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宇野 智うのさとる

SUV人気ランキング&「買うならこれ!」を専門家が厳選

【2023年版】SUV人気ランキング&「買うならこれ!」を専門家が厳選
【2023年版】SUV人気ランキング&「買うならこれ!」を専門家が厳選

クルマの専門家、宇野智が責任をもって執筆します!この記事に登場するSUV全24車種、全部乗っています。SUVを選ぶあなたのバイブルになるように全力でまとめました!

全力でまとめた結果、内容はこの上なく充実したのですが、記事が長くなりました。下記の見出しから、興味あるところをタップないしはクリックしてお読みください。否!ブックマークして後で全部お読みください。また、SNSなどで共有、拡散していただけますと筆者は大変喜び舞い踊ります。

※本記事で掲載される各種ランキングは、2022年末時点で販売中(受注停止を含む)の新車国産SUVを対象にしたもの。販売台数の出典は、登録車=自販連、軽自動車=全軽自協、前述2点に掲載されない車種は筆者独自調査。

  • 車高の高いステーションワゴンがSUVの一般的な定義、分類は大きさ別に3つに分けるのが基本
  • 売れているのは軽ならハスラー、コンパクトはライズ、ミドルはカローラクロス、アッパーミドルはハリアーなど
  • 専門家のおすすめはジムニー、ヤリスクロス、ヴェゼル、アウトランダー、CX-8など

人気の「SUV」とは?その定義と特徴

SUVを略さずに書くと「Sport Utility Vehicle(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)」。その日本語訳は「スポーツ用多目的車」とされています。英語で「Utility ホニャララ」は「万能ホニャララ」とよく訳されていますね。ちなみに、欧米でも同じ「SUV」という名称が使われています。

車高の高いステーションワゴン、が基本の「定義」だが

SUVのボディ形状は、車高が高くなったステーションワゴンが基本です。そして、大径タイヤを履き、地上最低高がステーションワゴンよりも高く設計されています。ちなみに、SUVは車検証の「車体の形状」の欄には「ステーションワゴン」と記載されます。

例外は、トヨタ『ハイラックス』。このクルマはタイで生産されて日本へ輸入されたピックアップトラックです。トヨタの公式Webサイトのラインナップでは、SUVの欄に掲載されています。クルマのデパートともいわれるフルラインナップのトヨタでは、1車種しかないピックアップトラックの分類を使っていません。これは、便宜上とも考えられますが、そもそもSUVは「スポーツ用多目的車」で、必ずしもステーションワゴンタイプでなければならないという決まりもありませんので、ハイラックスをSUVに分類しても間違いではありません。

トヨタ_ハイラックスZ

トヨタ 『ハイラックス』。日本の法制度上では、キャビンと荷台が一体になったものが『ピックアップ』、別に分かれているものが『ボンネット』と分類され、車検証の「車体の形状」の欄に記載される。ちなみに、ハイラックスの車検証の「車名(メーカー)」の欄は、トヨタではなく『TMT』と記載される(TMT=トヨタモータータイランド)。

なお、ピックアップトラックが人気の北米では、SUVとピックアップトラックは区別されており、例えば米国トヨタの公式Webサイトでは「SUVs」「Trucks」というカテゴリーが設定されています。

クロスオーバーSUVはSUVと何が違うのか

トヨタ_クラウン クロスオーバー

トヨタ『クラウン クロスオーバー』。セダンとSUVが融合したクロスオーバー。トヨタ公式Webサイトの車種別ラインナップでは、SUVのところにクラウンが掲載されていた。ただ、まだ納車が進んでいないため、2022年の販売台数をベースに調査・執筆したこの記事では登場してきていない。

クロスオーバーは英語の「Crossover」のことで、その意味は、道路では立体交差点や歩道橋、鉄道では渡り線、音楽ではジャズにラテンやロックが混じり合った新しい音楽形態となっています。

クルマの分野では、SUVに限らず、2つの異なるボディタイプを融合した形状をした車種に「クロスオーバー」の名がよく使われます。最近では、トヨタ『クラウン クロスオーバー』が注目されましたね。また、三菱『デリカ D:5』は、ミニバンとクロカンのクロスオーバーと表現されることが多々あります。

SUVのうちベース車にハッチバックやセダン、ステーションワゴンなどがあり、プラットフォームやパワートレイン、内外装などを共有していれば、クロスオーバーSUVといえます。また、メーカーが新型発表のプレスリリースで何といっているか、Webカタログではどう表現されているかでも、クロスオーバーSUVかどうかのモデルごとに定義づけすることができます。

まだ浅いSUVの歴史、その元祖は「ジープ ワゴニア」説が有力

100年の歴史をもつ自動車の分野で『SUV』というボディタイプ分類は最近使われるようになったものです。その初出がどのクルマだったのか、筆者の記憶は曖昧 でしたので、ググってみたのですが、膝を打たせるような答えが見つかりませんでした。そこで、今流行のChatGPTに「SUVという名称は、いつから使われ始めた?」と聞いてみたところ、次のような回答が返ってきました。

「SUV」という用語は、自動車業界用語として比較的新しいものです。この用語は、1970年代後半から1980年代初頭にかけて、アメリカの自動車メーカーが新しい車種を発表する際に使用され始めました。

「SUV」とは、「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」の略語であり、元々はオフロード走行に適した4輪駆動車のことを指していました。しかし、今日では、より幅広い車種が「SUV」として分類されています。

「SUV」という用語が初めて一般的に使用され始めた正確な時期は定かではありませんが、1974年に登場したジープ・チェロキーが、初めて「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」としてマーケティングされたと言われています。(ChatGPT 原文ママ)

ChatGPTは、ジープ チェロキーがSUVの始祖というようなことを言っていますが、これが本当かどうか、インターネット検索では裏付けを取ることができませんでした。まぁ、だからこそ、ChatGPTは「……されたと言われています。」と言い切っていないのですね。すごいや、ChatGPT。ただ気になるので、次にステランティスの広報に会ったら確認してみます。

ちなみに、SUVという言葉が使われたかどうかは別にして、現在のSUVの始祖となったクルマは、『ジープ ワゴニア』が有力説です。筆者もそう思います。

ジープ_ワゴニア

ジープ ワゴニア(Wogoneer)1963年に軍用車のジープから派生したステーションワゴンとしてデビューした。ジープのトラックのラダーフレームに、ステーションワゴンのボディを乗せ、悪路走破性を保ちつつ乗り心地はステーションワゴンと変わらぬようにされた新ジャンルモデルだった。また世界初となる4WDにATを採用し、当時のレジャーブームに合わせて、快適な長距離ドライブができるように配慮されたこともSUVの始祖といわれる所以。画像は1978年モデルのリミテッド。(画像:STELLANTIS MEDIA WEBSITE)

SUVという言葉が使われる前は『RV』と呼ばれていました。RVは、「Recreational Vehicle(レクリエーショナル・ビークル)」の略で、レジャーやレクリエーショナル用途のクルマという定義があります。1990年代は、RVブームが隆盛、さまざまな新型車がデビューしましたが現在のSUVブームとは異なり、ボディタイプはワゴンやミニバンなども含まれていました。中には、普通のワゴンにオフロード車のようなグリルガードをつけただけでRVを名乗るようなモデルもいくつかありました。

大きく分けるなら4つのボディサイズ分類が基本

世界中で大人気のSUV。令和時代の幼稚園児にクルマの絵を書けと言うと、SUVやミニバンを書くようになったそうですね。そんなSUV、今やダイバーシティなボディタイプとなりました。

我々自動車メディア業界では、SUVをボディサイズを中心にSUVをタイプ分けしています。メディアや編集者、ジャーナリストの違いにより、SUVの分類方法やその名称、定義は少し異なるところがありますが、主旨は変わらない状況となっています。本記事でも、一部筆者独断と偏見による分類がありますが、日本の自動車メディアの最大公約数的な分類を心がけて以下にまとめます。

分類名全長主な価格帯
ラージ4,800mm以上400万円以上
アッパーミドル4,500〜4,799mm300〜600万円
ミドル4,300〜4,499mm200〜350万円
コンパクト4,300mm以下100万円台

SUVはボディサイズのほか、次のような分類もあります。

 

分類名主な定義
クロカンクロスカントリーの略称で、オフローダーとも呼ばれる。オフロード走行性能を重視して設計されている。
高級SUV車両価格の中心が500万円以上。

SUVのメリット・デメリット

大人気のSUVですが、メリットだけでなくデメリットがあります。どんなクルマも一長一短。SUVのリアルユーザーの声で多いものをまとめました。

デザインの自由度が高いので、総じて「かっこいい」のが最大のメリット

人の好みは十人十色。SUVのデザインは十車十色。SUVの車種数が増えて自分の好みのデザインをしたクルマを選びやすくなったという背景もありますが、SUVはほかのボディタイプに比べるとデザインの自由度が高いと筆者は考えています。

