車の購入に必要な手順や流れをわかりやすく解説!自分に合っている買い方は?

更新日:2024.04.23
車を初めて購入する方向けに必要な手順や流れを解説する記事のタイトル画像

車を購入したいと考えたものの、どこから手を着けて何から決めればいいか、詳しくない方ほど頭を悩ませる場面も多いでしょう。
車の購入は、「予算や車種を検討する」「支払い方法を決める」といったように、計画を立てて一つひとつ手順を踏むことが大切です。手順どおりにこなしていけば、自分の希望に合う車を購入しやすくなります。

そこで、車の購入を検討する方へ向けて、自分に合った買い方をするために把握しておきたい手順やコツを紹介していきましょう。購入に必要な書類や車種ごとの価格相場なども解説します。



【この記事のポイント】
✔車を購入するときは予算を立ててから車を選び、支払い方法を決める
✔車のタイプによって特徴が異なるので、希望と予算をすり合わせて選ぶ
✔購入しなくても、初期費用不要かつ定額の料金で新車に乗れる方法がある

車を購入するためにやることは?

車を購入するためにやることは? について解説する項目の見出し画像

車の購入には、日常的に発生するほかの買い物よりも大きな金額が必要なので、ハードルが高いと感じる方もいるでしょう。せっかく購入するなら、失敗しないようにしたいもの。ところが、X(旧Twitter)からは以下のような悩みの声も見られます。






これらの投稿のように、初めての車購入で何からしたらいいのわからない、というのは誰にでもあることです。だからこそ、初めてでも自分に合った車を入手するためには、きちんと計画を立てて順番どおりに進めることが大切になってきます。
車を購入するためにやる大まかな手順は以下のとおりです。それぞれ、順に詳しく見ていきましょう。

1. 予算を立てる
2. 欲しい車を検討する
3. 支払い方法を決める
4. 販売店舗や方法を選ぶ
5. 契約手続きをする

車購入の流れ1. 予算を立てる



車の購入を考えているなら、こちらの投稿の方のように、まず予算を立てるようにしましょう。予算を決めずに欲しい車を選んでしまうと、予定よりも大きな金額となり、家計を圧迫することがあります。
また、車を購入すると、車両本体価格のほかにも初期費用や維持費などさまざまな費用がかかります。無理なく車を購入するためにも、必要な費用を以下で具体的に確認して、現実的な予算を立てましょう。

車の購入に必要な費用には何がある?

車の購入に必要な費用は車両代金、法廷費用、その他諸費用であることを示した画像

車の購入に必要な費用として、まず思いつくのは車両本体の代金でしょう。また、車両にオプションを付ければ付けた分、支払い額は増えていきます。それ以外にも、法定費用やその他の諸費用を初期費用として払わなくてはなりません。

法定費用は自動車税/軽自動車税(種別割)、環境性能割、自動車重量税、自賠責保険料、消費税など法律で支払わなければならないと決まっている費用のこと。諸費用は、検査登録費用や納車費用、車庫証明費用、希望ナンバープレート代など、車の購入手続きの際に必要な費用を指します。

初期費用の合計は、一般的に車両本体価格の1〜2割ほどが目安とされています。車両本体価格と初期費用を合計していくらまでなら出せそうか、あらかじめ決めておきましょう

ローンを組むなら金利も考慮

車を購入するときの支払い方法は、現金一括払いかローンが一般的です。ローンを利用する場合は金利が発生するので、車両本体価格や初期費用に加えてさらに費用がかかります。

例えばローンで100万円を借りて5年間で返済する場合、月々の返済額は金利3%なら17,968円ですが、金利8%なら20,276円となり*、返済総額も増えていきます。金利が高いローンは利息額も大きくなるため、月々の返済額を無理なく支払っていける金額に抑えられるように予算を決めることが大切です。

乗り始めたら維持費もかかる

車は、購入時にさまざまな費用を支払えばそれで終わりというわけではありません。運転にはガソリンが必要ですし、安全に乗り続けるためには点検も欠かせません。
これらの維持費は現金一括払いでもローンを組んだ場合でも必要となります。具体的にどのような費用がかかるのか、細かく把握しておきましょう。

