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一人暮らしの水道代の平均はいくら?シーン別の節約方法も詳しく解説

一人暮らしの水道代の平均はいくら?シーン別の節約方法も詳しく解説
一人暮らしの水道代の平均はいくら?シーン別の節約方法も詳しく解説

水道代とは、「基本料金」「従量料金」「下水道料金」の3項目で構成される料金で、一人暮らしの家計管理において見逃せない重要な支出となります。なぜなら、たとえ水を使わなかったとしても、2ヵ月に1回必ず発生する固定費だからです。

そこで、総務省が毎年行っている家計調査の結果を基に、一人暮らしの水道代の平均額をご紹介します。併せて、家庭で水の使用量が多いシーンや、シーン別の節水方法、水道代以外で家計の出費を抑える方法などについても解説します。

よくある質問

Q1:一人暮らしの水道代はいくらぐらい?

A:総務省が毎年行っている家計調査の結果によると、2022年の一人暮らしの1ヵ月あたりの水道代の平均は2,116円です。水道代は2ヵ月に1回の請求となるのが一般的なので、1回の請求額が4,200円程度であれば、平均値といえるでしょう。

Q2:水道代の節約方法は?

A:生活の中で、最も水を多く使うのは風呂で、次いでトイレ、炊事、洗濯と続きます。そのため、シャワータイムを短くしたり、節水シャワーヘッドに交換したりすると水道代の節約につながります。詳しくはこちらをご覧ください。

Q3:水道代の節約以外に家計の負担を抑える方法は?

A:通信費や携帯電話料金、サブスクリプションサービスの利用料といった固定費を見直すのがおすすめです。これらはプランや契約先を変えやすく、解約も比較的簡単にできるので、最初に見直したい項目です。ほかにも車を持っている方の場合は、定額料金だけでカーライフを送れるカーリースを利用すると車の維持費を抑えられるでしょう。

一人暮らしの水道代は1ヵ月あたり平均2,116円

一人暮らしの水道代は1ヵ月あたり平均2,116円をイメージした画像

まずは総務省が毎年行っている家計調査の結果を基に、一人暮らし世帯の月々の水道代の平均を年別に見ていきましょう。

〈一人暮らしの1ヵ月の平均〉

  水道代 
2012年 2,004円 
2013年 2,099円 
2014年 2,029円 
2015年 2,092円 
2016年 2,145円 
2017年 2,189円 
2018年 2,142円 
2019年 2,120円 
2020年 2,172円 
2021年 2,248円 
2022年 2,116円 

出典:​総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯」

直近の2022年のデータでは、一人暮らし世帯の水道代の1ヵ月あたりの平均は2,116円となっており、年間にすると25,392円です。水道代は2ヵ月に1回の請求となるのが一般的なので、1回の請求額が4,200円程度に収まっているようであれば、平均的な水の使い方ができているといえるでしょう。

ただし、水道の使用量は季節によって変動するものです。請求額がオーバーする月があったとしても、年間トータルで25,000円程度に収まっているのであれば、問題ないと考えることもできるでしょう。

また、一人暮らしの水道代の平均は住んでいる地域によっても以下のように異なります。

〈地域別 一人暮らしの1ヵ月の平均〉

 2022年 水道代 
北海道・東北地方 2,572円 
関東地方 1,980円 
北陸・東海地方 2,190円 
近畿地方 1,890円 
中国・四国地方 2,256円 
九州・沖縄地方 2,264円 

出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯」

水道代の平均が最も高い北海道・東北地方と最も低い近畿地方の差は682円です。このように、同じ一人暮らし世帯でも料金差が発生するのは、地域によって水道料金の違いがあることが要因のひとつとして考えられます。

さらに、一人暮らし世帯の水道代の平均は、年齢によっても以下のように変わることが調査結果からわかっています。

〈年齢別 一人暮らしの1ヵ月の平均〉

  2022年 水道代 
34歳以下 1,488円 
35〜59歳 1,937円 
60歳以上 2,450円 
65歳以上 2,473円 

出典:​​総務省統計局「家計調査 家計収支編 単身世帯」

一人暮らし世帯の水道代の平均は、60歳以上の高齢者が最も高い傾向であることがわかります。これは、59歳までの現役世代は仕事で家を空けることが多いのに対し、60歳以上の世代は現役を引退しているケースが多く、在宅時間が長くなることが要因と考えられます。

水道代がどのように計算されているのか知りたい方はこちら

家庭で最も水を使うのはどこ?

