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カーリースってどうなの?失敗例や口コミからデメリットと回避策を解説

カーリースが実際にどうなのか、失敗例や利用者の口コミを基に、気になるデメリットとその回避策を解説していることを表すタイトル画像
カーリースが実際にどうなのか、失敗例や利用者の口コミを基に、気になるデメリットとその回避策を解説していることを表すタイトル画像

カーリースってどうなのだろうと不安を感じる方は少なくありません。なぜなら、身近でカーリース利用者の体験談を耳にする機会が少なく、仕組みがわかりにくいからです。また、ネットには「カーリースはデメリットだらけ」「やめておけ」などの声もあり、戸惑う方もいるでしょう。

そこで、カーリースを実際に利用している方のリアルな失敗例や口コミ、失敗を防ぐポイントをご紹介します。また、カーリースがどのような方におすすめなのかについて解説します。

  • カーリースでは想定外の費用が発生したなどの失敗例がある
  • 優先度に合わせてプランを柔軟に選べるカーリースなら失敗を避けやすい
  • 利用者からの評判がどうなのかをチェックしてカーリースを選ぶことが大切

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カーリースってどうなの?実際の失敗例からわかる5つのデメリット

カーリースは、まとまった出費がなく、毎月定額で新車に乗れるサービスです。メリットが豊富な一方でデメリットもあり、それによる失敗や後悔から「実際はどうなのだろう」と不安に感じるような意見を耳にします。ただし、カーリースの仕組みや特徴を理解しておけば防げるデメリットも少なくありません。

以下では、実際の失敗事例を基に、カーリースで失敗しやすいデメリットについて、対策と併せて見ていきましょう。

カーリースのデメリット1. ボーナス払いがあると毎月定額ではない

ボーナス払いがあって後悔した事例に対して、年間の支払総額で比較検討することをすすめている図

カーリースの中には、月々10,000円未満で新車に乗れるところもあります。カーリースは諸費用を含めた月額定額制で利用できるサービスであることから、毎月10,000円未満の負担だけで新車に乗れるというのはとても魅力的に思えるでしょう。

しかし実際には、「毎月定額だと思ったらボーナス払いが必須だった」「月々は安いけど、ボーナス加算月は10万円近い支払いになる」といった失敗事例があります。

ボーナス払いがあると年に2回まとまった出費が必要になり、「月々定額」というカーリースのメリットが薄れてしまいます。また、原則契約途中でのプラン変更はできないため、ボーナスが減ったりなくなったりした際は、支払いが困難になる可能性もあるでしょう。

ボーナス払いがあるかどうかは、カーリース会社によって異なります。月額料金が10,000円未満など安いカーリースでは、ボーナス払いを併用して月々の負担を抑えているケースも多いため、月額料金の安さだけで決めるのではなく、ボーナス払いの有無も確認したうえで、家計状況に見合ったサービスを選ぶことが大切です。

カーリースのデメリット2. 中途解約すると違約金がかかる

中途解約をすると違約金がかかるが、全損事故には自動車保険(任意保険)で、ライフスタイルの変化による乗換えには適切な契約期間を設定することで備えられるという解説図

カーリースの月額料金は、契約期間中にかかる費用の総額を契約月数で割って算出しています。そのため、中途解約は原則認められておらず、例外的に認められたとしても、残りのリース料を違約金として一括請求されるケースがあります。

それにより「乗り換えたいのにまだ数年乗り続けないといけない」「解約しようとしたら高額な請求がきた」といった失敗事例もよく聞かれます。

このような失敗を避けるには、ライフプランなどを基に適切な期間で契約することがポイントとなります。ただし、カーリースではあらかじめ契約年数が決まっているケースも多いため、1年単位で設定できるなど、無駄なく利用できるサービスを選ぶといいでしょう。

また、もしもに備えて、違約金をカバーできる補償のついた自動車保険(任意保険)に加入しておくのもおすすめです。

カーリースのデメリット3. 残価精算で高額な費用を請求される可能性がある

残価精算での後悔事例に対して、クローズドエンド方式のカーリースなら残価精算なしで安心ということを解説した図

カーリースは、契約満了時の車の想定価値である「残価」をあらかじめ設定し、車両本体価格から差し引くことで安く利用できる仕組みとなっています。
ただし、契約満了時の車の実際の価値が残価を下回っていた場合、差額を請求されることがあります。

