BRZの買取相場はいくら？査定額の目安と高く売却するコツを解説！

BRZの買取価格は、状態や年式、走行距離などによって異なります。それだけに、見積りを取ったとしても、金額が適正なのか判断するのは難しいでしょう。ただ、相場を知っていれば、実際の価値よりも安い価格で売却してしまう可能性を下げられます。
そこで、高く売却するコツと併せて、BRZのモデル別に買取相場を解説します。

なお、買取額を頭金などにして乗換えを検討している場合、査定額が想定よりも低ければ、乗換えの車種のグレードを下げるなど、今後の車選びに影響することも考えられます。そのような場合でも、欲しかった車種をあきらめることなく手にする方法もご紹介します。

その方法を先に知りたい方はこちらをご覧ください

スバル「BRZ」の特徴

スバルとトヨタのコラボレーションによって2012年に誕生したFR駆動のライトウェイトスポーツカー、スバル「BRZ」。トヨタでは「86」の名称で販売されています。

スバルのアイデンティティともいえる水平対向エンジンは、低重心で軽く、コンパクトという特徴があります。BRZではその特徴を最大現に活かし、世界トップレベルの超低重心パッケージの採用により運動性能を追求しました。

専用開発された高効率の水平対向エンジンにはトヨタの直噴技術「D-4S」を採用し、力強い加速と優れた燃費性能を両立させています。

2021年に初めてのフルモデルチェンジを実施し、走りの楽しさをより追求するとともに運転支援システム「アイサイト」を採用し、時代に合った安全性能も備えたFRピュアスポーツカーとして生まれ変わりました。

モデル別BRZの買取相場

BRZは中古車市場での流通数も少なく、買取相場は比較的高い傾向にあります。スポーツカーという特性上、カスタムやチューニングが査定でプラスに働くケースも少なくありません。

ここでは、BRZの買取相場を見ていきましょう。BRZは2世代のモデルがありますが、2代目モデルは2021年7月に販売が開始されたばかりであり中古車市場にはまだ出回っていないため、初代モデルの買取相場を紹介します。加えて兄弟車のトヨタ「86」や、マツダ「ロードスター」の買取相場とも比較してみましょう。

初代BRZ

2012年に登場した初代BRZは、先述した水平抵抗エンジンの特性を活かした「超低重心パッケージ」によって、優れたハンドリング性能を実現し、誰もが安心して車を操る楽しさを気軽に味わえるFRスポーツカーとして長年スポーツカーファンに愛されてきました。

モデル名の「BRZ」はスバルの水平対向エンジンのネーミングである「BOXERエンジン」のB、後輪駆動「Rear Wheel Drive」のR、究極を意味する「Zenith」の Zを組み合わせたものです。

2016年のマイナーチェンジでは、パワートレインやシャシーを一新。エンジンは吸排気系の改良や剛性強化によって最高出力を引き上げたほか、ファイナルギア比の変更、ボディの高剛性化、足回りの改良を行い、ハンドリング性能と操縦安定性、乗り心地を大幅に向上させています。

エクステリアデザインも刷新。ヘッドランプとリアコンビランプにはLEDを採用、新デザインのアルミホイールやリアスポイラーを搭載し、先進性とスタイリッシュさを感じさせるスタイルへとアップデートされました。

初代BRZの買取相場は100万7,000～210万5,000円程度です。

トヨタ「86」の買取相場

BRZの兄弟車であるトヨタ「86」。BRZと同じく2012年にデビューしています。「86」モデル名の由来はトヨタの人気モデルであったAE86型カローラレビン・スプリンタートレノ、通称「ハチロク」から。ハチロクのようにユーザーが自由にカスタムを楽しんで自分だけの1台を育てたり、進化させたりするスポーツカーとして愛されるように、という思いから命名されたという経緯があります。

カスタムパーツも豊富に用意されており、カスタムする喜びが存分に味わえるのも86の魅力のひとつといえるでしょう。なお、BRZは2021年7月にフルモデルチェンジを受け2代目に移行されましたが、86は2021年7月末時点では現行型の販売終了がアナウンスされているのみで、新型は登場していません。

