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島崎七生人しまざきなおと

プロに聞いた「かっこいいコンパクトカー」ランキング 3カテゴリー&11台

【最新版】プロに聞いた「かっこいいコンパクトカー」ランキング 3カテゴリー&11台
【最新版】プロに聞いた「かっこいいコンパクトカー」ランキング 3カテゴリー&11台

通勤・通学の足から、週末のファミリードライブまで多彩な役割をこなすコンパクトカー。経済性と多用途さで今も昔も人気を集め続けているボディタイプです。今回はそんなコンパクトカーを用途別に3つのカテゴリーに分け、それぞれの中で「かっこいいコンパクトカー」をモータージャーナリストの島崎七生人さんに選んでもらいました。

多彩に使えるかっこいいコンパクトカーを3つのカテゴリーで紹介

まるでひと頃流行ったノートPCの謳い文句のようだが、買ったその日からフルに活躍してくれるのがコンパクトカーだ。欧州でいうとA、Bセグメントにあたるクルマで、もっとも多くのユーザーが日常の足に使っているクラス。日本では、国内独自規格の軽自動車が昔からあるが、その上の、乗用車のエントリークラスでもあり、エンジン排気量は1ℓ〜1.5ℓ前後だ。

多彩に使えるかっこいいコンパクトカーを3つのカテゴリーで紹介1

で、このクラスの魅力は何といっても気軽に乗りこなせる点。いうまでもなくボディがコンパクトだからで、例えば軽自動車から乗り換えても誰でも違和感なく運転できるはず。また日々の買い物などにも、サッと乗っていけるのもありがたいし、ホームセンターでちょっと大きめの観葉植物や家族分の羽毛布団をまとめて買ったとしても載せてこれる。冒頭で買ったその日からフルに活躍してくれる…と書いたのはそういう意味だ。

コンパクトだから扱いやすい点も見逃せない。狭いスーパーの駐車スペースでも楽に停められ、大型車のように苦労しなくても済むから、年配のドライバーにも向いている。

維持費、経済性の高さも、もちろん魅力。メインのマイカーがあってセカンドカーに持ったり、家族1人1台といった場合にも選びやすい。ボディは小さくとも万能で、実用性の高さは上級クラスのクルマにも、いささかも負けない。今回はそんな多彩な使い方ができるコンパクトカーを「パーソナル系」「マルチパーパス系」「スペースユーティリティ系」の3つに分類して、それぞれの「かっこいい」コンパクトカーを紹介しよう。

カテゴリー1:「パーソナル系」普段は前席メインで使うなら

通勤にクルマを使う、ウイークデイに奥様が買い物にいく…など、ドライバー1人+α程度、または普段は前席メインで乗る機会が多いのなら、このパーソナル系がおすすめだ。クルマとしてのキチンとした実用性があり、最近のクルマは快適性や、安全・運転支援関係の機能も充実している。そして何よりコンパクトなクルマはどんな場所でも扱いやすい。ビギナーにも適しているし、長年、大型セダンを愛用してきたが少し持て余し気味になってきた…そんな年配のドライバーならば、乗り換えると、気安く扱えることが新鮮に感じるはずだ。

1位「トヨタヤリス」超個性的で溌剌としたルックス

1位「トヨタヤリス」超個性的で溌剌としたルックス1

登場は2019年12月とまだ新しいモデル。先代名〝ヴィッツ〟から、海外向けと共通の〝ヤリス〟に車名を一新。それに伴いルックスも超個性的で溌剌としたものに。プラットフォームが新しく、新開発の3気筒1.5ℓエンジンや、ハイブリッドに設定される後輪モーター駆動のE-Four(4WD)なども注目だ。

1位「トヨタヤリス」超個性的で溌剌としたルックス2

1位「トヨタヤリス」超個性的で溌剌としたルックス3

1位「トヨタヤリス」超個性的で溌剌としたルックス4

走りはワインディングで颯爽としたフットワークを見せる一方で、高速走行では安定感の高さもみせつける。後席はドアの開口部の大きさ、スペースとも割り切り感がある。思い切りスポーティに!というなら、1.6ℓターボ+4WDのGRヤリスがある。

2位「マツダ2」小さくともマツダのデザイントレンドに則った〝おしゃれサン〟

2位「マツダ2」小さくともマツダのデザイントレンドに則った〝おしゃれサン〟1

2014年のデビュー当時はデミオだったが、現在はマツダ2を名乗る。小さくともしっかりとマツダのデザイントレンドに則ったスタイリングは、やわらかく言うと〝おしゃれサン〟といったところか。実用2ボックス車だが、味気なくないスタイルが乗っていて心弾む。

2位「マツダ2」小さくともマツダのデザイントレンドに則った〝おしゃれサン〟2

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2位「マツダ2」小さくともマツダのデザイントレンドに則った〝おしゃれサン〟4

