寄稿記事
モータージャーナリスト
萩原文博はぎはらふみひろ

【最新版】乗り心地の良いコンパクトカーランキングTOP5

【最新版】乗り心地の良いコンパクトカーランキングTOP5
貯金ゼロでも

クルマ選びで重要視するポイントは人それぞれ。内外装のデザインや安全装備、そして室内や荷室の広さ、走行性能などなど。しかし、クルマに乗っているすべての人が気になるのは「乗り心地」です。今回はモータージャーナリストの萩原文博さんに「乗り心地」にこだわったクルマ選びを行ってもらいました。まず第1弾は2020年に新型車が続々と登場した国産コンパクトカーです。

良い乗り心地とは。乗り心地の良さは何で決まる?

「乗り心地の良いクルマ」と言ってもドライバーと後席に座る人では大きく異なります。乗っている人みんなが良い乗り心地と感じるクルマはどういうクルマなのか。それは「前後左右の無駄な動きを抑えて、路面からの入力を抑えつつ短時間で収束させるもの」と私は考えています。

その良い乗り心地を実現させるためには、ボディの骨格の剛性、サスペンションのセッティング、エンジンの特性などさまざまな要因が関係しますが、特にボディ剛性とサスペンションのセッティング、そしてタイヤの特性が大きく影響を及ぼします。

良い乗り心地とは。乗り心地の良さは何で決まる?

特に今回取り上げるボディサイズの小さなコンパクトカーは、前輪と後輪の間の長さであるホイールベースが短いため、サスペンションセッティングの最適化が重要です。前輪からの入力と後輪からの入力が合わさることで不快な振動が増幅されやすいからです。

上述したクルマのハード面に加えて、乗り心地を左右するアイテムがシート。シートがしっかりと体をサポートしてくれるとつかれにくく、またクルマの揺れも抑えてくれます。シートの座面がクッションとなって路面からの入力を抑えてくれる効果もあります。したがって良いシートを採用していることも乗り心地の良いクルマの要因の一つと言えます。

乗り心地のいいコンパクトカーTOP5

2020年は国産コンパクトカーの主力モデルがフルモデルチェンジを行い、多くの新型車が登場しました。2020年2月のトヨタヤリス、ホンダフィットにはじまり、5月にはスズキスイフトのマイナーチェンジ、そして12月には日産ノートがフルモデルチェンジを行っています。ランクインした5車種のうち第1位の日産ノートだけは試乗していませんが、同じボディ骨格を採用したルノールーテシアの乗り心地が非常に良かったことから、期待値を込めてノートを第1位としました。

1位「日産ノート」(100点)新開発のプラットフォームによる乗り心地の良さは期待大

●205.48~218.68万円 ●全長4045mm、全幅1695 mm、全高1520mm

1位「日産ノート」(100点)新開発のプラットフォームによる乗り心地の良さは期待大1

2020年11月24日、3代目となる新型日産ノートが発表され、12月から販売開始となります。新型ノートは、「コンパクトカーの常識を超える運転の快適さと楽しさが詰まった先進コンパクト」をコンセプトに、新設計のプラットフォームを採用。搭載されるパワートレインのe-POWERはシステムを大幅に刷新した第2世代へと進化し、スムースで思い通りの加速フィールや滑らかな減速の制御を実現、さらに電動パワートレインならではの静粛性を向上させています。

1位「日産ノート」(100点)新開発のプラットフォームによる乗り心地の良さは期待大2

コンパクトカーとしては初搭載となる日産ご自慢の運転支援技術「プロパイロット」は、日産初のナビリンク機能を装備し機能性を向上。さらに「360°セーフティサポート」などの先進安全技術も充実しています。

1位「日産ノート」(100点)新開発のプラットフォームによる乗り心地の良さは期待大3

新型ノートにまだ試乗していないにもかかわらず1位にした理由は、同じプラットフォームを採用したルノールーテシアがコンパクトカーとは思えないほど、フラットな乗り味で驚いたからです。路面からの入力も抑えが効いていて不快な揺れが少なく、ドライバーが意のままに操ることができました。室内の広さ、静粛性も高いレベルで実現しています。このプラットフォームの実力の高さは相当なものだと感じました。ノートの乗り心地には期待できます。

ノート

2位「ホンダフィット」(95点)角のないスマートな乗り味は誰が乗っても気持ち良い

●155.76~253.66万円 ●全長3995 mm、全幅1695 mm、全高1515mm

2位「ホンダフィット」(95点)角のないスマートな乗り味は誰が乗っても気持ち良い1

4代目となる現行型フィットは2020年2月に登場しました。現行型フィットは歴代モデルが築いてきた性能・機能をベースに、数値では表せない「4つの心地良さ」を特徴としています。

