法人カーリースに申し込んでみたものの、審査に落ちてしまったというケースは少なくありません。また、さまざまな事情で、法人カーリースの審査に通らないかもしれないという不安を抱えている方もいるでしょう。
法人カーリースの審査に通るためには、審査基準や審査を有利に進めるポイントを把握して適切に備えることが大切です。ここでは、法人カーリースの審査内容や審査に通らないときの対処方法とともに、おすすめの法人カーリース5社をご紹介します。
審査に通らない不安があるときに事前に相談できる法人カーリースはこちら
- 法人カーリースの審査では、会社経営の安定性に関わることを見られる
- 審査に通らない場合は、申請内容を見直したり経営の安定性を高めたりするとよい
- 月額料金が安く契約前に相談できる法人カーリースがおすすめ
法人カーリースの審査では何を見られる?
カーリースはもともと法人向けに車を提供するサービスでしたが、近年では個人向けのサービスも増えてきました。いずれも契約期間のあいだ車を貸し出してくれるものですが、法人向けと個人向けでは審査内容が異なり、法人カーリースの場合は個人向けとは違った準備をしなければ審査に通らないこともあります。
ここでは、法人カーリースの審査で見られる項目について詳しく見ていきましょう。
創業年数
法人カーリースの審査では、創業年数を確認されます。創業年数が長いほど経営が安定しているという証明になり、会社の信用度が高いと判断してもらえるでしょう。
ただし、創業してからの年数が短いからといって必ずしも審査に通らないわけではありません。創業年数が短い場合は、ほかの審査項目で補える点はないか確認しながら準備を進めましょう。
資本金
法人カーリースの審査において、資本金は会社の規模や経営の安定性を確認するための指標となります。とはいえ、資本金が多ければ多いほど審査に通りやすいというわけではありません。
資本金が少ない会社であっても、基準を満たしていれば法人カーリースの審査に通ることはできます。
事業内容
どのような事業を行っているかも、法人カーリースの審査で確認されます。そのため、急な倒産や廃業が起こりやすいとされている業種は、審査がきびしくなる傾向があるといえるでしょう。
事業内容は明確に提示しなければなりません。審査をスムーズに進めるためにも、具体的にわかりやすく伝えることを意識しましょう。
業績や売上高
月々定額のリース料金を支払うことになる法人カーリースでは、業績や売上高もしっかりと確認されます。無理なくリース料金を支払えるだけの業績や売上高であれば、基本的には問題ないでしょう。
しかし、赤字が続いているなどで資金繰りに問題があると判断された場合は、法人カーリースの審査に通らないこともあります。
負債残高と債務整理などの履歴
会社の規模や売上高に対して負債残高が大きすぎる、過去に返済遅延や破産、債務整理をしたことがあるなど、会社の信用度を評価するうえでマイナスになるような履歴がある場合は、法人カーリースの審査に通らない可能性があります。
法人カーリースに申し込む際は、審査でマイナスになる履歴がないか今一度見直してみましょう。
【あなたにはこちらもおすすめ】
【専門家に聞く!】法人カーリースのメリット・デメリットは?厳選5社も紹介
法人カーリースの審査に通らないときの対処法
法人カーリースの審査では、会社の売上高や創業年数などを細かくチェックされるため、その結果審査に通らないこともあります。法人カーリースの審査に通らない、または審査に通るか不安という場合は、以下の対処法を実践してみましょう。
社用車の車種やグレードを変える
会社の財務状況とリースしたい車の利用料金が釣り合っていない場合、法人カーリースの審査に通らないことがあります。そのため、車種を安いものに変えたり、グレードを下げたりして調整してみることをおすすめします。
また、社用車として複数台の利用を検討しているのであれば、台数を減らすことで審査に通りやすくなるケースもあります。無理のない状態で審査に申し込めるよう、一度申請内容を見直してみましょう。
経営者の信用情報を問い合わせてみる
法人カーリースの審査に通らない場合は、経営者の信用情報に問題がないか問い合わせてみましょう。信用情報とは、過去から現在にかけてのクレジットカードやローンなどの取引履歴のことで、個人の信用度を判断する際に利用されます。
そのため、経営者が支払いを滞納したことがあるなど信用情報に問題がある場合は、法人カーリースの審査に通らない可能性があるでしょう。
なお、会社情報に問題がないのに法人カーリースの審査に通らないときは、CIC(株式会社シー・アイ・シー)やJICC(株式会社日本信用情報機構)といった信用情報機関に問い合わせて情報開示をしてみると、通らない原因がわかるかもしれません。
事業の信用度や安定性を上げてから改めて申し込む
