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低金利を重視するならどのカーローンを選ぶべき?審査のポイントも紹介

低金利を重視するならどのカーローンを選ぶべき?審査のポイントも紹介
低金利を重視するならどのカーローンを選ぶべき?審査のポイントも紹介

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「金利」はカーローンを選ぶ上で最も重要なものです。もし、金利が1%違えば、支払い年数が3年、5年と経っていくうちに返済総額は数万~十数万円の変化となります。
もし、あなたが低金利を重視するとすれば、選ぶべきカーローンはどれなのか。
ここでは、ローン審査に通るためのポイントといっしょに紹介します。

カーローンの種類と金利

カーローンの種類と金利

カーローンにはいくつかの種類があり、どれを選ぶかによって金利も変わってきます。ここでは、一般的に金利が低いといわれている順に紹介していきましょう。

銀行ローン

メガバングや地方銀行、ネット銀行が提供しているカーローンです。他のローンより審査がきびしい分、金利は低めに設定されており1.5~5%程度が目安です。借入れ期間中に金利が変動する「変動金利型」と借入れ期間中の金利が固定されている「固定金利型」があり、変動金利型のほうがより低く設定されています。

労金・信金ローン

各信用金庫や労働金庫、信用組合などが提供するカーローンです。金利は2~4%ぐらいが多く、変動金利型と固定金利型があります。銀行ローンに比べて地域への貢献など個別の事情がくまれやすいのが特徴ですが、申請するには「信用金庫の会員となること」などの要件を満たす必要があります。

ディーラーローン

ディーラー(特定のメーカーの車だけを販売する特約店)が信販会社を通じて提供するカーローンです。購入した車自体が担保になるので審査も通りやすいですが、金利は銀行ローンよりやや高めでおよそ4~8%程度のものが多いです。キャンペーンなどのタイミングでは、銀行ローン並みの金利で提供していることもあります。
銀行ローンに比べて手続きにかかる時間が短く、30分~1時間ほどで結果が出るのが特徴です。また、契約でローン支払い中の車の所有権は信販会社にあると定めることが多く、この場合、ローン返済中は車を売却することが制限されます。

ディーラーローンの一種「残額クレジット」

ディーラーローンでは、「残額クレジット」と呼ばれるタイプのローンを組むこともできます。
残額クレジットローンとは、ある年数が経ったときに車を売却することを条件に、購入時の価格からその指定年数後の車の残存価格分をあらかじめ差し引き、差額分だけを分割払いで支払っていくローンのことです。
例えば、新車価格が200万円で、3年後の残存価格が80万円と見込まれる場合、200万-80万=120万円を3年間の分割払いとするものです。3年後には、車を売却(引き渡し)するか80万円を支払って乗り続けるかが選べます。
残額クレジットを選ぶメリットは、借入れ金額自体が小さくなる分、返済総額および月々の支払いが安く抑えられることです。また、ディーラーローンに比べて金利が低い場合が多く、2~3%前後であることも大きな魅力です。
ただし、あらかじめ定めた期間経過後に予定価格で下取りしてもらうためには、走行距離が規定の数値以内、内装と外装の傷みが一定程度以内などの条件を満たす必要があります。場合によってはその差額分を支払わなければならないということにもなりえます。

自社ローン

自動車の販売店が提供しているカーローンです。利用者は、販売店に一度車の代金を立て替えてもらった上で、その代金を毎月返済していくことになります。信販会社を通さない分、銀行ローンやディーラーローンに比べれば審査が通りやすいのも特徴です。
販売店は金融機関ではないので「金利0%」と宣伝している場合が多いですが、保証料として請求するとか、車の利用料に金利分を上乗せするなどの形で金利分を取っていることがほとんどです。実質金利は10%~になります。

消費者金融

一般的な消費者金融ローンを借りて、自動車購入資金にすることもできます。審査のスピードが早く即日融資が可能で、大手であれば初回借入れから一定期間の無利子サービスが受けられるなどが特徴です。
一方、金利は18%前後と高く設定されており、総量規制(借入額は年収の3分の1までとする法律)が適用されるので、借入れ金額に上限があります。

