「安全性の高い車」というとボディサイズが大きく、安全装備が充実した高級車というイメージが強い人が多いでしょう。しかし、現在では車の大小にかかわらず、万が一事故を起こした際に乗員への被害を軽減する“パッシブセーフティ(衝突安全)”、そして事故を未然に防ぐ“アクティブセーフティ(予防安全)”の2本柱での安全対策がなされています。さらに、歩行者との事故の場合に、被害を軽減する歩行者傷害軽減ボディなどさまざまな安全性能が車に導入されています。今回はモータージャーナリストの萩原文博さんに、独立した検査機関が行ったさまざまな安全性能のテストにおいて好成績を獲得した「安全性の高い車」を紹介してもらいましょう。
日々刻々と強化される車の安全性
最新の車にはさまざまな安全装備が標準で装着されています。例えば、走行中に着用が義務づけられており、装着していないと違反となるシートベルト。ほとんどの車が採用している3点式シートベルトは1959年にボルボが初めて採用しました。
その後1990年代になると、安全装備は一気に標準装備化が進みます。まずは万が一衝突した場合に風船が膨らみドライバーを守るエアバッグ。最初は運転席のみでしたが、その後助手席用が登場。そして後席もカバーするカーテンエアバッグなどさまざまなエアバッグが導入されています。滑りやすい路面などでタイヤのロックを防ぎハンドル操作を可能とするABSも同じタイミングで普及が進みました。そして、1993年の道路運送車両の保安基準が改訂され、1994年4月以降に発売される新型車には前面衝突試験が義務づけられたことを受けて、自動車メーカー各社はトヨタのGOAをはじめとした衝突安全ボディを採用しました。
1990年代後半に入ると、ABSとトラクションコントロール機能を統合制御する横滑り防止装置が登場。各社VSC、VDC、ESC、ESPなど呼び名はことなりますが、スピンや車線飛び出しを防ぐためにブレーキやエンジンパワーをコントロールする機能面では同じです。最近ではさらに進化し、ハンドルの操舵角を最適に制御したり、前後左右の駆動力をエンジンやブレーキを使用して最適化するなどより細かい制御を行っています。
そして、現在では将来の自動運転化も視野に入れて各社最新鋭の運転支援システムを搭載しています。車に加えて歩行者や自転車などを検知し、衝突の被害の軽減や回避を促す衝突被害軽減ブレーキをはじめ、高速道路などでドライバーがアクセルやブレーキ操作しなくても先行車に追従走行を行う「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」、そして車線をはみ出さないようにハンドルを操作する「レーン・キープ・アシスト機能」など、ドライバーのミスをフォローしつつ、より安全な走行をサポートしてくれる安全装備が次々と搭載されているのです。
車の安全性能を判断する基準とは
最近の自動車メーカーは走行性能や燃費性能よりも安全性能の向上を謳って新車販売に力を入れています。燃費性能は現在の技術力ではやや頭打ちとなっていて、よほどブレークスルーがないと画期的な向上は見込めません。しかし安全性能はセンサーの性能向上や情報処理能力の向上によりまさに日進月歩となっています。
その日々進化する安全性能を客観的にテストし評価しているのが、独立行政法人自動車事故対策機構、通称NASVA(ナスバ)です。NASVAは自動車事故対策の専門機関で、ドライバーが納めている自賠責保険や共済といった国の運用益事業によって事業が実施されています。NASVAは「自動車事故被害者を支える」「自動車事故を防ぐ」「自動車事故から守る」の3つの業務を一体的に実施している組織です。
JNCAPには「衝突安全性能評価」と「予防安全性能評価」の2つのテストがある
NASVAのホームページで公開されているテスト風景の動画
そのNASVAがより安全な車・チャイルドシート普及のための自動車アセスメント事業として、一般に販売されている自動車に対して安全の評価を行っているのです。NASVAがおこなっている自動車アセスメント(JNCAP)では、衝突時の安全性能について、乗員保護性能、歩行者保護性能及び、シートベルトの着用警報装置などそれぞれの評価を行う「衝突安全性能評価」がまず挙げられます。2018年度以降、この衝突安全性能評価で100点満点中82点以上を獲得すると「ファイブスター賞」が授与されます。
