カーリースは、現金一括購入や通常のローンと異なる仕組みなので、「カーリースってどうなのだろう」と、不安を感じる方も少なくありません。また、インターネットには「カーリースはデメリットだらけ」「やめておけ」などの声もあり、戸惑う方もいるでしょう。
そこで、カーリースがどのようなサービスなのか、利用しても大丈夫なのかを判断できるよう、カーリースを利用している方の口コミを基に、失敗例やメリットなどをご紹介します。併せて、カーリースの利用で失敗を防ぐポイントや、どのような方におすすめのサービスなのかについて解説します。
- カーリースでは想定外の費用が発生したなどの失敗例がある
- 優先度に合わせてプランを柔軟に選べるカーリースなら失敗を避けやすい
- 利用者からの評判がどうなのかをチェックしてカーリースを選ぶことが大切
カーリースってどうなの?実際の失敗例からわかる5つのデメリット
カーリースは、まとまった出費を抑えて毎月定額で新車に乗れるサービスです。メリットが豊富な一方でデメリットもあり、それによる失敗や後悔を耳にして「実際はどうなのだろう」と不安に感じることもあるでしょう。
ただし、カーリースの仕組みや特徴を理解しておけば防げるデメリットも少なくないことから、カーリース利用者の実際の失敗事例と併せて、デメリットとされる点についての対策を見ていきましょう。
〈カーリースのデメリット〉
1. ボーナス払いがあると毎月定額ではない 2. 中途解約すると違約金がかかる 3. 残価精算で高額な費用を請求される可能性がある 4. 走行距離に制限がある 5. 原状回復費用を請求される可能性があるカーリースのデメリット1. ボーナス払いがあると毎月定額ではない
カーリースの中には、月々10,000円未満で新車に乗れるところもあります。諸費用を含めた月額定額制で車を利用できるうえ、サービスであることから、毎月10,000円未満の負担だけで済むサービスなのはとても魅力的に思えるでしょう。
しかし実際には、「毎月定額だと思ったらボーナス払いが必須だった」「月々は安いけど、ボーナス加算月は10万円近い支払いになる」といった失敗事例が見られます。
ボーナス払いがあると年に2回、ボーナス加算月にまとまった出費が必要になり、「月々定額」というカーリースのメリットが薄れてしまいます。また、原則、契約途中でのプラン変更はできないため、勤務先でボーナスが減ったりなくなったりした場合も、ボーナス払いを継続しなければならず、家計が圧迫される可能性もあるでしょう。
ボーナス払いがあるかどうかは、カーリース会社によって異なります。月額料金が10,000円未満など安いカーリースでは、ボーナス払いを併用して月々の負担を抑えているケースも多く見られます。
そのため、月額料金の安さだけで利用するカーリースを決めるのではなく、ボーナス払いの有無も確認したうえで、家計状況に見合ったサービスを選ぶことが大切です。
カーリースのデメリット2. 中途解約すると違約金がかかる
カーリースの月額料金は、契約期間中にかかる費用の総額を契約月数で割って算出しています。そのため、中途解約は原則認められておらず、例外的に認められたとしても、残りのリース料を違約金として一括請求されるケースがあります。
それにより「乗り換えたいのにまだ数年乗り続けないといけない」「解約しようとしたら高額な請求がきた」といった失敗事例もよく聞かれます。
このような失敗を避けるには、ライフプランなどを基に適切な期間で契約することがポイントです。
カーリースでは5年、7年など、選択できる契約年数が決まっているケースがある一方、契約年数を1年単位で設定できるところもあるので、車が必要な期間だけ契約できるサービスを選ぶといいでしょう。