コンパクトカー、ミニバンも人気ですが、ミニバンはボディサイズの制限、ミニバンは形状の制限を受けてしまい、ドラスティックにデザインの幅を広げることができません。この点、SUVは全長・全幅・全高のすべてが自由。車高を低くすれば、ステーションワゴンのような伸びやかなSUVになり、車高を上げて最低地上高も上げればワイルドなクロカンSUVになります。

スポーティー路線からワイルド路線まで幅広く展開できるSUVは、総じて「かっこいい」といって間違いではありません。車種数の多く選択肢も多いというのは現在のSUV市場の特徴でもありますね。

タイヤが高く、ラゲッジも高いのがデメリット

ステーションワゴンやミニバンと比べても、ひと回り以上タイヤが大きくなるのがSUV。大径タイヤを履くのがSUVのアイデンティティでもあります。大きなタイヤは価格が高くなりますね。車種によっては、タイヤ1本がコンパクトカー用タイヤ4本分の値段と変わらない、ないしはそれ以上といったことも珍しくありません。

また、大きなタイヤを履き、最低地上高も確保されたSUVのラゲッジルームは必然的に高さがあります。ステーションワゴンやミニバンからSUVに乗り換えたユーザーから多い声です。キャンプのときなど、かさばるものや重たいものを積み下ろしするには、荷台が低いほうがやりやすいものです。

【SUVクラス別全車種】新車販売台数ランキング

最近、その車種数を大幅に増やしているSUV。しかし人気カテゴリーとはいえ売れ行きの好不調が車種によって濃淡あるのはほかのボディタイプと変わりません。昨年は半導体不足を中心とした生産体制の混乱で、販売台数が正確な人気のバロメーターにならないのも事実ですが、以下、各SUV分類の2022年1〜12月の販売台数ランキングを掲載します。

【軽SUV】ハスラーに追いつけないタフト、ジムニーの好調は相変わらず

順位 メーカー車名台数
1スズキ_ハスラースズキハスラー70,373
2ダイハツ_タフトダイハツタフト56,861
3スズキ_ジムニースズキジムニー (軽)41,405

 

【コンパクトSUV】ライズとヤリスクロス、身内同士の熾烈な販売競争。存在感の薄いキックス

順位 メーカー車名台数
1トヨタ_ライズトヨタライズ83,620
2トヨタ_ヤリス クロストヨタヤリス クロス82,710
3ダイハツ ロッキーダイハツロッキー22,223
4日産_キックス日産キックス18,697
5スズキ_ジムニーシエラ_4代目_JB74型スズキジムニー シエラ17,820
6スズキ_クロスビースズキクロスビー12,315
7マツダ_CX-3マツダCX-38,409
8スズキ_エスクード ハイブリッドスズキエスクード1,156
9スバル_レックススバルレックス269

 

【ミドルSUV】カローラクロスとヴェゼルが他を圧倒、クロストレック投入でスバルが盛り返せるか

順位 メーカー車名台数
1トヨタ_カローラ クロストヨタカローラクロス59,070
2ホンダ_ヴェゼル_2代目ホンダヴェゼル50,736
3マツダ_CX-30マツダCX-3016,176
4スバル_XV AdvanceスバルXV14,085
5トヨタ_C-HRトヨタC-HR11,811
6三菱_エクリプス クロス三菱エクリプスクロス7,693
7レクサス_UX プロトタイプ FsportレクサスUX4,733
8マツダ_MX-30マツダMX-301,788
9三菱 RVR三菱RVR897

 

【アッパーミドルSUV】生産調整の影響を受けるもハリアーとRAV4が上位を死守、CX-5もマイナーチェンジで復調

順位 メーカー車名台数
1トヨタ_ハリアートヨタハリアー34,182
2マツダ_CX-5マツダCX-531,399
3トヨタ_RAV4トヨタRAV431,118
4スバル_フォレスター_5代目スバルフォレスター25,096
5日産_エクストレイル日産エクストレイル (*¹)18,066
6三菱_アウトランダー三菱アウトランダー17,662
7レクサス_NXレクサスNX11,891
8ホンダ_CR-VホンダCR-V (*²)5,883
9マツダ_CX-60_PHEVマツダCX-605,747

(*¹) エクストレイル、新型4代目の販売台数は6,659台。
(*²) 2022年8月生産終了

【ラージSUV】モデル末期でもランクルプラド強し、CX-8とハイラックスも健闘

順位 メーカー車名台数
1トヨタ_ランドクルーザー プラドトヨタランドクルーザー プラド31,050
2マツダ_CX-8マツダCX-812,934
3トヨタ_ハイラックスZトヨタハイラックス11,090
4スバル_レガシィ アウトバックスバルレガシィ アウトバック9,697
5トヨタ_クラウン クロスオーバートヨタクラウン クロスオーバー8,830
6レクサス_RXレクサスRX6,458
7トヨタ_ランドクルーザートヨタランドクルーザー (300)4,370
8レクサス_LXレクサスLX1,739

 

3位にハイラックスがランクインしてきたのは注目ポイント。商用車登録のピックアップも大人気の様子です。

【クロカン】生産が追いつかない!ジムニー、ランクルには納車待ちの長い列が

順位 メーカー車名台数
1スズキ_ジムニースズキジムニー (軽)41,405
2トヨタ_ランドクルーザー プラドトヨタランドクルーザー プラド31,050
3スズキ_ジムニーシエラ_4代目_JB74型スズキジムニー シエラ17,820
4トヨタ_ランドクルーザートヨタランドクルーザー (300)4,370
5レクサス_NXレクサスLX1,739

 

【高級SUV】 新車&PHEV効果でアウトランダーが首位、生産調整が痛いトヨタ&レクサス勢

順位 メーカー車名台数
1三菱_アウトランダー三菱アウトランダー17,662
2レクサス_NXレクサスNX11,891
3トヨタ_クラウン クロスオーバートヨタクラウン クロスオーバー8,830
4レクサス_RXレクサスRX6,458
5ホンダ_CR-VホンダCR-V5,883
6トヨタ_ランドクルーザートヨタランドクルーザー (300)4,370
7日産_アリア日産アリア3,285
8レクサス_LXレクサスLX1,739
9トヨタ_bZ4xトヨタbZ4X350
10レクサス_UX300eレクサスUX300e272
11スバル_ソルテラスバルソルテラ89

*各車種の最安グレードと最上級グレードの価格の中間が500万円を超えるモデルを抽出してランキングにしています。

【EV・SUV】アリアが独走!他はあまりに元気なし

順位 メーカー車名台数
1日産_アリア日産アリア3,285
2トヨタ_bZ4xトヨタbZ4X350
3レクサス_UX300eレクサスUX300e272
4スバル_ソルテラスバルソルテラ89
5マツダ_MX-30 EVマツダMX-30 EV45

 

【国産SUV全車種】総合ではライズ、ヤリスクロス、ハスラーがTOP3。ジムニーの7位にも驚き!

順位 メーカー車名台数
1トヨタ_ライズトヨタライズ83,620
2トヨタ_ヤリス クロストヨタヤリスクロス82,710
3スズキ_ハスラースズキハスラー70,373
4トヨタ_カローラ クロストヨタカローラクロス59,070
5ダイハツ_タフトダイハツタフト56,861
6ホンダ_ヴェゼル_2代目ホンダヴェゼル50,736
7スズキ_ジムニースズキジムニー (軽)41,405
8トヨタ_ハリアートヨタハリアー34,182
9マツダ_CX-5マツダCX-531,399
10トヨタ_RAV4トヨタRAV431,118
11トヨタ_ランドクルーザー プラドトヨタランドクルーザー プラド31,050
12スバル_フォレスター_5代目スバルフォレスター25,096
13ダイハツ ロッキーダイハツロッキー22,223
14日産_キックス日産キックス18,697
15日産_エクストレイル日産エクストレイル (*)18,066
16スズキ_ジムニーシエラ_4代目_JB74型スズキジムニー シエラ17,820
17三菱_アウトランダー三菱アウトランダー17,662
18マツダ_CX-30マツダCX-3016,176
19スバル_XV AdvanceスバルXV14,085
20マツダ_CX-8マツダCX-812,934
21スズキ_クロスビースズキクロスビー12,315
22レクサス_NXレクサスNX11,891
23トヨタ_C-HRトヨタC-HR11,811
24トヨタ_ハイラックスZトヨタハイラックス11,090
25スバル_レガシィ アウトバックスバルレガシィ アウトバック9,697
26トヨタ_クラウン クロスオーバートヨタクラウン クロスオーバー8,830
27マツダ_CX-3マツダCX-38,409
28三菱_エクリプス クロス三菱エクリプスクロス7,693
29レクサス_RXレクサスRX6,458
30ホンダ_CR-VホンダCR-V5,883
31マツダ_CX-60_PHEVマツダCX-605,747
32レクサス_UX プロトタイプ FsportレクサスUX4,733
33トヨタ_ランドクルーザートヨタランドクルーザー (300)4,370
34日産_アリア日産アリア3,285
35マツダ_MX-30マツダMX-301,788
36レクサス_LXレクサスLX1,739
37スズキ_エスクード ハイブリッドスズキエスクード1,156
38三菱 RVR三菱RVR897
39トヨタ_bZ4xトヨタbZ4X350
40レクサス_UX300eレクサスUX300e272
41スバル_レックススバルレックス269
42スバル_ソルテラスバルソルテラ89
43マツダ_MX-30 EVマツダMX-30 EV45

(*) エクストレイル、新型4代目の販売台数は6,659台。

SUVおすすめ人気ランキングに騙されるな!