もう一つの評価が2014年度から実施された、衝突被害軽減ブレーキをはじめとした最新鋭の運転支援システムの評価を行う「予防安全性能評価」です。この予防安全性能評価には最近よく耳にする「サポカー」に適合した装備がテストされています。「サポカー」は装備の有無を判定するだけですが、この予防安全性能評価は装着されている運転支援システムの性能をテストし、最高評価となった車にはASV+++(エーエスブイトリプルプラス)と認定されます。
したがって衝突時の安全性を評価した「ファイブスター賞」と、事故を未然に防ぐ・軽減する装置を評価した「ASV+++」の両方を獲得した車が本当の意味で安全な車ということになります。ただ、一方で自動車を取り巻く環境や技術の進歩を反映して、JNCAPのテスト条件・項目、評価項目も都度見直しがなされており、結果的に過去のものとの比較がしにくくなっています。
今回のランキングは2018年度に改正された「衝突安全性能評価」の結果をもとに順位づけを行いましたので、取り上げるのはそれ以降にテストを受けた車に限ったものとなります。三菱エクリプスクロスのように「予防安全性能評価」ではASV++に留まった車種がある点にご注意ください。
「予防安全性能評価」については2019年度に改正が行われ、テスト項目の追加があったため満点が126点から141点へと変わっています。前述のように今回は「衝突安全性能評価」の順位で選んでいますが、2019年度の「予防安全性能評価」ではトヨタアルファード/ヴェルファイア、日産セレナ・スズキランディ、レクサスNX、UX が新しい満点の141点を獲得しています(トヨタアルファードや日産セレナは2017年度以前に「衝突安全性能評価」を行い、2019年度に「予防安全性能評価」を受けていますので、この記事のランキングにはノミネートされていません)。
*今回の記事のデータはあくまでもNASVAによるテスト時のデータをもとにランキングをしていますので、その後の仕様変更などで最新のモデルの安全装備とは異なる可能性があります。
安全性の高い自動車BEST10
第1位トヨタクラウン(96.5点)
●489万9000円~739万3000円 ●全長4910mm×全幅1800mm×全高1455mm
衝突安全性能 ★★★★★ 96.5 / 100点 (2018年)
予防安全性能 ASV+++ 124.5 / 126点 (2018年)
2018年度の評価結果で100満点中96.5点を獲得し、堂々の第1位に輝いたのはトヨタクラウンです。2018年6月に登場した現行モデルはTNGAを導入し、安全性だけでなく、コネクティング機能も充実しています。
クラウンは歩行者保護性能評価の2項目でどちらもレベル5を獲得し、37満点中36.51点と高得点です。また乗員保護性能評価の7項目でもすべてレベル5を獲得し、59点満点中57.11点となっています。ただ、シートベルトの着用警報装置はレベル3に留まり、4点中2.92点となりました。シートベルトの着用警報装置はやや低い点となりましたが、その他の2つの評価では高得点となりました。これはクラウンが採用したトヨタの車構造改革であるTNGAの効果が大きいと言えるでしょう。
第1位スバルフォレスター 96.5点
●291万5000円~328万9000円 ●全長4625mm×全幅1815mm×全高1730mm
衝突安全性能 ★★★★★ 96.5 / 100点 (2018年)
予防安全性能 ASV+++ 131.4 / 141点 (2019年)
トヨタクラウンと同点で1位タイとなったのはスバルフォレスターです。2020年10月に一部改良を行い、2.5Lガソリンエンジンを廃止する一方で1.8Lターボエンジンが復活しました。
フォレスターもSGP(スバルグローバルプラットフォーム)を採用し、基礎から一新したことで、歩行者保護性能評価では2項目とも最高評価のレベル5を獲得し、37満点中34.08点を獲得。そして乗員保護性能評価の7項目でもすべて最高評価のレベル5を獲得し、59点満点中58.46点となりました。そして、シートベルトの着用警報装置のテストでは最高評価のレベル5を獲得し、4点満点となっています。スバル車の中で最も悪路走破性を実現しているフォレスターですが、安全性能面でもスバル車で最も高い評価を得ているモデルです。
第3位三菱エクリプスクロス 89.7点
●258万6100円~368万6804円 ●全長4405mm×全幅1805mm×全高1685mm
衝突安全性能 ★★★★★ 89.7 / 100点 (2018年)
予防安全性能 ASV++ 63.5 / 126点 (2018年)
