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車検の有効期間はどれくらい?費用や車検切れによる影響とは

車検の有効期間はどれくらい?費用や車検切れによる影響とは
車検の有効期間はどれくらい?費用や車検切れによる影響とは

車検の日時を決めるにあたって、多くの方が参考にする車検の有効期間。車検の有効期間が切れてしまった状態で公道を走行すると重い罰則が科せられてしまうため、余裕をもって車検のスケジュールを立てたいところです。
そこで今回は、車検の時期を確認する方法や車検が切れてしまった場合のリスク、車検の受け方など車検の有効期間に関する情報をご紹介します。

安全な走行に欠かせない車検制度

安全な走行に欠かせない車検制度

通称「車検」と呼ばれる自動車検査は、自動車が国の定める保安基準に適合しているかどうかを定期的に確認するために実施されている制度です。車検は道路運送車両法第61条の自動車検査証の有効期間にもとづいて実施されており、公道を走行するためには、一定期間ごとに車検の継続検査に合格することが義務付けられているのです。

また、車検の有効期間は、車の種別ごとに決められています。自家用乗用車の有効期間は、新車登録から3年目、それ以降は2年ごとに更新しなくてはいけません。例えば、2019年12月10日に車両登録をした車の車検の有効期間は、2022年12月9日までとなります。

新車と中古車で有効期間は異なる?

基本的に新車登録から3年間、それ以降は2年ごとという期間に違いはありません。そのため、中古車の場合も新車登録から3年以上経過していて車検を通している車であれば、その後の有効期間は2年ごととなっています。ただし、車によっては車検の有効期間が切れてしまっていることもあるため、車検の状況についてはきちんと確認するようにしましょう。なお、中古車の車検の状態は、次の2つのパターンに分けられます。

・車検切れまたは車検2年付き
購入時に車検が切れているか、購入時に車検費用を負担してもらえる車検が2年付いているパターンです。この場合、すでに2回目以降の車検を行っている状態と考えられます。また、購入後の車検も2年おきに受けることとなります。

・車検の有効期間が残っている
中古車を購入する場合に注意したいのが、車検が残っているパターンです。この場合、購入後に自身で有効期間が切れる前に車検を受けなくてはなりません。そのため、いつまでに車検を受ける必要があるのかをきちんと確認した上で購入するようにしましょう。

車検の有効期間を確認する方法は?

車検の有効期間は、車検証や車検シールで確認することができます。どちらも手軽に確認することができますが、車検シールを確認する場合はいくつか注意点があります。

1. 車検証を確認する

最も正確な情報が確認できるのが、車検証です。車検証の有効期間の満了する日の欄を確認しましょう。

2. 車検シールを確認する

車のフロントガラスに貼られた車検シールでも、有効期間を確認することは可能です。ただし、車検シールに記載されているのは、車検が満了する年月のみの場合が多く、正確な日付がわからないことがあります。そのため、車検シールは車検の満了する時期を確認する程度にすることをおすすめします。

車検が切れるとどうなるの?

車検が切れるとどうなるの?

車検の有効期間が切れただけでは違反にはなりません。しかし、車検が切れた状態で公道を走ると法律違反となるので注意しましょう。また、車検切れの状態では車検を受ける場所まで運転して移動することができないため、仮ナンバーを取得したりレッカーで運んでもらったりしなくてはならず、そうした費用も負担しなくてはなりません。無駄な出費を増やさないためにも、車検が切れる前に車検を受けることが大切です。
ここでは、車検や自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)の有効期間が切れた状態で車を走らせた場合の罰則について見ていきましょう。

車検が切れた車を公道で走らせた場合

車検が切れた状態で公道を走らせた場合、道路運送車両法違反となり、以下の罰則が科せられます。
・違反点数6点(前歴がない場合)
・30日間の免許停止
・6ヵ月月以下の懲役または30万円以下の罰金

自賠責保険が切れた車を公道で走らせた場合

自賠責保険が切れた状態で公道を走行した場合には、自動車損害賠償保障法違反となり、以下の罰則が科せられます。
・違反点数6点(前歴がない場合)
・1年以下の懲役または50万円以下の罰金
・免許停止

車検も自賠責保険も切れた車を公道で走らせた場合

車検も自賠責保険も切れた状態で公道を走行した場合には、以下の罰則が科せられます。
・違反点数12点(前歴がない場合)
・90日間の免許停止
・1年6ヵ月月以下の懲役または80万円以下の罰金

車検はいつから予約できる?

車検を受ける時期については規定がなく、有効期間が満了となる1ヵ月月前から受けるのが一般的です。これは、1ヵ月月より前に車検を受けた場合には、有効期間が今回の車検の満了日から2年間となるためです。そのため、1ヵ月月より前に車検を受けたり逆に有効期間を過ぎたりした場合は、その日から有効期間が起算されます。
ここでは、おすすめの車検の予約のタイミングについてご紹介します。

車検の満了日1ヵ月月前から受けるのが基本

車検の有効期間は合格した日から2年間となるため、ほとんどの方は車検の回数を抑えるためにも満了日が近づいた時点で受けます。そのため、満了日に車検を受けるのが最もお得だと思う方もいるかもしれませんが、満了日の1ヵ月月前以降に車検を受ければ、満了日に車検を受けた場合と同じ有効期間になるという特例が定められています。

例えば2019年12月10日が車検満了日の場合、1ヵ月月以内である2019年11月10日以降に車検を受ければ、次の車検満了日は2021年12月 10日となります。このような特例があるため、車検は満了日の1ヵ月月前から受けることが一般的です。

車検業者によっては早割制度がある

車検業者によっては、早期に車検の予約をすることで料金の割引サービスを受けられる早割制度を実施しているところもあります。早割制度は、1週間前や1ヵ月月前、3ヵ月月前など、予約する時期が早ければ早いほど、割引率も高くなっていくのが一般的です。3ヵ月月前からの予約となるとスケジュールを立てるのが難しいですが、お得に車検を受けたい方は、こうした早割制度も活用してはいかがでしょうか。

車検に必要な書類や費用は?