そのため「契約満了時に高額な費用を請求された」「残価が高すぎてきれいに乗っても精算金が必要だった」というケースでは、失敗したと感じている方もいるようです。ただし、これらはすべて残価精算を行う契約方式のカーリースの話です。

カーリースには残価精算を行う「オープンエンド」と、残価精算を行わない「クローズドエンド」の2種類の契約方式があり、クローズドエンドであれば、契約満了時の車の価値が残価を下回っていても、差額を請求される心配はありません

カーリースの契約方式「オープンエンド方式」と「クローズドエンド方式」のメリット・デメリット比較図。オープンエンド方式では月額料金が安い傾向があるが残価精算で高額請求をされる可能性があり、クローズドエンド方式はオープンエンド方式よりも月額料金が高めだが残価精算がなくて安心です

なお、残価は高いほど車両本体価格が安くなるため、月々の返済額も安くなります。オープンエンドのカーリースの中には、残価を高く設定して月額を安くし、契約満了時に残価精算で高額な費用を請求するところもある点に注意が必要です。

カーリースのデメリット4. 走行距離に制限がある

走行距離制限を気にしすぎた、超過料金の支払いがあった、という後悔例に対して、走行距離無制限のカーリースなら防げるということを解説した図

カーリースでは、契約満了時の車の価値を担保するために、月間500kmや1,000kmなど走行距離に上限を設定しているケースが多くあります。ひと月にどの程度車を利用するのか検討せずに契約すると、通勤やドライブなどで走行距離制限の上限を超えてしまうことがあります。

なお、走行距離制限を超過すると、超過した距離や、超過によって下がった車の価値などに相当する金額を請求されることから、「通勤で使っていただけなのに追加料金が発生した」「走行距離制限が気になってドライブを楽しめない」といった失敗事例も聞かれます。

走行距離制限の上限は、カーリース会社やプランによって大きく変わります。どのような用途で乗りたいのか、日頃どれくらいの距離を乗っているのかといったことを参考に、余裕が持てる走行距離を設定しているカーリースを選べば、超過のリスクを抑えられるでしょう。

なお、カーリースの中には走行距離が無制限のサービスもあります。制限にとらわれず気ままにドライブを楽しみたい方や、通勤などで長距離を走る予定がある方は、そのようなカーリースを選ぶと安心です。

カーリースのデメリット5. 原状回復費用を請求される可能性がある

返却時の原状回復費用を気にして運転にプレッシャーを感じる場合、原状回復費用の補償があるカーリースなら安心して利用できるということを解説した図

カーリースの契約満了時には、借りたときの状態に戻す「原状回復」が必要です。そのため、返却時に傷やへこみ、内外装の破損や汚れなどがあったり、原状回復ができないカスタマイズをしていたりすると、原状回復費用を請求されることがあります。

このような仕組みを後から知り、「返す車にお金をかけるのはもったいない」「カスタマイズが楽しめない」として、失敗したと感じている方もいるようです。

原状回復は多くのカーリースで求められる義務ですが、通常の使用で生じる小さな傷などは原状回復の対象外となっているケースがほとんどです。また、原状回復が可能な範囲であれば、カスタマイズやドレスアップも行えます。
さらに原状回復費用補償があるカーリースを選べば、契約満了時の費用負担を心配することなくカーライフを楽しめるでしょう。

なお、契約満了時に車がもらえるカーリースなら原状回復の必要がなく、カスタマイズも自由に行えるようになります。

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本当はどうなの?カーリースのメリットとは

本当はどうなの?カーリースのメリットとはをイメージした画像

カーリースには、選び方次第とはいえいくつかのデメリットがあり、中には失敗したと感じている方もいます。しかしその一方で、契約者数は年々増加しているのも事実です。

それはカーリースに魅力的なメリットがあるからこそといえます。本当に良いサービスなのかどうなのか、カーリースのメリットを見ながら確認していきましょう。

カーリースのメリット1. マイカー同然に新車に乗れる

カーリース会社がメーカーから車を調達し、利用者に貸し出す。利用者は毎月の定額料金を支払う図
カーリース会社がメーカーから車を調達し、利用者に貸し出す。利用者は毎月の定額料金を支払う図

