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車検で車庫証明は必要な場合は?書類の取り方や住所変更忘れの注意点も解説

車検で車庫証明が必要な場合は?書類の取り方や住所変更忘れの注意点も解説
車検で車庫証明が必要な場合は?書類の取り方や住所変更忘れの注意点も解説

車検で車庫証明が必要になるのは、すでに引越しをした方が、車検と同時に車検証の住所変更手続きを行うときです。そこで、車庫証明を自分で取得する方法や、必要な書類について解説します。また、車検の住所変更をし忘れた場合のデメリットや、車検前に手続きで慌てないためのカーリース活用法も伝授します。

  • 車検で車庫証明が必要なのは、車検と同時に車検証の住所変更を行うとき
  • 車庫証明の取得は手間と時間がかかるので早めに対応しておくと安心
  • 車検証の住所変更を先延ばしにすると、さまざまなデメリットがあるので注意

そもそも車庫証明とは?

車検証の住所変更に必要な車庫証明とは、どんな書類なのでしょうか。

車庫証明の正式名称は、「自動車保管場所証明書」といいます。その名の通り、自動車の保管場所があることを証明する書類で、交付を受けるためには3つの条件があります。すべての自家用車は、これらの条件をもとに、車庫証明を申請なければいけません。

〈車庫証明申請の条件〉

距離自動車の使用の本拠の位置から、保管場所が地図上の直線距離2キロメートル以内にある
広さ保管場所は、道路から支障なく出入りができ、自動車の全体を収容できる
名義自動車の保有者が、自動車の保管場所として使用する権利を持っている

 

なお、軽自動車は車庫証明の申請は必要ありません。しかし、県庁所在地の市や、人口10万人以上の市、東京や大阪の中心から30㎞圏内などを条件に該当する場合は、申請が必要となります。また、条件に当てはまっていても申請が不要な地域や、地方の小さな市でも申請が必要な場合など、地域によって対応に差があります。申請が必要かどうかは一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の公式サイトで確認しておくと安心です。

車検と同時に住所変更するなら、事前に車庫証明の住所変更が必要

車検と同時に住所変更するなら、事前に車庫証明の住所変更が必要

車検と同時に車検証の住所変更をする場合には、新しい住所が記載された車庫証明が必要となります。そのため、車検を受ける前に、車庫証明の住所変更手続きを済ませておかなくてはいけません。
ここでは、車庫証明の住所変更にまつわるルールや、変更や取得手続きの方法をご紹介します。

車の保管場所を変更後、15日以内に手続きをする

本来、引越しなどで車の保管が変わった場合には、15日以内に変更手続きを行うことが法律で定められています。そのため、車検前に焦って行うことのないよう、引越しの手続きと同時に行っておきましょう

また、車庫証明の住所変更には1週間以上かかることもあります。15日以内に手続きを終わらせるためにも、引越しから1週間を目安に申請をしておくと安心です。なお、すでに15日を過ぎている場合は、警察署に相談の上、迅速に手続きを行いましょう。

車庫証明の住所変更方法

車庫証明の住所変更は、管轄の警察署で行います。申請に必要な「自動車保管場所証明申請書」は警察署で受け取ることもできますが、事前に警察署のホームページからダウンロードした書類に記入して持参すれば、よりスムーズに手続きを進められます

〈住所変更の申請手順〉

  1. 管轄の警察署に行き、申請書(自動車保管場所証明申請書)や必要書類を提出する
  2. 交付日を知らせてもらう
  3. 交付日以降に再度警察署へ行き、車庫証明を取りに行く

なお、車庫証明の取得や住所変更の手続きには、「自動車保管場所証明書交付申請手数料」と「保管場所標章交付手数料」が必要です(軽自動車の場合は、申請書類が「保管場所届出書」に変わります)。地域によって金額が変動する可能性ありますが、東京都や神奈川県では2,100円と500円を印紙にて支払います。

また、車検証の住所変更時には、発行から1ヵ月以内の車庫証明が有効となります。

車検は車を維持するために欠かせないもの。しかし、手間もお金もかかるのでできるならやりたくないという方も多いのではないでしょうか。最近では、車検を受けずに新車に乗り換える方が増えています。この方法なら、車検に関する面倒な手続きなしで、ラクにマイカーライフを過ごせるのではないでしょうか?