三菱エクリプスクロスは2018年3月に発売開始したミドルサイズSUVです。当初は1.5Lターボを搭載したガソリン車のみでしたが、その後2.2Lディーゼルターボ車を追加。2020年12月のマイナーチェンジでディーゼルターボ車が廃止され、PHEV(プラブインハイブリッド)が設定されます。今回のテスト結果はマイナーチェンジ前のモデルのものです。
歩行者保護性能評価では歩行者頭部保護性能試験がレベル4となりましたが、歩行者脚部保護性能試験はレベル5を獲得し、37点満点中29.96点となりました。乗員保護性能評価の7項目では、すべて最高評価のレベル5を獲得し、59点満点中56.96点となりました。しかし、シートベルトの着用警報装置のテストではレベル3にとどまり、4点満点中2.83点。エクリプスクロスで気になるのは予防安全性能の対車両は満点ですが、夜間の歩行者対応がないためASV++に留まっている点です。
第4位トヨタRAV4 88.9点
●274万3000円~402万9000円 ●全長4600mm×全幅1855mm×全高1685mm
衝突安全性能 ★★★★★ 88.9 / 100点 (2019年)
予防安全性能 ASV+++ 137.0 / 141点 (2019年)
続いて、第4位はトヨタRAV4。SUVが連続してランクインしています。現行型のRAV4は2018年4月に登場。スタイリッシュな国産SUVが多い中、マッチョで無骨なボディデザインが評価され、大ヒットモデルとなっています。搭載されているパワートレインも2Lガソリン、2LエンジンのハイブリッドそしてPHEVと多彩ですが、採用する4WDシステムも3タイプ用意するなど走行性能にこだわっています。
歩行者保護性能評価では歩行者頭部保護性能試験がレベル4となりましたが、歩行者脚部保護性能試験はレベル5を獲得し、37点満点中29.18点です。乗員保護性能評価では後面衝突頸部保護性能試験ではレベル4ですが、そのほかではレベル5を獲得し、59点満点中57.30点となりました。シートベルトの着用警報装置ではレベル3となり、4点満点中2.50点に留まっています。
第5位ホンダN-WGN 88.7点
●129万8000円~182万7100円 ●全長3395mm×全幅1475mm×全高1675mm
衝突安全性能 ★★★★★ 88.7 / 100点 (2019年)
予防安全性能 ASV+++ 123.7 / 141点 (2019年)
88.7点を獲得し、第5位となったのは軽自動車のホンダN-WGNです。現行モデルは2019年7月に販売開始されました。ひと足先に販売開始したN-BOXから採用した新開発のプラットフォームを採用したことで、走行性能だけでなく安全性能も向上したのが特徴で、現在発売されている軽自動車の中で最も安全性能の高い車と言えるでしょう。
歩行者保護性能評価では歩行者頭部保護性能試験、歩行者脚部保護性能試験ともにレベル5を獲得し、37点満点中30.37点です。乗員保護性能評価では7項目ですべてレベル5を獲得し、59点満点中55.34点となりました。シートベルトの着用警報装置ではレベル4となり、4点満点中3.00点となっています。軽自動車などの小さい車は危ない!と言われますが、現在ではそれも過去となっています。
第6位ホンダアコード 88.5点
●465万円 ●全長4900mm×全幅1860mm×全高1450mm
衝突安全性能 ★★★★★ 88.5 / 100点 (2019年)
予防安全性能 ASV+++ 132.0 / 141点 (2019年)
現行型アコードは日本市場に導入されたのは2020年2月ですが、すでに海外では販売されており、2019年度にテストを受け88.5点となりました。現行型のアコードはタイで生産され日本に輸入されている4ドアセダンで、搭載されているパワートレインは2Lガソリンエンジンと2つのモーターを組み合わせたハイブリッド車のみです。
歩行者保護性能評価では歩行者頭部保護性能試験がレベル4となりましたが、歩行者脚部保護性能試験はレベル5を獲得し、37点満点中28.11点となりました。乗員保護性能評価では7項目すべてでレベル5を獲得し、59点満点中57.95点というハイスコアとなりました。しかしシートベルトの着用警報装置ではレベル3となり、4点満点中2.50点となっており、同じホンダのN-WGNに0.2点及びませんでした。
第7位トヨタカローラスポーツ 87.8点
●216万9000円~284万1000円 ●全長4375mm×全幅1790mm×全高1460mm