家庭で最も水を使うのはどこ?

出典:​東京都水道局 平成27年度「一般家庭水使用目的別実態調査」

東京都水道局が行った一般家庭における水の使われ方の調査結果によると、最も水を使うのは風呂で40%、次いでトイレ21%、炊事18%、洗濯15%となっています。

このように、水の使用割合は風呂が圧倒的に高いことを踏まえると、一人暮らしの水道代節約のキーは「風呂での水の使い方」といえそうです。

風呂は、1回の使用で多量の水が消費されます。Twitter投稿を覗いてみても、水道代の高さの原因に風呂を挙げている方は多いようです。

バスタブを使った入浴の場合、シャワーに比べて消費する水の量が多くなります。また、風呂に入る時間がシャワーよりも長くなることから、水を使用する時間も増えやすいでしょう。その結果、シャワーだけを使用した場合より水道代が高くなる傾向があります。

【シーン別】水道代を節約する方法

水道代を節約するためには、特に水を多く使う風呂やトイレ、炊事、洗濯などで節水を意識することが大切です。

ここでは、一人暮らしでも実践しやすく、節約効果も期待できる節水テクニックをシーン別にご紹介します。

風呂

風呂 をイメージした画像

最も多く水を使用する風呂では、次のようなことを実践して水道代の節約を目指しましょう。

シャワータイムを短縮する

シャワーを浴びる時間を短縮することで、水の使用量を減らすことができます。1分短縮するだけで、約10~12Lの水を節約できるといわれています。また、基本的なことですが、シャワーをこまめに止めることも大切です。

節水シャワーヘッドに交換する

節水シャワーヘッドは、従来のシャワーヘッドよりも水の使用量を抑えるように設計されており、30~50%程度の節水が可能といわれています。水の使用量を減らしながらも、快適にシャワーを浴びることができるため、ストレスなく水道代の節約に取り組めるでしょう。

風呂の水位を低めにする

浴槽にお湯をためる際は、約200Lの水を使用するのが一般的です。これを少し減らして170Lにすれば、30Lの節水ができます。

トイレ

トイレをイメージした画像

風呂の次に水の使用割合が高いトイレでは、次のようなことを意識してみましょう。

レバーの「大」「小」を使い分ける

一般的なトイレの洗浄水量は「大」の場合は10L、「小」の場合は8Lといわれています。「大」と「小」で2Lの差があるため、「大」のレバーは必要なときだけ使うようにしましょう。

何度も水を流さないようにする

トイレの音やにおいが気になることから、何度も水を流してしまう方も少なくありません。しかし上述したように「小」レバーであっても、1回に8Lの水を消費してしまいます。どうしても必要なとき以外は、トイレの水を流すのは1度だけにしましょう。

炊事(食器洗い)

炊事(食器洗い)をイメージした画像

食器洗いの際に蛇口から水を5分間出しっぱなしにすると、60Lもの水を消費するといわれています。次のようなことを意識して、無駄な消費を抑えましょう。

食器は汚れが少ないものから洗う

汚れがひどい食器から洗ってしまうと、汚れたスポンジを途中で何度も洗うことになり、多くの水を消費してしまいます。そのため、汚れの少ないものから先に洗うようにしましょう。また、油汚れやソースなどの汚れは無理に水で流さず、最初にキッチンペーパーなどで拭き取ってから洗うようにすると、最小限の水の量で洗うことができます。