インテリアは、例えば後発のヤリスと較べるとグッとシンプルだが、インパネ、コンソールまわりの上質な仕上げレベルはクラストップレベル。特別なシート表皮の限定車などもリリースされている。1.5ℓディーゼルターボも設定。改良が重なり、乗り味もしっとりとしてきた。

3位「スズキスイフト」コロッと丸いイメージを進化・発展させた真面目なパッケージング

3位「スズキスイフト」コロッと丸いイメージを進化・発展させた真面目なパッケージング1

軽自動車のイメージが強いスズキが作る軽自動車以外の1台がこのスイフト。現行モデルは2016年デビューで、人気が高かった先代のコロッと丸いイメージを進化・発展させた嫌みのないもの。4mを大きく切る3855mmの全長ながらとにかく真面目なパッケージングで、前席は車両感覚が掴みやすいポジション、後席は足元、頭上ともに余裕がある。

3位「スズキスイフト」コロッと丸いイメージを進化・発展させた真面目なパッケージング2

3位「スズキスイフト」コロッと丸いイメージを進化・発展させた真面目なパッケージング3

3位「スズキスイフト」コロッと丸いイメージを進化・発展させた真面目なパッケージング4

パワートレインは1.2ℓのガソリンエンジンのほかハイブリッド(1.2ℓ+モーター)さらに高性能バンで顔が少し違うスイフトスポーツには1.4ℓを搭載。走行中に斜め後方からの車両の接近を知らせるブラインドスポットモニターなどを採用。

4位「ホンダe」今すぐ手に入る未来は“ツルピカ”

4位「ホンダe」今すぐ手に入る未来は“ツルピカ”1

ピュアEVとして登場したばかりのホンダe。往年のN360へのオマージュも盛り込みつつ未来的に仕上げたデザインのテーマの一つが“ツルピカ”。ピカッと明るい外光が注ぐ全車標準のスカイルーフを、黒いルーフ部分にノイズレスで一体でツルッと仕上げた未来感の演出のひとつだそうだ。

4位「ホンダe」今すぐ手に入る未来は“ツルピカ”2

4位「ホンダe」今すぐ手に入る未来は“ツルピカ”3

4位「ホンダe」今すぐ手に入る未来は“ツルピカ”4

気になる1充電の走行距離は283kmまたは259km(WLTCモード)。〝街なかベスト〟をコンセプトにした、将来を見据えたモビリティだそうで、だからこそのコンパクトボディ、最小回転半径4.3m。リヤにモーターを搭載した後輪駆動で、なるほどグイッと加速しスッと曲がる活きのいい走りはホンダ車らしいというべきか。室内の5連メーターならぬ5連ディスプレイ(世界初標準の左右サイドカメラミラー含む)も圧巻。万人向けではないが諸条件(価格、納期、使用環境)が許せば、今すぐ手に入る未来ではある。

5位「トヨタパッソ/ダイハツブーン」気安さが魅力のもっとも小さなコンパクトカー

5位「トヨタパッソ/ダイハツブーン」気安さが魅力のもっとも小さなコンパクトカー1

全長3650mm(=パッソ/ブーン。パッソMODA/ブーンCILQは3680mm)と、文字どおり国産2ボックス車のなかではもっともコンパクトなクルマ。パッソとブーンはもちろん兄弟車で、エレガント仕様のパッソMODAとブーンCILQに加えて、ブーンには独自のSTYLEの設定もあり、よくよく観察するとフロントグリルの輪郭が異なる。

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5位「トヨタパッソ/ダイハツブーン」気安さが魅力のもっとも小さなコンパクトカー4

5位「トヨタパッソ/ダイハツブーン」気安さが魅力のもっとも小さなコンパクトカー5

室内空間は思いのほか広く、前席はベンチシートでゆったりと座れ、後席も頭上、足元ともに余裕がある。エンジンは1ℓオンリー(4WDの用意はある)のシンプルな構成で、街乗り主体で考えれば動力性能は十分なもの。とにかく気安く乗れるところが最大の美点。

カテゴリー2:「マルチパーパス系」個人ユースからファミリーまで幅広く使える

パーソナル系同様に個人ユースも可能ながら、より幅広く、ファミリーユースとしても使い勝手の幅を広げたのがマルチパーパス系。ここでの区分上では、パーソナル系とスペースユーティリティ系のちょうど間にあたり、全高はパーソナル系程度に抑え、長手方向に室内長などに余裕をもたせ、ルーフが後方までの伸ばされたり着座姿勢が工夫されるなどして、人がゆったりと過ごせる室内空間が実現しているのが傾向。

