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おすすめの残クレをFPが解説!上手に使う方法や注意点、利用者の声を紹介

おすすめの残クレをFPが解説!上手に使う方法や注意点、利用者の声を紹介
おすすめの残クレをFPが解説!上手に使う方法や注意点、利用者の声を紹介
貯金ゼロでもマイカー持てる

近年、車を購入する際に、ディーラーで残クレをすすめられた経験のある方は多いはず。各メーカーが残クレでの購入を推奨していますが、メーカーごとに違いはあるのでしょうか。

そこで、おすすめの残クレや上手に使う方法、利用時の注意点や実際の利用者の声などをご紹介します。また、残クレについて、ファイナンシャルプランナーの伊藤真二さんの解説も併せて見ていきましょう。

分割で買える_新しい乗り方
  • 残クレはずっと同じメーカーの車に乗り続けたい方におすすめ
  • 残クレは残価も含めた総額に金利がかかる
  • 残クレの制約をしっかり理解して利用することが大切

まずは残クレのしくみをおさらい

残価設定ローンとカーローン

残クレは通常のローンと違って、残価設定があったり独自のルールがあったりとしくみが複雑です。また、各メーカーが残クレを提供しているので、自分に合ったサービスを選ぶためにも、しくみを理解しておくことが大切です。そこで、残クレのしくみについて見ていきましょう。

残クレの料金のしくみ

通常の場合

まず、残クレの大きな特徴は車両本体価格に対して、最終返済時まで残価を据え置くことです。そのため、車両本体価格の全額を支払うローンと比べて、分割対象となる金額が少なくなることから、月々の返済額を抑えられるのがメリットとなっています。

・月々の返済額の算出方法
例えば、300万円の車に対して100万円の残価を設定し、5年ローンを組むと次のような計算になります。

(車両本体価格 − 残価)÷ 借入期間 = 月々の返済額
(300万円 ー 100万円) ÷ 59回 = 月々約33,300円

また、据え置いた残価は最終返済時に何らかの方法で清算することになります。ただし、車を返却することで清算する場合には費用の負担が少なく、返済総額を抑えられるのが、残クレの特徴です。

・金利
残クレでは一般的なローンと同じように金利がかかります。また、金利はメーカーによっても異なりますが、残価も含めた車両本体価格の全額にかかるため、車を返却した場合でも、残価に利息が発生する点には注意が必要です。

最終返済時の選択肢

残クレでは、最終返済時に以下の3つの選択肢から選びます。

  • 車を返却して契約を終了する
  • 車を返却して新しい車に乗り換える
  • 車を買い取る

車を買い取る場合は、現金一括もしくは再クレジットを組んで残価分を返済することになります。なお、再クレジットの金利は、その時点での金利が適用されます。

おすすめの残クレはどれ?各メーカーのサービスを比較

おすすめの残クレはどれ?各メーカーのサービスを比較

どのメーカーの残クレも、残価設定や返却を前提とするなど、基本的なしくみは同じです。ただし、金利や走行距離制限のルールなどはそれぞれ異なります。そのため、複数のメーカーで車種を検討している場合などは、それぞれのメーカーの残クレの特徴を把握しておくことがおすすめです。

〈各メーカーの残クレを比較〉

メーカー 金利 対象車種 支払回数 契約満了後の 
選択肢 
月間の制限距離 ボーナス払い 
スズキ 2.9〜3.9%  軽四輪乗用車 
登録車 
エブリイ JOIN 
JOINターボ 
(福祉車両 
ウィズシリーズ
MT車を除く) 
5年、4年 
3年 
乗換え・返却 
乗り続ける 
年間10,000km 
とした場合の 
契約期間分 
可 
(5,000円/回以上) 
ダイハツ 1.9〜4.9% 小型車や 
軽自動車 
5年コース 
3年コース 
乗換え・返却 
乗り続ける 
5年:60,000km 
4年:50,000km  
3年:40,000km 
可 
トヨタ 約3.6~4.9% 販売店によって
異なる 
3年など
販売店によって
異なる  
乗換え・返却 
乗り続ける 
販売店によって
異なる 
可 
日産 4.9% コンパクトカーや軽自動車 
ミニバンなど 
3年、4年 
5年 
乗換え・返却 
乗り続ける 
1,000km/月 
または 
1,500km/月 
可 
ホンダ 3.5% Honda 四輪新車 
(一部対象外) 
3年、4年 
5年 
乗換え・返却 
乗り続ける 
1,000km/月 
または 
1,500km/月 
可 
マツダ 2.99% マツダ車 
(一部対象外) 
3年、5年 
7年 
乗換え・返却 
乗り続ける 
1,000km/月 
または 
1,500km/月 
可 
三菱 2.4〜3.9% コンパクトカーや軽自動車 
ミニバンなど 
3年、4年 
5年 
乗換え・返却 
乗り続ける 
1,000km/月 
または 
1,500km/月 
可 

 