カーリースは、契約者が選んだ新車をカーリース会社が代わりに購入し、契約者に定額制で長期間貸し出す、車のサブスクリプションサービスです。
利用する車は新車購入時と同じように、車種やグレード、オプションなどを自身で決められます。

なお、「わ」や「れ」ナンバーではない一般ナンバーが割り振られるので、レンタカーのように見た目で借りた車であることがわかる心配もありません。

また、契約期間中は自身で管理しながら、マイカーのように自由に車を利用できます。一時的に車を借りるレンタカーやカーシェアリングのように、乗る度に予約や返却をしたり、利用時間を気にしたりする必要がないことから、突然出掛けることになってもすぐに動けるほか、荷物やチャイルドシートなども積んだままにしておけます

カーリースのメリット2. 購入するより車両本体価格が安い

カーリースの料金算出のしくみを表した図で、車両本体価格から契約満了時の想定残価を差し引いた部分を契約月数で割って、車両代の支払い分を算出していることを説明した図
カーリースの料金算出のしくみを表した図で、車両本体価格から契約満了時の想定残価を差し引いた部分を契約月数で割って、車両代の支払い分を算出していることを説明した図

カーリースでは、契約時に残価を設定して、車両本体価格から差し引きます。残価とは、リース契約が終了するときに車に残っている価値のことです。

この「残価設定」といわれる仕組みにより、カーリースは購入と違って車両本体価格の全額を支払う必要がありません。そのため、購入するよりもお得に新車に乗ることができます。

カーリースのメリット3. 月額料金だけで車に乗り始められる

カーリースの月額料金には、車両本体価格だけではなく各種税金や自賠責保険料、手数料、お客様サポート料などさまざまな項目が含まれていることを表す図

車を購入した際には、車両本体価格とは別に、税金や自賠責保険料、各種手数料などの初期費用が必要です。初期費用は車両本体価格の1~2割程度かかるのが一般的で、購入時に一括で支払うケースが多いです。

一方カーリースでは、初期費用が初めから月額料金に含まれているので、別途支払う必要がありません。まとまった資金を用意しなくても、月額料金だけで車に乗り始められます

なお、ボーナス払いなしのカーリースにすれば、月額料金がずっと変わらないのも安心して利用できるポイントのひとつです。

カーリースのメリット4. メンテナンス費用も月額料金として定額にできる

購入とカーリースの費用項目を比較した図。購入した場合は、まとまった初期費用が必要なうえ、税金、車検費用などを都度支払う必要があるが、カーリースの場合、それらすべてを月額料金に含めて安定的な支払いでカーライフを送れることを表しています。

車を購入した場合にかかる費用項目とカーリースの料金に含まれる内容の一例

車検代や法定点検費用、消耗品の交換などのメンテナンス費用は、車の維持費の中でも負担の大きな出費です。
その点、カーリースでは車検代やメンテナンス費用も月額料金にまとめられるプランを用意しているケースが多く、費用を気にすることなく車検やメンテナンスが行えます。

費用負担が抑えられることで定期的にメンテナンスを行えるようになり、車を良好なコンディションで保ちやすくなるといったメリットも得られるでしょう。

カーリースのメリット5. 車を乗り換える際の手間を減らせる

カーリースでは、契約満了時に車をリース会社に返却するだけ。売却や廃車などの手続き不要で簡単に車を手放せることを表した図

所有している車を乗り換える際は、車を査定に出したり廃車にしたりする手続きを自分で行う必要があります。同時に、乗り換える車の契約やカーローンの申込みも行わなければならず、手間も時間もかかります。

また、廃車手続きなどの費用や、乗り換える車の初期費用も必要になるため、経済的な負担も大きくなるでしょう。
一方カーリースは、契約満了時に車を返却するだけで手続きが完了します。乗り換える車もカーリースにすれば、月額料金以外のコストもかからず手軽に乗換えができるでしょう。