この記事をお読みになられている方のほとんどが、Googleをはじめとした検索エンジンで、「SUV」や「SUV ホニャララ」で調べてこられた方でしょう。ほかの検索結果では「SUVおすすめ人気ランキング」のタイトルをクリックすると、販売台数ランキングをそのまま人気ランキングとして掲載しているところが散見されます。

販売台数順位を人気ランキングとイコールとすることそのものは間違いではないとは思いますが、いささか偏った人気ランキングになってしまうと筆者は考えています。

売れているクルマ=人気のあるクルマ、とは言い切れない?

どんなものでも、商品は売るお店の数が多ければ多いほどたくさん売れます。例えば、1979年に世界初の缶入りのウーロン茶を伊藤園が開発して発売しました。それまでの缶入り飲料には今のようなお茶はおろか、水のペットボトルすらなく無糖飲料と呼ばれる市場は形成されていない時代のことです。

その後、コカ・コーラも缶入りウーロン茶を開発して発売すると、またたく間に大ヒット・大人気商品になり、伊藤園のウーロン茶の販売数をあっさりと抜いてしまいました。その理由は、自動販売機の数に月とスッポンほどの差があったため。しかし実際には、伊藤園のウーロン茶のほうが人気だったとか。

このウーロン茶のマーケティング理論が、クルマにそのまま当てはまるとはいいませんが、販売台数だけに着目して、売れているクルマ=人気のあるクルマ、としてしまうと、販売ディーラーの数が少ないメーカーがかわいそうです。

そこで、筆者は、2022年1〜12月の通年販売台数を調べるとともに、同年の各メーカーのディーラーの数を調査しました。

日産やホンダの2倍以上!圧倒的に多いトヨタの販売店

メーカーディーラー数
トヨタ自動車5,048
日産2,417
ホンダ2,364
ダイハツ1,035
マツダ980
スズキ932
スバル783
三菱612
レクサス204

2022年12月時点、出典:日本ソフト販売(カーディーラー店舗数ランキングから、同一メーカーをマージして算出)

お、さすがトヨタ。ディーラーの数は群を抜いてトップ、日産とはダブルスコアです。ほかは5〜8倍の開き、三菱はトヨタの8分の1程度のディーラー数しかありませんでした。

机上の空論ではありますが、仮に日産がトヨタと同じ数だけのディーラーを有していたら、単純に2倍の台数が売れることになります。現実的に、国産主要8メーカーがすべて同じディーラー数にそろ うことはあり得ませんし、トヨタと同じディーラー数がほかのメーカーにもあったら、全国で自動車ディーラーが飽和状態になりますね。

ただ、販売ディーラー数で販売台数に重み付けをしてランキングにしてみると、少しは公平感ある人気ランキングの姿が見えるのではないでしょうか?SUV選びの参考とするにはいいと思います。

そこで、トヨタのディーラー数を元に、その重み付けの係数を算出してみました。その係数は便宜上「ディーラー係数」と名付けます。

メーカーディーラー数ディーラー係数
トヨタ自動車5,0481
日産2,4172.09
ホンダ2,3642.14
ダイハツ1,0354.88
マツダ9805.15
スズキ9325.42
スバル7836.45
三菱6128.25
レクサス20424.75

 

レクサスは除外します(トヨタディーラーで買えるという点もあり)。また、特にスズキやダイハツ、スバルに多い、販売取次店・代理店(例えば、ディーラーではない自動車整備工場。地方に行くと複数のメーカーの車種名の看板を掲げた自動車整備工場を見かけますね)も除外します。これがスズキやダイハツにはそれなりに有利に働きます点をご留意ください。

まずは、前章で解説した2022年通年の自動車販売台数のうち、SUVを抽出したトップ10をご覧ください。

順位メーカー車名台数
1トヨタライズ83,620
2トヨタヤリスクロス82,710
3スズキハスラー70,373
4トヨタカローラクロス59,070
5ダイハツタフト56,861
6スズキジムニー (軽)41,405
7ホンダヴェゼル50,736
8トヨタハリアー34,182
9マツダCX-531,399
10トヨタRAV431,118

 

この販売台数にディーラー係数を掛けたときのトップ10は次のようになりました。

ディーラー数を考慮すると……ハスラー、タフト、ジムニーなど軽自動車の圧勝!フォレスターやCX-5、アウトランダーがそれに続く

理論
順位
順位台数ディーラー係数
理論値(台)
メーカー車名
1370,373381,422スズキハスラー
2556,861277,482ダイハツタフト
3741,405224,415スズキジムニー (軽)
41225,096161,869スバルフォレスター
5931,399161,705マツダCX-5
61717,662145,712三菱アウトランダー
7650,736108,575ホンダヴェゼル
81322,223108,448ダイハツロッキー
91617,82096,584スズキジムニー シエラ
101914,08590,848スバルXV

 

おっと、トヨタさんがランキングから消えてしまいましたね。とすると、トヨタディーラーそのものが市場に対して数が多いという仮説が立てられそうな気がしてきました。トヨタが全車種全ディーラー併売化に踏み切った背景も見えるような気がします。が、これ以上語ると論点がボケるので、ここまで。

こうして見ると、確かに人気のあるSUVばかりですね。そして自動車評論家からの評価も高いモデルも目立ちますね。

お話は前後してしまいますが、販売台数をとりまとめている自販連、全軽自協の数字は、登録(登録車、いわゆる普通車)ないしは届出(軽自動車)ベースであり、ディーラーの受注ベースではないことも考慮に入れなければなりません。

昨今の半導体不足により、大幅に納期が遅れ、多くの車種で受注停止という異常事態が発生しています。いくら人気を集めたクルマでも、納車可能な状態にならないと販売台数にはカウントされないのです。

【プロ直伝】SUVの選び方

新車のSUVを買おうとされている方で、「これが欲しい!」とすでにお目当てがあれば、迷うことなくお買い求めいただければと思います。現在販売中のSUVはどれもイイクルマです。一長一短もありますが、技術の進化で基本性能はどれも高いので、あらさがしするかのように比べまくって購入し、あとから細かいところを指摘して「こんなはずじゃなかった」とぼやくより、気に入ったクルマを買って乗るほうが幸せだと思います。

筆者としては、尋ねられればクルマの一長一短をお話することはしますが、欲しいクルマが決まっている方に、あれこれ口出ししたくない派です。

ただ、ちょっと注意してほしいのが、欲しいと思っているクルマが近いうちにモデルチェンジをしないかどうかという点です。次期新型や改良モデルがでることがわかっていながら、現行モデルが欲しくて買うのと、知らずに買って納車後すぐにモデルチェンジしてしまうのとには、精神衛生面に雲泥の差がありますね。

この記事では、近々モデルチェンジする濃厚なうわさやリーク情報が出ているSUVや、まったくの新型車デビューの予想を後半で記述していますので、チェックしてみてください。

気になるのは納期と受注停止。特にハイブリッド車は納期が遅かったり、受注停止になっているモデルが目立っています。本記事後半に、当執筆時点ではありますがSUV全車種の納期・受注停止状況を掲載していますので、参考になさってください(受注状況の変化は激しいため、あくまで参考までとしてください。最新情報はディーラーへご確認を)

「特に欲しいクルマが決まっていないけど、新車のSUVに乗りたい」という方は、次の項をご覧ください。筆者流のアドバイスをいたします。

SUVは「価格」と「ボディサイズ」の2点で選ぶ

まずは予算が第一です。下取りの有無、買い方の違いなど個々の状況は変わりますが、まずは予算を決めて、その予算で買えるSUVをピックアップしましょう。

SUVの車種数は国産新車だけでも43車種(2022年末時点で販売中の車種)もあります。予算内で買えるSUVを複数ピックアップすることができるでしょう。このあとの項の「国産SUV全車種を安い順にランキング」で、新車SUV全43車種の車両価格を、最安価グレードと最上級グレード、その2つの中間価格の3点をランキング形式で一覧表にしていますので、ご参考にどうぞご覧ください。

