カーローンは分割で車を購入できる便利な方法です。一般的には、車を使用する運転免許所持者の名義でローンを組むことが多いですが、家族が使う車を購入してあげたり、免許を取る前に購入を検討したりと、免許を持たない状態でカーローンを組みたいケースもあるでしょう。
どうすれば免許がなくてもカーローンが組めるのか、免許のない方が申し込む際の注意点など、免許なしでも車が手に入る方法をご紹介します。
- 免許がなくてもカーローンは組める
- 免許のない方が契約する場合ならではの注意点も
- 最短3週間で乗れる定額カルモくんの即納車にも注目
カーローンは免許がなくても組める
カーローンを契約する際に、運転免許の有無は問われません。そのため、免許を取得する前に車を買いたいときや、免許を持たない方が家族へのプレゼントなどで車を購入する場合でも、カーローンを利用することができます。
カーローンで車を購入した場合、カーローンや車の名義、つまり契約上の所有者は免許の有無に関係なく申し込んだ本人となります。
何らかの理由で車の所有者である証明をしなければならないとき、一般的には本人確認書類として免許証を提出しますが、免許証を持っていない場合には、マイナンバーカードやパスポート、健康保険証、住民票などを用意する必要があります。
所有者と使用者が違う場合の注意点
家族へのプレゼントなどで、購入した車を契約者以外が使用する場合は、車の名義人である「所有者」と、実際に運転する「使用者」が異なるため、いくつか注意しなければならないことがあります。
車を所持する上で、所有者と使用者には責任能力の違いがあります。また、中には使用者が同居の家族に限定されるローン会社などもあります。検討しているカーローンの契約において、自身と使用者の関係で問題がないか、事前に確認しておくことが大切です。
なお、カーローンを組むにあたり、ディーラーや信販会社が所有権を持つことがありますが、これは「所有権留保」といって、カーローンの代金債権担保としての意味合いが強く、その車のすべてにおいて所有者とみなされるわけではありません。
そうした点も踏まえながら、使用者と所有者が違う場合に知っておきたい注意点について見ていきましょう。
税金の支払い義務
税金は車の所有者に支払い義務があります。
ただし、ディーラーや信販会社が所有者となっている場合は契約上の所有者に支払い義務が生じるので、支払い通知はカーローンの契約者の元へ届きます。
家族が使用しているなど使用者と所有者が異なる際は、支払い方法についてあらかじめ相談しておくことが大切です。
売却や名義変更の権利
車を売ったり廃車にしたり、名義変更をしたりする権利は、登録上の所有者が持っています。そのため、使用者の独断で車を売るなどの行為はできません。
カーローンの返済期間中で、ディーラーや信販会社に所有権がある場合は、契約上の所有者においても同様となります。
なお、ディーラーや信販会社の所有権は、カーローン完済後に契約者へ移行されるため、それ以降であれば、売却や名義変更は自由に行うことができます。
自賠責保険と任意保険
車の保険には、自賠責保険と任意保険の2種類があります。購入時に必ず加入しなくてはいけない自賠責保険は、車に対して締結される保険なので、契約上の所有者と使用者のどちらの名義でも問題ありません。
一方で、任意保険は、契約者と記名被保険者(使用者)の名義が異なっていても契約できる保険や、契約者と記名被保険者が同一であることを条件としている保険など、保険会社や商品によって違いがあります。
誰が契約するか、契約上の所有者と使用者が異なっても補償がおりるかなど、あらかじめ確認しておきましょう。
免許なしで自分が乗る車を購入したときの注意点
自分が乗るための車をカーローンで購入した場合には、契約上の所有者と使用者は同一になります。免許がない方でも、もうすぐ免許が取れそうなときなどには、車を先に入手することもあるでしょう。
しかし、たとえ所有者であっても、免許を取得していない状況で車を運転すると、無免許運転となって罰則が科せられます。そのため、車が手に入っても、免許が取れるまでは運転してはいけません。ただし、次のような条件下では、免許がなくても車を運転することができます。
仮免許を取得している
教習所で仮免許を取得している場合、運転歴が3年以上の免許所持者を同乗させ、「仮免許運転中」のプレートを提示していれば、一般の車と同じように公道を走ることができます。
