寄稿記事(上級者向け)
カルモマガジン編集長
馬弓良輔まゆみよしすけ

中古車の選び方とは?後悔しない中古車選びを徹底解説

中古車の選び方とは?後悔しない中古車選びを徹底解説
定額カルモくん中古車

中古車はたとえ同じ車種であっても、全く同じ車というのはありません。それぞれ車の状態も違えば値段も違います。
もしも探し方を知らずに値段だけや見た目だけで車を選んでしまっては、後悔してしまうかもしれません。
ここでは、失敗しない中古車選びの方法をご紹介します。

中古車を探す

中古車の価格を左右する6つのポイント

車を買う際にやはり気になるのは値段です。そもそも中古車に付けられている値段はどのような基準で決められているのでしょうか?実は、中古車の価格は業者間のオートオークションでの取引価格を中心とした「相場」によって決まっています。
その価格を左右するポイントは

「1、車種の人気度」
「2、年式」
「3、走行距離」
「4、グレード・装備」
「5、色」
「6、修復歴・程度」
「7、残車検期間」
「8、購入時期」

などです。
なかでも「1」〜「6」の6つのポイントは中古車の価格に大きな影響を与えます。

これらのポイントがほぼ同じの中古車であれば、業者間のオークションによって相場が形成されているので、価格にそれほど大きな差は出ないのです。自分が決めた予算の範囲で満足できる一台を見つけるためには、どのポイントを優先して、どのポイントは妥協するのか、その選択が重要となってきます。

今回はポイントごとに掘り下げて解説をしていきます。

チェックポイントその1.車種の人気度

チェックポイントその1.車種の人気度

みなさんが車選びをする際に、最初に決めるのは「ボディタイプ」ですよね。結婚するからコンパクトカーを買おう、家族が増えたからミニバンに替えよう、通勤・通学で毎日使う車が必要となったから軽自動車を追加しよう、などなど使い道によって車のカタチは変わります。しかし同じボディタイプでも各社からさまざまな車種が出ていて、その選択に迷うことも多いのではないでしょうか。新車なら同じ大きさの同じボディタイプであれば、価格は値引き額が多少違うくらいですが、中古車の場合は、同じボディタイプでも人気の度合いで車種によってその価格は大きく異なります。

中古車市場における人気は、多少の例外はあるものの、ほぼ新車時の人気=販売台数に比例します。なので、もしこだわりがないのであれば、同じボディタイプの中で人気車種を外すことで「自分の使い道」に合った一台をお得に見つけることができます。

例えば2Lクラスのミニバンであればトヨタヴォクシーやノア、日産セレナは外して、ホンダステップワゴン、古いモデルで探すのであれば生産中止になったマツダビアンテあたりがいいでしょう。軽自動車のスーパーハイトワゴンであればホンダN-BOXは外して、ダイハツタントやスズキスペーシア、さらに日産デイズルークス、三菱eKスペースなどが狙い目です。

もちろん人気車種には燃費のいいハイブリッドモデルがあるとか、先進安全装備が充実しているなど、人気の理由が当然あります。一方で性能や装備はあまり変わらないのに、メーカーや車種のイメージ・知名度などが理由で人気がない車種も存在します。上記のステップワゴンなどはその典型です。カルモマガジンの記事などを参考にそういった車種を選ぶのは賢い選択ではないでしょうか。

<あわせて読む>

「売れているクルマはいいクルマ?」軽自動車・コンパクトカー・プリウス編

「売れているクルマはいいクルマ?」SUV・ミニバン編

チェックポイントその2.年式

チェックポイントその2.年式

年式は、後述する走行距離と並んで中古車の価格を左右する大きなポイントです。誰でも新しいものの方が良いので高年式(=新しい)の中古車の価格は高めです。一般的に国産車は6〜8年でフルモデルチェンジ(FMC)が行われ「モデル」が切り変わります。FMCの前後では、同じ名前の車種であってもカタチも性能も装備も、そして中古車価格も大きく異なります。新しい「モデル」と前の「モデル」で悩む方は、それほどいないと思いますので、ここでは同じモデルでの年式についてお話ししましょう。

前述のように同じモデルは6〜8年販売されますが、その途中でマイナーチェンジ(MC)と呼ばれる大きな改良が加えられるのが一般的です。同じ年式でもMC前のモデルかMC後かで中古車価格が異なり、当然MC後のモデルの方が高くなります。MCでは前後のライトやバンパーの形が変更となり、装備も追加されることが多いのですが、FMCほど変化は大きくありません。ですので希望の年式がちょうどMC前後ならば、MC前のモデルを狙うというのは悪くない手です。特に走行距離の少なめのものを探すのであればMC前のモデルはおすすめです。

ただし、この数年は「被害軽減ブレーキ」や「誤発進防止装置」に代表される先進安全装備の装着が急速に進んでいますので、その点が気になる方はなるべくモデルの新しいものを選んだ方が良いでしょう。

チェックポイントその3.走行距離

チェックポイントその3.走行距離

日本の平均的な年間走行距離は約8,000kmと言われています。前述のように中古車の場合、走行距離は価格に直結する大きなポイントです。最近の車は10万キロ程度であれば大きな故障は出にくくなっています(定額カルモくんでは最大8年落ちの車までお取扱いしております)。

