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萩原文博はぎはらふみひろ

【最新版】スバルのかっこいい車ランキングBEST5!車の専門家イチオシの車種はどれ?

【最新版】スバルのかっこいい車ランキングBEST5!車の専門家イチオシの車種はどれ?
【最新版】スバルのかっこいい車ランキングBEST5!車の専門家イチオシの車種はどれ?

4WDや水平対向エンジン、そしてラリーでの活躍など、スバルといえば走りのイメージの強いメーカーです。しかし、そんなイメージを振り払ったのが、かつて窓際と言われた部署が開発した「アイサイト」。スバル独自の運転支援システムであるアイサイトは「ぶつからないクルマ」というキャッチフレーズによって、マニアだけではない一般の人まで支持を広げました。今回は日本だけでなく世界でファンの多いスバル車の中から、自動車評論家の萩原文博さんがチョイスしたかっこいい5車種を紹介しましょう。

こだわり続ける姿勢がスバルのかっこよさの秘密

こだわり続ける姿勢がスバルのかっこよさの秘密

スバルと言えば、まず思い浮かぶのが水平対向エンジンと4WDの駆動方式でしょう。ポルシェと同じ水平対向エンジンは1966年、そして、4WD車は1972年から作り続けています。スバルらしいのは、同じ車種の4WDでもミッションや搭載するエンジンによって異なるシステムを搭載するようなところでしょう。このような走りにこだわる姿勢が「スバル車はかっこいい」と言われる大きな理由です。その姿勢はミニバンが主流となってもセダンやステーションワゴンにこだわっている点、そしてアイサイトの前身であるADAの開発と進化を止めなかったことなどにも表れています。

萩原さん認定!かっこいいスバル現行車ランキングTOP5

1位 レヴォーグ
2位 WRX S4
3位 XV
4位 フォレスター
5位 レガシィアウトバック

現在、国産車で人気のボディタイプと言えば、コンパクトカー、ミニバン、そしてSUVでしょう。しかし、スバルはこの3カテゴリーの中ではSUVしか販売していません。それだけニッチな市場で高い人気を誇っているのです。

萩原さん認定!かっこいいスバル現行車ランキングTOP5-1

第1位としたレヴォーグは国産車で絶滅危惧種と言っていいステーションワゴンです。元々商用車ベースのライトバンが主流だった日本市場に欧州由来のステーションワゴン文化を定着させたのは、レヴォーグのルーツであるレガシィツーリングワゴンでした。低重心そして豊富な容量を誇るラゲージルームをもつレヴォーグは国産ステーションワゴンの中でトップレベルの走行&安全性を実現していることから第1位としました。

萩原さん認定!かっこいいスバル現行車ランキングTOP5-2

続いて第2位としたのはWRX S4です。こちらもスポーティセダンという、かなりマニアックなカテゴリーですが、2019年に生産終了したWRX STIとともにその灯を点し続けてきたモデルです。実用性の高いセダンに高い走行性能をプラスしたWRX S4は若者からも高い人気を得ているモデルです。

萩原さん認定!かっこいいスバル現行車ランキングTOP5-3

3位〜5位は日本だけでなく、海外でも高い評価をされているSUVが並んでいます。まず、第3位のXVですが、全幅1800mm、全高1550mm以下という都市部に多い立体駐車場にベストマッチしたパッケージングが特徴。しかもタフギア感も満点で、非常にかっこいいSUVに仕上がっています。

第4位は日本国内市場に導入されているスバルのSUVの中では最も悪路走破性が高いフォレスターとしました。直線的なデザインはSUVの中でも個性派と言えるでしょう。第5位はレガシィアウトバックです。ステーションワゴンのクロスオーバーモデルのSUVは国産車ではこのレガシィアウトバックだけで、背の高いSUVが主流の中、このスタイルを変えない部分がかっこいいポイントです。

1位「スバルレヴォーグ」伝統と最新が融合した走りのステーションワゴン

●310.2~409.2万円 ●全長4755 mm、全幅1795mm、全高1500mm

1位「スバルレヴォーグ」伝統と最新が融合した走りのステーションワゴン1

2代目となる現行型レヴォーグは2020年10月に登場しました。スバルの新しいデザインコンセプト「BOLDER」を量産車で初めて採用したモデルで、スバル車の新時代の幕開けを告げるモデルです。この12月には「2020–2021日本カー・オブ・ザ・イヤー」にも輝きました。

1位「スバルレヴォーグ」伝統と最新が融合した走りのステーションワゴン2

外観デザインはレヴォーグのもつ個性をより大胆に際立たせて、「意のままにコントロールする愉しさ」や「先進性」を表現しています。走りのステーションワゴンという、レガシィ以来の伝統を、現代的なテイストで見事にまとめ上げました。

レヴォーグはスタイル以外にも魅力盛りたくさん。搭載するエンジンは新開発の1.8L水平対向4気筒直噴ターボ“DIT”で、ミッションはリニアトロニックというCVTを搭載。スバルグローバルプラットフォーム×フルインナーフレーム構造により走りの質感を向上させています。

