある質問

Q1:ディーラーオプションとメーカーオプションの違いは?

A:ディーラーオプションは納車前にディーラーの工場で取り付けるパーツで、納車後にも追加することができます。一方、メーカーオプションは車の製造ラインで取り付けるので、後から追加したり、キャンセルしたりできないオプションです。

Q2:ディーラーオプションとメーカーオプションの選び方のポイントは?

A:バリエーションの多さや、修理や取換えのしやすさを重視するならディーラーオプション、車との一体感が欲しい場合はメーカーオプションが望ましいです。ただ、メーカーオプションは後付けができないので、事前にしっかり検討することが大切です。

Q3:後悔しないオプションを選ぶには?

A:実際に車を使用するときの利便性や、運転技術などを踏まえて必要なオプションを選ぶと、納得のいく装備をつけられるでしょう。なお、後付けができるディーラーオプションは、必要性を感じてから追加するのもひとつです。

※記事の内容は2020年12月の情報で制作しています。

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