指定場所での引き取りや納車を無料で行ってくれるカーリースなら、自宅にいながら簡単に乗り換えることも可能です。

カーリース利用者の本音とは?失敗したと感じた方の口コミ

実際のところ、カーリースをどう感じるかは、ライフスタイルや車の使い方によって変わります。ここでご紹介する利用者のリアルな口コミ*を基に、カーリースが自分にとってどうなのかを見極めてみましょう。

Aさん(20代女性・大阪府)
Aさん(20代女性・大阪府)

私はカーリースを利用してよかったです。大きなお金や面倒な手続きがいらなくて、手軽で気軽に借りられました。ただ、よく考えずに契約期間を決めてしまい、ライフスタイルの変化でそこまで車が必要なくなったので、途中で解約することに。思ったより高額な中途解約金がかかったのは失敗でしたね。きちんと契約書を読んだり、注意事項を確かめたりしておくべきでした。

Bさん(30代男性・北海道)
Bさん(30代男性・北海道)

走行距離や改造などの制約がないかわりに、精算時に想定外のお金が結構かかってしまったので、リース終了時にかなりびっくりして後悔しました。契約時に残価の保証があるかどうかなど確かめておけばよかったです。でも、総合的にはよかったと思います。乗りたかった車に乗れましたし、リース終了時までは大きなトラブルもありませんでした。

Cさん(50代男性・東京都)
Cさん(50代男性・東京都)

税金や車検等も含まれていたので、何も気にせず車に乗れるところはよかったです。でも、支払総額は思ったよりも高額でした。点検やメンテナンスがパックで含まれていることに魅力を感じて契約したんですが、車を購入して自分でメンテナンスを依頼したほうが安かったと思いましたね。

Dさん(30代女性・静岡県)
Dさん(30代女性・静岡県)

乗りたいときに好きな新車に乗れるのですごくいいです。ただ、乗り始めてから他社のほうが手頃な値段設定だったことに気付いて後悔。次回からはもっと会社を比較してから利用を決めようと思いました。

Eさん(60代男性・愛知県)
Eさん(60代男性・愛知県)

カーリースは良くも悪くも、ローン購入と変わらないという印象です。日産「リーフ」に乗っていましたが、意外にメンテナンス費用がかかってしまいました。結果的に5年の利用でカーリースとカーローンの費用対効果はあまり変わらなかったなと思います。新型車を次々と乗り換えるならカーリースがいいのかな。

Fさん(40代女性・大阪府)
Fさん(40代女性・大阪府)

購入はやはり頭金がいるので、少しでも負担を減らしたいと思ってカーリースにしました。ですが、新車を購入したほうがよかったのかもと思うほど、月額がかかりました。また、契約時はずっと乗り続けるかわならないと思っていましたが、最後には車に愛着がわいてしまい、手放すのが心苦しかったです。

Gさん(60代女性・東京都)
Gさん(60代女性・東京都)

カーリースは初期費用が抑えられるのはよかったけれど、リース期間をもっと細かく選択できる会社でじっくり考えて設定すればよかったと思います。子供が生まれて、もっと大きい車に乗り換えるために中途解約をすることになり、高額な違約金が発生してしまいました。

利用者の口コミでは、中途解約金がかかってしまった、車を手放すのが心苦しかったなどの失敗談が挙がっています。ただ、後悔しているポイントがある中でも、初期費用が安くて手軽、乗りたかった車に乗ることができたなど、好意的な意見も多いようです。

また、上記の失敗は契約期間を細かく決めたり、車がもらえるカーリースを選んだりといった対策で回避できます。失敗を防ぐためには、カーリースの選び方が重要といえます。

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選べるプランが豊富な定額カルモくんなら、カーリースの失敗を未然に防げます。プランによって、原状回復費用の補償付き、走行距離無制限、車がもらえるなど、お得に利用可能。まずは「お試し審査」で利用できる範囲の車種やプランを調べてみるのがおすすめです。審査に通っても契約にはならないので、お気軽にどうぞ。