予算内で買えるSUVをピックアップしたら、次はボディサイズです。多種多様なSUV、ボディサイズも多種多様です。SUVを選ぶとき、まずチェックしたいボディサイズは「全長」。全長の違いは、取り回しのしやすさに直結します。全幅も当然取り回しの良し悪しに大きな影響を与えますが、全長と全幅の関係性はだいたい似たようなものですので、まずは全長主体で比較したほうが、選びやすくなるでしょう。なお、駐車場や自宅周辺道路の幅員で全幅が全長より優先される状況かどうかはご確認ください。

このあとの項で、取り回しが楽なSUVを全長ベースでランキング、また、立体駐車場にクルマを駐める方のために、車高の低い順のランキングも掲載していますので、どうぞご確認ください。

価格とボディサイズが決まれば、あとは内外装デザインの好みで買いたいクルマの候補を絞り込んでいきましょう。

それでも「決められない!」というあなたのために、本記事後半で「迷ったらこのSUVを選べ!」でジャンル別に筆者が厳選したSUVを紹介していますので、参考にしてください。

【価格から選ぶSUV】安いSUVランキングTop10

日常の足がメインの使い方でSUVに乗るなら、最も価格の安いグレードを選んでもそんなに不都合はないでしょう。昭和・平成初期の最安価グレードは相当に装備が簡素化されたものですが、最近のはそこまで貧しい思いをしなくても済むモデルがたくさんあります。

最廉価グレードでランキング

順位メーカー車名 最安グレード価格
1ダイハツタフトダイハツ_タフト1,320,000
2スズキハスラースズキ_ハスラー1,431,100
3スズキジムニー (軽)スズキ_ジムニー1,555,400
4ダイハツロッキーダイハツ ロッキー1,677,000
5トヨタライズトヨタ_ライズ1,717,000
6スバルレックススバル_レックス1,820,000
7スズキクロスビースズキ_クロスビー1,840,300
8スズキジムニー シエラスズキ_ジムニーシエラ_4代目_JB74型1,863,400
9トヨタヤリスクロストヨタ_ヤリス クロス1,896,000
10マツダCX-3マツダ_CX-31,925,000

 

「良品廉価」をモットーに開発するダイハツ、さすがです。総合トップにタフト、登録車トップ・総合3位にロッキーがランクインしました。そしてやはり、軽自動車は庶民の味方ですね。ただ、あと30〜40万円出すと登録車のコンパクトSUVにも手が届きます。これも選択肢が増えていいですね。

最廉価グレードのランキングだけでは、ちょっと判断が難しいという方のために、各SUVのグレードの最安価格から最高価格の中間価格でランキングしてみました。

各SUVのグレードの中間価格で安い順にランキング

順位メーカー車名 中間価格
1ダイハツタフトダイハツ_タフト1,562,000
2スズキハスラースズキ_ハスラー1,624,150
3スズキジムニー (軽)スズキ_ジムニー1,729,200
4スズキジムニー シエラスズキ_ジムニーシエラ_4代目_JB74型1,973,950
5スバルレックススバル_レックス1,995,550
6ダイハツロッキーダイハツ ロッキー2,027,450
7トヨタライズトヨタ_ライズ2,027,500
8スズキクロスビースズキ_クロスビー2,064,700
9トヨタヤリスクロストヨタ_ヤリス クロス2,416,000
10三菱RVR三菱 RVR2,455,750

 

ランキングの顔ぶれは、10位を除くと一緒でした。CX-3が落ちたのは、マツダ車は基本的にどの車種も最安グレードから最上級グレードまでの価格の開きが大きい(CX-3の最上級グレードは、3,289,000円)ものです。

せっかく全SUVの価格を調べたので、国産SUV全車種を安い順に一覧表にまとめて共有します。最安グレードと最上級グレードの価格と中間価格の一覧です。SUVを予算から選ぶときの参考にどうぞ。

国産SUV全車種を安い順にランキング

※最安グレード価格を昇順でランキング。生産終了モデルを除く2022年12月末販売中(受注停止を含む)全車種を掲載。

順位メーカー車名価格(最安)価格(最上級)中間価格
1ダイハツタフト1,320,0001,804,0001,562,000
2スズキハスラー1,431,1001,817,2001,624,150
3スズキジムニー (軽)1,555,4001,903,0001,729,200
4スズキジムニー シエラ1,863,4002,084,5001,973,950
5スバルレックス1,820,0002,171,1001,995,550
6ダイハツロッキー1,677,0002,377,9002,027,450
7トヨタライズ1,717,0002,338,0002,027,500
8スズキクロスビー1,840,3002,289,1002,064,700
9トヨタヤリスクロス1,896,0002,936,0002,416,000
10三菱RVR2,306,7002,604,8002,455,750
11スバルXV2,200,0002,959,0002,579,500
12トヨタカローラクロス1,999,0003,199,0002,599,000
13マツダCX-31,925,0003,289,0002,607,000
14トヨタC-HR2,392,0003,155,5002,773,750
15ホンダヴェゼル2,279,2003,298,9002,789,050
16マツダMX-302,640,0002,997,5002,818,750
17スズキエスクード2,970,0002,970,0002,970,000
18日産キックス2,798,4003,185,6002,992,000
19マツダCX-302,458,5003,915,9803,187,240
20スバルフォレスター2,992,0003,630,0003,311,000
21マツダCX-52,766,5004,170,1003,468,300
22ホンダZR-V2,949,1004,119,5003,534,300
23三菱エクリプスクロス2,542,1004,650,8003,596,450
24マツダCX-82,994,2005,058,9004,026,550
25日産エクストレイル (新型)3,198,8005,046,8004,122,800
26スバルレガシィ アウトバック4,147,0004,290,0004,218,500
27トヨタRAV42,938,0005,633,0004,285,500
28トヨタランドクルーザー プラド3,676,0005,543,0004,609,500
29マツダCX-602,992,0006,264,5004,628,250
30トヨタハリアー3,128,0006,200,0004,664,000
31マツダMX-30 EV4,510,0005,016,0004,763,000
32レクサスUX4,003,0005,533,0004,768,000
33三菱アウトランダー4,841,1005,705,7005,273,400
34トヨタクラウン クロスオーバー4,350,0006,400,0005,375,000
35レクサスNX4,550,0007,535,0006,042,500
36レクサスUX300e5,800,0006,350,0006,075,000
37日産アリア5,390,0006,890,0006,140,000
38スバルソルテラ5,940,0006,820,0006,380,000
39トヨタランドクルーザー (300)5,100,0008,000,0006,550,000
40レクサスRX6,640,0009,000,0007,820,000
41レクサスLX12,500,00018,000,00015,250,000
42トヨタbZ4Xリース専売リース専売リース専売

【取り回しが楽なSUV】全長が短いSUVランキング

前述しましたが、SUV選びの2大ポイントのうちの1つがボディサイズ。その中でも、全長はSUV選びのカギとなります。

参考として、小回り性のものさしとなる最小回転半径も全長とともに掲載しています。ただ、最小回転半径の数値は、ハイドルをめいっぱい切って旋回したとき最も車両の外側になるタイヤの中心が描く弧の半径となるため、例えばオーバーハング(タイヤの中心から外側にはみ出した部分。バンパーなど)が長いと、最小回転半径が小さくても取り回しがしにくいクルマがあります。また、シートの着座位置やピラー(柱)の位置、ボンネットの高さや形状などにより、見切りの良し悪しも取り回しの楽さ加減に大きな影響を与えます。

取り回し性のチェックは、数字だけでなくディーラーで試乗しての確認もあわせて行ってください。

全長が短いSUVランキングTOP12

概ね、全長4,300mm以下がコンパクトSUVに分類されることが多いため、本記事でもそうしています。軽SUVとコンパクトSUVを全長が短い順にランキングすると次のようになりました。

順位 メーカー車名全長(mm)最小回転
半径(m)
1スズキ_ハスラースズキハスラー3,3954.6
1ダイハツ_タフトダイハツタフト3,3954.8
1スズキ_ジムニースズキジムニー (軽)3,3954.8
4スズキ_ジムニーシエラ_4代目_JB74型スズキジムニー シエラ3,5504.9
5スズキ_クロスビースズキクロスビー3,7604.7
6トヨタ_ライズトヨタライズ3,9954.9
6ダイハツ ロッキーダイハツロッキー3,9954.9
6スバル_レックススバルレックス3,9954.9
9スズキ_エスクード ハイブリッドスズキエスクード (*)4,1755.2
10トヨタ_ヤリス クロストヨタヤリスクロス4,1805.3
11マツダ_CX-3マツダCX-34,2755.3
12日産_キックス日産キックス4,2905.1

