車は高価な上に、維持するには税金や保険料、ガソリン代などさまざまな費用が必要になるため、多くのお金がかかります。しかし、生活する上での交通手段としてどうしても車が必要な地域も少なくありません。そんな中、所得があまり高くないフリーターはどのような方法で車に乗ればいいのでしょうか。
ここでは、購入やレンタルという面から、フリーターが車に乗る方法についてご紹介します。
フリーターが車を利用する方法は?
フリーターに限らず、長期的に車を利用するには購入する、借りるという2つの方法があります。
購入の場合は現金かローンを利用し、借りるときにはカーリースを利用するのがいいでしょう。
それぞれの方法の特徴をもとに、メリットやデメリットも併せて見ていきましょう。
購入する
まず、車を購入するには現金もしくはローンのどちらかを選びます。
車を購入する際、中古であれば10万円以下の車もありますが、新車であれば安くても数十万円、高ければ数百万円するのが相場となっています。現金一括払いで車を購入したい場合、当然ですが先にそれだけのお金を貯めなければいけません。そのため、事前に多くの時間がかかるだけでなく、貯金がなければすぐに購入するのは難しいでしょう。
また、月々分割で返済できるカーローンであれば貯金がなくても車の購入は可能ですが、利用するには審査があり、年収や属性など、一定の基準をクリアしなくてはいけません。なお、借入れが可能なのは年収の約30~40%程度までなので、年収によっては購入費用全額のローンを組むのは難しく、頭金を用意しなくてはいけないこともあります。
カーリースを利用する
長期的に車を借りることができるカーリースは、定額制で利用できる車のサブスクリプションサービスです。あらかじめ利用したい期間を決めて契約し、月々の使用料をリース会社に支払うことでマイカーのように車に乗ることができます。車に関する出費を一定にできるので家計管理がしやすく、1万円台から利用できるリース車もあることから、フリーターにも向いている方法といえるでしょう。なお、カーローンと同様に、利用の際には審査があり、年収や属性などの基準をクリアしなくてはいけません。
フリーターが審査を通るために知っておきたいこと
カーリースやカーローンでは、利用するための審査を受けなくてはいけません。
そこで、これらの審査を受ける上で知っておきたいことをご紹介します。
審査でチェックされるポイント
カーリースやカーローンの審査申込みでは、次のようなポイントがチェックされます。
・収入
リースやローンの種類にもよりますが、年収200万円がひとつの基準となっています。また、年収は審査申込みを行う前年度の収入で判断されます。
・属性情報
年齢や職業、勤続年数といった申込者の属性も審査基準となります。正社員は安定した収入があると評価につながりますが、フリーターは安定性がないと見なされて審査で不利になる傾向があります。しかし、同じ職場で長期間働いていれば、安定性が高いと評価される可能性があります。
・信用情報
5~10年以内に自己破産や大規模な返済遅延をしていると、審査に通る可能性は低くなります。クレジットカード料金の支払い遅延やキャッシングの返済忘れなども信用情報に影響します。これらは、CIC(指定信用情報機関)やJICC(日本信用情報機構)などの個人信用情報機関の情報から照会されます。
・債務残高
ローンなどの借入れは、返済負担比率という年収に対する割合が決められています。そのため、その他のローンを組んでいたり借入れをしていたりして返済負担比率以上のローン申込みをすると、審査に通るのが難しくなります。
住宅ローンや消費者金融、クレジットカードのリボ払いやスマートフォンの分割払いなども、その他の借入れに該当するので注意しましょう。
ローン審査に通るための対策
フリーターがローン審査を通過するためには、次のような対策が効果的です。
ローンの審査申込みを行う前にチェックしておきましょう。
・他社のローンを返済しておく
借入額が多いと審査に影響があるので、返済負担比率を下げるためにも、他社のローンがあれば返済しておきましょう。
・勤続年数を長くする
勤続年数が1年未満の場合は安定性が低いと判断されるため、最低でも1年、3年以上であれば安定性が高いと評価につながります。そのため、ある程度同じ勤務先での勤続年数が長くなってから、審査申込みをするのがおすすめです。
・保証人を立てる
本人の情報では信用力に不足がある場合には、安定収入のある連帯保証人を付けることで審査に通る可能性が上がります。審査基準には達していなくても、もう少しプラスの要素があれば基準をクリアできそうな場合には、ローン会社や金融機関から保証人を付ける提案があることもあります。
・信用情報をチェックする
返済遅延履歴など自身の信用情報に不安があるときには、信販会社やローン会社が参照する個人信用情報機関に直接照会をかけ、自分の記録を確認するのがおすすめです。なお、過去に遅延や延滞がある場合には解消から1〜5年、自己破産や返済遅延は5~10年ほど情報が保持されるため、その後であれば審査に通る可能性があります。
リースならおトクにマイカー 「定額カルモくん」がおすすめ
一般的にカーリースは3〜9年の契約期間が多いですが、おトクにマイカー 「定額カルモくん」では最長11年契約が可能です。カーリースの特性上、長く乗るほど月々の料金が安くなるので、標準グレードの軽自動車であれば月1万円台で新車に乗ることができます。
また、定額カルモくんでは初期費用や頭金なども不要なだけでなく、車検やメンテナンス費用などが定額制になったメンテナンスプランが用意されています。月額料金には自動車税(種別割)や自動車重量税、自賠責保険の保険料なども含まれているので、車に関する費用を定額にすることができ、初めてのカーライフでも安心です。そのほかにも、カーリースのデメリットといわれる車の返却が不要な「もらえるオプション」など、定額カルモくんのリースには多くのメリットがあります。
定額カルモくんについて詳しく知りたい方はこちら
カーリースならフリーターでも気軽に車に乗れる
フリーターにとって頭金や車検などまとまった費用を用意するのは負担が大きいため、車に乗るなら毎月定額で車をリースできるカーリースがおすすめです。事前に自分の信用情報などを確認し、きちんと対策すれば審査も通りやすくなるのでぜひ検討してみてください。なお、定額カルモくんではLINEやメールで気軽に相談ができるので、初めてのカーライフの方にもおすすめです。
よくある質問
Q1:フリーターでも車に乗れる?
A:はい、車に乗ることは可能です。長期的に車に乗る場合には、現金一括かローンでの購入、もしくはカーリースで借りる方法があります。それぞれ利用する際の審査があり、年収や雇用形態、勤続年数などの属性、信用情報や債務履歴などが影響します。
Q2:審査にはどんな条件があるの?
A:まず、年収200万円という金額はひとつの基準となっています。審査では収入の安定性が重視されるため、正社員は評価が高く、フリーターやアルバイトなどは評価が低くなる傾向があります。しかし、勤続年数も重要な審査ポイントとなるため、フリーターでも勤続年数が長ければ審査に良い影響があります。なお、1年未満は不安定とみなされ、3年以上は安定性が高いと評価されます。
Q3:フリーターでも審査に通りやすくするためには?
A: 現在の借入額が多いと審査に影響があるので、返済負担比率を下げるためにも、他社のローンがあれば返済しておきましょう。また、本人の情報では信用力に不足がある場合には、安定収入のある連帯保証人を付けることで審査に通る可能性が上がります。
※記事の内容は2019年12月時点の情報で制作しています。