特に5万キロ以内であれば、走行距離にナーバスにならなくても良いのですが、それでも走行距離に比例して故障や部品交換が必要となるケースが増えてくるのも事実です。

ですので、同じ年式でも走行距離が多い車は安くなりますが、一方で適切な整備を受けていた車や、車に負担の少ない郊外などでの使用が多かった車は、走行距離が多くても状態が良いものも多くあります。前のオーナーの使い方を知ることはなかなか難しいのですが、気に入った車の走行距離の多さが気になったら、定期点検記録簿がそろっているかどうか確認することで、その車の整備状況がわかることもあります。

走行距離の多い少ない以上に、定期的にチェックした方がいいのは、消耗部品が現在どのような状態なのかということです。特に交換費用が高く、安全に直結するタイヤは一般的には5年以内、3万キロ程度が交換時期です。どのくらい山が残っているか、製造年月日はいつなのか(タイヤの刻印で何年の何週に製造されたのかわかります)などは必ず確認したいところです。タイヤ以外で値の張る消耗品の代表がバッテリー。こちらも3年から5年で交換が必要となりますので、確認した方が良い部品です。

チェックポイントその4.グレード・装備

チェックポイントその4.グレード・装備

同じ車種を比べる際に、こだわった方がいいのはグレードです。グレードによっては安全装備や快適装備で、必要だと思うものが付いていないこともあります。上級グレードにはシートヒーターや本革シート、サンルーフなど、スタンダードなグレードにはない魅力的な装備が付いていることも多く、それらは後で交換や追加することの難しい装備です。中古車の場合、新車の時よりもグレードによる価格差は少ないことが多いので、上級グレードの方がお買い得感があります。自分の欲しい車種が決まったら、しっかりとグレードごとの装備差は調べておきましょう。

また同じグレードのなかでも前のオーナーが車好きで、ナビやオーディオ、アルミホイールなどをアップグレードしている中古車もあります。こういった車は丁寧に扱われていた可能性も高いので狙い目です。

チェックポイントその5.カラー

チェックポイントその5.カラー

車のタイプにもよりますが、一般的に国産車のカラーは白・黒、次いで銀が人気を誇っています。中古車でもそれらの3色は高めの価格なことが多く、赤や黄色などは安くなりがちです。好きな色が白や黒以外の方はラッキーですが、どうしても人気の高い車に乗りたいのであれば、あえて車の色を変えてみるのもお得に乗るコツといえるでしょう。

当然ながら色は性能や状態に影響を及ぼしません。中古車を選ぶにあたって安心を最優先したい方、年式の新しさや走行距離の少なさにこだわる方は色を変えてみることが一番のおすすめポイントです。

<あわせて読みたい>

【愛車は色で選ぶ!】「ホンダN-BOX」の人気カラーランキング&全カラー紹介!

【愛車は色で選ぶ!】スペーシア(スズキ)の人気カラーランキング&全色紹介!

チェックポイントその6.修復歴・程度

チェックポイントその6.修復歴・程度

修復歴のある車はイメージ的に避けがちですが、実は修復歴車=重大な事故を起こした車とは限りません。修復歴のある車は相場よりもかなり安いことが多く、掘り出し物が眠っている可能性もあります。

「修復歴車」の定義は自動車公正取引協議会などが中心になって定めており、骨格(フレーム)パーツについて、交換または修復(修正・補修)した車を指します。つまり事故に起因する修復以外も含まれているのです。修復歴車はどこが修正された車なのかはわかるようになっています。交換や修正された部分を聞いて、その意味を理解できる方なら狙ってみるのもいいかもしれません。

また最近は第三者機関による中古車の状態評価が物件に掲載されている場合もあります。機関ごとで基準が異なるものの、ある程度客観的な指標として、その車の「程度」を見極めるのに役に立ちます。年式が古かったり走行距離が多めであったりする車でも、状態評価が良くて、なおかつ安い値段がついているのであれば、検討リストに入れてもいいのではないでしょうか。

チェックポイントその他.残車検や購入時期

チェックポイントその他.残車検や購入時期

中古車は状態や人気がそのまま価格に反映されるので、車検が長く残っているほど価格は高くなりますし、短ければ下がります。購入の場合、例えば残り2ヵ月など極端に残車検の短い車を選んで、購入後すぐに次の車検費用を捻出しなければいけなくなることもあるので、車検の残り具合は重要です。ただし定額カルモくんの場合、車検がない、または極端に残車検が少ない車は、あらかじめ車検を通してからご納車いたしますし、メンテナンスプランにご加入いただくと車検費用も含めて月額定額にできるので、車検の残り具合は参考程度にみるくらいで良いでしょう。

購入時期は難しい問題です。季節によって相場が変わる中古車が存在するからです。例えばSUVなどの4WD車はスキーなどのニーズが高まる晩秋から初冬にかけては相場が上がります。また新車販売台数が多い3月には多くの下取り車が発生するので、それらが市場に出回るGW前後はタマ数が増えます。選びやすく、また相場も下がりがちな時期なのです。

とはいえ、まったく同じ中古車は2台とありません。自分の条件に合った車、欲しいタイミングで見つかった車、それを最優先にするので良いかと思います。

※ここであげたポイントは中古車の一般的な価格傾向です。あくまでも目安であり、その内容を保証するものではございません。

※記事の内容は2019年11月時点の情報で制作しています。

カーリースお役立ち記事

人気記事ランキング

注目のキーワード

タグから記事を探す

中古車の魅力