なお、カーリースでは事故で全損した場合は中途解約となります。違約金の補償がついた自動車保険(任意保険)に加入すれば、そのような場合でも安心です。
カーリースのデメリット3. 残価精算で高額な費用を請求される可能性がある
カーリースは、契約満了時の車の想定価値である「残価」をあらかじめ設定し、車両本体価格から差し引くことで安く利用できる仕組みです。
ただし、契約満了時の車の実際の価値が残価を下回っていた場合、差額を請求されることがあります。
そのため「契約満了時に高額な費用を請求された」「残価が高すぎてきれいに乗っても精算金が必要だった」というケースでは、失敗したと感じている方もいるようです。ただし、これらはすべて残価精算を行う契約方式のカーリースの話です。
カーリースには残価精算を行う「オープンエンド」と、残価精算を行わない「クローズドエンド」の2種類の契約方式があり、クローズドエンドであれば、契約満了時の車の価値が残価を下回っていても、差額を請求される心配はありません。
なお、残価が高いほど車両本体価格の支払い分が安くなるため、月々の返済額も安くなります。
ただし、オープンエンドのカーリースで残価が高めに設定されている場合、契約満了時の残価精算で高額な費用が発生する可能性に注意が必要です。
カーリースのデメリット4. 走行距離に制限がある
カーリースでは、契約満了時の車の価値を担保するために、基本的に月間500kmや1,000kmなどの走行距離制限が設定されています。
走行距離の上限を超えて走行した場合、超過料金を請求されることから、「通勤で使っていただけなのに追加料金が発生した」「走行距離制限が気になってドライブを楽しめない」といった声を聞くことがあるでしょう。
走行距離制限の上限は、カーリース会社やプランによって異なります。車の用途や自身の走行距離を参考に、余裕のある走行距離を設定しているカーリースを選べば、超過のリスクを抑えやすくなります。
なお、カーリースの中には走行距離が無制限のサービスもあります。制限にとらわれず気ままにドライブを楽しみたい方や、通勤などで長距離を走る予定がある方は、そのようなカーリースを選ぶと安心です。
カーリースのデメリット5. 原状回復費用を請求される可能性がある
カーリースの契約満了時には、借りたときの状態に戻す「原状回復」が必要です。そのため、返却時に傷やへこみ、内外装の破損や汚れなどがあったり、原状回復ができないカスタマイズをしていたりすると、原状回復費用を請求されることがあります。
このような仕組みを後から知り、「返す車にお金をかけるのはもったいない」「カスタマイズが楽しめない」として、失敗したと感じている方もいるようです。
原状回復は多くのカーリースで求められる義務ですが、一般的に、通常の使用で生じる小さな傷などは原状回復の対象外となっています。また、原状回復が可能な範囲であれば、カスタマイズやドレスアップも行えます。
さらに、原状回復費用の補償があるカーリースを選べば、契約満了時の費用負担を心配することなくカーライフを楽しめるでしょう。
なお、契約満了時に車がもらえるカーリースなら原状回復の必要がなく、カスタマイズも自由に行えるようになります。
カーリースはどうなのか、お悩みの方へ
ここまでに見てきたすべてのデメリットをカバーするプランがそろったカーリースとして、「おトクにマイカー 定額カルモくん」が挙げられます。
サービス開始から、25万人以上が申し込んだ人気の理由とともに、サービス内容について詳しく見てみましょう。
本当はどうなの?カーリースのメリットとは
カーリースには、選び方次第とはいえいくつかのデメリットがあり、中には失敗したと感じている方もいます。しかしその一方で、契約者数は年々増加しているのも事実です。
それはカーリースに魅力的なメリットがあるからこそといえます。本当に良いサービスなのかどうなのか、カーリースのメリットを見ながら確認していきましょう。
