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車に深い引っかき傷ができたらどうすればいい?修理費用や予防法を解説

車に深い引っかき傷ができたらどうすればいい?修理費用や予防法を解説
車に深い引っかき傷ができたらどうすればいい?修理費用や予防法を解説

車の深い引っかき傷は、運転ミス以外にも、知らないうちについていることが少なくありません。深い引っかき傷は、放っておくと最悪の場合ボディに穴が開いてしまう恐れがあるため、早急に対処するのがおすすめです。そこで、引っかき傷ができたときの対処法や修理費用、セルフ補修の方法などを、傷をつけない対策と併せてご紹介します。

よくある質問

Q1:車にできた深い引っかき傷を放置したらどうなる?

A:塗装のはがれた部分から水分や汚れが浸透して、ボディに錆が生じる可能性があります。放置するうちに腐食が進んで、ボディに穴が開いたり、傷とは関係のない所まで塗装がはがれたりすることもあります。

Q2:車の深い引っかき傷はどこで修理できる?

A:ディーラーや板金塗装業者、カー用品店やガソリンスタンドなどで修理してもらうことができます。仕上がりや料金、対応できる傷の程度などに違いがあるため、修理を依頼する前に確認しておくと安心です。

Q3:車の深い引っかき傷の修理費用の目安は?

A:10×10㎝の範囲の場合、バンパーは約20,000円、フロントドアやリアドアは約25,000円、フェンダーは約35,000円が目安となります。ただし、傷の深さや面積、ボディカラーの種類、錆やへこみの有無などによっても変わります。

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車の引っかき傷は早急な対応が必要!その理由とは?

車の引っかき傷は早急な対応が必要!その理由とは?

車に深い引っかき傷ができてしまった場合には、すぐに対処する必要があります。というのも、塗装のはがれた部分から水分や汚れが浸透して、ボディに錆が生じる可能性があるからです。放置するうちに腐食が進んで、ボディに穴が開いたり、傷とは関係のない所まで塗装がはがれたりすることもあります。
たとえ小さな傷だとしても、放置しておくと傷口に汚れが溜まり、車の劣化を早める原因になることがあるため、深い引っかき傷ができたときは早急に修理を行いましょう。

深い引っかき傷の修理を依頼できる業者と特徴

車に金属の下地が見えるほどの深い傷ができてしまった際は、プロの業者に修理を依頼するのがおすすめです。
深い引っかき傷を修理してもらえる業者には、おもにディーラーや板金塗装業者、カー用品店などがあります。それぞれの特徴を把握しておくと、傷の状態に合わせて依頼先を選ぶことができます。

業者特徴費用注意点
ディーラーサービスの質が高く安心して利用できる




修理を外注している場合がある
板金塗装業者費用を抑えつつ安心して利用できる店舗によって得意分野が異なる
カー用品店
ガソリンスタンド
即日修理が可能。ネット見積りができる店舗も傷の程度によっては対応してもらえない

 

なお、修理費用は、傷の深さや面積、錆やへこみの有無などによって変わります。錆を取り除くには別途費用が必要になるケースが多いので、車に傷ができたらすみやかに修理を依頼するほうが修理費用を抑えられます。

ディーラー

ディーラーは、サービスの質が高く、自社の車の知識が豊富な整備士に修理してもらえるため、安心して利用できるのが最大のメリットです。一方で、ほかの業者よりも費用がかかるのがデメリットといえるでしょう。深い引っかき傷がボディカラーの2色にまたがってついた場合や、ホワイトパール色が使われている車種の場合、また、傷と一緒にへこみが確認できる場合などには、追加料金が必要になる場合があります。
なお、ディーラーの中には修理を修理工場に委託している店舗もあります。その場合は修理期間が長くなるため、事前に自社の設備で対応が可能かを確かめておくのも重要です。

板金塗装業者

板金塗装業者は、車の傷やへこみを修復する専門業者です。板金塗装業者を利用するメリットは、ディーラーよりも費用が安く、カー用品店やガソリンスタンドよりも質の高い修理が期待できることです。ただし、店舗によって得意分野が異なり、技術力にも差があるため、依頼の際は業者選びが大切になります。
日ごろから安心して依頼できる店舗を探しておくと、いざというときに心強いでしょう。