もちろん室内空間のゆとりは荷物の積載でも活用でき、いろいろな使い勝手も実現している。何にでも使える自由度の高さが魅力だ。

もちろんコンパクトであることの扱いやすさ、運転のしやすさも忘れられない。なので家族共有の、誰でも抵抗なく運転できる〝家族のクルマ〟としても通用するところがいい。

1位「ホンダフィット」リラックスできる見た目と乗り味は、今選んで間違いのない1台

1位「ホンダフィット」リラックスできる見た目と乗り味は、今選んで間違いのない1台1

初代から数えて4世代目となる現在のフィット。現行モデルはこれまでとは少し趣を変え、リラックスできる乗り味、デザインが特徴になっている。特にオットリ、ユッタリと表現できる乗り心地、挙動は、これまでのフィットとは一味違う、上級車的な快適さ。センタータンクの自然な身のこなしも印象的。

1位「ホンダフィット」リラックスできる見た目と乗り味は、今選んで間違いのない1台2

1位「ホンダフィット」リラックスできる見た目と乗り味は、今選んで間違いのない1台3

1位「ホンダフィット」リラックスできる見た目と乗り味は、今選んで間違いのない1台4

細身のAピラーと平らなインパネ上面による前方視界は非常にクリーン。後席はシートクッションがしっかりしており空間も広い。〝e:HEV〟と呼ばれる2モーター方式のハイブリッドの走りもスムースで力強い。今、乗用車に選んで間違いのない1台。

2位「日産ノート」期待できる新世代の内外装

2位「日産ノート」期待できる新世代の内外装1

本稿執筆時点で未試乗ながら、ノートはフルモデルチェンジした新型の内容をご紹介しておきたい。新型で特徴的なのはe-POWERの設定に特化した点。これまでどおり発電のためのエンジンを搭載、実際の駆動力はモーターが賄う。エンジンの効率アップ、インバーターなどユニットの小型化といった進化もみられる。

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2位「日産ノート」期待できる新世代の内外装3

2位「日産ノート」期待できる新世代の内外装4

〝プロパイロット〟は、カーナビと連携させて速度制限の変化に伴う設定速度の切り替や、カーブの大きさに応じた減速をシステムが支援する機能などが付加されている。新CIロゴ付きの外観、内装も新世代にものとなり、期待していいクルマとなっている。

3位「トヨタポルテ/スペード」他に例のないユニークなデザイン、買うなら急げ!

3位「トヨタポルテ/スペード」他に例のないユニークなデザイン、買うなら急げ!1

2012年登場のポルテ/スペイド。2019年には衝突軽減ブレーキの性能を高めるなど改良があったほか、2020年には、インテリジェントクリアランスソナー・パーキングサポートブレーキ(静止物)を装備した特別仕様車もリリース。しかし2020年12月上旬をもって生産終了となった。

3位「トヨタポルテ/スペード」他に例のないユニークなデザイン、買うなら急げ!2

3位「トヨタポルテ/スペード」他に例のないユニークなデザイン、買うなら急げ!2

3位「トヨタポルテ/スペード」他に例のないユニークなデザイン、買うなら急げ!3

コンパクトで使いやすく、右側2枚ドア+左側スライドドアのユニークなデザインは他に例がなく、オーソドックスなトヨタ車が多いなかでは貴重な存在だっただけに、廃番となってしまうのは返す返すも惜しい。ということで、今回はあえて取り上げておいた次第。

カテゴリー3:「スペースユーティリティ系」ファミリーにうってつけな2列シート5人乗りのミニバン

スペースユーティリティ系とは、文字どおりボディサイズはコンパクトでも、広く使いやすい室内空間が実現されたタイプのこと。背が高く箱形のスタイルで、なおかつスライドドアをもつスタイルは、事実上、2列シートのミニバンといっていい。軽自動車のスーパーハイトワゴンは同様のスタイルだが、軽の乗車定員が4名なのに対しコチラは5名であるところがアドバンテージだ。

もちろんスライドドア付きで室内の広さに余裕があるところは、小さなお子様がいるファミリーにはうってつけだ。スライドドアならお子様に自分でサッと乗り降りをさせられるし、チャイルドシートの装着などもしやすい。ペットの乗せ降ろしも楽だ。買い物の際も、運転席に乗り込む前に、アクセスしやすいスライドドアから、後席のシート上や足元にエコバッグが載せられる。まあ、こうした〝使い方実例〟は、ここでわざわざご紹介するまでもなく、実際のユーザーの方々は先刻ご承知のことと思うが、使い勝手のよさを知ってしまうとなかなか手放せなくなるクルマ(タイプ)かもしれない。

1位「トヨタルーミー/ダイハツトール/スバルジャスティ」万人受けする嫌味のないデザイン

1位「トヨタルーミー/ダイハツトール/スバルジャスティ」万人受けする嫌味のないデザイン1

2020年9月のマイナーチェンジでルーミー(トヨタ)、トール(ダイハツ)、ジャスティ(スバル)になり、それまでのタンクはルーミーに統合された形に。全高が1735mmと高く、スライドドアを持ち、乗車定員は5名と、いわば軽スーパーハイトワゴンの拡大&発展版。先行したソリオを研究したであろう外観デザインは嫌味がない。