時間がかかる方法ではありますが、法人カーリースの審査に通りやすくするために最も有効な方法は、会社の信用度や経営の安定性を上げることです。前期が赤字だった場合は今期の黒字幅を増やしたり、負債額を減らしたりすることで、会社の信用度や経営の安定性は高められます。
なお、法人カーリースの審査に通らない場合は、落ちた直後に改めて申し込んでも再び落ちてしまう可能性が高いでしょう。期間を空けて会社の状況を見直してから、再度申し込むことをおすすめします。
連帯保証人をつける
創業年数が短い会社や個人経営の場合は、会社の信用度が低いと判断されて法人カーリースの審査に通らないことがあります。そのような場合は、連帯保証人を立てることで審査に通る可能性を高められます。
なお、通常は法人代表者が連帯保証人になるのが一般的ですが、会社を設立して間もないときなどは、別途第三者の保証人を求められるケースもあります。
別の法人カーリースに申し込む
法人カーリースのサービスはさまざまな会社から提供されており、会社によって審査基準が異なります。そのため、ある法人カーリースの審査に通らない場合でも別のカーリース会社では問題なく通ることも十分考えられます。
会社や経営者に目立った問題が見られない場合は、別の法人カーリースに申し込んでみるのも良いでしょう。その際、前回申し込んだカーリースよりも月額料金を安く抑えられる法人カーリースを選ぶと、より審査に通る可能性を高められます。
おすすめの法人カーリース5社
定額カルモくん | 出光オートフラットBiz | スマイルカーリース | リースパートナー | 箱バン.com | |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 13,750円~ | 13,640円〜 | 16,280円〜 | 13,200円〜 | 13,800円〜 |
契約期間 | 3〜7年 | 3〜7年 | 3〜6年 | 1〜7年 | 4・5・7年 |
取扱車種数 | 171車種 | 178車種 | 70車種 | 190車種 | 箱バン各種 ※要問い合わせ |
※2022年2月時点で各社公式サイトに掲載されている情報です
法人向けカーリースを提供している会社は多数あるため、月額料金の安さや選べる契約期間の幅広さ、取扱車種の豊富さなどを比較して選ぶ必要があります。ここでは、おすすめの法人カーリース5社をご紹介します。
おトクにマイカー 定額カルモくん
「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、業界最安水準の個人向けカーリースです。法人向けの窓口もあり、社用車に適した車をお得に用意できます。リーズナブルな料金で費用負担を抑えられるため、ほかの法人カーリースの審査に通らなかった場合でも試してみる価値はあるでしょう。
また、取扱車種数が豊富なので、用途に合う車をリースすることが可能です。メンテナンスプランをつければ車の整備にかかる費用も定額にでき、いつでも車のコンディションを良好に保てるというメリットもあります。
出光オートフラットBiz
「出光オートフラットBiz」は、出光興産が提供している法人カーリースで、エネルギー会社のカーリースだからこそ可能な、燃料費が割引になるお得なプランを提供している点が特徴です。
定額カルモくん同様、車検やメンテナンスにかかる費用を定額にできるプランもあり、車の維持にかかる費用をまとめて経費に計上したい場合におすすめです。
スマイルカーリース
「スマイルカーリース」は、一般的な乗用車から福祉・介護車両まで幅広く取り扱っている法人カーリースです。創業年数が短い場合でもカーリースの相談ができる窓口があり、法人カーリースに関する不安を審査前に解消できます。
また、即納車サービスも提供しており、すぐに社用車が欲しいという希望を叶えることも可能です。
リースパートナー
「リースパートナー」では、50社のカーリース会社から最安価格のものを提案してもらうことができます。商用車やトラック、バスなどの取扱いもあるので、法人カーリースとして活用できるでしょう。
なお、月額料金には車両本体価格のほか、税金や自賠責保険料などが含まれていますが、カーナビやETC、車検費用などをカバーするプランは別です。メンテナンスプランは提供されていないので、車の整備費用は月額料金とは別に経費計上することになります。
箱バン.com
箱バン.comは、その名のとおりビジネス用の箱バンを専門に取り扱っている法人カーリースです。箱バンに特化している分取扱車種はほかの法人カーリースよりも少なめですが、箱型の商用車両を安く用意したいと考えている場合に良い選択肢となります。
車両費用のみで利用できるプランのほか、税金や車検費用、点検費用などが含まれたプランもあるため、好みのものを選べる点も魅力です。
こちらも読まれています!