カー用品店、ガソリンスタンド

車にできた深い引っかき傷は、カー用品店やガソリンスタンドでも修理してもらうことができます。最大のメリットは費用を安く抑えられることです。また、ネットで見積りが取れる店舗なら、複数の店舗を比較することも可能です。さらに、その日のうちに修理を終えてもらえるケースが多く、時間がかからないのも魅力といえるでしょう。
一方で、ディーラーのような質の高いサービスが受けられるとは限らず、店舗によって技術力が異なるというデメリットがあります。傷の度合いによっては修理に応じてもらえない可能性もあるため、あらかじめ傷の深さや範囲などを伝え、修理が可能かどうかを確認しておくといいでしょう。

深い引っかき傷ができた場所別、修理代の目安

車にできた深い引っかき傷の修理費用は、傷ができた場所によって異なります。以下を踏まえて修理代の目安を知っておきましょう。

〈深い引っかき傷の修理費用の目安〉

パーツ10×10㎝の修理費用の目安
バンパー約20,000円
フロントドア・リアドア約25,000円
フェンダー約35,000円

 

・バンパー
バンパーは、縁石にこするなどして引っかき傷ができやすい場所です。修理費用の目安としては、10×10cmの範囲で約20,000円です。なお、傷の程度によってはバンパーそのものを交換する必要があり、その場合には高額の費用が必要になります。

・フロントドア、リアドア
フロントドアやリアドアも、引っかき傷がつきやすい場所のひとつです。ドアに深い引っかき傷ができた場合の修理費用の目安は、10×10cmの範囲で約25,000円です。

・フェンダー
フェンダーとは、タイヤの上部に取り付けられているバンパーとドアをつなぐパーツのことです。フェンダーにできた引っかき傷を修理する場合の費用は、10×10cmの範囲で約35,000円と、ほかのパーツよりも高い傾向があります。

引っかき傷の修理に車両保険は使える?

車の引っかき傷の修理を業者に依頼した場合に、車両保険を利用するか聞かれることがあります。車両保険はマイカーの修理費用などを補償する任意の保険ですが、保険会社や契約内容によっては、相手のいない自損事故でできた引っかき傷の修理費用は補償の範囲外となる可能性があります。
そのため、修理を依頼する前に自分が加入している保険の補償内容を確認しておくのがおすすめです。
なお、車両保険が利用できるケースでも、等級が下がって翌年の保険料が上がることを踏まえて検討する必要があります。修理費用と翌年からの保険料を比較するなど、慎重に判断しましょう。

浅い引っかき傷なら自分で対処できる!傷を目立たなくするセルフ補修の方法とは?

車に引っかき傷がついてしまっても、金属の下地が見えない程度の浅い傷であれば、市販のアイテムを使ったセルフ補修で消せる可能性があります。ここでは、コンパウンドやタッチアップペン、エアータッチスプレーを使った浅い傷の消し方をみていきましょう。

コンパウンドを使う

コンパウンドを使う

コンパウンドは粒子の細かい研磨剤で、傷の周りの塗装を研磨することで傷を目立たなくさせる効果があります。ほこりや汚れが残っている状態で研磨するとかえって車に傷をつけてしまうので、使用前は必ずシャンプーを使って洗車をしておきましょう。

〈セルフ補修の手順〉
1. 水を含ませたスポンジにコンパウンドをつけて、傷と傷の周辺を優しくこすります。
縦と横の動きで直線的に磨くのがきれいに仕上げるコツです。

2. コンパウンドの番手を変えながら、傷が目立たなくなるまでこすります。
コンパウンドは目が粗い番手の低いものから目が細かい番手が高いものへと変えていくとつやを出すことができます。なお、番手を変える際は、使用するスポンジも変えましょう。