食器洗い乾燥機を使用する

経済産業省の調査結果によると、食器洗い乾燥機を使ったほうが以下のように水道代を含む光熱費全体の節約になることがわかります。年間で約7,949円の節約になるため、食器洗い乾燥機を使用していない、もしくは、自宅にないという方は、使用や購入を検討してみるといいでしょう。

  年間の使用量 年間費用 
手洗い 水道:47.45㎥ 
ガス:81.62㎥ 
約30,740円 
食器洗い乾燥機 水道:10.80㎥ 
電気:525.20kWh 
約22,791円 

※給湯機(40℃)、使用水量65L/回(冷房期間は、給湯機を使用しない)の手洗いの場合と給水接続タイプで標準モードを利用した食器洗い乾燥機の場合と比較。手洗い、食器洗い乾燥機ともに2回/日
※エネルギー消費量は省エネルギーセンターの実測値を使用

出典:​実践!おうちで省エネ | 経済産業省 北海道経済産業局

洗濯

洗濯 をイメージした画像

洗濯の際は以下を意識することで、水道代を節約できます。

まとめ洗いし、風呂の残り湯を使う

少量の洗濯物を何度も洗濯すると、水の使用量も増えてしまいます。節水のためにも、なるべくまとめ洗いするようにしましょう。また、風呂の残り湯があれば洗濯に再利用することもおすすめです。

適切な水の量で洗う

洗濯に使う水の量は、洗濯物の量に応じて適切な量に設定しましょう。洗濯物の量に対して設定する水の量が多いと、水を無駄にしてしまいます。適切な水の量がわからない場合は、取扱説明書などで確認しましょう。洗濯機の機種によっては、洗濯物の量に応じて自動的に水量を調整してくれるものもあります。

その他

水道代を節約する方法として、そのほかにも以下のようなことが挙げられます。

節水コマを使う

節水コマを使うをイメージした画像

節水コマとは、水道の蛇口内部に取り付ける部品のことです。水道局営業所の窓口で無料配布しているほか、ホームセンターなどでも1個100円程度で購入できます。節水コマは、水の量を制限することで節水効果を発揮しますが、同時に水の圧力を維持するように設計されているため、快適な使用感を保ちながら水道代の節約が可能です。

水道料金を口座振替で支払う

各水道局によって異なりますが、例えば東京都水道局では請求書による支払いのほかにも口座振替やクレジットカード払い、スマートフォン決済に対応しています。このうち、口座振替による支払いにすれば月50円、年間で600円(税抜)の割引きを受けられます。

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水道代の節約以外に家計の負担を抑える方法

水道代の節約以外に家計の負担を抑える方法をイメージした画像

1ヵ月あたりの一人暮らしの水道代は平均2,116円と、実は水道代は出費全体においてはそこまで大きい割合を占めません。家計全体の節約をしたいのであれば、水道代以外にも電気代や食費、通信料などの出費も見直して、特に節約効果の高い項目を見つけることが大切です。ここでは家計を節約する方法をご紹介します。

家計簿をつけて収支を見直す

家計簿をつけて毎月の収支を把握するようにしましょう。何にいくら使っているのか、どのような支出が多いのか、といったことがわかれば、無駄な支出を減らすための行動をとれるようになります。また、日々家計簿をつけることで節約意識が高まることもメリットです。

家計簿にはノートタイプのものやExcel、アプリなどがありますが、効率を重視したい場合は、いつでも入力や確認ができるアプリを使うといいでしょう。

通信費や携帯料金などの固定費も見直す

水道代のように毎月同じくらいの金額を支払うことになる支出項目を固定費といいます。固定費は一度下げることができれば、その後も毎月効果が持続するため、節約時の固定費の見直しは欠かせません。

固定費には水道光熱費や通信費、携帯料金、家賃などがありますが、特に見直しやすいのが通信費や携帯料金といった、プランや契約先を切り替えやすいものです。

例えば、毎月10,000円のプランで契約していたスマートフォンの料金を、月々8,000円のプランへ変更できれば、毎月2,000円、年間24,000円の節約効果が得られます。また、格安SIMに乗り換えると毎月1,000円程度にまで抑えることもできます。