1位「スバルレヴォーグ」伝統と最新が融合した走りのステーションワゴン3

スバル独自の運転支援システムである「アイサイト」は360°センシングを実現し安全性を向上させた「新世代アイサイト」を全車に標準装備さらに、EXグレードには高精度マップを活用し、より高度な運転支援が行える「アイサイトX」を採用。GPSや準天頂衛星「みちびき」などの情報から自車位置を正確に把握し、渋滞時ハンズオフアシストや料金所前速度制御、アクティブレーンアシストなどが行えるようになっています。

1位「スバルレヴォーグ」伝統と最新が融合した走りのステーションワゴン4

さらに、つながる安全として、コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」を採用。11.6インチセンターインフォメーションディスプレイやGPS、車載通信機などを搭載し、24時間365日コールセンターを繋がる安心のサポートサービスを受けることが可能です。

2位「スバルWRX S4」栄光の歴史を今に伝える高性能セダン

●416.9万円 ●全長4595mm、全幅1795mm、全高1475 mm

2位「スバルWRX S4」栄光の歴史を今に伝える高性能セダン1

現行型のWRX S4は2014年8月に登場しました。先代まではインプレッサファミリーの一員でインプレッサWRXというネーミングでしたし、1990年代はWRC(世界ラリー選手権)で輝かしい記録を残しています。

2位「スバルWRX S4」栄光の歴史を今に伝える高性能セダン2

同じような成り立ちの三菱ランサーエボリューションが絶版となって久しいのですが、WRX S4はその栄光の歴史を今に受け継ぐモデルであり、いかにも高性能セダンというルックスはやはりかっこいい、という言葉がよく似合います。

2位「スバルWRX S4」栄光の歴史を今に伝える高性能セダン3

WRX S4のボディの骨格はひと世代前のSI-シャシーをベースにS4用に高張力鋼板を効果的に使用し、軽量化と剛性を両立できるようにチューンアップされています。エンジンは最高出力300psを発生する2L水平対向4気筒直噴ターボのDITを搭載。組み合わされるミッションは変速ショックのない滑らかな加速を実現するCVTのスポーツリニアトロニックを採用し、走行モードを切り替えられるSI-DRIVEをS♯に切り替えるとMT車のように8段の変速が楽しめるのが特徴です。

2位「スバルWRX S4」栄光の歴史を今に伝える高性能セダン4

2位「スバルWRX S4」栄光の歴史を今に伝える高性能セダン5

以前はMT車のみのWRX STIというさらにスパルタンなモデルを設定していましたが、2019年末で生産終了となり、このWRX S4も現在はSTIスポーツという1グレードのみが販売されています。かつてのラリーの栄光を背負ったWRXはスバルのスポーツモデルの最高峰と言えます。

3位「スバルXV」洗練された都会派SUV

●220.0~292.6万円 ●全長4485 mm、全幅1800 mm、全高1550mm

3位「スバルXV」洗練された都会派SUV1

2017年5月24日から販売されたコンパクトSUVのXV。3代目の現行モデルはベースとなるスバルインプレッサと同様に次世代プラットフォーム「スバルグローバルプラットフォーム」を採用し、安全性能と走行性能を飛躍的に進化させているのが特徴です。

3位「スバルXV」洗練された都会派SUV2

そんなXVは都会派SUVらしく、都市部に多い立体駐車場が利用可能な全高に抑えた優れたパッケージングと、インプレッサをベースにセンス良くまとめ上げたSUVルックのバランスの良さがかっこいい理由です。

3位「スバルXV」洗練された都会派SUV3

搭載するエンジンはデビュー当初は1.6L水平対向4気筒DOHCと2L水平対向4気筒DOHCの2種類でしたが、2020年9月のマイナーチェンジで、2Lエンジンはマイルドハイブリッド化したe-BOXERに変更されています。

3位「スバルXV」洗練された都会派SUV4

ミッションはリニアトロニックと呼ばれるCVTが組み合わされていますが、よりスムーズな加速が行えるように、e-BOXER搭載車はアダプティブ変速制御を搭載しています。駆動方式はフルタイム4WDのみで、走破性と安心感を高める制御システム、X-モードが追加され、都会派SUVながらオン・オフ問わない走破性の高さが魅力です。

4位「スバルフォレスター」タフな走行性能を見事に表現した外観デザイン

●291.5~328.9万円 ●全長4625mm、全幅1815mm、全高1715 mm

4位「スバルフォレスター」タフな走行性能を見事に表現した外観デザイン1

5代目となる現行型フォレスターは2018年6月に登場しました。スバルのSUVラインナップの中で、ロードクリアランスを220mm確保し最も高い悪路走破性を誇るのがフォレスターです。

4位「スバルフォレスター」タフな走行性能を見事に表現した外観デザイン2

その性能を表現した外観デザインは、ライバルのRAV4よりもさらにタフさが強調されています。一方で「Advance」というグレードでは都会派のような洗練されたデザインに一変させているあたりも見事です。