(*)エスクードはグレードにより全長4,200mmとなる。

言わずもがなですが、軽自動車がトップです。全長4,300mを超えると全車3ナンバーとなり、ひと回りボディが大きくなります。ちなみに13位は、ホンダ ヴェゼル、全長4,330mmで3ナンバー車でした。

SUV全長の短い順&価格一覧表

前述でお伝えしたSUVの選び方では、価格と全長がポイントとお伝えしました。そこで、全長と価格の関係性がわかるようにSUV全車種を一覧にまとめました。

SUV順位:SUVのみの販売台数順位(2022年1〜12月)
価格:最安価グレードと最上級グレードの価格と、その中間の価格。

SUV
順位
メーカー車名全長価格(最安)価格(最上級)中間価格
3スズキハスラー3,3951,431,1001,817,2001,624,150
5ダイハツタフト3,3951,320,0001,804,0001,562,000
7スズキジムニー (軽)3,3951,555,4001,903,0001,729,200
16スズキジムニー シエラ3,5501,863,4002,084,5001,973,950
21スズキクロスビー3,7601,840,3002,289,1002,064,700
1トヨタライズ3,9951,717,0002,338,0002,027,500
13ダイハツロッキー3,9951,677,0002,377,9002,027,450
41スバルレックス3,9951,820,0002,171,1001,995,550
37スズキエスクード4,1752,970,0002,970,0002,970,000
2トヨタヤリスクロス4,1801,896,0002,936,0002,416,000
27マツダCX-34,2751,925,0003,289,0002,607,000
14日産キックス4,2902,798,4003,185,6002,992,000
6ホンダヴェゼル4,3302,279,2003,298,9002,789,050
38三菱RVR4,3652,306,7002,604,8002,455,750
23トヨタC-HR4,3852,392,0003,155,5002,773,750
18マツダCX-304,3952,458,5003,915,9803,187,240
35マツダMX-304,3952,640,0002,997,5002,818,750
43マツダMX-30 EV4,3954,510,0005,016,0004,763,000
19スバルXV4,4852,200,0002,959,0002,579,500
4トヨタカローラクロス4,4901,999,0003,199,0002,599,000
32レクサスUX4,4954,003,0005,533,0004,768,000
40レクサスUX300e4,4955,800,0006,350,0006,075,000
28三菱エクリプスクロス4,5452,542,1004,650,8003,596,450
-ホンダZR-V4,5702,949,1004,119,5003,534,300
9マツダCX-54,5752,766,5004,170,1003,468,300
34日産アリア4,5955,390,0006,890,0006,140,000
10トヨタRAV44,6002,938,0005,633,0004,285,500
12スバルフォレスター4,6402,992,0003,630,0003,311,000
15日産エクストレイル (新型)4,6603,198,8005,046,8004,122,800
22レクサスNX4,6604,550,0007,535,0006,042,500
39トヨタbZ4X4,690リース専売リース専売リース専売
42スバルソルテラ4,6905,940,0006,820,0006,380,000
17三菱アウトランダー4,7104,841,1005,705,7005,273,400
8トヨタハリアー4,7403,128,0006,200,0004,664,000
31マツダCX-604,7402,992,0006,264,5004,628,250
11トヨタランドクルーザー プラド4,8253,676,0005,543,0004,609,500
25スバルレガシィ アウトバック4,8704,147,0004,290,0004,218,500
29レクサスRX4,8906,640,0009,000,0007,820,000
20マツダCX-84,9252,994,2005,058,9004,026,550
26トヨタクラウン クロスオーバー4,9304,350,0006,400,0005,375,000
33トヨタランドクルーザー (300)4,9505,100,0008,000,0006,550,000
36レクサスLX5,10012,500,00018,000,00015,250,000
24トヨタハイラックス5,3203,527,0004,312,0003,919,500

 

【大きいSUV】全長が長いSUVランキングTop10

「大きいSUVが欲しい」という方も少なくありません。新車国産SUVで全長が長い10台をランキングしました。前述の一覧表の逆にしただけですが、ご参考にどうぞ。

順位 メーカー車名全長
1レクサス_LXレクサスLX5,100
2トヨタ_ランドクルーザートヨタランドクルーザー (300)4,950
2トヨタ_クラウン クロスオーバートヨタクラウン クロスオーバー4,930
2マツダ_CX-8マツダCX-84,925
2レクサス_RXレクサスRX4,890
2スバル_レガシィ アウトバックスバルレガシィ アウトバック4,870
2トヨタ_ランドクルーザー プラドトヨタランドクルーザー プラド4,825
2トヨタ_ハリアートヨタハリアー4,740
2マツダ_CX-60_PHEVマツダCX-604,740
2三菱_アウトランダー三菱アウトランダー4,710

【立体駐車場に入るSUV】車高が低いSUVランキング

最近の立体駐車場は、車高が高いSUVも入庫可能なところが増えてきていますが、まだまだ立体駐車場の高さ制限は、1,550mmとなっています。自動車メーカーも新型車を開発するときに、立体駐車場に入るように1,550mm以下に押さえて設計することがあります。

2022年末時点で販売中の国産SUVのうち、全高1,550mm以下のものをピックアップしランキング形式にまとめました。

順位 メーカー車名車高(mm)
1マツダ_CX-30マツダCX-301,540
1レクサス_UX プロトタイプ FsportレクサスUX1,540
1レクサス_UX300eレクサスUX300e1,540
1トヨタ_クラウン クロスオーバートヨタクラウン クロスオーバー1,540
2マツダ_CX-3マツダCX-31,550
2トヨタ_C-HRトヨタC-HR1,550
2マツダ_MX-30マツダMX-301,550

 

立体駐車場に入るSUVは全7モデルで、車高は1,540mmか1,550mmとなっていました。

なお、2022年中に販売されていたスバル XVも車高が1,550mmでしたが、2023年にフルモデルチェンジして車名がクロストレックに変わり、XVは在庫販売のみ(本記事執筆時点)となり、車高が1,570mmになってしまったため除外しています。

次に、逆に車高が高いSUVをランキングします。

【背の高いSUV】車高1,700mm以上のSUVのランキング

※全高2は、複数の車高が同一車種にあった場合の高い方の車高。

順位メーカー車名全高全高_2
1トヨタランドクルーザー (300)1,9801,990
2レクサスLX1,8851,895
3トヨタランドクルーザー プラド1,8351,850
4トヨタハイラックス1,8001,840
5三菱アウトランダー1,7401,745
6スズキジムニー シエラ1,730
7マツダCX-81,730
8スズキジムニー (軽)1,725
9日産エクストレイル1,720
10スバルフォレスター1,7151,730
11スズキクロスビー1,705
12レクサスRX1,7001,705

 

コンパクトSUVのクロスビーが1,700mmを超えていたのですね。

【燃費で選ぶSUV】燃費がいい・燃費が悪いSUVランキング

2022年末時点で販売中の国産SUV全車種の燃費(WLTCモード)をランキングしました(EV除く)。燃費の良い車種から順に表示しています。表を逆から見ると、燃費が悪いSUVランキングになります。各車種、燃費が最も良いグレードの数値でランキングし、参考として燃費数値が最低のものを付けています。多くのモデルでガソリン車とハイブリッド車をラインナップしていますので、燃費に開きがあります。

燃費がいいSUVランキングTop10

※最も燃費が良いグレードを抽出してランキング

順位 メーカー車名燃費(km/L)
1トヨタ_ヤリス クロストヨタヤリスクロス30.2
1ダイハツ ロッキーダイハツロッキー28.0
3トヨタ_ライズトヨタライズ28.0
4トヨタ_カローラ クロストヨタカローラクロス26.2
5トヨタ_C-HRトヨタC-HR25.8
6スズキ_ハスラースズキハスラー25.0
6ホンダ_ヴェゼル_2代目ホンダヴェゼル25.0
8スバル_レックススバルレックス24.6
9マツダ_CX-3マツダCX-323.2
10日産_キックス日産キックス23.0

 

ヤリス クロスがなんと30km/L超えです。デビュー時にも話題になりましたね。ロッキーとライズ、レックスは同一車種で、レックスはガソリン車のみ、ロッキーとライズはハイブリッド車もラインナップとなっています。このハイブリッドは、ダイハツが開発したシリーズ式ハイブリッド(エンジンは発電専用で100%モーター駆動)で、ヤリス クロスのシリーズパラレル式ハイブリッド(2つのモーターで駆動と発電、エンジンは発電と駆動の両方)とは方式が異なります。