車にかかる維持費の代表例として、以下のようなものが挙げられます。

・自動車税/軽自動車税(種別割)、自動車重量税などの税金
・車検費用
・自動車保険料
・駐車場代
・ガソリン代
・メンテナンス費用



ローンの頭金や購入にまつわる初期費用など、車の購入にはまとまった出費がつきものです。
しかし、初期費用はもちろん、維持費もコミコミにできるおすすめの方法なら、月々10,000円台から新車に乗ることができます。
どのような仕組みなのか、以下の赤いボタンから確認してみましょう。


月々1万円から新車を持てる_おすすめの方法



*カルモマガジンのオリジナルローンシミュレーターを使用して算出。処理方式の違いによって、実際の返済額とは異なることがあります

車購入の流れ2. 欲しい車を検討する



予算を決めたら、予算と乗りたい車のタイプをすり合わせて車種を絞りましょう。予算内でやりくりするためには、自身の希望条件に優先順位を付けて取捨選択をしなくてはなりません。以下の情報を参考に、条件を決定してみましょう。

新車と中古車、どちらがおすすめ?

新車と中古車のどちらがいいのかは、予算や自身の価値観によって変わります。それぞれのメリットやデメリットを確認して、どちらにするか決めましょう。

新車購入のメリット・デメリット

新車購入のメリットは、色やグレード、オプションを選んで自分好みの車が手に入ることです。故障のリスクも低く、メーカー保証が充実しているほか、エコカー減税が適用される車種が多いため節税効果が大きい、といったメリットもあります。

ただし、新車は中古車に比べて車両本体価格や初期費用が高い傾向があります。また、車は契約後に生産されるため、新車を購入すると納車までの期間が長くなるのもデメリットといえるでしょう。

中古車購入のメリット・デメリット

中古車は新車よりも車両本体価格が安いうえ、点検・整備が終われば数週間程度で納車されるというメリットがあります。また、生産中止モデルに出合う可能性もあるため選択肢が広がり、好みの車を選びやすくなるでしょう。

その一方で、生産から年数が経過しているため、メンテナンス費用がかさみやすいのはデメリットです。状態の悪い中古車を購入してしまうと、頻繁に故障して短い年数しか乗れないこともありえます。年式が古い車だとエコカー減税の対象にならず、税金が高くなるというデメリットもあります。

自分の希望に合う車のタイプはどれ?

〈タイプ別新車価格相場〉

タイプ 乗車定員 主要車種価格相場
軽自動車 4人 100〜200万円
コンパクトカー 5人 150〜300万円
ミニバン・ワゴン 7〜10人 200〜700万円
SUV・クロカン 7〜8人 150〜500万円
セダン 5人 250〜850万円
ステーションワゴン 5人 200〜500万円

※2024年4月11日時点の情報に基づく

車はタイプごとに乗車定員や価格相場が大きく異なります。自身の希望に合うタイプはどれか、以下で紹介する特徴や価格を参考に、購入する車を慎重に検討していきましょう。

軽自動車

ミライース_車種画像

軽自動車の例:ダイハツ「ミライース」


軽自動車は普通自動車よりも小型の規格で作られた車です。普通自動車よりも税金や車検費用が安いので、維持費を抑えながらカーライフを送りたい方に向いています。車体が小さい分小回りも効き、おもに街中での使用を想定している方や、セカンドカーとして利用したい方に適しているでしょう。

コンパクトカー

ヤリス_車種画像

コンパクトカーの例:トヨタ「ヤリス」


コンパクトカーは軽自動車よりは大きいものの普通自動車としては小さいため、小回りが効き街中でも運転しやすい点が魅力です。駐車もしやすく、スムーズに運転できる車を探している方に適しています。1人でもファミリーでも使い勝手が良く、1台目はもちろん、軽自動車同様にセカンドカーを検討している方にもおすすめです。

ミニバン・ワゴン

フリード_車種画像

ミニバンの例:ホンダ「フリード」


ミニバンはワンボックスタイプで3列シートの車であり、ボディサイズも大きいのが特徴です。ワゴンはコンパクトなものから大型の荷物を積めるものまで、さまざまな種類があります。いずれも広々とした車内空間に魅力を感じ、大人数で出かけたい方や荷物をたくさん運びたい方に向いている車といえるでしょう。