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1位「トヨタルーミー/ダイハツトール/スバルジャスティ」万人受けする嫌味のないデザイン4

そして広い室内、特に後席の足元、頭上空間の広さは特筆モノ。後席の折り畳みはダイブダウン式で低くフラットな床面にできる点も使いやすくていい。衝突回避支援ブレーキ/衝突警報機能の検知対象に、同方向に走っている自転車、バイク、夜間の歩行者が加わり、安心感がより増した。

2位「スズキソリオ/ソリオバンディット」一新された外観デザインは落ち着きを獲得

2位「スズキソリオ/ソリオバンディット」一新された外観デザインは落ち着きを獲得1

ソリオは元々ワゴンRの拡幅版の時代から使われていた名称。現行モデルは2020年11月にモデルチェンジを受け、全長を伸ばし(+80mm=ソリオ)荷室床面長を拡大(+100mm)したほか、ACCの全車速追従機能の追加、6エアバッグの全車標準装備化、パワースライドドアの予約ロック機能の追加など、機能、装備の充実が図られた。

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内・外観デザインも一新。ソリオバンディットの高級セダンのような(!?)フロントマスクは、これまでとはひと味違う落ち着いた雰囲気だ。エンジンは4気筒の1.2ℓで、これにモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドを設定。

忘れ得ぬかっこいいコンパクトカー

)忘れ得ぬかっこいいコンパクトカー1

とても個人的なお話をすると、僕自身の最初のコンパクトカー体験は、’85年に家族が買ったダイハツミラだった。それはまだ550ccだった時代の初代ミラの最後の頃の〝キャトレ〟と命名された限定車で、白いボディ色にブロンズガラス、バーガンディ色のモケット地のシート、切削10インチアルミホイール…と、まるで当時絶大な人気を誇ったハイソカーのマークIIの仕様だけそのまま縮小コピーしたようなクルマ。何と2速AT(!)で、首都高速・上野ランプの登りスロープで後ろから空荷のダンプカーが迫られるスリリングな思いをさせられた非力さが今では懐かしいが、日常使いでは、小さなクルマがこんなにも手軽で重宝するものなのかと理解した。リヤゲートに〝お先にどうぞ〟のステッカーを貼っていたことも懐かしい。

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それからも、時にはセカンドカーのポジションでコンパクトカーのある暮らしを実践してきた。車名を列挙するとクラシック・ミニ(×2台)、フィアット初代プント、R50ミニ、フォードKA、フィアット500(×2台)など。今は875ccの2気筒ツインエアのフィアット500の1台で過ごしているが(1台目は日本導入直後のボサノバホワイトの1.2ℓだった)、所有車ラインアップでいうと冒頭に書いた軽のミラに次ぐ小排気量車だけれど、我が家の家族構成(2人+柴犬1頭)にとって概ね不自由なくやっている。

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三菱初のFFハッチバック「ミラージュ」のカタログから。斬新なデザインで一世を風靡した

ひと頃に較べて最近の日本車は個性の点でも魅力的になってきたから、あえて書くが、小さくても(小さいからこその)チャーミングさも、乗っていて楽しめる部分。この点でいうと欧州コンパクトカーは、昔からユーザーの生活の一番近くにあるクルマとして決して退屈しない魅力的なクルマが多かった。クラシック・ミニはその代表格だし、ほかにも初代フィアットパンダ、ルノーシュペールサンク、同・初代トゥインゴ、プジョー106、同・205などが挙げられる。日本車なら初代ミラージュ、初代FFジェミニ、初代ヴィッツなどは、デビュー当時の同世代の日本車に対し、洋風の垢抜けしたチャーミングさで存在感があったように思う。

サンダル感覚で乗れるコンパクトカーこそ、かっこいい一台を!

サンダル感覚で乗れるコンパクトカーこそ、かっこいい一台を!

何度か書いた気がするが、コンパクトカーはやはりクロックスのサンダル(注・実際の運転でサンダルは非合法です)をつっかけて出掛けるような気安い感覚がいい。さらに狭い路地でも猫みたいに躊躇せず入っていけるし、すれ違いも大型車のように気を遣わずに済む。ボディが小さいと洗車も楽だし、一般に燃費もよくガソリンタンク容量はそこそこの大きさだから、ガソリンスタンドでも気後れせず満タンにできる。冬タイヤの用意、夏タイヤの新調も、サイズ的に手ごろな価格帯で選べるのもありがたい。

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※記事の内容は2020年12月時点の情報で制作しています。

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