スズキ

スズキは「かえるプラン」という残クレで、車種によって契約可能な期間が異なるのが特徴です。5年プランと3年プランは、スズキの軽四輪乗用車、登録車(福祉車両ウィズシリーズを除く)、4年プランは、エブリイ JOIN、JOINターボ(MT車を除く)が対象車種となっています。また、それぞれに金利が異なります。

ダイハツ

ダイハツの残クレは、5年契約は60,000km、4年契約は50,000km、3年契約は40,000kmと、契約期間に応じて走行距離制限が決まっています。また、メンテナンス費用をパッケージにした「ワンダフルパスポート」に加入すると、1.9〜3.9%という低金利で利用できるのが特徴です。

トヨタ自動車

トヨタ自動車の残クレは、販売店によって金利や契約可能期間、走行距離制限が異なります。そのため、気になる車種がある場合は、条件を基に近くの販売店に相談し、見積もりを取得してから検討するといいでしょう。

日産

日産の残クレは、対象車種も幅広く、オンラインの「セルフ見積り」で簡単に料金シミュレーションが可能です。また、走行距離制限も月間1,000kmや1,500kmから選べるので、カスタマイズしやすいでしょう。

ホンダ

ホンダの残クレは、車種に限らず金利3.5%とわかりやすいサービス内容となっています。また、金利が4%台のメーカーも多い中で、比較的利用しやすい残クレなのではないでしょうか。

マツダ

マツダの残クレは「マツダスカイプラン」といい、多くの車種を対象としています。また、金利幅もなく2.99%と低金利で利用しやすいのが特徴です。

三菱自動車

三菱自動車の残クレは、「スーパーマイカープラン」といい、コンパクトカーや軽自動車、ミニバンなどを対象としています。金利幅がありますが、「デリカD:5」など特定の車種では2.4%の低金利で利用が可能です。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二
ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

月々の返済額を抑えられる残クレは、好きなメーカーが決まっている方にとっては便利な方法です。ただし、ほかのメーカーの車種に乗り換えるためには、車を返却し、残価と下取り価格の差額が発生した場合は清算が必要となります。乗っているあいだの負担は抑えられる一方で、こういった負担が生じる可能性も想定しておかなくてはいけません。

また、残クレは原則として返却を前提としているため、各社が独自の保証を用意しています。原状回復費用を考えると、保証の充実度も残クレを選ぶ際の大切な基準となるでしょう。

最近では、ローンを組まずに新車に乗り換える方も増えています。ローンのように初期費用もかからないので、手軽にカーライフを始めたい方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

ローンを組まずに新車

残クレのメリット

残クレのメリット

残クレには、一般的なローンにはないさまざまな特徴があります。まずは、残クレを利用するメリットについて見ていきましょう。

1. 月々の返済額が安い

残価設定ローンとカーローン

残クレの一番のメリットは、月々の返済額が安い点でしょう。その理由に、残価設定があります。通常のカーローンは、車両本体価格の全額をあらかじめ決めた期間で割って、月々分割払いをする方法です。また、車両本体価格と借入期間に応じて、金利がかかります。

一方、残クレでは、車両本体価格に対して残価を据え置いて月々の返済額を計算します。月々の返済の対象になるのは、残価を据え置いた金額となることから、月々の返済額を抑えられるのが特徴です。なお、残クレも通常のローンと同様に、車両本体価格と借入期間に応じて、金利がかかります。

2. 手軽に乗り換えられる

残クレは、同じメーカーの車種に定期的に乗り換えることを目的としたローンです。契約期間は3〜5年で設定されることが多く、最終返済時に次の新車に乗り換えることができます。また、乗っていた車は、返却することで契約終了となるので、売却や査定などの手間がかからないのもメリットとなっています。

3. 残価が保証されている

多くの残クレでは、契約満了時の残価が保証されています。車は長く乗るほど価値が下がり、売却時の人気度や希少度、車の状態などによって査定額が変わります。そのため、数年後の価値である残価が保証されている点は、残クレのメリットのひとつといえるでしょう。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二
ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

契約終了時の残価の保証があるかどうかは契約内容や取扱店舗によって異なります。また、残価保証に条件が設けられていて、返却時の車の状態によって、保証の有無が変わる場合は注意が必要です。価値が保証されているからといって、車に負担がかかったり劣化を進めたりする使い方をしていると、負担が生じる可能性もあります。

残クレがおすすめできないといわれる理由

残クレがおすすめできないといわれる理由

近年、ディーラーローンでは残クレが主流になっていますが、おすすめできないという口コミもあります。その理由には残クレのさまざまな制約が影響しています。ここでは、利用する前に知っておきたい、残クレのデメリットについて見ていきましょう。

残価にも金利が発生する

通常の場合

残クレでは、車両本体価格から残価を据え置いた分が月々の返済の対象となります。ただし、金利は残価も含めた総額に対してかかります。また、利息は期間と借入額に応じて発生するため、残価として据え置く金額が大きいほど、利息の負担が大きくなってしまいます