3. 時折タオルでコンパウンドを拭き取り、傷が目立たなくなっていれば作業完了です。

タッチアップペンを使う

タッチアップペンを使う

タッチアップペンとは、溝を埋めることで傷を目立たなくさせるアイテムです。購入する際は、使用するパーツに近い色を選びましょう。

〈セルフ補修の手順〉
1. シリコンオフと呼ばれる有機溶剤を使って、引っかき傷の表面の汚れを取り除きます。

2. 傷の上下にマスキングテープを貼り、タッチアップペンで傷口を塗っていきます。

3. 傷全体に塗り終わったら乾かして、もう一度塗り重ねます。これを自然な見た目になるまで繰り返しましょう。

4. 傷が目立たなくなったら重ね塗りをやめ、完全に乾かします。

5. 完全に乾いたら、おうとつがなくなるまでサンドペーパーで研磨して作業完了です。
なお、表面が平らになった後にコンパウンドで磨けば、さらに自然な見た目に仕上がります。

エアータッチスプレーを使う

エアータッチスプレーを使う

エアータッチスプレーとは、塗料をスプレーすることで傷を目立たなくさせるアイテムです。エアータッチペンのように表面がでこぼこしにくいので、作業に慣れていない方でも手軽に使用できるでしょう。

〈セルフ補修の手順〉
1. シリコンオフと呼ばれる有機溶剤を使って、引っかき傷の表面の汚れを取り除きます。

2. 傷の周辺にマスキングテープを貼ってカバーします。

3. 傷に向けてスプレーを噴射します。傷が目立たなくなるまで繰り返しましょう。

4. しっかり乾かしたら作業完了です。なお、仕上げ用のクリアをスプレーするとよりきれいに仕上がります。

車に引っかき傷ができる原因と予防法

車に引っかき傷ができる原因と予防法

引っかき傷は、知らないうちにできていることも少なくありません。気付くのが遅れて手遅れにならないよう、車に引っかき傷ができてしまう理由と予防法を知っておきましょう。

洗車

ボディにほこりや砂が付着した状態で洗車をすると、細かな傷ができてしまうことがあります。また、硬いブラシを使用することで傷がつくこともあります。

〈対処法〉
洗車をする際は、事前に車についた付着物を取り除いたり、やわらかいブラシを使ったりしましょう。

飛び石

飛び石とは、タイヤの溝に挟まった小石が走行中に外れ、飛び出してくる現象です。走行中に前の車からの飛び石が車にあたって傷がついてしまうことがあります。

〈対処法〉
高速走行中の飛び石は威力が強く、深い傷を作りかねないので、日ごろから前の車との車間距離を空けて運転するように意識しましょう。

鍵、キーホルダー

鍵穴周辺の傷は鍵やキーホルダーによるものかもしれません。リモートキーを使用していても、手動で解錠したときや、キーを持ったままドアを開けることで傷をつけている可能性があります。

〈対処法〉
キーホルダーは握っておくなど、ドアを開けるときに鍵やキーホルダーがあたらないよう日ごろから注意しておきましょう。

いたずら

意図的に傷をつける悪質ないたずらも車に傷がつく原因のひとつです。

〈対処法〉
防犯カメラを取り付ける、自宅にガレージを持つ、関係者以外立ち入りができない駐車場を利用する、カバーをつけるなど、いたずらを防ぐ対策をしておきましょう。なお、もしいたずらによって車を傷つけられた場合には、すぐに警察に連絡しましょう。

車庫入れをはじめとした運転

縁石や障害物との接触など、運転ミスは思いのほか深い傷を車に負わせてしまいます。

〈対処法〉
日ごろから安全運転を心がけるのはもちろん、駐車時は周囲に気を配り、車を接触させないように注意しましょう。

車の引っかき傷は早めの修理がポイント!

車の引っかき傷は放置すると車の劣化を早めるため、すみやかに修理を依頼するのがおすすめです。
しかし、引っかき傷の修理には数万円単位の費用が必要です。修理費を抑えたい方は、修理費をはじめ車にまつわる出費を定額制にできるカーリースの定額カルモくん をチェックしてみてください。

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※記事の内容は2020年11月時点の情報で制作しています。

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