ローンよりお得なカーリースという選択肢

お気に入りの車に乗るには、ローンよりお得なカーリースを選ぶ方法もあります。
カーリースとは、「カーリース会社は契約期間を設定して利用者に車を貸し出し、利用者はその車を利用する代わりに、毎月カーリース会社に使用料を払う」という契約です。
利用者は希望の車(車種)を指定することができ、ローンのように頭金やボーナス時の増額を用意しなくても、毎月一定の利用料金を払うことで自由に車を利用できます。
利用料金もリーズナブルで、軽自動車やコンパクトカーであれば、月10,000円台から新車に乗ることができます。

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カーリースの月々の利用料金は、基本的に「(実際の車両価格-契約期間満了時の残価)÷支払い回数」を基準に決められています。自賠責保険や環境性能割、自動車重量税、事務手数料なども利用料金に含まれているので、別途払う必要はありません。車検と法定点検の費用は含まれませんが、オプションで車検にも対応したメンテナンスプランに加入すれば、こちらも月額定額制になります。
つまり月々の定額支出のほかは、ガソリン代や駐車場代ぐらいしかかからずに車を持つことができるわけです。

残額クレジットの注意点

ローンの種類はいくつかありますが、残額クレジット形式を得だと判断する人は少なくありません。確かに、残額クレジット形式は一般のディーラーローンに比べて金利が低く設定されており、借入額も抑えることができるメリットがあります。しかし、次のようなリスクもあるので、しっかりと理解した上で選ぶようにしてください。

・期間終了後に買い取る場合は、金利が上がることが多い
残額クレジットローンでは、最初に設定した期間満了後に車を売却するか買い取るかを選べます。ローンを組んでの買い取りを選択した場合、それまで2~3%前後だったローン金利がディーラーローンの標準である8%前後まで上がるディーラーローンもあります。

・事故で全損した場合の対応
残額クレジットは、期間が満了したときに車を返却することを前提に組まれています。契約期間の途中で車が全損となり、廃車になった場合は、残額部分についても支払わなければなりません。
例えば、200万円の車を残額80万円設定で購入し、50万円のローンを支払ったところで廃車になったのなら、120万ー50万=70万円のローン額と残額80万円について、金利を加えて返済しなければいけなくなります。

ローン審査に通るポイント

ローンを選んだとしてもローン審査に通らなければ使用することはできません。ローン審査に通るには、次のような項目がポイントとなります。

・年収
一般的に、年収200万円以上が求められます。ただし、200万円以下でも保証人がいる、担保となる不動産があるなどの事情があれば考慮されます。

・信用情報
自己破産から10年以内、延滞から5年以内で信用情報の記録が残っていると、ローン審査に通るのは極めてきびしくなります。また税金の滞納がある、カードローンの借入れが多いなど、ほかに借金を抱えている場合も審査で不利になるので、ローンを申し込む前に精算しておくのがおすすめです。

・職業
フリーターや自営業者は収入が安定していないとみなされやすく、審査では不利になりがちです。特に融資希望額が大きいとローン審査に通りづらくなるので、収入とローン額のバランスが大切になります。

・勤続年数
勤続年数が1年未満だと、安定性が低いとみなされて審査で不利になります。逆に3年以上だと安定性が高いとみなされるので、有利になるでしょう。

カーローンを組む際は金利に注目を

月々の支払いを第一に考えてカーローンを組むなら、金利の安い銀行ローンか残額クレジットローンがおすすめといえます。ただ、場合によってはカーリースのほうがお得なこともあるので、じっくり比較検討してみてください。

よくある質問

Q1:カーローンにはどんな種類があるの?

A:銀行などの金融機関が提供するローンやディーラーが信販会社を通じて提供するディーラーローン、自動車販売店が提供している自社ローンなどが一般的です。なお、ディーラーでは残価クレジットと呼ばれるタイプのローンも利用されています。

Q2:金利が低いカーローンはどれ?

A:最も金利が低い銀行のカーローンの金利は1.5~5%と低めに設定されていますが、審査が厳しい傾向があります。なお、ディーラーローンが最も金利が高く4~8%程度となっていますが、購入した車が担保になるので審査に通りやすい傾向があります。

Q3:カーローンの審査では何がチェックされるの?

A:カーローンの審査では、主に年収や職業、勤続年数、信用情報などがチェックされます。一般的に年収200万円以上、勤続年数が3年以上であれば審査に通りやすくなります。なお、フリーターや自営業は収入が安定しないとみなされ、正社員や公務員に比べると審査に通りにくくなっています。

※記事の内容は2019年9月時点の情報で執筆しています。

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