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真夏の炎天下に駐車した車の車内温度、何度になると思います? なんと70度にも達することがあるとか…。こうなるとカーエアコンもすぐには効きませんよね。
でも、ちょっとした工夫でだいぶ差が出るんです!早く涼しくしたいなら、以下の3ステップを覚えましょう!
①車内の熱気を外に出す
熱気がこもったままエアコンを作動させてもなかなか車内は冷えません。無理矢理冷やそうとエアコンを強くしてもバッテリーに負担がかかることに加え、燃費も悪化。良いことなしです。
エアコンをオンにする前に、対角線上の車のドアを、窓を全開にした状態で5~6回開け閉めしてください。この作業だけで車内の熱気がだいぶ逃げてくれます。
②車内を急冷!
次に、エアコンを外気導入、最も低い温度(‼)、最大風力に設定してON!このとき、窓は全開にしておくのがポイントです。
ドアの開閉で追い出しきれなかった熱気とは、ここでさよならします。
③冷えた空気を逃さない
しばらくして熱気がなくなり「エアコンが効いてきたな~」と感じるようになれば窓を閉め、エアコンを通常の風量&適温に戻し、今度は冷えた空気が出て行かないように内気循環に切り替えましょう。
「内気循環」はこのマークが目印です
こうすると、最速で涼やかな車内に。ちょっとしたことですが、ずいぶんと差が出るので試してみてください♪
後席を涼しくしたい時の注意点
前席は快適でも後席は暑い…ということも。
そんな時は、中央にあるエアコン吹き出し口を後席に向けましょう。
左右の吹き出し口から出る空気はウィンドウに沿って流れていくため、せっかくの冷風が暖められてしまい効率が良くありません。
【豆知識】目安の温度も知っておこう
実はカーエアコンは、国産車なら「25度」、輸入車の場合は「22度」が主なメーカーの温度設定であるとか。
カーエアコンのシステム上、設定温度がこれより高すぎても低すぎても燃費が悪くなるという悲しい事実があるんです !
燃費の悪化を気にして温度設定を高くするのはあまり意味がないばかりか、逆効果になる可能性も。
上記の温度を目安に、効率よくエアコンを効かせ、快適なドライブを楽しみましょう!
※こちらの記事は、カルモマガジンの提供するメールマガジン(2022年7月24日配信)を再編集した内容です。
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