4位「スバルフォレスター」タフな走行性能を見事に表現した外観デザイン3

ボディの骨格には次世代プラットフォームのスバルグローバルプラットフォーム(以下SGP)を搭載。SGPの採用によって衝突安全をはじめとした総合的な安全性能のレベルを引き上げると同時に、ドライバーの思いのままに動く忠実なハンドリング、そして不快な振動、騒音を低減した快適な乗り心地を実現しています。

4位「スバルフォレスター」タフな走行性能を見事に表現した外観デザイン4

搭載されているパワートレインはデビュー当初、2.5L水平対向4気筒エンジンとe-BOXERと呼ぶ2L水平対向4気筒エンジン+モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムシステムの2種類でした。しかし、2020年10月の一部改良で2.5Lエンジンが廃止となり、その代わりに最高出力177ps、最大トルク300Nmを発生する1.8L水平対向4気筒直噴ターボDITをスポーツというグレードに搭載しました。

4位「スバルフォレスター」タフな走行性能を見事に表現した外観デザイン5

全車トランスミッションはリニアトロニックと呼ばれるスバル独自のCVTが組み合わされ、駆動方式は全車4WDのみとなっています。さらにX-モードとよばれる4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで、悪路からのスムーズに脱出できるデバイスを搭載。一部グレードにはドライバーモニタリングシステムを搭載しドライバーの疲労を検知して休憩を促してくれる、スバルらしからぬおもてなし機能もついています。

5位「スバルレガシィアウトバック」知的な印象を与える低重心SUV

●341.0~363.0万円 ●全長4820 mm、全幅1840 mm、全高1605mm

5位「スバルレガシィアウトバック」知的な印象を与える低重心SUV1

3代目となる現行型レガシィアウトバックは2014年10月に登場。国産車では数少ない、ステーションワゴンをベース(今やステーションワゴン版は存在しない)としたクロスオーバーモデルですが、200mmというロードクリアランスを確保。低重心が生み出す走りは揺れが少なく疲れにくさが特徴です。最近の大型化した専用ボディを持つSUVに比べると、派手さはありませんが知的な印象を与えてくれるデザインだと思います。

5位「スバルレガシィアウトバック」知的な印象を与える低重心SUV2

搭載されているエンジンは最高出力175ps、最大トルク250Nm発生する2.5L水平対向4気筒自然吸気の1種類のみで、組み合わされているトランスミッションもリニアトロニックと呼ばれるCVTのみというシンプルな構成で駆動方式も4WDのみ。

5位「スバルレガシィアウトバック」知的な印象を与える低重心SUV3

5位「スバルレガシィアウトバック」知的な印象を与える低重心SUV4

さらに4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで、悪路からのスムーズな脱出を実現するX-モードを搭載。路面状況に応じて、雪道や砂利道など滑りやすい道を走行する時は「SNOW・DIRT」モード、深雪やぬかるみといったタイヤが埋まってしまうような道では「DEEP SNOW・MUD」モードという2つのモードを設定します。2014年の販売開始以降、改良が加えられており、熟成の域に達しているモデルと言えます。

番外編!車の専門家イチオシの歴代スバルのかっこいい車

番外編!車の専門家イチオシの歴代スバルのかっこいい車1

商業的に成功とは言えませんでしたが、スバル車の中で最もかっこいいクルマと言えば、1991年〜1997年まで販売されたアルシオーネSVXです。2ドアクーペのアルシオーネSVXの外観デザインはVWゴルフIなどを手掛けたイタルデザインのジョルジェット・ジウジアーロが手掛けています。ガラスを多用したキャノピーが特徴で、ドアガラスがルーフ面にまで回り込む形状となっており、サイドウィンドウは一部しか開閉できません。

番外編!車の専門家イチオシの歴代スバルのかっこいい車2

スバルのフラッグシップGTカーとして開発されたアルシオーネSVXは高い空力性能を実現し、ロングドライブを得意としていました。搭載するエンジンは3.3L水平対向6気筒エンジンで、ミッションは4速ATが組み合わされていました。4WDシステムは、ハンドリング性能と走行安定性を両立させるため、不等&可変トルク配分のVTD-4WDシステムを採用。さらに4WS(4輪操舵)も採用するなど当時としてはかなりのハイテクマシンでした。価格も当時のスバル車としては300万円以上と高価格でしたが、現在でも高い人気を誇っており、中古車は高額となっています。

流行に流されないスバル車のかっこよさ

流行に流されないスバル車のかっこよさ

ステーションワゴンブームの引き金となった初代レガシィ

スバルのかっこよさは、流行に流されないクルマ作りだと言えます。クルマの基本であるセダン、そしてスバルブランドを大躍進させたステーションワゴンというボディタイプで良いクルマを作り、水平対向エンジン+4WDという独自のパワートレイン、アイサイトという運転支援システムもスバルのこだわりが生んだ賜です。SUV隆盛の時代ですが、アイサイトXを搭載したレヴォーグによって、平成の時に初代レガシィが起こしたステーションワゴンブームのような新しい流れが生まれるかもしれません。

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※記事の内容は2020年12月時点の情報で制作しています。

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