2位「ホンダフィット」(95点)角のないスマートな乗り味は誰が乗っても気持ち良い2

その4つの心地良さに含まれるのが“座り心地”と“乗り心地“。コンパクトカーでありながら、大人がゆったりと座れる厚みのあるやわらかなパッドをリアシートに採用し、前後席ともに長距離ドライブで疲れにくい快適な“座り心地”。そして高剛性化・高強度化を徹底したボディや、衝撃を素早く吸収して路面をしっかりととらえるサスペンションによる快適な“乗り心地“。乗り心地に定評のあるフランスのシトロエンを徹底的に研究したという、その2つの心地良さは確かに実感できるので95点と高く評価しました。

2位「ホンダフィット」(95点)角のないスマートな乗り味は誰が乗っても気持ち良い3

搭載するパワートレインは1.3L直4エンジンとe:HEVと呼ばれる1.5Lエンジンと2つのモーターを組み合わせたハイブリッドシステムの2種類。そして先進の安全運転システム「ホンダセンシング」に加えて、新世代コネクテッド技術の「ホンダコネクト」を搭載しています。現行型フィットは自分のライフスタイルなどに合わせて5つのタイプから選ぶことができるのも魅力です。

フィット

3位「マツダ2」(88点)ペダルの位置にまでこだわった上質な乗り心地が特徴

●145.915~266.75万円 ●全長4065 mm、全幅1695mm、全高1500 mm

3位「マツダ2」(88点)ペダルの位置にまでこだわった上質な乗り心地が特徴1

2019年7月から販売開始されたマツダ2は、2014年に登場したマツダデミオから名称変更されたモデルです。マツダ2へと名称変更された際に内外装を変更、特にインテリアは上質さと遊び心を両立させた色合いと厳選した素材を使用し、ユーザーの多様なライフスタイルにマッチするよう造り込まれています。静粛性においても人の音の聞こえ方を研究し、より静かで質の高いレベルへと向上する工夫が盛り込まれました。

3位「マツダ2」(88点)ペダルの位置にまでこだわった上質な乗り心地が特徴2

マツダらしくクルマが自分と一体になったかのような自然な感覚で運転できるのが、マツダ2の乗り心地が良い理由の一つ。シート、サスペンションシステム、そしてペダル位置などにも、マツダ新世代商品で採用している車両構造技術「スカイアクティブビークルアーキテクチャ」の考え方を取り入れており、引き締まった足回りで無駄な動きが少ないのが特徴です。

3位「マツダ2」(88点)ペダルの位置にまでこだわった上質な乗り心地が特徴3

搭載されているエンジンは1.5L直4ガソリンとディーゼルターボの2種類でミッションは6速ATを中心に2WD車には6速MTをほぼすべてのグレードで用意しているのが特徴です。

マツダ2

4位「スズキスイフト」(85点)操縦性能と乗り心地を両立した欧州仕込みの足回り

●153.56~208.78万円 ●全長3855 mm、全幅1695 mm、全高1500 mm

4位「スズキスイフト」(85点)操縦性能と乗り心地を両立した欧州仕込みの足回り1

現行型スイフトは2017年1月に登場しました。軽量化と高剛性を両立させた新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用することで、歴代スイフトが磨き続けたハンドリング性能がさらに向上、そしてこの新プラットフォーム用に設計された新しいサスペンションが乗り心地にも好影響を与えています。

4位「スズキスイフト」(85点)操縦性能と乗り心地を両立した欧州仕込みの足回り2

中でも速度域の高い欧州の道路環境を想定したRSというグレードは、フラットでしっかりとした乗り味と直進安定性を発揮するチューニングが施されています。ショックアブソーバーやタイヤに欧州でチューニングした専用パーツ採用し、上下動を抑えてボディコントロール性の向上やグリップ感の向上を実現しており、スイフトシリーズの中でも走りと乗り心地の良さは抜群です。

4位「スズキスイフト」(85点)操縦性能と乗り心地を両立した欧州仕込みの足回り3

4位「スズキスイフト」(85点)操縦性能と乗り心地を両立した欧州仕込みの足回り4

さらにフロントシートの座面形状とバネ配置の最適化、高性能低反発ウレタンの採用、サイドボルスターを高くすることなどにより、着座時のフィット性、振動吸収性、旋回時のホールド性を強化し、乗り心地の良さにつながっています。スイフトは2種類のハイブリッドシステムの採用や熱効率の向上によって低燃費を追求した1.2L自然吸気のデュアルジェット エンジンにより、優れた走行性能と燃費性能を両立している点も魅力です。