燃費が悪いSUVランキング

ここでは、2022年1〜12月に販売されたSUV全車種(生産終了とEVを除く)を、燃費の悪い順にランキングしています。ここでのランキングの燃費も最も燃費がいいグレードを抽出していますが、参考として各車種最も燃費が悪いグレードの数値もあわせて掲載します。なお、ハイブリッド車とガソリン車、ディーゼル車とわけていませんので、同一車種内で両方ある場合は、必然的に最良燃費がハイブリッド車もしくはディーゼル車、最低燃費がガソリン車となります。

順位メーカー車名燃費(最良)燃費(最低)
38レクサスLX8.18.0
37トヨタランドクルーザー (300)9.77.9
36トヨタランドクルーザー プラド11.28.3
35トヨタハイラックス11.711.7
34スバルレガシィ アウトバック13.013.0
33三菱エクリプスクロス13.412.4
32スバルフォレスター14.013.6
31マツダCX-514.613.0
29スバルXV15.013.3
29三菱RVR15.014.4
28スズキジムニー シエラ15.414.3
27マツダMX-3015.615.1
26マツダCX-815.811.6
24三菱アウトランダー16.616.2
24スズキジムニー (軽)16.614.3
23スズキクロスビー18.217.0
22マツダCX-3018.515.5
21レクサスRX18.811.2
20スズキエスクード19.619.6
19日産エクストレイル19.718.3
18マツダCX-6021.121.0
16トヨタRAV421.415.2
16ダイハツタフト21.421.1
15ホンダZR-V22.113.9
14レクサスNX22.211.7
13トヨタハリアー22.314.7
12トヨタクラウン クロスオーバー22.415.7
11レクサスUX22.816.4
10日産キックス23.019.2
9マツダCX-323.215.7
8スバルレックス24.623.6
6ホンダヴェゼル25.015.6
6スズキハスラー25.020.8
5トヨタC-HR25.814.3
4トヨタカローラクロス26.214.4
2トヨタライズ28.017.4
2ダイハツロッキー28.017.4
1トヨタヤリスクロス30.217.6

 

【プロがおすすめするSUV】迷ったらこのクルマ!

本記事もそうですが、世の中にあふれかえるSUV選びの情報に迷い彷徨えるあなたに、筆者が独断と偏見によるおすすめのSUVを分類別に選んでアドバイスさせていただきます。

【軽SUV】迷ったらこのクルマ!
長い納期でもじっと待てるなら『スズキ ジムニー』

スズキ_ジムニー

納期は1年以上と長いですが、軽もEVへシフトしていくのが確実となったのなら、現行モデルは最後の純ガソリン車となります。熟成が重ねられたJB64ジムニーは、多くのモータージャーナリストもお墨付きを与えています。

「オフロードを走らないよ」という方もジムニーを買っています。街乗りで乗ってもそのデザイン性の高さは唯一無二のもの。リセールバリューも高いですし、買って損はありません。

ただ、「ジムニーじゃ後席が狭いよ」という方は、スズキ ハスラーをどうぞ。トールワゴンとしても使えます。丸目でかわいらしさもありますが、四輪駆動システムはしっかりと装備。悪路も得意です。

スズキ_ジムニーシエラ_4代目_JB74型

ジムニー シエラ

軽のジムニーと同じ基本構造で、1.5Lガソリンエンジンを積む『ジムニー シエラ』も同様におすすめです。

 

【コンパクトSUV】SUVトップの低燃費で走りもいい
『トヨタ ヤリス クロス ハイブリッド』

トヨタ_ヤリス クロス

コンパクトSUVの販売台数トップは、トヨタ ライズ、3位がライズのOEM元となるダイハツ ロッキー。販売シェアで見れば、ライズとロッキーが売れています。売れているものはいい、というのは正義ですが、環境に優しいクルマを選ぶのが正義のような世間の風潮もありますので、SUV選びで悩むならハイブリッド車を選びたいですね。新車価格はハイブリッド車のほうが高いですが、リセールバリューはハイブリッド車のほうがいいですし、購入後の給油回数の少なさは精神衛生上もいいものです。

ライズ/ロッキーにもハイブリッド車がありますが、ヤリス クロスのハイブリッドシステムとは異なるものを採用しています。ライズ/ロッキーのハイブリッドシステムは、ダイハツが開発した『e-SMART HYBRID』と名付けられたもので、エンジンは発電専用となり100%モーターで駆動するシリーズハイブリッド方式となっています。

ヤリス クロスのハイブリッドシステムは、トヨタ式とも呼ばれるシリーズパラレル方式で、2つのモーターとエンジンで、走行状況に応じて最も効率がよくなるようにモーター駆動とエンジン駆動の割合をリアルタイムに変えていくものとなっています。

走りの質感は、筆者が乗った感じでは、ヤリス クロスのほうが上でした。e-SMART HYBRIDは、発電時のエンジン音がちょっと耳障りで、走行速度とエンジン回転数が合っていないことが結構あって気になりました。このあたりの感じ方は個人差が大きいところですが。ディーラーの人の話では、軽から乗り換えた人は、e-SMART HYBRIDのほうが静かで滑らかに走ると感じる方が多い、と言っていました。

なお、ガソリン車とハイブリッド車の販売比率は、ライズが約60%、ヤリス クロスが約75%となっているようです。いずれもハイブリッド車が過半数を占めていますが、ライズのほうがハイブリッド比率が低くなっています。これは、ライズが車両価格の違いの影響を受けやすいと言えますが、走りの質を比較した人が、結果ガソリン車を選んだという背景がまったくなかった、とは言えないような気がしています。

そんなこんなで、筆者がおすすめするコンパクトSUVは、トヨタ ヤリス クロスです。

【ミドルSUV】全方位でクラスを超えた高い質感
『ホンダ ヴェゼル e:HEV』

ホンダ_ヴェゼル_2代目

2代目ヴェゼルの画像を初めて見たとき「なんだこれは?」と思ったのは筆者だけじゃなかったようです。SNSでも騒然となり「#cxハリアー」などというハッシュタグが付けられて拡散されていました。しかし、実車を見ると納得のかっこよさ。高級感ある外装に、シビックに採用されていたモダンでリビングのような室内は、クラスを超えた質感がありました。ハイブリッド『e:HEV』は、ホンダらしい気持ちのいい走りを見せました。エアコンの吹出し口に設置された『そよ風アウトレット』は、顔や体に直接風が当たらないような機能を持っていて、実に快適。

本記事執筆時点で筆者がディーラーに問い合わせたところ、上級グレードの『e:HEV Z』が受注停止となっていました。もう1つのハイブリッド車グレード『e:HEV X』は受注可能(2代目デビュー当初に設定されていた『Play』はラインナップから落ちていました)。Zとの価格差は、239,800円(FF・4WD)、装備差は安全系の『ブラインドスポットインフォメーション』、エクステリアではLEDシーケンシャルウィンカー(フロント)、クリアブラック塗装のバンパーガーニッシュ、18インチホイール(Xは16インチ)、インテリアでは本皮巻ステアリングホイール、前席シートヒーターなどとなっています。こうやって書き出すと、Zのお買い得感が出ますね。この先、半導体不足状況が改善されて受注再開されるとは思いますが、ちょっと待ってもいいかもしれません。

「ヴェゼルもいいけど、カローラ クロスも気になっている」という方、燃費の良さを求めるなら、カローラ クロスがおすすめです。SUVでも走りの楽しさを感じたい方は、ヴェゼルがおすすめ。ハイブリッドの燃費だけを比較すると、カローラ クロスに軍配が上がります。しかし現在、カローラ クロス ハイブリッドは受注停止中。おそらく予想されている年内のマイナーチェンジで販売再開されるかと思います。

【アッパーミドルSUV】災害対策にも使える頼もしい走りの
『三菱 アウトランダー』

三菱_アウトランダー

各メーカーの主力車種が出揃うアッパーミドルクラス。どれを選んでも問題ないですが、このクラスは消去法でいきます。まず、現在受注停止中のモデルは外します。次に、筆者が好む言葉「最新こそ最良」、ということで現行モデルの発売から2年以上のクルマは落とします。

この時点で残った車種は、レクサス NX、マツダ CX-60、三菱 アウトランダーの3車種。この中で筆者が個人的におすすめしたい車種と、今の時勢にマッチしておりかつ、数多くの専門家も良い評価を与えている点が合致したのは、三菱 アウトランダーでした。

今の時勢とは、EVシフトだったり、災害対策だったり。アウトランダーはEV走行も可能なPHEVで、日常生活の範囲内ならほとんどガソリンを使わずに済みます。また、V2H(クルマから家へ給電できるシステム)を備えており、自治体も災害対策の一貫としてアウトランダーを導入しているところがたくさんあります。