86の買取相場は106万5,000～225万8,000円程度。一般的なグレードの買取相場は86よりの流通量が少ないBRZが若干ながら高い傾向があるのですが、86はTOYOTA GAZOO Racingが手掛ける「GR」「GRレーシング」の相場が非常に高く、全体的な買取相場を引き上げています。

マツダ「ロードスター」の買取相場

日本のみならず、世界的な知名度を誇る2シーターオープンカーのマツダ「ロードスター」。初代モデルは1989年に登場しており、非常に長い歴史を誇るモデルです。

世界中に熱烈なファンが存在し、ロードスターを専門的に取り扱う店舗も多数存在。生産終了から長い年月が経った初代モデルや2代目モデルも一般的な車種とは比較にならないような高額で取引されることも少なくありません。

現行モデルは2015年に登場した4代目で、マツダの新世代技術群「SKYACTIV TECHNOLOGY」とデザインテーマ「魂動」を全面採用しており、マツダ車が目指す「人馬一体」の走りを実現する加速性能や優れたハンドリング性能を有しています。また、流麗な曲線が作り出すエクステリアデザインの美しさは特筆すべきポイントでしょう。

現行型のロードスターの買取相場は104万5,000～195万2,000円程度。車の状態にもよりますが、年式の新しいものは86、BRZの相場がより高いようです。

車を高値で売却する5つのコツ

車種ごとに相場はあるものの、車の状態によって実際の査定額は異なります。少しでも高値で買い取ってもらうためには、次に挙げる5つのコツを押さえておきましょう。

1. 整備記録や修理歴を提示する

見積りの際、定期点検記録簿のほか、修理やメンテナンスの履歴がわかるものを提示すると、きちんと整備されてきた車であることをアピールできて査定アップが見込めます。特に車検や12ヵ月点検を正規ディーラーで受けていた場合は、査定アップの可能性も高まります。

2. メーカーオプションやディーラーオプションをアピールする

メーカーオプションやディーラーオプションをつけている場合は、その分が査定額に上乗せされる可能性があります。取扱説明書などは大切に保管しておき、見積りの際に一緒に提出しましょう。

3. 相見積を取る

買取額は買取店によって異なります。それぞれで見積りを取って比較するのはもちろん、見積書を基に大手買取店と地元のお店などを競合させると、査定額アップの可能性が高まります。少なくとも３店くらいの見積りは取っておきましょう。

※記事で紹介した商品に申し込んだり購⼊したりすると、売上の⼀部がカルモマガジンに還元されることがあります。

4. 新車に買い替えるときは下取りに出す

高年式の車から同じメーカーの新車に乗り換える場合は、下取りのほうが買取店への売却よりも高値が付く可能性があります。また、決算前の２〜3月はメーカーから販売店に下取り対策金などが出る場合もあるので、その時期はよりチャンスといえるでしょう。

5. 高く売れる時期を狙う

中古車の需要が高まる直前の１〜2月は、販売店側は在庫を多く確保したいことから、高値で買い取ってくれる傾向があります。また、SUVは冬前、オープンカーは春など、ボディタイプ特有の高く売れる時期も狙い目です。
なお、モデルチェンジ前は値が下がるため、モデルチェンジの可能性がある場合はメーカーから発表がある前に売却するのがポイントですが、モデルチェンジ情報を正確につかむのは難しいでしょう。

買取額が低くても、定額カルモくんなら憧れの新車に乗れる！

5つのコツを取り入れることでBRZの買取額を高められる可能性がありますが、売却で得たお金を乗り換える車の資金にしようと考えていた場合、金額によっては希望の車種を購入できないこともあるでしょう。
しかしカーリースの定額カルモくんであれば、BRZの買取額に関係なく、予算内で乗りたい車に乗ることも可能です。その理由を見ていきましょう。

初期費用不要！維持費も込みの定額料金で新車に乗れる

「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、月定額制で新車に乗れる車のサブスクリプションサービスです。月額料金には車両本体価格のほか、契約期間分の各種税金や自賠責保険料、手数料などが含まれているため、頭金はもちろん、登録諸費用もボーナス払いも不要。乗り続ける上で発生する維持費の負担も抑えて新車に乗れます。
しかも月額10,000円台から。買取額が思いのほか低くなっても、憧れの車種をあきらめずに済むでしょう。