不要なサブスクリプションサービスを解約する

サブスクリプションサービスは、映画やドラマ、音楽、書籍などの配信をはじめ、ゲームや洋服、食品などの分野でもさまざまなものが登場しています。それぞれの月額料金はさほど高くないため、つい複数のサブスクリプションサービスに登録しているという方もいるのではないでしょうか。

サブスクは利用しなかった月でも、契約している限り料金を支払わなくてはなりません。ほとんど利用していないのに解約せず料金を支払っているというケースや、サービス内容が似ているサブスクに複数登録しているというケースもあります。

固定費の節約のためにはこうしたサブスクについても、お得なプランに変更できないか、また解約してもいいものはないかなど検討してみましょう。

車にかかる維持費を見直す

日常的に車に乗る方の場合は、ガソリン代や各種税金、保険料、メンテナンス費用、車検代などの車関連の維持費が家計の負担になっている可能性もあります。

車の維持費を軽減するためには、車を所有するのではなく、月々の定額料金だけで乗れるカーリース(車のサブスク)を利用するのもひとつの方法です。

カーリースの定額料金には、車の維持費の多くが含まれているほか、初期費用0円で利用できるケースが多く、まとまった資金を用意する必要もありません。車が家計の負担になっている場合は、検討してみるといいでしょう。

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* 文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照

水道料金はどのように計算されているの?

水道料金はどのように計算されているの?をイメージした画像

水道代は全国一律ではなく市区町村によって料金設定が異なります。ここでは、東京都の場合を例に、水道料金の明細の読み方と、計算方法について解説します。

水道代の明細の見方

まずは、水道代の明細である検針票の各項目の見方を確認しておきましょう。

基本料金

基本料金は、水を使用してもしなくても、契約していれば必ず発生するものです。各世帯の水道管の太さ(口径)に応じて、金額が決められています。使用量に関係なく毎月一定の金額が発生するため、家計管理においては予測がしやすい支出といえます。

従量料金

水の使用量に応じて、使用水量に応じて段階的に1立方メートルの単価が高くなる累進制になっています。東京都の場合は、2ヵ月間の水の使用量のうち、5立方メートルまでは0円、5立方メートルを超えると1立方メートルごとに従量料金が加算されるしくみです。

下水道料金

一般家庭が使う水道のうち、蛇口をひねって出るのが上水道で、生活排水を流すのが下水道です。下水道料金は、各世帯の汚水排出量と料率によって算出されます。また、汚染には一般汚水と浴場汚水の2種類があり、それぞれ料金設定が異なります。なお、地域によっては下水道のないところもあり、その場合はこの項目は請求されません。

水道代の計算方法

水道代は、上水道代と下水道代をそれぞれ計算し各料金を合算することで求められます。

それぞれの計算方法は次のとおりで、どちらも1円未満の端数は切り捨てとなります。

・上水道代の計算方法

上水道代=(基本料金+従量料金) × 消費税

・下水道代の計算方法

下水道代=下水道の料金表に基づいて算定した金額 × 消費税

 

水道代や月々の固定費を見直して家計の節約につなげよう

水道代や月々の固定費を見直して家計の節約につなげようをイメージした画像

一人暮らしの水道代は、1ヵ月あたり2,116円程度とあまり高くはないものの、使用水量の多い風呂やトイレ、炊事、洗濯などで節水することで、節約が可能です。また、水道代のほかにも、通信費や携帯電話料金などの固定費を見直すと、家計全体の出費を抑えることができるでしょう。

さらに、一人暮らしで車を持っている方の場合、車の維持費が家計の大きな負担になっている可能性があります。現在は、維持費も込みの定額料金でマイカーを持てるカーリース(車のサブスク)の利用も一般的になっているので、車の乗り方を見直してみるのもおすすめです。​

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※この記事は2023年4月1日時点の情報で制作しています

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