スイフト

5位「トヨタヤリス」(80点)断捨離を行いスポーティな走りに舵を切った

●139.5~249.3万円 ●全長3940mm、全幅1695 mm、全高1500mm

5位「トヨタヤリス」(80点)断捨離を行いスポーティな走りに舵を切った1

2020年2月より販売開始したヤリスはこれまでヴィッツというネーミングで販売されていたトヨタのコンパクトカーです。今回のフルモデルチェンジを機にグローバルで使用されているヤリスへと名称変更されました。ヤリスは、コンパクトカーならではの「軽快なハンドリング」という強みを活かしつつ、既成概念を大きく超える「上質な乗り心地」と「最新の安全・安心技術」を備えたクルマを目指して開発され、室内の広さよりも高い走行性能に舵を切ったモデルとなっています。

5位「トヨタヤリス」(80点)断捨離を行いスポーティな走りに舵を切った2

従来のヴィッツにはどこか安物というイメージがつきまとっていましたが、今回のヤリスは違います。しっかりキビキビとした足回りは、ゆったりしたフィットとは対照的ですが、無駄な動きが少ないので快適に感じる方も多いのではないでしょうか。

5位「トヨタヤリス」(80点)断捨離を行いスポーティな走りに舵を切った3

ヤリスの魅力は足回りだけではありません。搭載されているパワートレインは1.0L、1.5L直3ガソリンエンジン、そして1.5Lエンジン+モーターのハイブリッドシステムの3種類。特に1.5Lハイブリッド車はWLTCモードで36.0km/Lという優れた燃費性能を実現しています。ベーシックカーですが運転支援システムも交差点右折時の対向直進車・右左折後の横断歩行者も検知対象とした最新のトヨタセーフティセンスを採用。多くのユーザーが乗るコンパクトカーだからこそ、トヨタ初となる高度駐車支援システム「Toyota Teammate[Advanced Park(パノラミックビューモニター機能付)]」を採用するなど充実したサポートが魅力です。

ヤリス

自分にあった乗り心地のいいコンパクトカー選びのポイント

コンパクトカーを選ぶ時は、何人乗ることが多いのかをまず考えて選ぶのが良いでしょう。後席に良く人を乗せることが多いという場合は、ノートやフィットのように室内空間も広く、乗り心地の良いクルマを選んだほうが良いですし、フロントシートにしか乗ることがないというケースであれば、ヤリスやスイフト、マツダ2といった操縦性に優れたクルマのほうが運転の楽しさを味わえると思います。

国産コンパクトカーの場合、装着されるタイヤサイズによって取り回しの指標となる最小回転半径が大きく変わってきます。17インチなどの大径ホイールを装着したグレードは走行安定性が高くなる一方で、路面からの入力はダイレクトになりますし、最小回転半径が大きくなり車庫入れなどの際に切り返しが多くなるということがあります。乗り心地を重視するのであれば、スポーティグレードではなく標準グレードが装着しているタイヤサイズを選んだほうが良いでしょう。ボディサイズが小さくホイールベースが短いコンパクトカーはホイールサイズが大きく影響するので要チェックです。

また、標準装着されているタイヤの乗り心地やロードノイズに不満を感じるようであれば、コンフォート性を重視したタイヤに変更すれば乗り心地はガラッと変わります。

カーリースなら乗り心地の良いコンパクトカーに思ったよりも低い金額で乗れるかも(カルモくんからのお知らせ)

さて、ここでカルモくんからのお知らせです。ここまで紹介してきた乗り心地の良いコンパクトカーの中には、コンパクトカーとはいえ200万円を超える車種もありました。しかしそんな車でもカーリースを利用することで、思ったよりも低い月々の支払いで乗ることも可能になるかもしれません。

カーリースは、リース会社が所有する車を定額制で利用できる新しい車の利用方法です。リース料には各種税金や手数料などが含まれているので、頭金も初期費用も必要なく、定額料金だけで車に乗ることができます。

数あるリース会社の中でも、月額10,000円台から新車に乗れるカーリースの「定額カルモくん」なら、次のようなメリットでよりお得にカーライフを楽しめます。

〈定額カルモくんのメリット〉

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  • 契約期間は1年から業界最長の11年(2020年3月、定額カルモくん調べ)のあいだで、1年単位で好きに選べる
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おトクにマイカー 定額カルモくん」を利用すれば、乗り始めの費用や維持費を抑えながら、お気に入りの車に乗ることも可能になります。

キャンペーン

総合点が高いのはノートとフィット

総合点が高いのはノートとフィット

国産コンパクトカーで乗り心地が良いと思うクルマを5台ピックアップしました。デミオ改めマツダ2を除けば、登場から3年も経過していない新しいモデルばかり。しかし各メーカーの商品ラインアップによってコンパクトカーの味付けは大きく異なります。室内の広さや乗り心地の良さという2つを求めるのであれば、ノートとフィットがおすすめです。

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※記事の内容は2021年1月時点の情報で制作しています。

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