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* チャット調査ツール「Sprint」にて、2023年3月13日に「カーリースをこれまで利用したことがある方(利用中も含む)で、使ってみて失敗した、後悔したと思ったことがある方」を対象として行ったインターネット調査を基に、カルモマガジン編集部がまとめています

カーリース選びで失敗しないためのチェックポイント

カーリース選びで失敗しないためのチェックポイントをイメージした画像

カーリースは注意すべき点を押さえて利用すれば、失敗せずに済みます。ただし、カーリース会社によってサービス内容は異なるため、利用を検討する際は、自分に合ったサービスやプランを選ぶことが大切です。
ここではカーリース選びで失敗しないためにチェックしたいポイントをご紹介しましょう。

月額料金に含まれる項目

カーリースの月額料金に含まれる項目は、カーリース会社によってさまざまです。
税金や自賠責保険料、契約中のサポート料などは月額料金に含まれているのが一般的ですが、中には自己負担となるケースもあります。

また、メンテナンス費用についても、あらかじめ含まれているケースと、オプションで追加できるケース、完全に自己負担となるケースがあります。

月額料金に含まれる項目が多いほうが自己負担を少なくできて楽ですが、その分料金は高くなります。車に詳しくない方や、なるべく手間を減らしたい方は、カバー範囲の手厚いプランを、自分で管理して費用をできるだけ安く抑えたい方は、シンプルな内容のプランを選ぶといいでしょう。

頭金やボーナス払い

頭金やボーナス払いの設定があるカーリースでは、契約時やボーナス払い時などにまとまった費用が必要になります。特にボーナス払いは、長期にわたって利用するケースが多いカーリースでは大きな負担になりかねません。

とはいえ、頭金やボーナス払いを併用することで、月々の負担を少なくできるのはメリットです。手元に資金がある場合や、ある程度景気を見通しやすい短期の契約では、頭金やボーナス払いを併用してもいいでしょう。

他方で、月々定額で安心して利用できるというカーリースのメリットを最大限活かすなら、頭金やボーナス払い不要のカーリースがおすすめです。

契約期間の選択肢

契約可能年数も、カーリース会社によって異なります。また、5年や7年など決められた期間から選ぶところもあれば、1年単位で自由に決められるところもあります。

カーリースの月額料金は総額を契約月数で割って算出しているため、長期の契約ができるカーリースほど月々の負担を軽くできます。長く乗る予定で月額料金を抑えたいという方は、契約可能年数が長期のカーリースを選ぶといいでしょう。

一方、乗り換える予定があったり、今後ライフステージが変化する可能性があったりする場合は、契約期間の自由度が高いカーリースがおすすめです。年数固定のカーリースでは乗換え時期などの希望と合わず、中途解約につながるリスクもあるだけに、契約期間は選択肢が多いほうが安心といえるでしょう。

残価精算の有無

オープンエンドのカーリースは契約満了時に残価精算が生じるリスクがありますが、その分、月額料金は安く設定されています。一方、クローズドエンドは月額料金がやや高い傾向がある代わりに、残価精算がない安心感が魅力です。

残価精算が生じても貯金でカバーできるなら、オープンエンドを選んでもいいでしょう。ただし、中には残価精算を前提に高額な残価を設定しているカーリースもあります。大きな支払いリスクを避けるなら、クローズドエンドが安心でしょう。

走行距離制限

車の利便性を実感して利用頻度が増えた、ドライブが楽しくなって出掛ける機会が多くなったなど、カーリースの契約前に想定していたよりも車を使うようになったというケースは少なくありません

その際、走行距離制限が短いと超過料金が発生するリスクがあります。カーリースを選ぶときは、走行距離制限が長く設定されているサービスにしておくと安心です。

なお、カーリースの中にはオプションなどで走行距離が無制限になるところもあるので、通勤などで長距離を走ることがあらかじめわかっている方や走行距離を気にせずにカーライフを楽しみたい方は、走行距離制限をなくせるカーリースを選びましょう。

