ページトップへ戻る
キーワードから記事を探す
車種から記事を探す
ライターから記事を探す

整備工場の売上や集客を伸ばすには?収益向上におすすめのリース代理店事業も紹介

整備工場の売上や集客を伸ばすには?収益向上におすすめのリース代理店事業も紹介
整備工場の売上や集客を伸ばすには?収益向上におすすめのリース代理店事業も紹介

整備工場を経営する上で、売上の向上や集客は欠かせないポイントです。しかし、どのように売上や集客を伸ばすのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで、整備工場の売上向上や集客増加の方法に加えて、車事業の収益を上げるために人気を集めているカーリース代理店事業についてもご紹介します。

  • 整備を行う事業ではディーラーが最も収益性が高い
  • 整備工場の売上アップには既存顧客へのフォローが大切
  • 車事業の売上向上に、カーリース代理店事業が人気を集めている

車の整備事業の市場規模

整備事業の売上向上を考えるためにも、市場の規模や売上の推移を知ることは大切です。一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会が発表した2020年度の「自動車特定整備業実態調査」の結果によると、整備事業全体の売上はおよそ5.6兆円となっています。

一方で、需要が高まっている中古車市場では、株式会社リクルートマーケティングパートナーズ「カーセンサー中古車購入実態調査2019」によると、市場全体の売上はおよそ3.7兆円と、整備事業の市場規模はとても大きいことがわかります。

また、一般財団法人 自動車検査登録情報協会の「自動車保有台数の推移」によると、車の保有台数は何年もゆるやかに増加しています。しかし、「自動車特定整備業実態調査」によれば、カー用品店などの兼業整備工場の数の増加に対して、専業の整備工場の数はゆるやかな減少傾向にあります。

そのため、整備事業は市場規模拡大とともに、競争が激化していることがわかります。このような状況をふまえて、自社で何ができるのか、どのような対策が必要なのかを考えることが大切です。

整備工場事業の種類別の売上はどれくらい?

整備工場事業の種類別の売上はどれくらい?

同じ整備事業でも、さまざまな種類があります。それぞれの事業の売上を知ることは、自社の経営方針や目標を決める上でも重要な情報となります。

そこで、一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会が2021年に行った「自動車特定整備業実態調査」を基に、ディーラーやカー用品店、町の整備工場などに加えて、近年整備事業に参入の流れがあるタクシー会社のそれぞれの事業売上や特徴について見ていきましょう。

ディーラー

ディーラーの売上の増減は事業全体の売上に近い動きをしており、2015年度から2016年度にかけて落ち込んで以降、なだらかな増加傾向が続いています。2020年度は0.3%増と微増ですが、2017年度は3.1%増、2018年度は3.0%増、2019年度は2.8%増と、毎年順調に売上を伸ばし、過去5年間で見ると9.4%も市場規模が拡大しています。

町の整備工場

町の整備工場は、過去5年の売上を見ると増減を繰り返しています。前年との比較を見てみると、2020年度は2.1%増えていますが、2016年度は2.3%減、2017年度は1.0%増、2018年度は2.9%減、2019年度は0.4%増と安定しておらず、過去5年間で見ると1.8%市場規模が縮小しています。

ガソリンスタンドやカー用品店

ガソリンスタンドやカー用品店などの兼業事業者は、2016年度に大幅な減少をして以降、なかなか規模を回復できていません。2020年度は0.5%減、2017年度は1.2%増、2018年度は1.5%増、2019年度は1.7%増と売上を伸ばしましたが、過去5年間で見ると5.3%市場規模が縮小しています。

タクシー会社

近年では、タクシー会社でも車の整備事業をはじめています。自社のタクシーを整備する工場を利用し、一般車両の車検や整備、板金や塗装などを受け付け、事業の規模を広げています。今回の調査結果で推移を見ることはできませんでしたが、近年タクシー会社の整備事業への参入は増えており、今後は市場規模が広がってさらに競争が激化すると考えられます

整備工場の売上アップに大切なこととは?

整備工場の売上アップに大切なこととは?