カーリースの法人ランキングで人気の9社と最適なサービスの選び方を解説
審査に通らない不安がある場合は、事前に相談できる法人カーリースを選ぼう
法人カーリースの審査に落ちてしまった、審査に通らないかもしれない不安があるといった場合は、事前に契約内容を相談できる「おトクにマイカー 定額カルモくん」がおすすめです。
事前に相談することで、会社の規模に合わせて無理なく利用できる車種やプランを決めやすくなるため、その分審査に通る可能性も高められます。ここでは、定額カルモくんの特徴を見ていきましょう。
法人向け定額カルモくんの特徴
定額カルモくんの法人カーリースでは、輸入車を含めた全メーカー・全車種の中から好きな車を選べるため、用途や予算に合う1台がきっと見つかります。
また、全国9,000ヵ所を超える整備工場を利用できるため、社用車のコンディションを常に整えておきたい場合も安心です。運転する社員のために、お得なだけでなく安心感も高い法人カーリースを選びたいと考えている方には最適でしょう。
定額カルモくんは専任のスタッフに相談できるから安心
法人カーリースを利用すれば社用車をお得に用意できるとわかっていても、カーリースの契約内容など細かい部分はよくわからないと感じている方もいるでしょう。
定額カルモくんでは事前のヒアリングがあり、審査から契約まで専任のスタッフが対応してくれます。そのため、疑問が生じてもすぐに聞くことができ、納得した上でリース契約に進むことが可能です。
お得かつ安心して利用できる定額カルモくんの法人リースについてもっと詳しく知りたい方は、こちらのバナーから早速チェックしてみましょう。
法人リースの審査に通るかどうかは、受けてみないとわからない
法人カーリースの審査では、会社や経営者の支払い能力、信用情報などをしっかりと確認されるため、申し込んだときの状況次第では審査に通らないこともあります。
もし法人カーリースの審査に通らなかった場合は、まずは落ちた原因を突き止めてできる限り解消し、別の法人カーリースに申し込んでみるといいでしょう。
なお、その際は月額料金を安く抑えられて契約内容を事前に相談できる法人カーリースを選ぶのがおすすめです。定額カルモくんなら、契約前から専任スタッフに相談できるので、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
よくある質問
Q1:法人カーリースの審査に通らなかったときの対処法は?
A:社用車の車種やグレードを変更することで、審査に通る可能性を高められます。また、経営者の信用情報を問い合わせたり、会社の信用度を高めるために時間をかけて経営を安定させたりすることも効果的です。さらに、月額料金を安く抑えられる別の法人カーリースに申し込むと、審査に通る可能性を高められるでしょう。
Q2:法人カーリースの審査では何を見られる?
A:創業年数や資本金、事業内容、業績や売上高、負債残高、債務整理の履歴などを見られます。会社の経営が安定しているか、適切に業務を行っているかなどを確認できる情報を提示しましょう。
Q3:審査が不安な企業におすすめの法人カーリースは?
A:審査に通らないことが不安な企業は、事前に契約内容を相談できる法人カーリースを選ぶのがおすすめです。定額カルモくんでは、契約前から専任のスタッフに相談できます。会社の規模に合わせて無理なく利用できる車種やプランを決めやすくなるため、その分審査に通る可能性も高められるでしょう。
※この記事は2022年2月時点の情報で制作しています