カスタマイズの自由度

多くのカーリースでは車のカスタマイズが認められていないため、カスタマイズを楽しみたい方にとって、カーリースは不向きとされてきました。しかし、例外もあります。

例えば定額カルモくんでは、契約期間が7年以上の場合、月々500円のオプションをつけるだけで、契約満了時に車をそのままもらえます。車を返却する必要がないため、契約期間中から制限を受けずにカスタマイズを楽しめるようになります。

自分らしくカスタマイズして長く乗り続けたい方は、契約満了時の車の扱いに注目してカーリース会社やプランを選ぶといいでしょう。

定額カルモくんってどうなの?詳しく見る

「私にとってカーリースってどうなの?」向いているケースとは

ここまで利用者の声や失敗事例を基に、カーリースのメリットとデメリットをそれぞれ見てきましたが、失敗するかどうなのかは、車の用途や利用者の希望によっても変わってきます。
カーリースの利用が向いているケースから、自分にとってどうなのかを検討してみましょう。

初期費用を抑えたい

車に乗るにあたって、なるべく初期費用をかけたくないという方にはカーリースが向いています。
車を購入する場合は、頭金や税金など、ある程度まとまった金額の初期費用を用意しなければなりません。その点カーリースであれば、初期費用が必要なく初月から月額料金だけで乗り始めることができるため、まとまったお金を用意するのが難しい方や、現金を手元に残しておきたい方でも利用が可能です。

例えば、結婚や出産、引越しや転職をしたばかりで、すぐにはまとまったお金を用意できないものの、車は必要といった方には最適なサービスといえるでしょう。

維持費の負担を抑えたい

車にお金がかかるのは、購入したときだけではありません。自動車税(種別割)などの税金や、2年に1度の車検費用、車検時に納める税金や自賠責保険料など、定期的にまとまった出費が発生します。

また、車の部品は日々摩耗していくため、トラブルが起こる前にメンテナンスを行う必要があり、不定期に発生するメンテナンス費用にも備えておく必要があるでしょう。カーリースであれば、維持費の多くが月額料金に含まれているため、車検費用などのまとまった金額を用意する必要がありません。

さらにメンテナンスプランを利用すれば、車検費用やオイル交換などの日常的なメンテナンス費用も定額にでき、突然の出費を心配する必要もなくなります。
車にかけられるコストが限られている方や、家計管理を楽に行いたい方にもカーリースは向いています。

車を利用する機会が多い

定期的に車を利用する機会がある、利用する頻度が高いといった場合、都度料金が発生するレンタカーやカーシェアリングでは負担が大きくなってしまいます。また、予約が埋まっているなどの理由で、必要なときに使えない可能性もあるでしょう。
カーリースなら、月々定額でいつでも利用できるため、車を頻繁に利用する方にも向いています

車の所有にこだわらない

カーリースの車はあくまでカーリース会社の所有物です。契約満了時には借りたときと同じ状態で返却するのが原則なので、自分好みのカスタマイズはできません。その代わり、納税や車の管理サポートを所有者であるカーリース会社に任せられて手軽なことから、車の所有や改造にこだわらない方、車に詳しくない方に向いています。

なお、車をもらえるカーリースなら最終的に所有車になるので、カスタマイズなどの制限も気にせず利用できます。契約期間中の手間はカーリース会社に任せ、最後には所有できる、いいとこ取りの仕組みです。

カーリース各社の特徴はどうなの?おすすめのカーリース5社

カーリース人気に伴ってカーリース会社の選択肢が増えている一方で、サービス内容が十分でなく、失敗や後悔につながっているケースも少なくありません。
カーリースを選ぶ際は、失敗しないポイントを押さえて各社の特徴を比較して検討することがおすすめです。

以下では、「カーリース」でGoogle検索した際のサービスサイト上位5社(2023年5月8日時点)の特徴をご紹介します。

おトクにマイカー 定額カルモくん

一本化用定額カルモくん
取扱車種国産メーカーの全車種・全グレード
頭金・ボーナス払いなし
最安月額料金
(月々均等払い)
12,820円
※ダイハツ「ミライース」
契約期間1~11年のうち1年単位で選択
残価精算なし
契約満了時の選択肢返却・再リース・乗換え・もらう
走行距離制限1,500km/月
※7年以上の契約で無制限