アウトランダーは、クルマとしての基本性能はとても高く、オンロードでもオフロードでも高い性能を誇っています。

ちなみに、受注停止でなければ、日産 エクストレイルを推していました。

【ラージSUV】グローバルで高い評価を受ける安定の
『スバル レガシィ アウトバック』

スバル_レガシィ アウトバック

国産ラージSUVのうち、受注停止中をはじめとする通常の注文ができない車種を外すと、トヨタはクラウン クロスオーバーとハイラックス、マツダ CX-8、スバル レガシィ アウトバックの4モデルとなりました。

クラウン クロスオーバーは人気を集めていますし、いいクルマですがSUVらしさでいうと、車名のとおりどちらかといえばセダンから派生したクロスオーバーでちょっと弱さがあります。ハイラックスもいいですが、ピックアップトラックという乗る人を選ぶボティタイプです。マツダ CX-8もいいクルマですが、近々後継車となるCX-80の発売が予定されていますので、おすすめの1番目に推すのはちょっと忍びない……というわけで、これも消去法となってしまいましたが、堂々と残ったのは『スバル レガシィ アウトバック』でした。

ただ消去法でなくても、レガシィ アウトバックがおすすめの筆頭になるか、ならなくても最終判断まで残る1台となっていましたね。

レガシィ アウトバックの現行モデルは6代目、日本市場発売は2021年3月でした。6代目は、よりたくましいタフなデザインと高級感をとても上手に融合させたデザインになりました。高度運転支援システム『アイサイトX』を標準装備、2代目レヴォーグから採用された、ダウンサイジングターボの水平対向1.8Lに、8速MTモードがつ いたCVTを組み合わせて、走りの質感も高くなりました。

価格もラージSUVにしては安いクラスの400万円前半というのもおすすめの理由です。

【3列シート・7人乗りSUV】実用的な3列目を望むなら一択!『マツダ CX-8』

マツダ_CX-8

3列シートSUVの3列目シートは、そのボディ形状からしてどうしてもせまくなりがちです。大人6、7人の乗車が多い方は、SUVよりミニバンを選んだほうが幸せになれます。3列目シートは緊急用と割り切るか、チャイルドシートがいらない子どもしか乗せない、という使い方がおすすめです。実際に、その使い方を目的として3列シートSUVを購入される方がたくさんいます。

そんな3列シートSUVですが、実用性の高いおすすめが1台あります!それは、マツダ CX-8。CX-8は、全長4,925mmという国産SUVで第4位の長さがあります。マツダはミニバン市場から撤退した後、3列シート車はSUVが担うとし、大人が3列目シートに座っても快適に過ごせるように開発しています。

ほとんどの3列シートSUVの3列目シートは、座面が小さく作られ、着座位置が座面がフロアに近い低いものとなり、体育座りのような格好をして座ることになります。2列目シートに比べると大きな格差があり、長時間座るのは困難です。この点、CX-8の3列目シートは、座面・背面ともにしっかりと大きさがあり、座面の高さも確保されています。身長180cmの筆者も苦痛を強いられずに座ることができます。

ただ、2列目シートの快適さが3列目シートにもそのまま与えられているわけではありませんので、ロングドライブは厳しいですね。しかし、ほかの3列シートSUV車の3列目シートが、1時間も座っていられないようなものであることを考えるとずいぶんと立派で快適です。実用性が高い3列シートSUVは、CX-8一択である、と筆者は考えています。

トヨタ_ランドクルーザー

トヨタ ランドクルーザー

おっと、「ランドクルーザーがあるじゃないか!」という指摘の声が聞こえてきました。そうですね、全長・全高ともにトップクラスのランクル、そしてベースがランクルのレクサス LXもありますね。確かに、ミドルSUV、アッパーミドルSUVの3列シート車に比べると特に室内高部分では余裕があり、3列目シートの空間は広くなります。ただ、これもやはり座面とフロアの高さに開きがなく、体育座り的な座り方になってしまうのは否めません。開発コンセプトが、CX-8のようにミニバンの代わりとなる3列シートSUVという考え方ではないこともあり、3列目シートの居住性の高さはそこまで追求されていません。

ランクルの開発コンセプトの一つに「生きて帰ってこれるクルマ」というものがあります。ランクルは、乗員の命を預けて過酷な道路を走り抜くことが求められており、世界中から高い信頼を寄せたSUVですしね。

三菱_アウトランダー

三菱 アウトランダー

アウトランダーも比較的3列目シートの居住性がいいSUVです。ただ、このクルマも頻繁に長時間3列目シートを使うことを想定したつくりになっていません。ちょい乗りで3列目シートを使うことが多い、というカーライフスタイルなら、ちょうどいい選択肢になるでしょう。

【見栄が張れる、高コスパなSUV】同一車種価格差ランキング

概ねどのクルマも、高いグレードのほうがよく売れています。したがって、最廉価グレードを買っても、高いクルマを買ったように見せることができるという、見栄を張りやすいクルマが存在します。まぁ、見る人が見れば、外装のわずかなデザインの違いで見抜いてしまいますが。

最近のクルマは最安価グレードを買っても、それほど貧しい思いをせずに乗れるような装備設定となってきています。こういった角度でSUVを選んでみるのも参考になるのではないでしょうか?2022年末時点で販売中のSUV(受注停止含む)全車種を対象に、最廉価グレードと最上級グレードの価格差をランキング形式で掲載します。

同一車種価格差ランキング一覧

順位メーカー車名価格差価格(最安)価格(最上級)
1レクサスLX5,500,00012,500,00018,000,000
2マツダCX-603,272,5002,992,0006,264,500
3トヨタハリアー3,072,0003,128,0006,200,000
4レクサスNX2,985,0004,550,0007,535,000
5トヨタランドクルーザー (300)2,900,0005,100,0008,000,000
6トヨタRAV42,695,0002,938,0005,633,000
7レクサスRX2,360,0006,640,0009,000,000
8三菱エクリプスクロス2,108,7002,542,1004,650,800
9マツダCX-82,064,7002,994,2005,058,900
10トヨタクラウン クロスオーバー2,050,0004,350,0006,400,000
11トヨタランドクルーザー プラド1,867,0003,676,0005,543,000
12日産エクストレイル (新型)1,848,0003,198,8005,046,800
13レクサスUX1,530,0004,003,0005,533,000
14日産アリア1,500,0005,390,0006,890,000
15マツダCX-301,457,4802,458,5003,915,980
16マツダCX-51,403,6002,766,5004,170,100
17マツダCX-31,364,0001,925,0003,289,000
18トヨタカローラクロス1,200,0001,999,0003,199,000
19ホンダZR-V1,170,4002,949,1004,119,500
20トヨタヤリスクロス1,040,0001,896,0002,936,000
21ホンダヴェゼル1,019,7002,279,2003,298,900
22スバルソルテラ880,0005,940,0006,820,000
23三菱アウトランダー864,6004,841,1005,705,700
24トヨタハイラックス785,0003,527,0004,312,000
25トヨタC-HR763,5002,392,0003,155,500
26スバルXV759,0002,200,0002,959,000
27ダイハツロッキー700,9001,677,0002,377,900
28スバルフォレスター638,0002,992,0003,630,000
29トヨタライズ621,0001,717,0002,338,000
30レクサスUX300e550,0005,800,0006,350,000
31マツダMX-30 EV506,0004,510,0005,016,000
32ダイハツタフト484,0001,320,0001,804,000
33スズキクロスビー448,8001,840,3002,289,100
34日産キックス387,2002,798,4003,185,600
35スズキハスラー386,1001,431,1001,817,200
36マツダMX-30357,5002,640,0002,997,500
37スバルレックス351,1001,820,0002,171,100
38スズキジムニー (軽)347,6001,555,4001,903,000
39三菱RVR298,1002,306,7002,604,800
40スズキジムニー シエラ221,1001,863,4002,084,500
41スバルレガシィ アウトバック143,0004,147,0004,290,000
42スズキエスクード02,970,0002,970,000

 

【最新】SUV納期・受注停止状況一覧

あいかわらず受注停止中の車種が多い状況です。トヨタ、日産のハイブリッド車は壊滅状態、ダイハツが製造するハイブリッド(トヨタ ライズ、ダイハツ ロッキー)は納期が長いものの受注継続中です。

※2023年3月5日時点での情報。国産車を対象にディーラーへ電話調査。

レクサス

LX受注停止
RX1〜2年以上。一般販売と抽選販売。
NX最近受注再開。3〜4ヵ月、半年以上。ガソリンのほうが遅い。
UX半年以上。300eは予約受付中、納期1〜2ヵ月。

 