車検で必要となる書類は?

ここまでは車検時に住所変更を伴うケースをご紹介しましたが、通常の車検で必要な書類は自動車検査証(車検証)・自動車損害賠償責任保険証明書・自動車税納税証明書の3種類です。
それぞれの書類について、詳しく見ていきましょう。

・自動車検査証車検証
その車両が自動車保安基準(安全確保や排ガス・騒音などの観点から定められた技術基準)を満たしていることを証明する書類のこと。車の情報や、所有者や使用者が明記され、正式な登録車であることも示しています。

・自動車損害賠償責任保険証明書
法律によって加入が義務付けられている自賠責保険に加入している証明書のこと。なお、無保険の状態で運転するのは違反となり、違反点数6点が加算されて即免許停止になります。

・自動車税納税証明書
自動車税を納税した後に発行される納税証明書です。近年ではオンラインで納税の有無が確認できるようになったので、2005年4月から条件によっては提示が不要となりました。ただし軽自動車・自動二輪車の場合は、これまで通り納税証明書が必要です。

車検と同時に、車検証の住所を変更するには?

引越し後には、必ず車検証の住所変更も行わなくてはいけません。なお、手続きは煩雑で、手間もかかるので、忙しい方は代行業者に依頼するのもおすすめです。
ここでは、車検と同時に車検証の住所変更を行うときに必要な書類についご紹介します。

〈必要書類〉

  • 住民票 (発行から3ヵ月以内)
  • 車検証
  • 車庫証明(発行から1ヵ月以内)
  • 委任状 (家族などに依頼する場合)

1. 住所変更手続き場所を確認する

まずは、住所変更手続きを行う場所を確認しましょう。自動車の種類によって窓口が異なるので注意しなくてはいけません。
普通車  :運輸支局の検査登録事務所
軽自動車 :軽自動車検査協会の事務所、支所

それぞれ新しい住所を管轄する事務所や支所で手続きを行います。なお、ナンバープレートに記載されている地名が、管轄地域です。転居前と同じ管轄なら書類の提出のみですが、管轄外への引越しの場合は車の持ち込みも必要になります。

2. 必要書類を準備する

住所変更に必要な書類を準備しましょう。引越しにより車の保管場所が変わっている場合は、車庫証明も必要になります。

3. 運輸支局・検査登録事務所で手続きする

書類を用意できたら新住所を管轄する運輸支局(または軽自動車検査協会)へ行きましょう。窓口で「自動車税(環境性能割・種別割)申告書」「手数料納付書」「申請書」を受け取り、記入します。

4. 書類に印紙を貼って、窓口へ提出

変更手続きには、登録手数料350円分の印紙が必要です。用意した書類などと一緒に窓口に提出しましょう。なお、3月の繁忙期など、時期や時間帯によってはかなり混雑します。混む曜日や時間帯を避けるか、余裕を持った時間で動くようにしましょう。

5. 新しい車検証を受け取り、自動車税事務所へ行く

書類の確認が済み、新しい車検証を受け取ったら、同じ建物内にある自動車税事務所に住所変更の申告をします。先程記入した自動車税(環境性能割・種別割)申告書、新しい車検証が必要です。自動車税事務所で申告することにより、納税通知書が新住所に送られるようになります。

6. ナンバープレートを取り替える

ナンバープレートが変更になる場合は、その場で交換します。引越しで管轄が変わった方が、住所変更の際に車を持ち込むのはこのためです。ドライバーなどは用意されているため、自分で取り替えましょう。古いナンバーを返却したら、住所変更の手続きはすべて終了です。なお、新しいナンバープレートの発行には、1,500円程度の手数料がかかります。

住民票だけでは車検証の住所変更ができないこともある?