〈カーリースのメリット〉
1. マイカー同然に新車に乗れる 2. 購入するより車両本体価格が安い 3. 月額料金だけで車に乗り始められる 4. メンテナンス費用も月額料金として定額にできる 5. 車を乗り換える際の手間を減らせるマイカー同然に新車に乗れる
車は月1回程度しか運転しないのでレンタカーを利用していましたが、朝すぐに出発できないなど不便な点もありました。カーリースに変えて、思い立ったらすぐに出かけられるようになり、行動範囲が広がりましたね。レンタカーと違って誰も乗っていない新車なので、自分の車ということで愛着もわいています。
カーリースは、契約者が選んだ新車をカーリース会社が代わりに購入し、契約者に定額制で長期間貸し出します。車は車種やグレード、オプションなどを自身で決めることが可能です。
一時的に車を借りるレンタカーやカーシェアリングのように、乗る度に予約や返却をしたり、利用時間を気にしたりする必要がないため、必要なときにすぐに使えるほか、荷物やチャイルドシートなども積んだままにしておけます。
購入するより車両本体価格が安い
新車は経済的に難しく、もう車はいいかなって、半ばあきらめていました。でも、カーリースはとにかく財布に優しいところがすごくいいですね。無理のない範囲で新車に乗ることができるのは、魅力的だと感じました。
カーリースでは、契約時に残価を設定して、あらかじめ車両本体価格から差し引きます。残価とは、リース契約が終了するときに車に残っている価値のことです。
この「残価設定」といわれる仕組みにより、カーリースでは購入と違って車両本体価格の全額を支払う必要がないため、購入では手が届かない車に乗れる可能性もあるでしょう。
月額料金だけで車に乗り始められる
カーリースは安いうえに、頭金みたいないきなりの出費がないところに興味を持ちました。以前は中古車で満足していましたが、新車の良さを知ってしまった今振り返ると、不満だらけですね。アフターケアもしっかりしていて安心です。
車を購入した場合、車両本体価格とは別に、税金や自賠責保険料、各種手数料などの初期費用が必要です。一般的に初期費用は車両本体価格の1~2割程度となっており、ローンを組んだとしても、購入時に一括で支払うケースが多く見られます。
一方、カーリースでは初期費用が月額料金に含まれているので、別途支払う必要がありません。まとまった資金を用意しなくても、月額料金だけで車に乗り始められます。
メンテナンス費用も月額料金として定額にできる
カーリースを選んだ理由は、費用面ですね。車検代も税金も料金に含まれているから別途支払わなくていいので、車検の時期が近づいても、費用の心配をしなくていいのは大きな魅力でした。
多くのカーリースでは、車検代やメンテナンス費用を月額料金にまとめられるプランが用意されています。このようなプランに加入すれば、別途これらの費用を用意する必要がありません。
メンテナンスのためのまとまった支出を抑え、車を良好なコンディションで保ちやすくなるでしょう。
車を乗り換える際の手間を減らせる
テレビCMでカーリースを知り、税金も込みで支払いを固定できる方法があるんだ、と興味を持ちました。契約が終わったら、また新車に乗れるのがカーリースの魅力ですね。
所有している車を乗り換える際は、車を査定に出したり廃車にしたりする手続きを自分で行う必要があります。同時に、乗り換える車の契約やカーローンの申込みも行わなければならず、手間も時間もかかります。
その点カーリースでは、契約満了時に車を返却するだけで手続きが完了します。乗り換える車もカーリースにすれば、月額料金以外のコストなしで手軽に乗換えができるでしょう。
カーリースとは?メリット・デメリットと車のリースのしくみや料金を徹底解説!