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乗り始めから手放すときまで、ずっと手間がかからない

定額カルモくんでは、車選びから審査申込みまでオンラインで完結するので、店舗に出向く必要がありません。
納車時も自宅まで届けてもらえる上、契約満了時はリース会社に車を返却するだけなので、売却のために見積りを取ったり、高額買取の店を探したりする手間もかかりません。
なお、現在乗っている車を売却して定額カルモくんを利用する場合は、買取店を紹介してもらうことも可能です。

契約満了時に車がもらえる

カーリースは契約満了時に車を返却する必要がありますが、定額カルモくんで月額500円の「もらえるオプション」をつければ、契約満了時にそのまま車がもらえます。7年契約以上の全車種が対象なので、いずれマイカーにしたいとお考えの方にもおすすめです。

定額カルモくんについて詳しくはこちら

BRZからの乗り換えにおすすめの3車種

月額定額制で新車に乗れる定額カルモくん。では、実際にいくらくらいで乗れるのか、BRZからの乗換えにおすすめの3車種で実際の金額を見てみましょう。

マツダ「ロードスターRF」

マツダの2シーターオープンカー「ロードスター」のハードトップモデルが「ロードスターRF」です。欧州車のような美しさを感じさせるデザイン、オープンカーならではの開放感、スポーツカーとしての走行性能の高さと多くの魅力を持つ1台です。

ロードスターRFの車両本体価格は343万9,700円からですが、定額カルモくんなら月々44,160円で新車のロードスターRFが利用できます。

日産「フェアレディZ」

ロードスターに負けず劣らず、名車として知られているのが日産の誇るピュアスポーツカー「フェアレディZ」です。とにかく走りを楽しみたい、走行性能を追求したストイックなモデルが欲しい方におすすめです。

フェアレディZの車両本体価格は397万9,800円から。対して定額カルモくんでは、月々53,180円からの定額料金で新車のフェアレディZが利用可能です。

トヨタ「スープラ」

トヨタの上級スポーツカー「スープラ」の現行モデルはBMWと共同開発されており、ピュアスポーツカーらしい卓越した走行性能、入念にチューニングされたエンジンサウンドが魅力です。

スープラの車両本体価格は499万5,000円からであり、高額なモデルですが定額カルモくんでは月々60,660円から新車のスープラに乗れるので、BRZからの乗換えも視野に入るのではないでしょうか。

そのほかの車種の月額料金はこちらから確認できます。

高値で売却してカーリースで乗り換えれば、ワンランク上の車に乗れる可能性も

売却前に相場を把握することは、BRZを適正な価格で買い取ってもらうためにも大切です。高値が付くようにポイントを押さえて売却の準備をするとともに、カーリースのようにより少ない負担で乗り換えられる方法を検討しておけば、買取額に左右されることなく憧れのカーライフをスタートできるでしょう。
月額10,000円台から新車に乗れる定額カルモくんなら、ワンランク上の車種に乗り換えることも夢ではありません。

よくある質問

Q1：BRZの買取相場はどれくらい？

A：2012年にデビューしたBRZの初代モデルの買取相場は、100万7,000～210万5,000円程度です。なお、BRZの買取相場の2代目モデルは2021年7月に登場したばかりなので、現時点では中古車市場での流通はほぼありません。

Q2：買取額を高くするためのコツは？

A：買取額アップを狙うコツは、見積時に点検や修理の履歴を提示する、メーカーオプションやディーラーオプションをアピールする、相見積を取って競合させる、高く売れる時期を狙う、高年式車両から同じメーカーの新車に乗り換える場合は下取りに出すなどの方法があります。

Q3：BRZ売却後の乗換えにおすすめの車種は？

A：電動格納ルーフを搭載するマツダ「ロードスターRF」や名車と名高い日産「フェアレディZ」、トヨタとBMWの共同開発車「スープラ」がおすすめです。なお定額カルモくんでは、ロードスターRFに月々44,160円、フェアレディZに月々53,180円、スープラに月々60,660円から乗ることができます。

※記事の内容は2021年9月時点の情報で執筆しています。