人や車の交通がない私有地内での走行
個人が所有する私有地は道路交通法の適用外となるため、免許取得前でも車を運転できます。ただし、通行人やほかの車と接触などの事故を起こした場合は、無免許運転として罰せられることがあるので注意が必要です。
免許なしでのカーローン契約に必要な書類
カーローンを組むときには、本審査を受けるために必要な提出書類がいくつかあります。
また、免許なしでカーローン契約を希望する際に必要な書類には、次のようなものがあります。
本人確認書類
運転免許証を提出するのが一般的ですが、免許がない状況でカーローンを申し込む場合は、パスポートや健康保険証、マイナンバーカード、住民基本台帳カードなど、公的機関が発行する身分証明書が有効になります。
住民票とセットで提出する必要があるなど、1点では認められないものもあるので、事前に確認しておきましょう。
年収を証明する書類
返済能力や融資可能額を審査する上で必要になることがあります。
年収を証明する書類は、会社員か自営業かによっても異なります。会社員の場合には源泉徴収票や直近の給与明細書、自営業者は納税証明書や確定申告書、支払調書、年金受給者は年金証書や年金振込通知書などを用意しましょう。
ローンを契約する前に、必要な書類の種類を確認しておくと安心です。
用途を証明する書類
ディーラーローンなどは販売店で直接申し込むので用途を証明する必要はありませんが、銀行やオートローンなどを利用する場合には、借りるお金の用途を証明しなくてはいけません。そのため、見積書や売買契約書などを用意しておきましょう。
そのほかに引き落としをする銀行口座の情報や銀行印、印鑑証明書などを求められることもあります。二度手間にならないよう、事前に確認しておくと安心です。
カーローンを選ぶときに重視したいポイント
カーローンは種類によって、金利や手数料などの条件が異なります。カーローンを選ぶ際に重視したいポイントをご紹介します。
金利
金利はローンの返済額に影響を与えるものだけに、申込み前にしっかりチェックしておきたい項目です。一見低金利に見えるローンでも、数%の金利幅を設けている場合は、審査次第で最高金利になる可能性もあります。ローンを比較検討するときには、金利幅にも注目しましょう。
返済方法
臨時収入などがあったときに繰上返済をすれば、より早く完済できます。ただ、ローン会社によっては繰上返済ができないところや、高額な手数料を取られるローンもあります。
繰上返済の可否や手数料の有無についても確認しておきましょう。
カーリースも免許なしで契約できる?
月々定額制で車に乗れるカーリースは、車のサブスクリプションサービスとして近年人気の利用方法です。
原則として契約者と使用者は同一であることが求められますが、リース会社によっては、契約者と使用者が異なっても契約できる場合があります。免許なしでカーリースを契約したいときは、一度リース会社に相談してみることをおすすめします。
なお、カーリースのメリットとしては、次のようなものがあります。
初期費用なしで新車に乗れる
カーリースは頭金などの初期費用がかからず、契約時からずっと定額で利用できます。
また、新車を購入するときにかかるさまざまな費用も月額料金に含まれているので、まとまった費用がなくてもカーライフをスタートさせることができます。
月々定額制だから家計管理がしやすい
車の維持には多くの費用がかかり、金額や出費の頻度もそれぞれです。
カーリースには、車検や消耗品の交換などにかかるメンテナンス費用も定額にできるものがあるため、支出の計画が立てやすく、家計管理も簡単です。
カーリースなら「おトクにマイカー 定額カルモくん」がおすすめ
数あるカーリースの中でも、「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、業界最安水準*¹であるだけではなく、ほかのカーリースにはないメリットが数多くあります。
これから免許を取る予定で、自分の車が欲しいのであれば、急いで購入するのではなく、カーリースの定額カルモくんを利用するという方法もおすすめです。
定額カルモくんには、どのようなメリットがあるのか、代表的なものを見てみましょう。
*¹ 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
契約から納車までが早い!