 

定額カルモくんは、頭金・ボーナス払い・残価精算なしで、業界最安水準*¹の月額12,820円から新車に乗れるカーリースです。 契約期間は1~11年から1年単位で選べるため、ライフプランに合わせた利用がしやすいうえ、中途解約のリスクも下げられます。

また、7年以上の契約では走行距離が無制限になり、さらに「もらえるオプション」を追加すれば、月額500円をプラスするだけで契約満了時にそのまま車をもらえます。 走行距離制限もカスタマイズの制限も気にせず、購入した場合と変わらないカーライフを楽しめるでしょう。

安さと充実したサービス内容により、サービス開始から5年で15万人以上が申し込んだ人気のカーリースで、顧客対応満足度も98.9%*²と、高く評価されています。

なお、利用中はもちろん、契約前でも車の知識が豊富なマイカーコンシェルに無料で相談できるので、カーリースが初めての方や、車に詳しくない方にもおすすめです。

気になる車にいくらで乗れるか
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柔軟なプラン設計ができる定額カルモくんなら、残価精算や契約満了時の精算、走行距離制限といったカーリースのあらゆる失敗リスクを回避できます。ただし、そのためには自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶのがコツ。マイカーコンシェルジュと一緒に最適なプランを設計できる、無料の「お試し審査」をぜひ活用してみましょう。

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*¹ 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
*² 2019年12月~2021年6月までの定額カルモくんご契約者様504名を対象としたアンケート

オリックス カーリース・オンライン

ORIXカーリース・オンライン出典:オリックス カーリース・オンライン

取扱車種国産メーカーの全車種
頭金・ボーナス払い選択可
最安月額料金
(月々均等払い)
12,100円
※ダイハツ「ミライース」
契約期間5年・7年・9年・11年
残価精算なし
契約満了時の選択肢返却・再リース・乗換え・もらう
走行距離制限2,000km/月

※2023年5月時点の新車リースの情報です

オリックスが提供する「カーリース・オンライン」は、頭金とボーナス払いの有無を選択できるカーリースです。まとまった資金が用意できる方や、ボーナス払いとの併用で月額料金を抑えたい方におすすめです。

契約期間は5年・7年・9年・11年から選択となりますが、一定の条件を満たすと、契約満了前に乗換えや返却が可能になります。また、7年以上の契約では、車をもらう選択もできます。

すべての新車プランにオイル交換や契約期間内の車検が無料になるクーポンがついてくるので、維持費の負担も抑えやすいでしょう。

コスモMyカーリース

コスモMyカーリース出典:コスモMyカーリース

取扱車種国産メーカーの全車種
頭金・ボーナス払い選択可
最安月額料金
(月々均等払い)
16,390円
※トヨタ「ピクシスエポック」
契約期間3年・5年・7年・9年
※3年は車種・取扱店舗限定・9年は店舗契約限定
残価精算契約方式によって異なる
契約満了時の選択肢買取り(オープンエンド契約のみ)・返却・再リース・乗換え・
もらう(9年契約のみ)
走行距離制限500km/月・1,000km/月・1,500km/月から選択

※2023年5月時点の新車リースの情報です

コスモ石油が運営する「コスモMyカーリース」は、一定の条件を満たすと、契約期間中のガソリン・軽油が最大5円/L引き(月間100Lまで)になるのが大きな特徴です。

頭金やボーナス払いの金額、残価精算の有無、走行距離制限の距離などを契約者が選択できるため、プランの自由度は高めですが、契約期間は多くの場合、5年・7年に限られます。なお、車種と取扱店舗が限定される3年プランや、店舗契約のみの9年プランの利用も可能です。
自宅の近くにコスモのサービスステーションがある場合は、便利に利用できるでしょう。

ニコノリ

ニコノリ出典:ニコノリ

取扱車種国産メーカーの全車種
頭金・ボーナス払い選択可
最安月額料金
(月々均等払い)
14,766円
※ダイハツ「ミライース」
契約期間1~9年のあいだで選択
残価精算契約方式によって異なる
契約満了時の選択肢返却・再リース・乗換え・買取り・もらう
走行距離制限5年間で30,000kmまでなど契約時に設定