衝突安全性能 ★★★★★ 87.8 / 100点 (2018年)
予防安全性能 ASV+++ 122.4 / 126点 (2018年)
新しいカローラシリーズの幕開けを告げたモデルが、2018年に登場したカローラスポーツです。TNGAを採用し3ナンバーサイズとなったことで、走行性能を向上。そして同日に登場したクラウンとともにトヨタ初のコネクティッドカーとなり車載通信機DCMを全モデルに搭載し話題となりました。
歩行者保護性能評価では歩行者頭部保護性能試験がレベル4となりましたが、歩行者脚部保護性能試験はレベル5を獲得し、37点満点中27.48点となっています。乗員保護性能評価では7項目すべてレベル5を獲得し、59点満点中57.85点というハイスコアを達成。そしてシートベルトの着用警報装置ではレベル3となり、4点満点中2.50点となっています。トヨタ車は全般的にシートベルトの着用警報装置の成績が伸び悩んでいます。
第8位ホンダインサイト 87.5点
●335万5000円~372万9000円 ●全長4675mm×全幅1820mm×全高1410mm
衝突安全性能 ★★★★★ 87.5 / 100点 (2019年)
予防安全性能 ASV+++ 121.4 / 126点 (2018年)
2018年12月に登場した現行型インサイトは、従来の5ドアハッチバックからファストバックスタイルの4ドアセダンへと路線変更しました。ボディサイズも3ナンバーサイズとなり、スタイリッシュなセダンとなっています。
インサイトは87.5点となりましたが、その内訳は、歩行者保護性能評価では歩行者頭部保護性能試験がレベル5を獲得しましたが、歩行者脚部保護性能試験はレベル4となり、37点満点中29.84点となりました。乗員保護性能評価では7項目すべてでレベル5を獲得し、59点満点中55.17点です。しかしシートベルトの着用警報装置ではレベル3となり、4点満点中2.50点となっており、このテストでは同じホンダのN-WGNに大きく水を開けられてしまったことで、総合評価でも差が付いてしましました。
第9位レクサスUX 87.3点
●397万3000円~518万4000円 ●全長4495mm×全幅1840mm×全高1540mm
衝突安全性能 ★★★★★ 87.3 / 100点 (2019年)
予防安全性能 ASV+++ 141.0 / 141点 (2019年)
レクサスUXはレクサスのSUVラインアップで最小サイズのコンパクトSUVとして2018年11月にデビューしました。2020年10月にはレクサス初のEV(電気自動車)を追加し話題となっています。
現在レクサスのSUVの中で好調な販売台数を記録するUXは87.3点となりました。歩行者保護性能評価では歩行者頭部保護性能試験がレベル4となりましたが、歩行者脚部保護性能試験はレベル5を獲得し、37点満点中27.86点となっています。乗員保護性能評価では後面衝突頸部保護性能試験の2項目がレベル4ですが、そのほかではレベル5を獲得し、59点満点中56.95点です。そして、シートベルトの着用警報装置ではレベル3となり、4点満点中2.50点となっています。トヨタ車だけでなく、レクサスもシートベルトの着用警報装置ではレベル3にとどまりました。
第10位日産デイズ/三菱ekワゴン・ekクロス 86.5点
●132万7700円~188万2100円 ●全長3395mm×全幅1475mm×全高1640mm
衝突安全性能 ★★★★★ 86.5 / 100点 (2019年)
予防安全性能 ASV+++ 132.0 / 141点 (2019年)
86.5点を獲得し、第10位となったのは、2019年3月に登場した日産デイズ/三菱ekワゴン・ekクロスです。2020年8月に早くも一部改良を行い、先進安全装備の充実を行っています。今回紹介する評価は一部改良前のものです。
歩行者保護性能評価では歩行者頭部保護性能試験、歩行者脚部保護性能試験ともにレベル5を獲得し、37点満点中30.50点というハイスコアを記録。乗員保護性能評価では前面・側面衝突試験うちの3項目がレベル4となっていますが、そのほかの4項目ではレベル5を獲得し、59点満点中53.07点です。ボディの小さな軽自動車ですが、後面衝突頸部保護性能試験の2項目ではレベル5を獲得しています。そして、シートベルトの着用警報装置ではレベル4となり、4点満点中3.00点となっています。ボディサイズの軽自動車でも安全性能は確実に向上していることがわかります。