車検に必要な書類や費用は?

スムーズに車検を受けるためには必要な書類を前もってそろえておくことが大切です。また、車検費用もあらかじめ把握しておくと慌てることもないでしょう。車検に必要な書類や費用、支払い方法は以下のとおりです。

必要な書類

書類によっては、車検前に準備したり車内に保管したりしておくものもあります。そのため、車検を依頼する前に、必要書類がきちんとそろっているかを確認しておきましょう。また、書類とは別に使用者の認印も必要です。
車検業者に依頼するにあたって必要な書類は次のとおりです。
・車検証
・自動車損害賠償責任保険証明書
・自動車税納税証明書

なお、自分で車検を行うユーザー車検の場合は、車検証と自動車税納税証明書に加えて、次の書類も必要となります。
・自動車損害賠償責任保険証明書(新旧2枚)
・自動車検査票
・自動車重量税納付書
・継続検査申請書
・定期点検整備記録簿

車検にかかる費用

車検にかかる費用は、法定費用や車検基本料、整備費の3つに分けられます。車検を受ける場所や車の状態によって金額が異なる費用もあるため、それぞれどのようなものなのか確認しておきましょう。

・法定費用
法定費用は、自動車重量税や自賠責保険料、印紙代(検査手数料)を合わせた費用のことをいいます。法定費用は非課税となり、排気量や車の規格によって法律で費用が定められています。そのため、車検を受ける場所を問わず、金額は同じです。

・車検基本料
車検基本料は、定期点検料や測定検査料、代行手数料のことをいいます。車検を実施する業者の人件費なども含まれるため、車検を受ける場所によって金額も異なります。

・整備費
車検の点検によって、各種部品の劣化や損傷、オイル漏れなど、整備が必要となる箇所があった場合に発生する費用です。車の状態によって発生しないケースもあり、交換する部品や整備内容によって金額が異なります。

車検費用の支払い方法

車検費用は、支払い内容によって現金で支払わなくてはならないものと、クレジットカードやマイカーローンで支払えるものに分けられます。

・法定費用は現金で支払う
車検費用のうち、非課税となる法定費用は現金で支払う必要があり、クレジットカードでの支払いはできません。なお、車検業者によっては全額クレジットカードやローンが組めることもあります。

・業者によってはクレジットカード払いやマイカーローンが組める
車検基本料と整備費については、車検業者によって対応可能な場合はクレジットカード払いやローンを組むことができます。また、マイカーローンを利用する際には事前に審査を受けておくとスムーズです。

リースには車検費用を抑えられるプランもある

リースには車検費用を抑えられるプランもある

定額制で利用できるリースでは、使用者である契約者がリース車の車検を通す必要があります。リースの料金プランはリース会社によっても異なりますが、車検費用が含まれているケースやオプションで定額制にできることがあります。ほかにも、リースの月々の定額料金には各種税金や自賠責保険料が含まれているため、車に乗り続けるにあたって必要なさまざまな費用をリース料金とまとめて支払うことができます。

カーリースについて詳しく知りたい方はこちら

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おトクにマイカー 「定額カルモくん」では、車検整備費も月々のリース料金に含めることができるメンテナンスプランを用意しています。中でも、車検整備費や消耗品交換費など、車のメンテナンスに必要な費用をすべて含めたプラチナメンテプランを利用することで、リース返却時の原状回復費用保証やメーカー保証とほぼ同等の保証内容を長期間にわたり受けることができます。

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車検の有効期間をしっかり確認しておこう

車を維持するためにはさまざまな費用が発生しますが、中でも車検は高額な出費となります。見積もりを出して複数の業者を比較検討したり早割制度を活用したりと、早めの行動はお得に車検を受けることにも役立ちます。
車検の有効期間をきちんと把握し、満了日が近づいたら、早めに見積もり依頼や予約をするようにしましょう。

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よくある質問

Q1:車検の有効期間が知りたい!

A:車検の有効期間は車の種別ごとに決められています。自家用乗用車の場合、新車登録から3年目、それ以降は2年ごとに車検を受ける必要があります。中古車であってもこれは変わりありません。しかし、中古車では車検が切れている場合や業者が購入時に車検費用を負担してくれるケースなど、車検の状態はさまざまなので、しっかりと確認しておくのがおすすめです。

Q2:車検が切れるとどうなるの?

A:車検切れの車は公道を走ることができません。車検が切れた車を公道で走らせた場合は道路運送車両法違反となり、違反点数6点や30日間の免許停止、6ヵ月月以下の懲役または30万円以下の罰金となります。

Q3:車検費用はクレジットカードで支払いできる?

A:車検費用は自動車重量税や自賠責保険料、印紙代(検査手数料)を合わせた法定費用、定期点検料や測定検査料、代行手数料を合わせた車検基本料、整備費の3つに分けられます。このうち、法定費用は原則として現金払いとなっているため、クレジットカードなどは利用できないことがあります。

※記事の内容は2019年12月時点の情報で制作しています。

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