SUV・クロカン

エクストレイル_車種画像

クロスオーバーSUVの例:日産「エクストレイル」


車内が広く、荷室も大きめのSUVは、基本的にオフロードの走行に強く、車高が高いため視認性の良さもあるというメリットが特徴です。中でもクロスオーバーSUVと呼ばれるものは街中での運転にも使える利便性が魅力。一方、クロカン(クロスカントリーSUV)は耐久性に優れており、アウトドアでも使える車を求める方におすすめです。

セダン

マツダ3セダン_車種画像

セダンの例:マツダ3セダン


セダンは、ボンネットとトランク。乗車スペースがそれぞれが独立している車のことです。セダンの座席高はSUVやミニバンなどよりも低いため、乗降しやすいだけでなく重心も低くなることから、運転しやすい車を探している方に向いています。また、高級感や静かさを重視したい方にもおすすめです。

ステーションワゴン

カローラフィールダー_車種画像

ステーションワゴンの例:トヨタ「カローラフィールダー」


ステーションワゴンは、エンジン部分と座席・荷室の2つに分かれている車です。荷室が広いので、アウトドアを楽しみたい方や家族でお出かけをしたい方に向いています。また、SUVより車高が低いため、乗降しやすさや走行性能・安全性を重視したい方にもおすすめです。


購入よりもお得に乗れることも!?毎月定額払いで車に乗る方法をチェック!


車購入の流れ3. 支払い方法を決める



予算と希望する車種が確定したら、現金一括で払うかローンを組むか、支払い方法を決めます。その際は、上記の投稿のように、手持ちの資金との兼ね合いもしっかり考えなくてはなりません。
それぞれのメリットとデメリットを確認し、どれを利用するかの判断材料にしてみましょう。

現金一括で払う


現金一括で車を購入すれば、金利がかからないため支払総額を抑えられます。購入直後から車が自分のものになる、月々の返済が発生しないといった点もメリットです。

ただし、車両代金と初期費用で合計数百万円をまとめて支払うため、手元の資金や預貯金が一気に減り、家計に負担をかける可能性があります。現金一括で車を購入するなら、想定外の出費が起こったとしても対応できる程度の資金を残せるか確認しましょう。

カーローンを組む

銀行系カーローン、ディーラーローン、自社ローンの審査難度と金利や手数料についてまとめた表。銀行系カーローンは審査が厳しい半面、金利が低いこと、ディーラーローンは比較的審査は優しいものの、金利は比較的高いこと、自社ローンは審査がやさしく金利も発生しないが、手数料が高い

カーローンを組むと、車両代金を毎月少しずつ返済しながらカーライフを送ることができます。手元に資金を残しておけるので、車の購入後に何か急な出費があったとしてもあわてずに済むでしょう。

ただし金利が発生するため、支払総額は増えてしまいます。また、カーローンにはいくつか種類があり、銀行系カーローンは金利を抑えられるものの審査が厳しい、ディーラーローンは審査が比較的優しい一方金利が高めな傾向があるといった違いがあります。
おもに中古車販売店が取り扱っている自社ローンのように、審査に通りやすいとされるものもありますが、手数料が高い場合が多いため、ローンごとの特徴を把握したうえで、どれに申し込むかを決めましょう


ローンの違いについてはこちらの記事も参考にどうぞ

銀行系マイカーローンの特徴は?審査傾向や審査に落ちたときの対処法も解説

ディーラーローンとは?審査や金利について基礎から解説 メリットや注意点も

自社ローンって怖くない?人気3社の口コミや特徴から仕組み、審査基準を解説


残価設定ローンを利用する

車両本体価格の月々の支払い分を残価設定ローンと一般的なカーローンで比較した図。一般的なカーローンは車両本体価格全額を分割で返済していくのに対し、残価設定ローンは据え置いた残価を除く乗りの金額を分割して返済してくことを表している。

残価設定ローンはローンの支払方法のひとつで、残価設定型クレジット(残クレ)とも呼ばれています。契約満了時の想定査定額である残価を契約時に設定し、それをローンの最終支払時まで据え置く仕組みのため、月々の返済額を抑えることができます。