カーリース選びで失敗しないためのチェックポイント
カーリースは注意すべき点を押さえて利用すれば、失敗せずに済みます。ただし、カーリース会社によってサービス内容は異なるため、利用を検討する際は、自分に合ったサービスやプランを選ぶことが大切です。
ここではカーリース選びで失敗しないためにチェックしたいポイントをご紹介しましょう。
月額料金に含まれる項目
カーリースの月額料金に含まれる項目は、カーリース会社によってさまざまです。
一般的に税金や自賠責保険料、契約中のサポート料などは月額料金に含まれますが、中には自分で別途支払うケースもあります。
また、メンテナンス費用があらかじめ月額料金に含まれているケースと、オプションで追加できるケース、完全に自己負担となるケースがあります。
月額料金に含まれる項目が多いほど別途支払う費用少なくできますが、その分金額は高くなります。車に詳しくない方やなるべく手間を減らしたい方は、カバー範囲の広いプランを、自分で管理して費用をできるだけ安く抑えたい方は、シンプルな内容のプランを選ぶといいでしょう。
頭金やボーナス払い
頭金やボーナス払いの設定があるカーリースでは、契約時やボーナス払いのときなどにまとまった費用が必要になります。特にボーナス払いは、長期利用が多いカーリースの場合、大きな負担になりかねません。
一方で、頭金やボーナス払いを併用すれば、月々の負担が少なくなるメリットもあります。手元に資金がある場合や、ある程度景気を見通しやすい短期の契約では、頭金やボーナス払いを併用してもいいでしょう。
なお、月々定額で安心して利用できるというカーリースのメリットを最大限活かすなら、頭金やボーナス払い不要のカーリースがおすすめです。
契約期間の長さと選択肢
契約期間も、カーリース会社によって異なります。
1年や3年などの短期契約の会社もあれば、9年や11年などの長期契約の会社もあります。
カーリースの月額料金は総額を契約月数で割って算出しているため、長期契約であるほど月々の負担が軽くなります。月額料金を抑えたい方は、できるだけ長期の契約が可能なカーリースを選ぶといいでしょう。
また、カーリースの契約期間は、1年単位で自由に決められるところもあります。
年数固定のカーリースでは乗換え時期などの希望と合わず、中途解約につながるリスクがあるのに対し、1年単位で契約期間を選べるような会社であればライフプランに合わせて決めやすく、安心といえるでしょう。
残価精算の有無
オープンエンドのカーリースは契約満了時に残価精算による差額の支払いが生じるリスクがありますが、その分、月額料金は安く設定される傾向があります。一方、クローズドエンドは月額料金がやや高い傾向がある代わりに、残価精算がない安心感が魅力です。
残価精算が生じても貯金でカバーできるなら、オープンエンドを選んでもいいでしょう。ただし、中には残価精算を前提に、残価を高く設定しているカーリースもあります。支払いリスクを避けるなら、クローズドエンドのカーリースを選択するのが安心でしょう。
走行距離制限
車の利便性を実感して利用頻度が増えた、ドライブが楽しくなって出掛ける機会が多くなったなど、カーリースの契約前に想定していたよりも車を使うようになったというケースは少なくありません。
その際、走行距離制限が短いと上限を超えてしまい、超過料金が発生するリスクがあります。カーリースを選ぶときは、走行距離制限の上限が長く設定されている会社にしておくと安心です。
なお、カーリースの中にはオプションなどで走行距離が無制限になるところもあるので、通勤などで長距離を走ることがあらかじめわかっている方や走行距離を気にせずにカーライフを楽しみたい方は、このようなカーリースを選びましょう。
カスタマイズの自由度
多くのカーリースでは車のカスタマイズが認められていないため、カスタマイズを楽しみたい方にとって、カーリースは不向きとされてきました。
しかし、車をもらえるカーリースなら、返却の必要がなくなるので、車検に通る範囲で自由にカスタマイズが可能です。
車を自分らしくカスタマイズして長く乗り続けたい方は、契約満了時の車の扱いに注目してカーリース会社やプランを選ぶといいでしょう。
安心して利用できる
人気のカーリースをチェック!
