ページトップへ戻る
キーワードから記事を探す
車種から記事を探す
ライターから記事を探す

自己破産後に車は購入可能?ローン審査のポイントなどを解説

自己破産後に車は購入可能?ローン審査のポイントなどを解説
自己破産後に車は購入可能?ローン審査のポイントなどを解説

あこがれの車がマイカーに!詳しくは資料で

自己破産の経験があっても車は購入できますが、自己破産後に経過した期間によってはローンを組むのは難しい場合があります。

ここでは自己破産後に車を購入する方法について解説します。また、自己破産後に車のローンを組むときのポイントをファイナンシャルプランナー・伊藤真二さんのコメントと併せてみていきましょう。

さらに、車を購入する以外にお得に車に乗れる方法も紹介します。自己破産後に車が必要だという方は確認しておきましょう。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二
ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

ファイナンシャルプランナーの伊藤です。自己破産後に車が必要となり、購入を検討する方もいるでしょう。ここでは自己破産した方が車を購入したりカーローンを組んだりする場合の注意点をみていきます。

  • 自己破産後でも信用情報の記録が消えていれば車のローンを組める可能性がある
  • 自己破産後に車のローンを組むには開示請求するなどポイントを抑えることが大切
  • 自己破産後、車を購入できない場合でも乗りたい車に乗れる方法がある

自己破産後でも車は購入できる

自己破産後でも車は購入できる

自己破産の経験があるからと、車の購入をあきらめている方もいるかもしれませんが、自己破産後でも車の購入は可能です。

ただし、車のローンを組むのは難しい場合があります。自己破産後の車のローンについて、詳しくみていきましょう。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二
ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

自己破産をした方は、一定期間ローンを組むことが難しくなります。車を手に入れるには現金一括で購入する方法もありますが、自己破産後に車を購入できるほどまとまったお金を用意するのは容易ではないでしょう。

自己破産後に車のローンを組む場合は信用情報を確認しよう

自己破産後でも車のローンは組めますが、信用情報機関に自己破産の情報が残っている期間は難しいでしょう。ただし、自己破産後でも一定期間が経過すると、審査に通過できる可能性はあります

信用情報機関とは、ローンやクレジットカードの利用状況などの情報を保管・提供している機関のことで、日本には次の3つの機関が存在します。

  • CIC(株式会社シー・アイ・シー)
  • JISS(株式会社日本信用情報機構)
  • KSC(全国銀行個人信用情報センター)

情報機関によって加盟している会社や登録される信用情報の種類、期間などはさまざまですが、それぞれの信用情報機関のあいだには交流があり、信用情報が共有されています

信用情報機関には、自己破産の事実も一定期間記録されており、各ローン会社がローンの審査を行う際に信用情報を参照します。

そのため、自己破産の情報が残っているあいだはローン審査の通過は難しいですが、自己破産の情報が消えてからローンに申し込めば、審査に通過できる可能性があります。

なお、信用情報機関に登録されている信用情報は、自分で開示することも可能です。自己破産の情報が消えているか心配な方は、開示手続きをして確認しましょう。

自己破産後、自己破産の情報は信用情報機関に一定期間残る

自己破産の情報は、信用情報機関に5~7年記録されます。

〈自己破産の情報が記録される期間〉

信用情報機関名自己破産が記録される期間
CIC契約期間中および契約終了後5年以内
JICC当該事実の発生日から5年以内
KSC当該決定日から7年を超えない期間

 

自己破産の情報が記録されるのは、あくまでも一定期間のみであり、永久にローンが組めないわけではありません。自己破産後、5~7年経過していて信用情報から消えていれば、ローンの審査に通過できる可能性があります。

ただし、自己破産した際に利用していた借入先から再度借入れをするのは難しいと考えておきましょう。自己破産の信用情報が消えていても、借入先の顧客情報には自己破産した記録が残っている可能性があります。

ローンに不安がある方_新車を持てる方法

自己破産後に車のローンを組むポイント

自己破産後に車のローンを組むポイント

自己破産後でもポイントを押さえておけばローンを組んで車を購入できる可能性があります。自己破産後に車のローンを組みたい方は、次のポイントをチェックしておきましょう。

自己破産後一定期間が経過してから申し込む

先述したとおり、信用情報は一定期間残り、ローン審査の際に信用情報が参照されるしくみです。
そのため、ローンの審査に通過したいなら、自己破産後から5~7年を経過し、自己破産の情報が信用情報機関から消えるのを待つ必要があります。

一定期間が経過するのを待っているあいだに、頭金を貯めておくなど計画的に準備を進めましょう。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二
ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

自己破産など金融事故の情報が信用情報として残っていた場合、ローン審査に通過する可能性は低いでしょう。ただ、自己破産の記録は永久に残るわけではないので、情報が消えるのを待ってからローンに申し込みましょう。

信用情報機関に開示請求を行う

自己破産後、5~7年程度が経過したら、車のローンへの申込みをする前に信用情報を開示しましょう。信用情報機関に自己破産の記録が残っていないことを確認してから車のローンに申し込むことが重要です。