ただし、残価はあくまで「据え置かれる」だけなので、マイカーにするためには残価を支払って買い取る必要があります。また、据え置いた残価にも金利がかかり利息総額が大きくなるというデメリットもあるので、資金計画と見比べたうえで利用するかどうかを決めましょう。


残価設定ローンの詳細はこちらで確認できます

残価設定ローンは損?!メリットやデメリット、利用の注意点を詳しく解説



現金一括払いは家計に負担が……そんなときは、ローンと同じように定額払いで新車に乗れる方法を検討してみるのもおすすめです。
近年人気の車の乗り方、早速チェックしてみましょう!


ローンを組まなくても_人気の方法を詳しく見る



車購入の流れ4. 販売店舗や方法を選ぶ

支払い方法が決まったら、どこで車を購入するか決めましょう。新車は基本的にディーラーへ行くことになりますが、中古車の場合は複数の選択肢があります。それぞれの特徴を確認しましょう。

新車ならまずはディーラーへ



新車を取り扱っているのは、ディーラーと呼ばれる車の販売店です。新車を希望するなら、まずは乗りたい車種を販売しているディーラーへ足を運んでみましょう。ディーラーで新車を購入すれば、上記の投稿のように充実した保証やアフターフォローを受けられます

しかし、アフターケアの価格は高めの傾向があります。また、ディーラーは特定のメーカー車しか取り扱っていないので、複数メーカーの車種が候補ならそれぞれの店舗を回らなければなりません。

サブディーラーが利用できることも

サブディーラーは特定のメーカーと特約店契約を結んでいない販売店のことで、複数のメーカー車を取り扱っており、ディーラーと同様のメーカー保証を受けられます。

基本的にサブディーラーも車の定期点検や修理に対応していますが、修理工場を併設していないサブディーラーの場合、ディーラー所有の整備工場へ点検や修理を委託する可能性があります。サービス内容は店舗によって異なるので、希望するサービスが揃うかどうかも確認しておきましょう

中古車販売店で探す





中古車を購入する場合は、正規販売店である中古車ディーラー、もしくは中古車専門の販売店が利用できます。ただ、中古車専門店にはチェーン店も複数あり、例に挙げたX(旧Twitter)の投稿のように、どこで買ったらいいのか悩ましく感じる方も多いようです。

中古車ディーラーは新車ディーラーと同様に、特定のメーカーしか車両の取扱いがありません。また、価格が高めでもその分安定した品質や手厚いアフターサービスを期待できる点も同じです。
中古車専門店ではディーラーより価格が低めな反面、車の品質はまちまちです。しかし、複数メーカー車が揃うので、仮に希望車種の在庫がなくても、似た性能や価格帯の他メーカー車で気に入るものに巡り合う可能性もあるでしょう。

どこで購入するかを判断するには、店舗の評判や口コミの情報収集のほか、実際に店舗に行ってスタッフの話を聞き、相性の良さそうな店舗を自分で探すことも大切です。また、在庫状況は日々変化するので、乗りたい車種の情報は複数の店舗でこまめにチェックするようにしましょう。

オークションで探す

中古車を購入する際、オークションを利用することも可能です。代行業者に依頼して業者向けのオークションを利用するか、オークションサイトやフリマサイトで個人間売買をすることになります。

オークションを利用すれば販売店よりも安く中古車を購入できる可能性がありますが、手元に届くまで現物を確認できない、手数料が高くなりやすいといったデメリットもあるため、利用するかどうかは慎重に判断しましょう。

車購入の流れ5. 契約手続きをする

車購入の流れ5. 契約手続きをする について解説する項目の見出し画像

購入したい車を絞り込み、どのように車を購入するか決めたら、契約手続きを行います。ここでは、実際に店舗を訪れて行う契約手続きの流れを確認しましょう。

店舗に訪れて見積もりを取る

希望する車が決まったら、店舗へ足を運びましょう。候補になった車が異なるメーカーであれば、複数の店舗を回って実物を確認することが大切です。各社で見積もりを取るだけでなく、実際に試乗してみましょう。試乗によって乗り心地やサイズ感を把握すると、判断しやすくなります。