免許の取得前からカーローンを検討しているという方は、何らかの事情で、一日も早く車を必要としている場合もあるでしょう。確かに、新車を購入しても、納車されるまでには数ヵ月を要することがあるので、早くローンを組みたい気持ちも理解できます。
定額カルモくんでは、人気車種の一部で「即納車」を用意しており、契約から最短3週間*²で乗り始めることも可能となっています。免許取得後すぐに申し込めば、取得前からカーローンを組むのと大差ないタイミングでカーライフを始めることができるのではないでしょうか。
*² 時期や状況、お客様の居住地域等で異なります
在庫豊富な中古車からも選択可能!
「早く車が欲しいけど、即納車には乗りたい車種がない……」という場合、即納車よりも納車が早い中古車という選択肢もあります。
定額カルモくんでは、中古車も取り扱っています。業界最大級の在庫数*³を誇っていますので、乗りたい車種がきっと見つかるに違いありません。また、故障保証が1年あるほか、2年車検も付いていますので、「契約してすぐ車検がきてしまい、別途お金がかかった」という心配もありません。
*ネット専業の個人向け中古カーリース業界において(2019年10月自社調べ)
メンテナンスプランでトラブル時も安心!
購入・カーリースを問わず、車に乗る以上、どうしても故障などトラブルのリスクはついて回ります。車を使う方が免許を取ったばかりであれば、トラブルの際、修理を依頼する業者を探したり、修理費用を捻出したりするのは、とてもたいへんなことですし、何より不安になります。
しかし、定額カルモくんのメンテナンスプランに加入していれば、これらの費用も定額にすることができます。急な出費の心配がなくなれば、より安心して車に乗れるのではないでしょうか。
また、修理を依頼できる業者は全国に30,000店舗以上ありますので、自分で探す手間もかかりません。
カーリース、もしくは定額カルモくんについて、知りたいこと・気になることがあれば、免許取得前であっても、問い合わせることができます。電話やメール、LINEなど都合のいい方法で、気軽に相談してみましょう。
免許取得後はおトクに車に乗れる選択肢が増える
免許がなくてもカーローンを組むことは可能ですが、所有者と使用者が違うと、手続きが煩雑になるなどの一面もあります。
これから免許を取る予定で、自分の車が欲しいのであれば、免許取得後にカーリースで新車に乗るという方法もおすすめです。どのタイミングで、どのような準備をしておけばスムーズにカーライフを始められるか、電話やメール、LINEなど都合のいい方法で、事前に相談しておくのもいいでしょう。
よくある質問
Q1:カーローンは免許がなくても組める?
A1:免許を取る前に車を買いたい場合や、家族が使用する車を買う場合など、免許を持っていなくてもカーローンを契約することができます。なお、仮免許取得後や私有地内など、一定の条件下では免許がなくても運転することが可能です。
Q2:免許がない場合の契約時の身分証明書は?
A2:カーローン契約では、本人確認書類として運転免許証を提出するのが一般的ですが、免許証を持っていない場合には、マイナンバーカードやパスポート、健康保険証、住民票などを提出します。
Q3:所有者と使用者が違っても大丈夫?
A3:所有者と使用者が違ってもカーローンを契約することは可能です。しかし、税金は所有者に支払いの通知が届くため、使用者と所有者が異なる際は、誰が、どのように支払うのか、あらかじめ相談しておきましょう。また、売却や譲渡などの手続きは、所有者しか行うことができません。
※記事の内容は2021年6月時点の情報で制作しています。