※2023年5月時点の新車リースの情報です

「ニコノリ」は、ニコニコレンタカーなどを展開する株式会社MICが運営するカーリースです。頭金やボーナス払いを併用することで、ボーナス払い月以外の月額料金を安く抑えられます。

店舗で契約した場合には、ガソリンが最大5円/L引きになる割引サービスも受けられるほか、エンジンオイルの交換、ウォッシャー液やバッテリー液の補充など4つのメンテナンスも無料でついてくるのが特徴です。
なお、走行距離制限が短めで、オープンエンド契約の場合は契約満了時に残価精算がある点には注意しましょう。

カーコンカーリース

カーコンカーリース出典:カーコンカーリース

取扱車種国産メーカーの全車種・全グレード
頭金・ボーナス払い頭金なし・ボーナス払いは選択可
最安月額料金
(月々均等払い)
14,300円
※ダイハツ「ミライース」
契約期間のりかえプラン 3年・5年
もらえるプラン 7年・9年・11年
残価精算なし
契約満了時の選択肢返却・再リース・乗換え・もらう
走行距離制限1,000km/月(のりかえプラン)
2,000km/月(もらえるプラン)

※2023年5月時点の新車リースの情報です

カーコンビニ倶楽部が運営する「カーコンカーリース」では、契約満了時に車を乗り換えられる「のりかえプラン」と、契約満了時に車がもらえる「もらえるプラン」を用意しています。契約期間はプランによって異なり、のりかえプランが3年・5年、もらえるプランが7年・9年・11年からの選択となります。

また、充実度に合わせて選べるメンテナンスプランがあるほか、カーナビやETCなどがパックになった「カーアクセサリーセット」というオプションがあるのも特徴です。

カーリースがどうなのか気になるときは、サービス内容をしっかり確認しよう

カーリースがどうなのか気になるときは、サービス内容をしっかり確認しようをイメージした画像

カーリースのサービス内容は会社によって大きく異なるだけに、カーリースがどうなのかは、利用する方が求めるものや、選ぶカーリースによって変わってきます。失敗や後悔なく利用するには、自分にとって最も適したカーリースを選ぶことが大切です。
カーリースは、選び方さえ間違わなければとても便利なサービスです。

とりわけ定額カルモくんのように契約期間の選択肢が幅広く、オプションプランも充実した人気のカーリースであれば、充実した納得のいくカーライフを実現できるでしょう。
カーリースは自分に向いているかどうなのか知りたい方は、定額カルモくんの「お試し審査」で確認してみましょう。

月々10000円台から_お試し審査

サービス資料(パンフレット)もございます。

サービスガイド

カーローンで購入した場合との費用比較や、大手リース他社とのサービス・料金比較、素朴な疑問への回答など、詳しくご紹介しています。

カルモくんを資料で詳しく

よくある質問

Q1:カーリースの失敗例ってどうなの?

A:カーリースはあらかじめ契約期間を決めて、月々定額で新車を利用できるサービスですが、「ボーナス払いがあった」「契約満了時に残価精算や原状回復費用の請求があった」「走行距離が制限された」などの失敗例があります。失敗例からわかるカーリースのデメリットとその回避策についてはこちらで詳しく解説しています。

Q2:カーリースの使用感ってどうなの?

A:中途解約金がかかってしまった、車を手放さなければならず後悔したなどの声がある一方、初期費用が安くて手軽、乗りたかった車に乗ることができたといった好意的な口コミも挙がっています。カーリース利用者の本音がわかる体験談はこちらでご紹介しています。

Q3:カーリース選びで失敗しないためには?

A:月額料金に含まれる項目、ボーナス払いや残価精算の有無などを確認し、自分に合う使い方ができるカーリースを選びましょう。その際、契約年数や走行距離制限、取扱車種、契約満了時の車の扱いなど、選択肢が豊富なカーリースであれば、より希望にぴったりのプランを選びやすいでしょう。

※この記事は2023年5月1日時点の情報で制作しています

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