開示請求は、金融機関が加盟している各信用情報機関にて手続きできます。信用情報機関によりますが、インターネットや郵送、窓口などでの開示が可能です。

〈信用情報の開示方法〉

信用情報機関名インターネット郵送窓口
CIC○(休止中)
JICC○(休止中)
KSC×

※2022年11月時点

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二
ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

情報開示には、500~1,000円程度の開示手数料がかかります。信用情報機関により手続きや手数料の金額、支払い方法が異なるので、事前に確認しておくといいでしょう。

頭金を多めに用意する

車のローンに申し込むにあたって、頭金を多く用意しておくことも重要です。ローンの審査では、収入に対して借入額が大きいと、審査に通ることが難しくなる場合があります。

頭金を多く入れるほど借入額が少なく済み、ローン会社からすれば返済してもらえないリスクが下がるため、審査に通過する確率を高められます。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二
ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

自己破産後に車のローンを申し込むにあたって頭金をどのくらい用意するかはそれぞれの事情によって異なるでしょうが、一般的に車両価格の2割から3割が目安とされることが多いようです。

良いクレジットヒストリーを積んでおく

クレジットヒストリーとは、ローンやクレジットカードの利用履歴のことです。信用情報には、自己破産の情報だけでなく、支払い状況なども記録されています。

クレジットカードや携帯端末代金の分割払いなどで良いクレジットヒストリーを積んでおけば、審査の際に返済能力があると判断される可能性があります。

なお、自己破産後はクレジットカードも一定期間作れません。ローンに申込みをした際、クレジットヒストリーがまったくない状態になると、返済能力がないのではという印象をもたれ、審査に落ちてしまう可能性も考えられます。

車のローンの審査に通過する確率を高めるには、クレジットカードや割賦払いなどでクレジットヒストリーを積んでから申し込むのが理想です。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二
ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

良いクレジットヒストリーは、クレジットカードを使い、期日までにきちんと支払うことなどで蓄積することができます。1日でも支払いの遅延を起こさないことがポイントです。

短期間に複数のローンに申し込まない

信用情報には、ローンやクレジットカードの申込み状況も6ヵ月間記録されます。

短期間に複数のローンに申し込んでいる記録があると、経済的に困っているのではないかと返済能力を不安視されてしまう可能性があります。

自己破産の記録が信用情報から消えていても、短期間に複数のローンに申し込んだことが原因で審査に落ちるケースもあるため注意が必要です。

一度ローンに申し込んだら、6ヵ月以上の期間を空けてから申し込みましょう。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二
ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

短期間に複数のローンに申込んでいることが原因で審査に通過できなくなることを「申込みブラック」と呼ぶことがあります。ローンの審査では返済能力の有無が問われ、お金に困っているとみなされると不利になります。

自己破産後、車のローンが組めないときの購入方法

自己破産後、車のローンが組めないときの購入方法

自己破産後でも車のローンは組めますが、一定期間が経過するのを待つ必要があります。自己破産後、少なくとも5年間は基本的にローンを組むことはできません。

また、信用情報から自己破産の情報が消えた後で申込みをしても、審査に通過できるとは限りません。そこで、どうしてもカーローンが組めない場合に検討するべき、車の購入方法を紹介します。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二
ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

信用情報機関から自己破産の情報が消えていても、ローン審査では収入や希望借入額、職業や年齢などから返済能力の有無を総合的に判断するため、必ずしも通過できるとは限りません。車のローンが組めないときの、購入方法をみていきましょう。

現金で購入する

現金で車を購入するなら、ローン審査の心配をする必要はありません。ローンの利息の支払いもないため、まとまった現金がある場合は検討したい手段です。

ただし、車を購入する際には車両本体以外にもさまざまな費用がかかります。自己破産をする場合、自己破産の手続き自体にもまとまったお金が必要です。そのため、自己破産をした方が現金で車を一括購入するのは、現実的な方法とはいえないでしょう。

現金での購入を目指す場合は、中古車を選ぶなど価格を抑える方法を検討しましょう。

家族名義で車のローンを組み購入する

車を家族で共用するなら、家族名義でローンを組み、車を購入する方法もあります。自己破産をした場合も、家族の信用情報に影響はありません。

ただし、家族の名義でローンを組み購入した車を自己破産した方が1人で利用する場合は、名義貸しとなってしまいます。家族であっても名義貸しは違法なので注意しましょう。

また、税金の支払いや車検、車庫証明の取得などは使用者が行なわなければなりません。税金や車検にもまとまった費用が必要です。万一税金を支払えない場合は延滞金も発生するので、慎重に検討する必要があります。

ローンを組まずに新車

自己破産後、購入できないときに車を利用するには?

自己破産後、購入できないときに車を利用するには?