契約や支払いの手続きをする

最終的にどの車にするか決めたら、販売店舗で契約手続きを行います。支払方法もここで選択するため、ローンを利用する場合は併せて審査申込みが必要です。審査に通過すると、ローンを契約できます。

車を購入にあたっては、いくつかの書類提出が求められることがあります。販売店の担当者の指示に従い、書類を用意して手続きを進めましょう。

納車までしばらく待つ

車の購入手続きが終わると、中古車なら数週間程度で納車されますが、新車は半導体不足などの事情もあり、納車まで数ヵ月かかるケースもありえます。その時々の状況によりますので、急ぐ場合はあらかじめ納期確認も忘れないようにしましょう。

納車を待っているあいだには、車庫証明の発行手続きや駐車場の用意、保険の加入や切り替えなど、自分で手配が必要な準備を進めましょう。実際に納車されたら、車に問題がないかすぐに確認し、問題点や疑問点があれば、購入先に連絡しましょう。


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車の購入手続きに必要な書類は?

車の購入手続きに必要な書類は印鑑証明書、車庫証明書、委任状、住民票であることを示した画像

車を購入するときには書類をいくつか準備しますが、普通車と軽自動車で必要な書類は異なります。どのような場面でどの書類が必要か確認し、適切なものを用意しましょう。

印鑑登録証明書(印鑑証明書)

普通車を購入する場合は、印鑑登録証明書(印鑑証明書)が必要です。普通車は資産として国に登録しなければならないので、契約書に用いた実印が本人のものかどうかを印鑑証明書で確かめます。印鑑証明書は、実印を登録している役所や、コンビニ交付サービスを利用して入手しましょう。

実印を登録していない場合は、事前に印鑑登録が必要です。住民登録している役所で手続きを済ませましょう。登録には、実印のほかに運転免許証などの本人確認書類が必要となります。
なお、軽自動車は資産として扱われないため、実印や印鑑証明書はいらず、認印のみで問題ありません。

自動車保管場所証明書(車庫証明書)

車を保管するための場所を確保している証明として、自動車保管場所証明書(車庫証明書)の提出が必要です。車庫証明書は保管場所を管轄している警察署へ行き、窓口で発行申請をしなければなりません。受付は平日のみですが、手数料を払えば購入した販売店が代行してくれるケースも多いので、相談してみるといいでしょう。
申請後、警察が実際に保管場所を訪問して確認するため、時間に余裕を持って申請しておきましょう。

委任状

普通車を購入するときは、新車を購入したときに必要な登録や名義変更の手続きなどを販売店に依頼するために、委任状を提出します。基本的には販売店が書式を用意してくれるため、担当者の指示どおりに記入して提出すればいいでしょう。
なお、軽自動車の場合は委任状ではなく、軽自動車検査協会などで用意されている申請依頼書という書類を提出します。

住民票

ローンを組んだ場合など、車の所有者と使用者が異なることがあります。このようなときは、住民票を提出しなければなりません。
軽自動車を購入する場合は、所有者と使用者が同じであっても住民票の提出が求められます。ただし、住民票の代わりに印鑑証明書でも問題ないケースも多いので、担当者に確認しておきましょう。

購入せずに車に乗る方法もある

車は大きな買い物です。現金一括で購入するならまとまった資金が必要ですし、ローンを組むと金利がかかって支払総額が高くなるほか、頭金の用意もいります。また、車に乗るためには維持費も必須なので、総合的に考えて購入のハードルが高いと感じることもあるでしょう。

車に乗る方法は購入だけではありません。別の方法で車に乗ることも一度検討してみましょう。ここでは、代表的な方法をいくつか紹介します。

カーシェアリングやレンタカーを利用する

カーシェアリングは、会員登録するとそのサービス会社が提供する車を借りられる仕組みです。パソコンやスマートフォンから予約でき、対面手続きなしで24時間いつでも使える利便性や、1時間未満といった短時間の利用ができる点も魅力です。
レンタカーも車を借りる仕組みですが、営業所へ行って対面の手続きを行う必要があることや、利用時間が数時間単位となる点が異なります。利用可能な車種は多く、乗り捨てできるといったメリットもあります。

