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車のしめ縄はつけるべき?最近見ない理由や、つけるときのルールとは

車のしめ縄はつけるべき?最近見ない理由や、つけるときのルールとは
車のしめ縄はつけるべき?最近見ない理由や、つけるときのルールとは

お正月になると車のフロントグリルにしめ縄などのお正月の飾りをつけるのが日本古来の風習でしたが、近年ではしめ縄をつけた車をあまり見なくなりました。
ここでは車のしめ縄はつけるべきなのかどうかや、最近見なくなった理由、つけるときのルールなどをご紹介します。

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そもそもしめ縄とは何か?

しめ縄には「神様を迎える準備ができていること」を示す意味があり、交通安全を祈願して車につけるものとされています。12月26日以降にフロントグリル部分につけるのが一般的ですが、苦しむという意味を持つ29日や一夜飾りといわれる31日は避けるようにします。
また、しめ縄を飾る期間は玄関に門松が飾られる期間である松の内までとなっており、関東地方では1月7日、関西地方では15日頃までに取り外すようにします。

最近車のしめ縄を見なくなったのはどうして?

最近車のしめ縄を見なくなったのはどうして?

昔はお正月には車や玄関先にしめ縄を飾るのが一般的でしたが、最近は車だけに限らず、玄関先に飾るケースも少なくなってきました。それは、車のデザインや価格、生活の変化との関係性が影響しています。
それでは、しめ縄をつけなくなった理由を細かく見ていきましょう。

しめ縄をつけなくなった理由1. 車のデザインに合わない

昔の車はしめ縄が似合うデザインのものが少なくはありませんでしたが、現在は格子型のフロントグリルのない車や丸みのあるデザインの車が多く、しめ縄がつけづらくなった。

しめ縄をつけなくなった理由2. 正月文化が希薄になった

しめ縄だけでなく、門松や鏡餅、おせち料理など、お正月文化が希薄になった。

しめ縄をつけなくなった理由3. 車に傷がつく可能性がある

しめ縄は走行時に外れないように、しっかりと装着しておくため、装着に手間がかかったり、装着時や走行時に車に小さな傷がついてしまったりということが考えられるため。

しめ縄をつけなくなった理由4. 車が所有するものではなくなってきた

レンタカーやカーシェアの普及による車の利用方法の変化で、自分の物ではないからつけづらくなった。

しめ縄をつけなくなった理由5. お守りが身近になった

交通安全のために車につけるしめ縄ですが、もっと手軽に身につけられるのがお守りです。交通安全のお守りがあればいいだろうという考えが広まった。また、処分が面倒という理由もあるようです。

しめ縄は車内につけてもいいの?

しめ縄の中には、ガラスなどにつけられる吸盤がついた小さなタイプも販売されていますが、道路運送車両の保安基準では、車検シールなど許可されたもの以外をフロントガラスや運転席、助手席の窓に貼ることが禁止されています。そのため、吸盤がついた小さなタイプをつける場合は規定のない後部座席の窓ガラスなど、邪魔にならない場所につけるようにしましょう。
また、ワイパーレバーなどにも運転操作の妨げとなるため、ぶらさげてはいけません。

処分するときはどうすればいい?

処分するときはどうすればいい?

しめ縄などのお正月飾りは、神社や地域で行われる左義長(「お焚き上げ」や「どんど焼き」とも呼ばれる)で処分するのが一般的です。地域によって行う時期や呼び方はさまざまですが、お正月飾りで迎えた神様を空へお送りするという意味があるといわれています。
また、お正月の飾りなどを焼いた火に当たったり、お餅などを焼いて食べたりすることで健康を祈願するという意味もあります。左義長に持って行くことができない場合は、塩をまいて清めてから、きれいな紙に包んで捨てましょう。

車のしめ縄をつけて交通安全を願おう

しめ縄は新しい1年の始まりを実感したり交通安全への意識を高めてくれたりするきっかけにもなるものです。
これまで車につけたことがないという方も、今年は車にしめ縄をつけてみてはいかがでしょうか。

よくある質問

Q1:最近あまり車のしめ縄を見ない理由は?

A:近年の車のデザインにしめ縄が似合わなくなっていることや、時代の移り変わりによって正月文化が希薄になっていること、しめ縄の処分が面倒であることなどが車のしめ縄を見なくなった理由としてあげられるでしょう。また、所有以外の車の利用方法が増えたことも理由のひとつとして考えられます。

Q2:車にしめ縄をつけるルールって?

A:しめ縄は交通安全を祈願してつけるものです。12月26日以降にフロントグリルにつけるのが一般的ですが、29日と大みそかにつけるのは避けるようにしましょう。取り外す時期は地方によって異なり、関東地方では1月7日、関西地方では15日頃までとされています。

Q3:車のしめ縄の処分はどうしたらいい?

A:取り外したしめ縄はそのまま捨てるのではなく、神社や地域で行われる左義長(「お焚き上げ」や「どんど焼き」とも呼ばれる行事)で焚き上げてもらいましょう。それが難しい場合は、しめ縄に塩をまいて清めて、きれいな紙に包んで捨てるようにしましょう。

2019年12月の情報で制作しています

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