トヨタ

車名納期・受注停止状況
bZ4X納期4〜5ヵ月
C-HRハイブリッド受注停止
RAV4受注停止(近日中一部改良のため)
カローラクロスハイブリッド受注停止(年内に予想されているマイナーチェンジチェンジモデル発売まで受注停止か)
クラウン クロスオーバー納期10ヵ月〜1年
ハリアーZ・Zレザーパッケージ受注停止
ヤリスクロスハイブリッド受注停止
ライズ納期ガソリン半年、ハイブリッド10ヵ 月
ランドクルーザー (300)受注停止
ランドクルーザー プラド受注停止(年内に予想されているフルモデルチェンジ次期新型の発売まで受注停止か)

 

ホンダ

車名納期・受注停止状況
ZR-V納期1年以上。近いうちに受注停止となる可能性ありとディーラー営業担当が話す。
ヴェゼルハイブリッドはZが受注停止、Xは納期1年以上。ガソリン1年以上。

 

日産

車名納期・受注停止状況
エクストレイル受注停止
キックス受注停止
アリアB6 2WD受注停止、その他大幅納期遅れ

 

スズキ

車名納期・受注停止状況
クロスビー納期2〜3ヵ月
ジムニー (軽)納期1〜2年
ジムニー シエラ納期1〜2年
ハスラー3ヵ月〜半年

 

ダイハツ

車名納期・受注停止状況
タフト納期3ヵ月ほど
ロッキー納期半年以内。早くなってきている。

 

マツダ

車名納期・受注停止状況
CX-3納期3〜4ヵ月
CX-30納期3〜4ヵ月
CX-5納期3〜4ヵ月
CX-60納期3〜4ヵ月
CX-8納期3〜4ヵ月
MX-30納期3〜4ヵ月

 

スバル

車名納期・受注停止状況
XV納期2〜3ヵ月(XV後継新型クロストレックの納期)
ソルテラ3ヵ月以上
フォレスターハイブリッド3ヵ月以上、ガソリン2〜3ヵ月
レガシィ アウトバック納期2〜3ヵ月

 

三菱

車名納期・受注停止状況
アウトランダー納期半年以上
エクリプスクロス納期3〜4ヵ月

2022年に新型デビュー・フルモデルチェンジ・生産終了したSUV

昨年デビューした新型のSUV、フルモデルチェンジを受けたSUV、生産を終了したSUVを一覧にまとめました。

【新型】日産 アリア 2022年1月発売

日産_アリア

【新型】トヨタ bZ4x 2022年5月発売。リース専売モデル

 

トヨタ_bZ4x

【新型】スバル ソルテラ 2022年5月発売

スバル_ソルテラ

【フルモデルチェンジ】日産 エクストレイル 2022年7月発売

日産_エクストレイル

【フルモデルチェンジ】スバル XV → クロストレック 2022年9月ワールドプレミア、12月日本仕様価格発表。フルモデルチェンジでグローバル車名の『クロストレック』に変更

【新型】トヨタ クラウン クロスオーバー 2022年10月発売

トヨタ_クラウン クロスオーバー

【新型】スバル レックス 2022年11月発売。レックスの車名は1992年まで生産されていた軽ハッチバックのものが復活。新型レックスは、ダイハツのコンパクトSUV ロッキーのOEM

【再発売】スズキ エスクード 2022年4月再発売

スズキ_エスクード ハイブリッド

【再発売】ホンダ CR-X 2022年8月生産終了

ホンダ_CR-V

【買うのちょっと待ったぁ!】2023~24年にデビューがうわさされる新型SUV

新型車のデビューやモデルチェンジのうわさやリーク情報から、確実度の高そうな新型予想情報をピックアップしました。SUVを買いたい方、ディーラーに「新型出るんだって?」と聞いてみてください。ひょっとすると新型情報を教えてくれるかもしれませんよ。

時期メーカー・車名区分予想概要
最速4月、今冬発表も濃厚12月。レクサス
TX
新型SUVのフルラインナップを目指すレクサス。トヨタ ヤリス クロスがベースのレクサスブランドのエントリーモデルでコンパクトSUVがデビューするらしい。パワートレインは、1.5Lハイブリッドが濃厚とのうわさ。
最速3月、5月発表も濃厚。トヨタ
C-HR
FMCプリウスの派生で登場したC−HRがフルモデルチェンジ。欧州トヨタはすでに2代目を発表。公開されたデザインは、「ハンマーヘッド」と呼ばれるシュモクザメの頭のようなものとなり、新型プリウス同様斬新だと注目を集めている。パワートレインはガソリン車が廃止となり、新型プリウスに搭載される1.8Lか2.0Lとなりそう。
最速9月、11月発表も濃厚。年内発表は確実か。マツダ
CX-80
新型マツダがすでに公表済のラージ商品群のうちの1台。CX-60の3列シート6・7人乗りバージョンでパワートレインも同じか。CX-8の後継車となる可能性大。
最速9月、今秋トヨタ
カローラ クロス
MC2021年9月のデビュー、2年目のお化粧直しか?内外装のデザインを変更して、新色を追加するといった改良になりそう。
最速11月、今冬トヨタ
RAV4
MC現行モデルは2019年4月にフルモデルチェンジ。4年半が経過しての初のマイナーチェンジとなりそう。改良点は内外装デザイン、新色追加といったものか?
最速夏、今冬も濃厚。トヨタ
ランドクルーザー プラド
MC現行モデルは2009年9月のフルモデルチェンジ、2度のマイナーチェンジを経て現在は受注停止中。次期新型はディーゼルハイブリッドを搭載か?14年ぶりのフルモデルチェンジですでに注目が集まっている。
2024年2月以降ホンダ
新型コンパクトSUV
新型フィットのプラットフォームと1.5Lハイブリッド、e:HEVを流用した新型コンパクトSUVがデビューする模様。インドネシアでは、2022年12月にインドネシアで新型コンパクトSUV『WR-V』を生産開始したとホンダが発表している。

人気の中古SUVは?最新中古車市場動向

さまざまな中古車情報Webサイトが人気中古車ランキングを発表しています。それらを横断的に見て、筆者の主観で人気の中古SUVランキング上位5位にまとめてみました。

順位メーカー・車名画像人気の理由・筆者所感
1位スズキ
ジムニー
スズキ_ジムニー元々新車も中古車も大人気。新車はいまだに納期1年以上という状況が中古車市場でも注目を集めている。
2位スズキ
ハスラー
スズキ_ハスラー先代と現行2代目のデザインに大きな違いがなく、クルマに詳しくない人では見分けがつかないということも。維持費が安く乗りやすく、室内も広く、デザインもいいSUVで新車・中古車ともに大人気。
3位トヨタ
ハリアー
トヨタ_ハリアー中古車市場が高騰している中、安価に買える低年式車にも注目が集まっている。古くてもトヨタの高級SUVであることと、トヨタ車はなかなか壊れにくいということで満足度は高い。
4位日産
エクストレイル
日産_エクストレイル中古車市場で人気が集まっているのは、先代の3代目。新型4代目がデビュー早々に受注停止になったこともあり、中古車相場価格は高止まり。それでもタマ数が比較的多く選びやすい。
5位ホンダ
ヴェゼル
ホンダ_ヴェゼル_2代目2021年4月に2代目にフルモデルチェンジをしたので、先代の流通量が増加した。とはいえ、2代目も一部グレードで受注停止が出たためこの先はちょっと微妙。いずれにせよ、人気モデルで実力も十分。

よくある質問

Q1:今人気のSUVとはどんな車ですか?

A: SUVはスポーツ・ユーティリティ・ビークルの略で、日本語に直訳するとスポーツ用多目的車となります。ステーションワゴンをベースに最低地上高を上げ悪路走破性を高めたクロスモデルが源流ですが、現在では専用ボディをもつ車種も増えました。力強く、スポーティーな外観に目新しさもあって、アウトドア派だけでなく街乗り派からも支持され世界的なブームになっています。

Q2: SUVはどう選ぶといいですか?

A: 軽自動車を除くと、車体サイズがコンパクト、ミドル、アッパーミドル、ラージの概ね4分類あるということがSUV選びのスタート地点です。それにプラスして他のボディタイプ同様にレクサスやメルセデス・ベンツなどの高価格な高級ブランド系SUVが存在します。SUV特有の分類としてランドクルーザーやジムニー、Gクラスなど悪路走破性が非常に高いクロカン系というジャンルもあるので、それらの違いを把握することからSUV選びを始めましょう。

Q3:SUVを買うならどのような車がおすすめですか?

A:これが欲しい!と心に決めた車種があるならそれを選んで大丈夫です。現代の新車の基本性能は高く、おすすめできないクルマはないからです。迷っているのであれば軽ならスズキジムニー、コンパクトはトヨタヤリスクロスハイブリッド、ミドルはホンダヴェゼルe;HEV、アッパーミドルは三菱アウトランダーPHEV、ラージであればスバルレガシィアウトバックをおすすめします。

※この記事は2023年3月時点の情報で制作しています

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