カーシェアリングやレンタカーなら、税金や毎月の駐車場代などの支払いは不要で、必要なときだけ気軽に車を使えます。ただし、他人と共同で利用するため、希望の時間に希望の車を借りられないこともありえます。また、短時間から数日の利用がメインであり、借りる時間が長くなると料金が割高になるのは共通のデメリットです。
自分の車の利用頻度を念頭に置いて、場合によっては車を所有しない選択肢も検討してみましょう。

カーリースを契約する

リース会社がメーカーから車を調達して、利用者にその車を貸し出し、利用者はリース会社に毎月定額を支払うことで車を利用できるというカーリースの仕組みを解説した図
リース会社がメーカーから車を調達して、利用者にその車を貸し出し、利用者はリース会社に毎月定額を支払うことで車を利用できるというカーリースの仕組みを解説した図


カーリースとは、リース会社に毎月定額の料金を支払うことで、決められた期間のあいだ車を利用できるサービスです。車の所有権はリース会社にありますが、契約期間中は返却する必要がないので、マイカー感覚で車に乗れます。
税金や自賠責保険料といった維持費も月額料金に含まれており、初期費用不要で利用できるため、手元にまとまった資金がなくても毎月の支払いだけで車に乗ることが可能です。

新車のカーリースなら、購入時と同じように車種やグレード、オプションなどを選べます。車選びから審査の申込みまでオンラインで完結し、車は自宅に届けてもらえるため、販売店を回る時間がない方も利用しやすいでしょう。

購入した車と同じように乗れる「もらえるカーリース」もある

カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」なら、日本最安水準の月々10,000円台から国産新車に乗れるということを表した図


車の購入にはまとまった出費を用意しなくてはなりません。しかし初期費用が不要なカーリースなら、貯金に余裕がなくても、ローンのように毎月一定額を支払うことでカーライフを始められます。

カーリースの中でもおすすめなのが、おトクにマイカー 定額カルモくんです。定額カルモくんの月額料金は業界最安水準*で、月額10,000円台から新車に乗れるほか、プランによっては最終的に車をもらう選択もできます。
定額カルモくんのメリットについて、さらに詳しく確認していきましょう。

契約満了時に車を自分のものにできる

カーリースはお得に車を借りられるサービスであり、乗っていた車は契約満了時に返すのが原則です。しかし、定額カルモくんなら、それまで乗っていた車を契約終了後に自分のものにできる「もらえるオプション」が用意されています。7年以上の契約なら月額500円でプラスすることができるので、カーリースでもいずれ自分の所有車にすることが可能です。また、7年以上の契約であれば、カーリースによくある「走行距離制限」もありません。

維持費も月額料金にコミコミで支払える

 月額定額

カーリースの月額料金には、税金や自賠責保険料、各種手数料などが含まれます。月によって出費が変わらないので、家計管理がしやすくなるのもカーリースの利点のひとつです。

また、定額カルモくんの選べるメンテナンスプランを利用すれば、車検費用やメンテナンス費用なども定額にでき、車の点検や修理が必要になった場合も突発的な費用が発生しにくくなります。

購入と比べたら?定額カルモくん利用者の口コミをご紹介

では、実際に定額カルモくんを利用している方々はどのように感じているのでしょうか。購入から切り替えた方の感想を見てみましょう。


Mさん(トヨタ「ルーミー」9年契約)

なかなかお金が貯まらず、車を購入するには初期費用などがハードルになっていたんですが、父が以前「カーリースなら初期費用なしで乗れる」と話していたのを思い出し、チェックしてみたんです。そうしたら、少ない予算でも好きなグレードが選べることがわかって。まわりは中古車に乗っている世代も多いんですが、カーリースなら新車に乗れましたし、車検などの維持費も月々の支払いにまとめられて大きな出費がないのもいいですね

Oさん(スズキ「ハスラー」9年契約)

