ページトップへ戻る
キーワードから記事を探す
車種から記事を探す
ライターから記事を探す
寄稿記事
モータージャーナリスト
萩原文博はぎはらふみひろ

中古車は危険なの?リスキーなの?良質な車を選ぶ方法を徹底解説

中古車は危険なの?リスキーなの?良質な車を選ぶ方法を徹底解説
中古車は危険なの?リスキーなの?良質な車を選ぶ方法を徹底解説

あこがれの車がマイカーに!詳しくは資料で

新車と比べて割安な価格が魅力の中古車ですが、やはり心配なのは1台1台で異なるコンディションなど、品質面に関することでしょう。車に詳しくない人が中古車を買うのは危険なことなのでしょうか。今回は中古車についても長年、取材・執筆を続けている自動車評論家の萩原さんに、中古車選びに潜む危険性について詳しく解説してもらいましょう。

マッハ納車_3週間

中古車は危険か。その危険性はコンディションにある

中古車は危険か。その危険性はコンディションにある

新車と比較すると、中古車は危険が潜んでいる確率は当然高くなります。中古車が危険かどうかはその中古車のコンディション次第です。

中古車は前オーナーの使い方やメンテナンスの頻度、そして事故などによってコンディションが大きく異なります。特に、事故を起こした車にもかかわらずキチンと修理がされていなければ、真っ直ぐ走らないなど非常に危険です。またメンテナンスがしっかりと行われていなければ、故障するリスクがメンテナンスされている車よりもグンと高くなります。

日進月歩の先進安全装備も中古車が危険かどうかを左右する要素

そして、中古車のもう1つのリスクが先進運転支援システムをはじめとした安全装備の少なさです。最近TVのニュースなどで耳にすることの多いペダルの踏み間違いの事故。こういった事故を起こしている車の多くは年式が古く、踏み間違い防止装置が未装着なのです。ドライバーのミスをできる限りフォローしてくれるのが被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い防止装置などの先進安全装備です。
この領域は2〜3年で大幅に進化し、その結果として安全性も大きく向上しています。このような視点で見ると、年式の古い中古車というのは自分自身だけでなく周りに迷惑をかける危険性が高いといわざるをえない部分もあります。

従来の常識であれば、良質な中古車とは高年式で、走行距離が少なく、メンテナンスが行き届き、ボディにも傷が少ない車だったでしょう。しかし現在ではそれだけでは良質な中古車とはいえません。ドライバーの起こすミスをしっかりとサポートして、できるだけ事故を最小限に留めてくれる先進安全装備が装着されている車こそ良質な中古車といえます。

中古車でも選ぶなら最新モデルに近い先進安全装備を

現行モデルと呼ばれる新車で購入できる車は、各自動車メーカーの最新の先進安全装備を搭載しています。トヨタでは「セーフティセンス+インテリジェントクリアランスソナー」、日産は「プロパイロット」や「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」、ホンダは「ホンダセンシング」、スバルは「アイサイトver.3」などが最新となります。

ホンダの「ホンダセンシング」やスバルの「アイサイトver.3」が搭載された中古車は多くなっています。しかし、それ以外の先進安全装備は中古車の場合、最新バージョンよりも性能が劣るものが装着されているケースが大半です。一方でスバルの「アイサイトver.2」やダイハツの「スマートアシストII」のように最新バージョンに比べれば性能面で多少劣るものの、現在でも十分に通用する実力をもっている装備もあります。このような車を積極的に選べば、快適なカーライフを送ることができます。

軽自動車なら現行型N-BOXや先代タントが危険性は低い

車種画像バナー

中古車で最新の先進安全装備を搭載している車をボディタイプ別に紹介しましょう。軽自動車では軽自動車販売台数No.1を続けるホンダN-BOXの現行モデルをはじめ、同じく現行型のスズキワゴンR、そしてフルモデルチェンジしたばかりのダイハツタントの先代モデルも多機能な先進安全装備を搭載しています。

実は軽自動車よりも先進安全装備が遅れているコンパクトカー。なるべく年式の新しいものを狙いたい

車種画像バナー

コンパクトカーは軽自動車に比べると実は先進安全装備の装着率が低く、トヨタアクアや日産ノート、ホンダフィット、マツダデミオあたりに限られます。しかし、初期モデルはどのモデルも未装着が多く、年式が新しい車がおすすめとなってきます。

ミニバンの現行型であれば先進安全装備の問題は少ない

車種画像バナー

ミニバンでは日産セレナ、ホンダステップワゴン/オデッセイ、そしてトヨタアルファード/ヴェルファイアの現行型が最新バージョンと遜色のない先進安全装備を搭載しています。モデルライフの途中で先進安全装備をバージョンアップさせることがありますので、そういった情報収集もしておくと良いでしょう。