「定額カルモくん」では、原状回復費用の補償が付く、走行距離制限が無制限になる、車をもらえるなど、多くの選択肢が用意されています。
まずは「お試し審査」で利用できる範囲の車種やプランを調べてみるのがおすすめです。下のバナーから、気軽にチェックしてみましょう。
カーリースの利用に向いているケース
ここまで利用者の声や失敗事例を基に、カーリースのメリットとデメリットをそれぞれ見てきましたが、失敗するかどうなのかは、車の用途や利用者の希望によっても変わってきます。
カーリースの利用が向いているケースを踏まえて、自分にとってどうなのかを検討してみましょう。
初期費用を抑えたい
車に乗るにあたって、なるべく初期費用をかけたくないという方にはカーリースが向いています。
車を購入する場合、頭金や税金など、ある程度まとまった金額の初期費用を用意しなければなりません。
その点カーリースであれば、初期費用が不要で月額料金だけで車に乗り始められるため、結婚や出産、引越しや転職をしたばかりでまとまったお金を用意するのが難しい方や、現金を手元に残しておきたい方も利用が可能です。
家計管理を楽にしたい
車にお金がかかるのは、購入したときだけではありません。自動車税(種別割)などの税金や、2年に1度の車検費用、車検時に納める税金や自賠責保険料など、定期的にまとまった出費が発生します。
また、車の部品は日々摩耗していくため、トラブルが起こる前にメンテナンスを行う必要があり、不定期に発生するメンテナンス費用にも備えておく必要があるでしょう。カーリースであれば、維持費の多くが月額料金に含まれているため、車検費用などのまとまった金額を都度、用意する必要がありません。
さらにメンテナンスプランを利用すれば、車検費用やオイル交換などの日常的なメンテナンス費用も定額にでき、突然の出費を心配する必要がなくなります。
車にかけられるコストが限られている方のほか、家計管理を楽に行いたい方にもカーリースは向いています。
車を利用する機会が多い
定期的に車を利用する機会がある、利用する頻度が高いといった場合、都度料金が発生するレンタカーやカーシェアリングでは負担が大きくなってしまいます。また、他の方が先に予約していて、必要なときに使えない可能性もあるでしょう。
カーリースなら、月々定額でマイカー同様いつでも利用できるため、車を頻繁に利用する方に向いています。
車の所有にこだわらない
リース車両は、あくまでカーリース会社の所有物であり、契約満了時に借りたときと同じ状態で返却するのが原則なので、自分好みのカスタマイズはできません。一方で、税金の支払手続きなどをカーリース会社に任せられて管理が手軽なことから、車の所有や改造にこだわらない方や車に詳しくない方に向いています。
なお、車をもらえるカーリースなら最終的に所有車になるので、カスタマイズなどの制限を気にせず利用できます。契約期間中の手間はカーリース会社に任せ、最後には所有できる、いいとこ取りの仕組みです。
手間をかけずにカーライフを始めたい
カーリースは、手間を抑えてカーライフを始めたい方に適しています。車を購入する場合は、車選びや契約のためにディーラーに足を運んでスタッフと交渉する必要があるのに対し、カーリースは来店不要のものも多く、ディーラーとのやり取りや各種手続きをリース会社が代行してくれます。
そのため、忙しく手続きの時間がとれない方にぴったりです。
短期間で車を乗り変えたい
購入の場合、乗っていた車を査定に出すなど面倒な手続きが必要である一方、カーリースでは乗っていた車を契約満了時にリース会社に返却するだけで済むので、簡単です。
このため、短期間で車を乗り換えていくような方にとって手続きの負担を抑えやすいといえます。
次の車もカーリースで契約すれば初期費用不要で乗り換えて、月額料金だけで新しい車に乗り始められるので、さらに便利に感じられるでしょう。
車にかかる費用を経費にしたい
車にかかる費用を経費として計上したい法人や個人事業主にも、カーリースはおすすめです。
会計上、新車の普通車を購入した場合は資産として計上し、法定耐用年数の6年をかけて減価償却しなければなりません。
また、ローン購入をすると経費に計上できるのは利息のみとなり、節税にはつながりにくいでしょう。税金や自賠責保険料などをそれぞれ別の勘定科目で処理する必要もあり、手間がかかってしまうデメリットもあります。
しかし、カーリースなら月々のリース料金を全額経費に計上できます*。さらに、月額料金をそのまま計上できるため、会計処理の手間も抑えることが可能です。