ディーラーやカー用品店などのような、ほかの事業の売上をふまえて、どうすれば自社の整備工場の売上を増やせるのかを考えていきましょう。ここでは、商品や点検・整備の内容、顧客へのフォローなどの項目別にご紹介します。

商品の内容

まずは、今ある商品やサービスを見直し、商品の内容や販売方法を検討し直してみましょう。

例えば、車の維持のために必要な点検についても、ただサービスを提供するだけでなく、内容の改善ができる場合があります。一般的に、点検などのために店舗へ行くのは面倒だと感じる方が多く、積極的に行われることは少ないもの。そこで、定期的に行うオイル交換などをセットにすれば、点検だけを受けるよりも利用しやすくなるのではないでしょうか。

また、利益の少ない商品の販売方法も改善できる可能性があります。そのまま販売しても利益が少ないのであれば、丁寧さや美しさ、安全性などの付加価値をつけ、価格や商品名などを変えて販売してみましょう。商品に新しい魅力を添えることで、売上アップにつながる可能性があります。

点検・整備の内容

次に、現在行っている点検や整備の内容を見直してみましょう。サービス内容が他社に劣るようであれば、売上がアップするどころか顧客が離れていく要因となります。提供しているサービスに不足がないか、適切に提供できているかどうかを確認しましょう。

また、点検や整備の内容に問題がなければ、料金表を顧客が確認できるようにしておくことも重要です。町の整備工場に多いのが、料金表がない、またはあってもわかりにくいケースです。料金が不明瞭な状態では申込みにつながりにくいので、しっかりと料金表を作って顧客が確認できるようにしておくことが大切です。

既存顧客へのフォロー

ほかにも、既存顧客へのフォローを徹底して行うだけでも、売上アップが見込めます。新規顧客の取り込みも大切ですが、既存顧客が離れないようにすることも大切です。体制を整えて定期的にフォローを行うことで、顧客との接点が増えていき、今まで見えなかったニーズを拾いやすくなります。

例えば、車を購入してくれた方に、購入から1週間、1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年などのタイミングで、購入のお礼や点検の案内をするのも効果的です。また、6ヵ月点検や12ヵ月点検などのタイミングに合わせてメールやダイレクトメッセージなどを送るのもおすすめです。

過去の売上、失注内容の見直し

過去の実績には、売上アップにつながるヒントが隠されています。まずは1年を通した売上の増減を比べてみましょう。また、売上のいい時期に行っていて、売上が悪い時期には行っていなかったことがないかどうかも見直してみましょう。売上の増減は時期的な要因なのか、それともなんらかの施策の影響なのかがわかるだけでも、対策がしやすくなります。

また、売上が見込めたにもかかわらず、失注してしまった事例などがあれば見直してみましょう。受注に至らなかった要因を解明することで、提供内容の改善や新しいサービスの提供など、対策ができるのではないでしょうか。

SNSやインターネットを使った訴求、広告

インターネットが発展した現代では、多くの方がスマートフォンを持ち、困ったことや知りたいことがあればインターネット上で検索します。そういった状況に対応するためには、インターネットを利用した訴求や、インターネット広告を出稿することも効果が見込めます。まずは自社のホームページを強化し、料金表やサービス概要などを掲載してユーザーが比較や検討ができるようにしておきましょう

また、ホームページだけでなく、SNSを活用して発信することで、さらなる効果が期待できます。施工事例の紹介やビフォーアフター、お客様の声などを利用して定期的な発信を行うことで、ユーザーは利用するイメージができて申込みにつながりやすくなります

キャッシュレスへの移行

キャッシュレス決済化が進んでいる今、現金払いのみでは対応できない場面が増え、顧客が離れる原因となる可能性があります。クレジットカード決済ができるようになるだけでも、点検や整備の依頼がしやすくなります。特に、高額になりやすい車検や修理などの費用は、ポイントの付与や分割払いなど、ユーザーがクレジットカードで支払うメリットが多いので対応しておくといいでしょう。

最近では、クレジットカード対応のレジや大掛かりなシステムを導入しなくても、クレジットカード払いに対応することが可能です。キャッシュレス化は顧客が離れる原因を減らせるだけでなく、キャッシュレスに対応できる整備工場を探している新しい顧客を獲得することにもつながります。