危険性は少ないが新車にあるデメリット

最新の先進安全装備を搭載している新車ですが、新車ならではのデメリットにも少し触れておきましょう。ちなみにメリットは初めてのオーナーとして、ボディカラーや装備など自分の好みにあった仕様が作れること。そして、コネクティビティ機能など最新の装備を体験できることでしょう。

一方でデメリットは価格の高さ以外にもあります。人気の高い車になると、自分の手元に来るまで3ヵ月、メーカーの予想を大きく上回る人気となった軽自動車のジムニーに至っては、いまだに納車まで約1年間待たなければならないようです。中古車の場合はすでに現車が展示されていますので、新車と比べると納車期間は短くなり、整備や車検の状況次第ですが早ければ10日程度で納車されます。

修復歴車の安さは魅力だが、やはり危険性は高い

修復歴車の安さは魅力だが、やはり危険性は高い

中古車にまつわる危険ということで触れておきたいのが、修復歴です。中古車の検索サイトでも必ず修復歴の有無が表示されているほど重要な項目なのです。
修復歴=事故を起こした車ということではありません。車の輸送中に屋根に傷が入ってしまったり、完成した車を保管していたら、たまたま雹が降り天井などが凹んでしまったりしても修復歴車となる場合があります。
修復歴となる部分は自動車公正取引協議会などが統一基準を定義していて、骨格(フレーム)部位を交換していたり、あるいは修復(修正・補修)していたりするものが修復歴車となります。乗用車の場合、8ヵ所が対象となっていて、この部分を修理していたり交換していたりすると修復歴車となってしまいます。

修復歴車の対象となる部分でも車の走行に直接関係しない部位もありますので、そういった車であることが証明できるようであれば、割安な価格で手に入る修復歴車は購入してもいいかもしれません。ただし、キチンと直っているのか、最近の車には多くのセンサーなどが搭載されているのでこれらもキチンと調整されているのか、そのあたりまで確認しなければならず、積極的にはおすすめできません。

マッハ納車_3週間

危険性の少ない中古車選びのポイント

最後に中古車選びのポイントをまとめましょう。中古車を購入する場合、まず予算に多少の幅をもたせたほうがよいでしょう。例えば、100万円でしぼってしまうと、せっかく105万円で好条件の揃った車があっても見逃してしまうからです。

そして優先順位を付けることも重要です。中古車は人気という不確定要素によって価格が変動する商品です。本当にその車種でないとダメなのか、ボディカラーもその色じゃないとダメなのか……など、こだわりポイントの優先順位を明確にしましょう。好きな車、そして好みのボディカラーを選ぶことは大切ですが、一方で安全性を重視して、まずは先進安全装備の充実度を最優先に選べば、自分以外の周囲の人からも感謝されるかもしれません。

最後にもう1つ、最も大切なのは信用できる販売店を見つけることです。中古車選びは店選びと言われているほど販売店選びが大切です。ネットでの書き込みだけではなく、実際に1度は販売店に行き、自分の目や耳で感じてくることが、中古車選びに潜むリスクを一番減らしてくれることだと思います。

「貯金はないけど、いい中古車に乗りたい」という方におすすめの中古車

※定額カルモくんからのお知らせ※
年式やグレード、走行距離など、程度のいい中古車を買おうとすると、どうしても金額が高くなってしまします。
だからといって、今買えるお金で車を決めて本当にいいのでしょうか?
そこでおすすめなのが、月々の利用料で中古車を持てる定額カルモくんの中古車です。

この品質でこの価格_限定中古車

安い!早い!安心!のおトクにマイカー 定額カルモくんの中古車のメリット

<カルモくんのメリットは>
・2万円あれば車が持てる!
・車検は2年つけてお渡し!
・1年間の故障保証付き。修理費上限もなし!365日24時間、故障受付にも対応
・取り扱い台数が業界最大級(2019年10月自社調べ)
・来店不要。ネットで申込、自宅まで納車いたします
・メンテナンスプラン加入で車検もオイル交換、各種消耗品交換まで、あらゆる必要費用がコミコミ

カルモくん中古車のメンテプランについてはこちら

専門家が選ぶカーリース_3冠

サービス資料(パンフレット)もございます。

サービスガイド

カーローンで購入した場合との費用比較や、大手リース他社とのサービス・料金比較、素朴な疑問への回答など、詳しくご紹介しています。

カルモくんを資料で詳しく

カーリースって何?

カーリースはリース会社が所有する車を利用料を払って使用する車の持ち方です。

<カーリースのメリット>
・月々の支払いで車が持てる
・頭金や初期費用は不要なので、まとまったお金が必要ない
・税金や保険料は月額料金にコミコミなので、車生活で大きなお金も不要
・自分だけの車になる(レンタカーやカーシェアのように誰かと使うことはありません)
・マイカーと同様のナンバープレートが使える
・車が必要な期間だけ乗れる

※記事の内容は2019年12月時点の情報で制作しています。

関連記事
カーリースお役立ち記事
車種から記事を探す
人気記事ランキング
注目のキーワード
閉じる

LINEでクイズキャンペーン 第4弾