* 税務上の判断により経費にならないケースもあります。
カーリース各社の特徴は?おすすめのカーリース5社
カーリース人気に伴ってカーリース会社が増えている一方で、サービス内容が十分でなく、失敗や後悔につながっているケースも少なくありません。
カーリースを選ぶ際は、失敗しないポイントを押さえて各社の特徴を比較して検討することがおすすめです。
以下で、「カーリース」でGoogle検索した際のサービスサイト上位5社(2023年5月8日時点)の特徴をご紹介します。どのような会社があるのかチェックしてみましょう。
おトクにマイカー 定額カルモくん
取扱車種 | 国産メーカーの全車種・全グレード |
頭金・ボーナス払い | なし |
最安月額料金 (月々均等払い) | 12,490円 ※ダイハツ「ミライース」 |
契約期間 | 1~11年のうち1年単位で選択 |
残価精算 | なし |
契約満了時の選択肢 | 返却・再リース・乗換え・もらう |
走行距離制限 | 1,500km/月 ※7年以上の契約で無制限 |
※2023年5月時点の新車リースの情報です
定額カルモくんは、頭金・ボーナス払い・残価精算なしで、業界最安水準*¹の月額12,490円から新車に乗れるカーリースです。 契約期間は1~11年から1年単位で選べるため、ライフプランに合わせた利用がしやすいうえ、中途解約のリスクも下げられます。
また、7年以上の契約の場合、走行距離が無制限になり、さらに契約満了時に車をもらう選択も可能です。 走行距離制限やカスタマイズの制限を気にせず、購入した場合と変わらないカーライフを楽しめます。
安さと充実したサービス内容により、2018年のサービス開始以来、25万人以上が申し込んだ人気のカーリースで、顧客対応満足度も98.9%*²と、高く評価されています。
なお、利用中はもちろん、契約前でも車の知識が豊富なマイカーコンシェルジュに無料で何度でも相談できるので、カーリースが初めての方や、車に詳しくない方にもおすすめです。
気になる車を利用できるか
簡単チェック!
柔軟なプラン設計ができる定額カルモくんなら、残価精算や契約満了時の精算、走行距離制限といったカーリースのリスクを回避できます。ただし、そのためには自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶのがコツ。
審査通過後にマイカーコンシェルジュと一緒に最適なプランを設計できる、無料の「お試し審査」をぜひ活用してみましょう。
*¹ 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
*² 2019年12月~2021年6月までの定額カルモくんご契約者様504名を対象としたアンケート
オリックス カーリース・オンライン
取扱車種 | 国産メーカーの全車種 |
頭金・ボーナス払い | 選択可 |
最安月額料金 (月々均等払い) | 12,100円 ※ダイハツ「ミライース」 |
契約期間 | 5年・7年・9年・11年 |
残価精算 | なし |
契約満了時の選択肢 | 返却・再リース・乗換え・もらう |
走行距離制限 | 2,000km/月 |
※2023年5月時点の新車リースの情報です
オリックスが提供する「オリックス カーリース・オンライン」は、頭金とボーナス払いの有無を選択できるカーリースです。まとまった資金が用意できる方や、ボーナス払いとの併用で月額料金を抑えたい方におすすめです。
契約期間は5年・7年・9年・11年から選択となりますが、一定の条件を満たすと、契約満了前に乗換えや返却が可能になります。また、7年以上の契約では、車をもらう選択もできます。
すべての新車プランにオイル交換や契約期間内の車検が無料になるクーポンがついてくるので、維持費の負担も抑えやすいでしょう。
コスモMyカーリース
出典:コスモMyカーリース
取扱車種 | 国産メーカーの全車種 |
頭金・ボーナス払い | 選択可 |
最安月額料金 (月々均等払い) | 16,390円 ※トヨタ「ピクシスエポック」 |
契約期間 | 3年・5年・7年・9年 ※9年は店舗契約限定 |
残価精算 | 契約方式によって異なる |
契約満了時の選択肢 | 買取り(オープンエンド契約のみ)・返却・再リース・乗換え・ もらう(9年契約のみ) |
走行距離制限 | 500km/月・1,000km/月・1,500km/月から選択 |
※2023年5月時点の新車リースの情報です