整備以外の車事業を取り入れる

現在、整備事業のみを提供していて、ほかの収益源を探している場合には、新しい事業を取り入れるのもひとつの方法です。車の販売やカーリースの提供など、車事業にもさまざまな種類がありますが、代理店販売やフランチャイズ加盟であれば参入しやすく、自社にマッチしたサービスを選びやすいのではないでしょうか。

しかし、新事業を取り入れる際には注意も必要です。事業をはじめる際にある程度の出資は必要ですが、成功させるためには負担が少ない事業を選びましょう。例えば、カーリースなら負担を抑えて事業が始められます。仕入れや審査などは提携先のカーリース会社が行ってくれる場合もあるので、人的負担を抑えて、新しい収益源を得ることができます。

定額カルモくんのカーリース取次店事業なら、整備の顧客獲得にもつながる

カルモくん代理事業

整備以外の事業を取り入れるなら、カーリースの定額カルモくんがおすすめです。定額カルモくんでは取次加盟店を募集しており、整備の顧客獲得につながるだけでなく、今後は認定、指定整備工場に納車前整備の依頼も予定しています。そんな定額カルモくんの他社の代理店事業やフランチャイズ加盟との違いについてご紹介します。

1. 商材力が違う:中古車カーリースも提供可能!

定額カルモくんでは新車だけでなく中古車も取り扱っており、どちらも在庫を抱えずにカーリースの提供が可能です。新車はディーラーからユーザーに直接お届けするので仕入れの必要がなく、中古車は全国の在庫車から案内ができます。もちろん、自社に在庫がある場合も定額カルモくんでリース化できるので、どのような事業形態でも展開しやすいのがポイントです。

2. 集客力が違う:テレビCMとネット広告で全国の認知度急上昇中!

現在、テレビCMやネット広告などにより定額カルモくんの認知度は急上昇しています。そのような定額カルモくんのブランド力で、新規顧客の獲得も期待できます。加盟店になれば販売促進ツールが使えますし、トレーニング体制も充実しているので、サービス案内や店舗集客についても手厚いサポートが受けられます。

3. 協業体制が違う:人的負担を最小限に抑えて新しい収益源を得られる!

定額カルモくんの取次店事業なら、集客と審査の取次だけで新しい収益源を獲得できます。営業や審査・リース化などは定額カルモくんで行うので、運営の負担を最小限に抑えられます。また、認定、指定整備工場なら定額カルモくんのメンテナンスプラン適応事業者として車検や整備のきっかけを継続的に得ることも可能です。

さらに第一期募集なら、加盟金や月会費ゼロ!立ち上げ準備金を50万円まで定額カルモくんが負担しています。

定額カルモくんの取次店事業についてはこちらへお問い合わせください

整備工場の売上アップには、振り返りと新規事業へのチャレンジも重要

整備工場の売上をアップさせるには、現在までの売上を振り返って改善することに加えて、新しいサービスや事業の展開も必要です。中でも、新規参入しやすいカーリース事業の展開を考えているなら、整備事業の顧客獲得にもつながる定額カルモくんがおすすめです。整備事業以外の新しい収益源を得るためにも、検討してみてはいかがでしょうか。

よくある質問

Q1:整備工場の市場規模はどれくらい?

A:一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会が発表した2020年度の「自動車特定整備業実態調査」の結果によると、整備事業全体の売上はおよそ5.6兆円となっています。

Q2:整備工場の売上を増やす方法は?

A:整備工場の売上を増やす方法には、事業の売上を振り返って改善施策を考案するだけでなく、インターネットやSNSを活用したりキャッシュレス化に対応したり、需要の変化に対応することも重要です。また、カーリースの代理店などの新規事業に参入するのもおすすめです。

Q3:カーリースの代理店事業とは?

A:カーリースの代理店事業とは、カーリース会社と代理店契約を結び、サービスを提供することです。営業や審査などはカーリース会社で行う場合が多いため、人的負担を抑えて新しい収益源を得ることができます。

※記事の内容は2021年6月時点の情報で制作しています。

関連記事
カーリースお役立ち記事
車種から記事を探す
人気記事ランキング
注目のキーワード
閉じる

お得なクルマ情報が届く_リース&カルモの最新情報も!_LINEで受け取る