安全性の高い車を選ぶポイント
NASVAのJNCAPの車種別ページより
先ほども書きましたが、現在の車で最も進化しているのは安全性能です。特にカメラやセンサーの進化はめざましく、新型車ほど安全性能は高くなっています。したがって新車を購入する場合はその車が「いつ販売開始したのか」を重要視すべきでしょう。ただ発売開始は古くてもマイナーチェンジや一部改良で、安全装備はアップデートされます。
マツダのようにどの車にも最新のシステムを搭載したいということで頻繁にアップデートする真摯な姿勢は評価したいですが、1年のうち多い時は2回も一部改良を行ってしまうと、購入するユーザーは「いつ買ったら良いのか」と迷ってしまいますし、中古車として流通したときに、同じ年式で安全装備が異なるという状況となり販売店も正しく評価できるのかは少々疑問です。
最近では衝突軽減ブレーキなどサポカー制度に対応した先進安全装備はほとんどの車で標準装備となっています。しかしそのシステムによる性能差はあります。その性能評価はNASVAが発表しているデータを参考にしたほうがいいでしょう。大事な人を乗せる車ですので、デザインや人気ではなく、安全性の高さで選んでみるというのも良いでしょう。
カーリースなら安全性の高い車に思ったよりも低い金額で乗れるかも(カルモくんからのお知らせ)
さて、ここでカルモくんからのお知らせです。ここまで紹介してきた安全性の高い車の中には、400万円を超えるような車種もありました。しかしそんな車でもカーリースを利用することで、思ったよりも低い月々の支払いで乗ることも可能になるかもしれません。
カーリースは、リース会社が所有する車を定額制で利用できる新しい車の利用方法です。リース料には各種税金や手数料などが含まれているので、頭金も初期費用も必要なく、定額料金だけで車に乗ることができます。
数あるリース会社の中でも、月額10,000円台から新車に乗れるカーリースの「定額カルモくん」なら、次のようなメリットでよりお得にカーライフを楽しめます。
〈定額カルモくんのメリット〉
- 国産全車種全グレードから自由に選べる
- メーカーオプションやディーラーオプションも新車購入と同様に選択可能
- 車選びから申込みまでオンラインで完結
- 納車時は自宅まで届けてくれる
- 時には3ヵ月ほどかかる納車期間が、車種によっては最短4週間の即納が可能
- 契約期間は1年から業界最長の11年(2020年3月、定額カルモくん調べ)のあいだで、1年単位で好きに選べる
- 安心のクローズドエンド方式で、返却時に追加料金の心配もナシ
- 全国30,000店舗以上の提携大手事業者でメンテナンスが受けられる
- 毎年の自動車税(種別割)、車検時の法定費用や自賠責保険料なども定額料金にコミコミ
- メンテナンスプランをつければ、車検基本料や一部消耗部品の交換費用も定額にできる
- メーカー保証と同程度の延長保証や返却時の原状回復費補償のついたプランもアリ
- 一定条件を満たせば、契約満了時に車がもらえる
- 電話やメール、LINEなどでマイカーコンシェルジュに気軽に相談できる
「おトクにマイカー 定額カルモくん」を利用すれば、乗り始めの費用や維持費を抑えながら、お気に入りの車に乗ることも可能になります。
主役は依然として人間、安全装備は正しく理解して使いたい
国内外の自動車メーカーが開発競争を行っている運転支援システムをはじめとした安全装備。こういった装備はドライバーの負担を軽減し、ゆくゆくは交通事故を無くすために開発されているのです。しかし、せっかく自動車メーカーがすばらしい運転支援システムを開発しても正しく理解して使用しなければ意味がありません。自動ブレーキと呼ばれることの多い衝突被害軽減ブレーキも、あくまで人間をサポートするシステムですので、責任を担っているのはドライバーだということを忘れてはなりません。こうした安全で便利なシステムの機能をユーザーがしっかりと理解して使用することで、事故のない社会が実現することになるのです。
なお、今回の記事のデータ元となった独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)は、ホームページでテストの詳しい結果やテスト風景の動画などを公開しています。気になる車がある方はぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
※記事の内容は2021年1月時点の情報で制作しています。