車検証の登録内容が変わった場合の変更手続きの期日は、変更があった日から15日以内です。しかし、転勤や引越しなどで何度も住所が変わっている方は注意が必要です。複数回住所が変わっていて、これまで住所変更の申請ができていなかった方は住民票だけでは住所変更ができません

車検証の手続きでは、これまでの住所のつながりを明らかにする必要があります。ひとつ前の住所しか記載されていない住民票では、これまでの住所が確認できないため、すでに住民基本台帳から抹消された住民票の「除票」か、住所の転移を記録した「附票」が必要となります。

種類発行場所転居回数
除票1つ前に住んでいた自治体で発行可能2回以上の転居
附票本籍地で発行可能3回以上の転居

 

引越し先が遠く、直接取りに行くのが難しい場合は、郵送で送ってもらうのが一般的です。しかし、発行までに時間を要するため、時間に余裕を持って動きましょう。

車検時の住所変更はデメリットがある

車検時の住所変更はデメリットがある

車検証の住所変更を先延ばしにして、車検と同時に手続きをするケースは少なくないでしょう。しかし、お金に関するデメリットも多くあるため、できるかぎりすみやかに車検証の手続きを行っておきましょう。考えられるデメリットには次のようなものがあります。

自動車税の通知が届かないことがある

自動車税の通知は、車検証に記載された住所に送られてきます。郵便局で転送届を出していれば、引越し後も元の住所宛の郵便物でも届きますが、転送期間が過ぎていた場合、自動車税の通知が届かなくなってしまいます。最悪の場合、納税が遅れて延滞金が発生する可能性もあるので、注意が必要です。

自賠責保険が適用されない可能性がある

万が一の事故などが起き、自賠責保険を請求する事態になった際に、車検証と現住所が異なっていると保険が適用されない可能性があります。その場合、高額な賠償額も自己負担となってしまうことも考えられます。

法律違反で罰金を科せられる可能性も

引っ越してから15日以内に住所変更を行うことは道路運送車両法、第12条により定められています。また、50万円以下の罰金となります。

車検で慌てるのはもう古い!定額カルモくんなら車検の手間なく楽々!

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車検直前に住所変更が必要なことに気づいて、慌てて車庫証明を手配すると、車検に間に合わない可能性もあります。また、そのために手続きを代行業者に依頼すると、余計な費用がかかってしまいます。

しかし、月々定額で新車に乗れるカーリースの定額カルモくんなら、車検時期が近づくと事前に案内と保険証書が届きます。そのため、慌てて書類を用意したり、期日を忘れてしまったりする心配もありません。また、月額料金には税金や自賠責保険料、ディーラーの無料点検などが含まれているので、法定費用の負担も不要です。

さらに、定額カルモくんには、車検費用も月額料金に含めることができるメンテナンスプランがあります。毎月の支払いは定額のまま、安心して車検も受けられるので、費用を抑えて新車に乗りたい方にもおすすめです。

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車検で車庫証明が必要なら、早めに手配しよう

引越し時は必要な手続きが多いため、車検証や車庫証明の住所変更を忘れてしまいがちです。しかし、車検前に慌てたり罰金が科されたりしないよう、15日以内に更新しておくことが大切です。このような車に関するさまざまな手間を省きたい方は、定額カルモくんのサービスで余裕を持ったカーライフを実現してみてはいかがでしょうか。カーリースに関する不安や疑問も、豊富な知識を持ったスタッフが解消してくれるので安心です。

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よくある質問

Q1:車検には車庫証明が必要?

A:通常は車検時には車庫証明は不要です。しかし、車検時に住所変更を行う場合には、新住所に変更された車庫証明が必要となります。

Q2:車庫証明の住所変更の方法は?

A:管轄の警察署で手続きが可能です。なお、車庫証明の取得や住所変更の手続きには、「自動車保管場所証明書交付申請手数料」と「保管場所標章交付手数料」が必要となります。

Q3:車検証の住所変更の方法は?

A:車検証の住所変更には、発行から3ヵ月以内の住民票、車検証、発行から1ヵ月以内の車庫証明が必要となります。管轄の運輸支局などで手続きが可能です。

※記事の内容は2021年1月時点の情報で制作しています。

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