コスモ石油が運営する「コスモMyカーリース」は、一定の条件を満たすと、契約期間中のガソリン・軽油が最大5円/L引き(月間100Lまで)になるのが大きな特徴です。
頭金やボーナス払いの金額、残価精算の有無、走行距離制限の距離などを契約者が選択できるため、プランの自由度は高めですが、契約期間は多くの場合、3年・5年・7年に限られます。なお、店舗契約のみの9年プランの利用も可能です。
自宅の近くにコスモのサービスステーションがある場合は、便利でしょう。
ニコノリ
出典:ニコノリ
取扱車種 | 国産メーカーの全車種 |
頭金・ボーナス払い | 選択可 |
最安月額料金 (月々均等払い) | 14,766円 ※ダイハツ「ミライース」 |
契約期間 | 1~9年のあいだで選択 |
残価精算 | 契約方式によって異なる |
契約満了時の選択肢 | 返却・再リース・乗換え・買取り・もらう |
走行距離制限 | 5年間で30,000kmまでなど契約時に設定 |
※2023年5月時点の新車リースの情報です
「ニコノリ」は、ニコニコレンタカーなどを展開する株式会社MICが運営するカーリースです。頭金やボーナス払いを併用することで、ボーナス払い月以外の月額料金を安く抑えられます。
店舗で契約した場合には、ガソリンが最大5円/L引きになる割引サービスも受けられるほか、エンジンオイルの交換、ウォッシャー液やバッテリー液の補充など4つのメンテナンスも無料でついてくるのが特徴です。
なお、走行距離制限が短めで、オープンエンド契約の場合は契約満了時に残価精算がある点に注意しましょう。
カーコンカーリース
出典:カーコンカーリース
取扱車種 | 国産メーカーの全車種・全グレード |
頭金・ボーナス払い | 頭金なし・ボーナス払いは選択可 |
最安月額料金 (月々均等払い) | 14,300円 ※ダイハツ「ミライース」 |
契約期間 | のりかえプラン 3年・5年 もらえるプラン 7年・9年・11年 |
残価精算 | なし |
契約満了時の選択肢 | 返却・再リース・乗換え・もらう |
走行距離制限 | 1,000km/月(のりかえプラン) 2,000km/月(もらえるプラン) |
※2023年5月時点の新車リースの情報です
カーコンビニ倶楽部が運営する「カーコンカーリース」では、契約満了時に車を乗り換えられる「のりかえプラン」と、契約満了時に車がもらえる「もらえるプラン」を用意しています。契約期間はプランによって異なり、のりかえプランが3年・5年、もらえるプランが7年・9年・11年からの選択となります。
また、充実度に合わせて選べるメンテナンスプランがあるほか、カーナビやETCなどがパックになった「カーアクセサリーセット」というオプションがあるのも特徴です。
カーリースが実際どうなのか気になるときは、サービス内容をしっかり確認しよう
カーリースのサービス内容は会社によって大きく異なるだけに、カーリースがどうなのかは、利用する方が求めるものや、選ぶカーリースによって変わってきます。失敗や後悔なく利用するには、自分にとって最も適したカーリースを選ぶことが大切です。
カーリースは、選び方さえ間違わなければとても便利なサービスです。
とりわけ定額カルモくんのように契約期間の選択肢が幅広く、オプションプランも充実した人気のカーリースであれば、納得のいくカーライフを実現できるでしょう。
カーリースが自分に向いているかどうか知りたい方は、定額カルモくんの「お試し審査」で確認してみましょう。
よくある質問
Q1:カーリースの失敗例には、どのようなものがある?
A:カーリースには、「ボーナス払いがあった」「契約満了時に残価精算や原状回復費用の請求があった」「走行距離が制限された」などの失敗例があります。失敗例からわかるカーリースのデメリットとその回避策についてはこちらで詳しく解説しています。
Q2:カーリースを実際に利用した方の感想は?
A:中途解約金がかかってしまった、車を手放さなければならず後悔したなどの声がある一方、初期費用がかからず手軽、乗りたかった車に乗ることができたといった好意的な口コミも挙がっています。カーリース利用者の本音がわかる体験談はこちらでご紹介しています。
Q3:カーリース選びで失敗しないためには?
A:月額料金に含まれる項目、ボーナス払いや残価精算の有無などを確認し、自分に合う使い方ができるカーリースを選びましょう。走行距離制限をなくせたり、契約年数や取扱車種、契約満了時の車の扱いなどの選択肢が豊富だったりするカーリースであれば、より希望にぴったりのプランを選びやすいといえます。
※この記事は2023年5月1日時点の情報で制作しています