ずっと車が欲しかったんですが、車検などの維持費で家計管理が面倒になるのが気になってしまって……そんなとき、と主人にカーリースはどうかとすすめられたんです。調べてみたら、初期費用もいらないし、毎月定額なところが家計的にもとても魅力だったので、すぐに利用を決めました。子供の教育費もかかるようになる時期なので、カーリースなら毎月の大きな出費やまとまった費用の負担に悩まされずに済むため、安心しています。

Oさん(ホンダ「シャトル」11年契約)

車が必要なたびにレンタカーを利用していたんですが、子供ができたので購入しようかと。ただ、中古車でも結構な出費だとわかったので、父も利用していたカーリースを検討したんです。定額カルモくんはとにかく財布に優しいところがいいですね。取扱い車種やメンテナンスプランが幅広いですし、予算内でグレードやオプションも自由に選べて、無理のない範囲で新車に乗ることができるのも魅力的だと感じました。


このように、購入からカーリースに切り替えたことにより、まとまった出費を避けたり家計に優しい月額均等払いを利用できたりしたほか、購入時に検討していたものよりランクが上の車でカーライフを送れている方も多いようです。

現在の予算だとどれくらいの車が利用できそうなのかは、定額カルモくんが用意しているお試し審査を利用して確認してみるといいでしょう。
いったん仮の車種で定額カルモくんが利用できるかどうかを審査しておけば、審査通過後、担当スタッフと予算に見合った車種やプランを細かく相談することができるので、車に詳しくなくても安心して自分にぴったりの車を探すことができます。
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車の購入は計画的に。負担が大きいなら別の方法も検討しよう

車の購入はハードルが高いと思われがちですが、予算を決めてから車を選ぶ、支払い方法や販売店を決めて契約するという手順を踏めば問題ありません。譲れないポイントなどを考えながら、後悔しないよう購入手続きを進めていきましょう。

現金一括払いもローンも、それぞれ金銭的な負担が大きいと感じた場合には、毎月定額で新車に乗れるカーリースも検討してみましょう。業界最安水準*の定額カルモくんなら、購入時よりも負担を抑えながらカーライフを送れる可能性があります。自分にとってメリットの多いサービスなのかどうか、以下のボタンから確認してみるといいでしょう。


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*文末の制作日における調査結果に基づく。調査概要はコンテンツポリシー参照
※この記事は2024年4月2日時点の情報で制作しています

よくある質問

Q1車を購入するためには何をしてどんな手順を踏めばいい?

A:車を購入すると決めたら、まずは予算を立てましょう。家計を圧迫しすぎない予算を決めたうえで、問題なく乗れる車を選びます。支払いは現金一括払いかローン契約かを決めたあとは、販売店を回って契約手続きをしましょう。詳細はこちらでも確認できます

Q2購入する車はどうやって選ぶ?

A:購入する車は、車両代金や諸費用を合計して予算内に収まることを確認し、タイプごとの特徴を見て選びましょう。乗車定員数や車両価格の相場が異なるので、自身の希望と予算をすり合わせて最適な車種を決めましょう。選び方のコツはこちらで紹介しています

Q3購入しないで車に乗る方法はある?

A:カーリースを利用すれば、購入しなくても新車に乗れます。定額の月額料金には税金や自賠責保険料などの費用が含まれているので、突発的な出費が発生しにくいのがメリットです。定額カルモくんなら、契約満了時に車をもらえるオプションも利用できます。

この記事の執筆者・監修者


若林 由晃
クルマ専門家

若林 由晃

代々継がれる創業70年の車販・整備工場を営む家に生まれ、エンジンオイルとガソリンの香りにまみれながら育つ。小学校から車販の接客、中学校には整備の手伝いを行う根っからのカーガイ。自動車整備専門学校では上位の成績で卒業。整備士国家資格は満点合格(専門学校の先生が採点)。 その後、大手自動車メーカー系列のディーラーで整備と中古車販売を経験。IT×車という販売方法に興味を持ち、個人向けカーリースのセールスに転身。中古カーリース事業、全国の加盟店販売事業、自動車販売事業に参画している。 メディア出演・寄稿歴:テレビ東京「ワールド・ビジネス サテライト」、日本テレビ「news every.」「DayDay.」、ラジオ関西「Clip」、徳間書店「GoodsPress(グッズプレス)」、朝日デジタルラボ「Moovoo」ほか

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