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50万円以下の中古車はあり?おすすめ車種と選ぶ際の注意点を徹底解説

50万円以下の中古車はあり?おすすめ車種と選ぶ際の注意点を徹底解説
50万円以下の中古車はあり?おすすめ車種と選ぶ際の注意点を徹底解説

50万円以下で買える中古車は軽自動車を中心に意外と多く存在しています。なるべく予算を抑えたい人にとって50万円以下で買える中古車は魅力的に映る一方で、品質面での心配もつきまといます。今回は中古車についても長年、取材・執筆を続けている自動車評論家の萩原さんに、50万円以下で買える中古車について詳しく解説してもらいましょう。

マッハ納車_3週間

50万円で買える中古車は意外と多いが、安全装備などは要注意

中古車検索サイトで、諸費用込み、予算50万円で検索すると約9万5000台もの中古車がヒットします。予算50万円でもこれだけ多くの車から選ぶことができるのです。

しかしそんな中古車の多くは年式が古く、走行距離も延びています。なにより安全運転支援システムも未装着という車が多いので、誰にでも予算50万円の中古車購入をおすすめするわけではありません。長くても次の車検まで乗れればイイという車を探している人がメインターゲットとなります。

多走行の車ならメンテナンス履歴のチェックは欠かせない

現代の車であれば、走行距離が10万kmを超えていてもメンテナンスがしっかりと行われていれば問題が起きることはそうそうありません。すなわち、これまでどう乗られてきたかという履歴が中古車のコンディションを大きく左右するのです。予算50万円の車だからこそ、車のカルテに当たる整備記録簿がないという車は避けたほうがいいでしょう。

それでは、現在予算50万円以下で購入できる車種をボディタイプ別に紹介しましょう。

軽自動車でタマ数が豊富なのはスズキワゴンR、安全性重視なら日産デイズを

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まずは軽自動車です。最初にピックアップしたのは2012年に登場した先代のスズキワゴンRです。予算50万円以下にしぼって検索しても350台以上という豊富な流通台数が魅力です。流通台数が多いほうが、さまざまな条件を吟味して選ぶことが可能だからです。ボディカラーは白、黒、シルバーが多いですが、ブルーやピンクといった色を狙うとお買い得感は高くなります。

同じハイトワゴン系のモデルでは2010年に登場した先代ダイハツムーヴもおすすめです。こちらの流通台数は500台を超えていて、ワゴンRよりも選択肢に幅があります。標準系モデルだけでなく、カスタムも狙えます。運転支援システムの初代スマートアシストを装着している車が選べるのはかなり魅力的です。

軽自動車でタマ数が豊富なのはスズキワゴンR、安全性重視なら日産デイズを 2
日産と三菱が作った合弁会社のNMKVが開発した第1弾モデル、2013年に登場した初代日産デイズも狙い目です。予算50万円以下で狙えるモデルは200台ですが、衝突回避支援ブレーキを装着した車も選べるので安全性はこの価格帯では断トツです。

そして最後は2012年に登場したホンダN-ONEです。ホンダN360をモチーフとしたファニーフェイスが特徴の軽自動車です。予算50万円の中古車は100台程度と少ないですが、自然吸気エンジン搭載車だけでなくパワフルなターボエンジン搭載車も狙えます。

コンパクトカーなら日産キューブやマツダデミオが選びやすい。

コンパクトカーなら日産キューブやマツダデミオが選びやすい

続いてはコンパクトカーです。東京モーターショーで次期モデルが公開され、名称がヤリスへと変更されるトヨタヴィッツです。2010年に登場した現行型のヴィッツでも約150台が予算50万円で購入可能で、水色やピンク、赤といったボディカラーは割安になっています。グレードでは1.3L車が狙い目です。

2008年に登場し、2019年いっぱいで生産終了となる現行型日産キューブは流通台数約900台と50万円以下の中古車が豊富です。リビングルームのようなインテリアが特徴で、装備の充実した特別仕様車やライダーと呼ばれるカスタムモデルも狙えますので、かなりおすすめです。

欧州で走りに磨きをかけたスズキスイフトの2010年に登場した先代モデルも、予算50万円以下で購入する中古車としてはおすすめの1台です。流通台数は約100台で、走りに磨きをかけたRS、燃費性能の優れた直噴エンジン搭載車も狙えます。

コンパクトカーなら日産キューブやマツダデミオが選びやすい2
そして、マツダの新技術群、スカイアクティブテクノロジーを初搭載した2010年に登場の先代デミオも、50万円以下の中古車が約600台も流通しており探しやすいです。おすすめのグレードはマイナーチェンジ時に登場したスカイアクティブエンジン搭載車です。