自己破産後、一定期間を経過するまではローンが組めず、まとまったお金がなければ現金での購入も難しい可能性があります。また、自己破産の履歴が消えた後でも、車のローンを利用できるとは限りません。

しかし、車を購入しなくても車を利用できるサービスがあります。自己破産後、車の購入ができない場合には、車を利用する選択肢として検討してみましょう。

自己破産後、間もないときはレンタカーやカーシェアリングを利用する

レンタカーやカーシェアリングは、いずれも必要なときだけ車を利用できるサービスです。時間や日付けに応じて利用料金を支払うため、まとまった費用の必要がなく、金銭負担が最小限で済みます。

ただし、利用するたび予約が必要で、利用後は所定の場所に返却する必要があります。

レンタカーやカーシェアリングは、あくまでも一時的に車を利用したい方に適したサービスです。利用頻度が高く、マイカーのように利用したい方に適した方法とはいえないでしょう。

自己破産の履歴が消えても車のローンが組めないときはカーリースを利用する

毎月定額で車を自由に利用できるカーリースなら、頭金やまとまった諸費用を用意する必要がありません。

カーリースなら新車に乗ることも可能で、メンテナンスなどの手間がかからない点もメリットです。契約時に決めた一定期間、利用し続けることができるので、マイカーのように自由に利用したい方に適しています。
なお、カーリースにも審査がありますが、お金ではなく車を借りるしくみであることから、車のローンより審査のハードルは低めといわれています。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二
ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

カーリースは車の所有権がリース会社にあることや車両本体価格から残価を差し引いた額が審査の対象となることから、ローンよりも審査のハードルが低いといわれることがあります。

自己破産後にローン以外で負担を抑えて新車に乗る方法

カルモくん_new

カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、月額一定料金でマイカーのように車に乗ることができます。審査の通過は自己破産の記録が消えてからでないと難しいですが、頭金や初期費用などのまとまった費用が必要ないため、自己破産の記録が消えたあともローンが組めなかった方や、貯金がない方でも利用しやすいでしょう。

業界最安水準の料金

定額カルモくんは業界最安水準の料金で新車に乗ることができます。

自己破産後はローンを組むのが難しいだけでなく、経済的に余裕がある方は少ないと考えられます。しかし、定額カルモくんなら、月額10,000円台から新車に乗ることが可能です。

さらに、税金も月額料金の中に含まれているため、納税の時期にまとまったお金を用意する必要もありません。

初期費用が不要

定額カルモくんの月額料金には、残価を差し引いた車両の本体価格のほか、各種税金や自賠責保険料、登録諸費用が含まれています。そのため、初期費用が必要ありません。

車を購入する場合、車両本体価格の10〜20%程度の初期費用がかかりますが、定額カルモくんなら貯金がなくても新車に乗り始めることができます。

お試し審査ができる

定額カルモくんではお試し審査を受けることができます。お試し審査では、審査に通るかどうかだけでなく契約可能な車種も知ることができます。

また、申込みはインターネットから5分ほどで完了するため、自己破産後などで審査に不安を抱えている方でも気軽に試すことができます。審査に通ったとしても契約しなければならないわけではないので、まずはお試し審査を受けてみましょう。

定額カルモくんが気になる方は、お試し審査を利用してみてください。5分ほどの入力で終わり、結果は翌営業日にわかります。自分が審査に通る可能性があるか、ぜひ試してみましょう。

自己破産後、車を購入できなくても車に乗れる方法はある

自己破産を経験した方の中には、車のような大きな買い物はできないのではとあきらめていた方も多いでしょう。

自己破産の履歴は信用情報機関に一定期間残りますが、情報が消えた後は車のローンを組める可能性はあります。

また、ローンが組めず車が購入できなくても、カーリースならマイカーのように車を利用することが可能です。

定額カルモくんなら多くの車種から好きな車を選べ、月々10,000円台から初期費用なしで利用できます。申込みは5分ほどの入力で完了する「お試し審査」を利用するといいでしょう。

よくある質問

Q1:自己破産後に車を購入するには?

A:まとまった資金を用意できるなら、現金で一括購入すれば審査の心配は必要ありません。現金での購入が難しい場合、家族と共用する車であれば家族名義でローンを組む方法もあります。税金の支払いや車検などは使用者が行う必要があるなど、注意点を理解した上で検討しましょう。

Q2:自己破産後でも車のローンは組める?

A:信用情報に自己破産の記録が残っているあいだは、車のローンに限らず、クレジットカードやローンの契約をするのは難しいです。ただし、5~7年が経過して信用情報から自己破産の記録が消えれば、ローンを組める可能性もあります。一定期間経過後、信用情報機関に開示請求を行い、問題がないことを確認してから申し込みましょう。

Q3:自己破産後、購入する以外で車に乗る方法は?

A:車のローンが組めない場合は、レンタカーやカーシェアリング、カーリースなどの利用を検討しましょう。カーリースは毎月定額料金で自由に車に乗れるサービスで、マイカーのように利用したい方におすすめです。定額カルモくんなら、初期費用なし、自動車税(種別割)などの法定費用込みで月々10,000円台から新車に乗れます。

関連記事
カーリースお役立ち記事
車種から記事を探す
人気記事ランキング
注目のキーワード
閉じる