ミニバンならトヨタアイシス、ホンダストリームなど「背の低い系」が狙い目

ミニバンならトヨタアイシス、ホンダストリームなど「背の低い系」が狙い目

ミニバンはどうでしょう。予算50万円以下で購入できるミニバンでまず紹介したいのが、2004年に登場したトヨタアイシスです。左側にピラーレスのスライドドアを採用し、大開口を実現し、サイドシートやリアシートへのアクセスに優れています。予算50万円以下の中古車が500台以上と豊富で、エアロパーツを装着したプラタナが狙い目です。

2004年に登場した日産ラフェスタは、5ナンバーサイズのボディで取り回しがしやすいのが特徴です。50万円以下の中古車の流通台数は約260台で、この価格帯でも走行距離が少ない物件が多いのが特徴です。前期型にのみ設定されていたプレイフルならば、大きなガラスルーフが装着されています。

ミニバンながら都市部に多い立体駐車場に対応した優れたパッケージングを採用しているのが、2006年に登場したホンダストリームです。50万円以下の中古車は約400台流通しており、多くの車がHDDナビを装備しています。RSZというスポーティグレードがおすすめです。

現在では車種ラインナップからミニバンがなくなってしまったマツダからは、2010年に登場したプレマシーをピックアップ。スタイリッシュな外観ながらリアにスライドドアを採用し、利便性は抜群です。50万円以下で購入できる中古車は約90台と少なめですが、走行距離5万km以下という中古車がたくさんあるのが特徴です。

数は少ないものの日産デュアリスやスバルフォレスターなどSUVにも50万円で狙える車種が

数は少ないものの日産デュアリスやスバルフォレスターなどSUVにも50万円で狙える車種が

最後に紹介するのはSUVです。まずは2007年に登場した日産デュアリス。現在はエクストレイルと統合されてしまいましたが、走りにこだわったSUVとして話題となりました。50万円以下の中古車は約50台ですが、ガラスルーフが装備される上級グレードの20Gが狙い目のグレードです。

続いては2007年に登場したスバルフォレスターです。流通台数は約30台と少なめですが、パワフルなターボエンジンを搭載したグレードも狙えるのが魅力です。

そして最後に紹介するのがホンダクロスロードです。2007年〜2010年という短期間しか販売されなかったモデルですが、コンパクトなボディに3列シートをレイアウトした優れたパッケージングが魅力です。またスクエアなボディも最近では珍しいデザインとなっています。50万円以下の中古車は20台程度と少ないのですが、上級グレードの20Xがおすすめです。

やはり主流はメンテナンス履歴が問われる古い車

やはり主流はメンテナンス履歴が問われる古い車

こうして見ると、予算50万円以下の中古車でもさまざまなボディタイプが狙えることがわかりますが、やはりミニバンやSUVとなると年式は10年落ちといった古い年式の車が中心となります。少しでも新しく、走行距離の少ないものを狙うのであれば軽自動車やコンパクトカーを選ぶのが良いでしょう。

いずれにしても購入時には走行距離と価格のバランス、そして整備記録簿でこれまでどのようなメンテナンスが行われてきたのかをしっかりと確認したいところです。特にタイミングベルトを採用したエンジン搭載車であれば、交換済みか否かを見て、年式が進んでいても交換済みを積極的に狙いましょう。

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保証付はまれ、修復歴車を狙うのはリスクが高い

このような低価格帯の車は保証がないか、あってもかなり限定された内容となります。また、この価格帯になると修復歴有の車の比率が高まりますが、そういった車を検討する場合はどの部位をどのように修理しているのかしっかりと販売店に説明してもらいましょう。もし説明が明確でない場合はパスするほうがベターです。

安全装備など目をつぶれば予算50万円でも魅力のある中古車は見つかります。自分が何を一番重要視するのか、そしてどれくらいその車に乗るのかを考えて、予算50万円の中古車選びは行いましょう。

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カーリースって何?

カーリースはリース会社が所有する車を利用料を払って使用する車の持ち方です。

<カーリースのメリット>
・月々の支払いで車が持てる
・頭金や初期費用は不要なので、まとまったお金が必要ない
・税金や保険料は月額料金にコミコミなので、車生活で大きなお金も不要
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・マイカーと同様のナンバープレートが使える

※記事の内容は2019年12月時点の情報で制作しています。

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