そのため、月々の返済額を安く抑えられても、想定よりも利息が高くなってしまう可能性がある点も考えておかなくてはいけません。

走行距離に制限がある

残クレは車の返却を前提としているため、車の価値を保つためにさまざまな制約が設けられています。走行距離制限はそのひとつで、月間1,000〜1,500kmなどと設定している場合や、年間や契約期間の合計走行距離で制限を設けているメーカーもあります。

このように残クレでは制限距離を気にしながら利用しなくてはいけないため、マイカーのように好きなだけ乗ることができない点をデメリットと感じる方もいるでしょう。また、制限距離を超えた場合、超過料金が発生することもある注意が必要です。

原状回復義務がある

走行距離制限と同様の制約として、残クレには車を元の状態に戻す原状回復義務があります。原状回復は返却して残価を清算する際に義務が発生し、原状回復にかかる費用は契約者負担となるのが一般的です。なお、原状回復の規定はメーカーや契約によっても異なりますが、基準に達するために修理や整備が必要となることもあるでしょう。

そのため、返却して契約を終了する場合や、返却して乗り換えるときに、まとまった費用がかかってしまう可能性があります。

改造やカスタマイズが禁止されている

車の改造やカスタマイズをすると、ボディや車内に傷をつけてしまうおそれがあります。そのため、原状回復義務のある残クレでは、改造やカスタマイズが禁止されているのが一般的です。マイカーのように自分好みの車でカーライフを楽しみたい方にとっては、残クレは不向きの方法といえるでしょう。

なお、オンダッシュ型のカーナビなど、簡単に着脱できるものであれば認められているケースもありますが、自己判断せず、装着前にメーカーに確認しておくと安心でしょう。

ほかのメーカーの車種に乗り換えにくい

残クレは同じメーカーの車種に乗り続けることを目的とした方法です。もちろん、ほかのメーカーの車種に乗り換えることはできますが、車を返却して契約を終了する、もしくは残価分を清算して買い取り、新たに車を購入しなくてはいけません。

そのため、手間がかかるだけでなく、費用負担が大きくなってしまう可能性があります。また、車を返却して契約を終了するとき、車の状態によっては清算が必要となることもあるでしょう。

所有できない

残クレに限らず、ディーラーが提供するローンでは、完済までのあいだはディーラーが所有権を持ちます。一方、契約者は使用権を持ち、車に乗ることになります。マイカーのように所有できないことから、自分の車という感覚が欲しい方にとっては不向きな方法といえるでしょう。

このようなしくみから、残クレで最終返済時に返却を選んだ場合は、最後まで名義はディーラーのままです。また、現金一括返済で買い取れば車を所有することができますが、再クレジットで残価分を支払う場合は引き続きディーラー名義となります。

一括返済に手数料がかかる

残クレの利息の負担を減らすために、一括返済を想定している方もいるでしょう。しかし、残クレの中には、繰上返済に手数料がかかるケースもあります。また、残クレは3〜5年と契約期間が短いことから、半分以上返済した後では、手数料と利息が相殺されてしまうことも考えられます。

繰上返済を想定している場合は、契約時にあらかじめ手数料についても確認しておきましょう。

設定した残価より車の価値が上回るケースがある

残クレでは、最終返済時の残価が保証されているのが一般的です。この残価保証は、価値が大幅に落ちてしまっても負担がないためメリットとなりますが、反対に想定より下取り価格が高くなってもプラスになることはありません。そのため、結果的に通常のローンで購入して自身で売却していたほうが得をする可能性があります。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二
ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

車の所有権を持ってない状態では、売却や譲渡などはできません。そのため、残クレの車を売却するには、一括返済で買い取って売却することになります。また、車種によっては保証されている残価よりも、実際の車の価値が高くなるケースもあるので、そういった意味で損になる可能性は考えておいたほうがいいでしょう。

実際の残クレ利用者の声を紹介

実際の残クレ利用者の声を紹介

残クレのしくみはわかったものの、検討している方は実際に利用したことがある方の声が気になるのではないでしょうか。そこで、残クレ利用者の実際の声を見ていきましょう。

支払いは安いけど、総額は高い

月々の返済額を抑えられる一方で、総額が高いことで悩んでいる方も多くいます。また、残価にも金利がかかるため、その負担を考えると、銀行のカーローンなど金利の低い方法で購入したほうが総額を抑えられます。このように、現在の状況と負担額を想定した上で、自分にとってメリットの大きい方法を選ぶことが大切です。

低金利のキャンペーンを利用できた

残クレの金利は3〜5%程度が相場ですが、車種や期間限定で低金利のキャンペーンを実施していることがあります。そのため、運良く欲しい車種が低金利で手に入ることもあるしょう。銀行のマイカーローンの金利相場が1〜2%程度なので、同等の金利であれば、残クレでもお得に購入できる可能性があります。

残クレで買った車のローンを借り換えた

基本的に残クレは金利が高い傾向があるため、利息の負担は大きくなってしまいます。そのため、銀行のカーローンなど低金利のローンが組める場合は、借り換えたほうが総額を抑えられる可能性があります。なお、すでに残クレを組んでいる場合は、借換えのローンシミュレーターなどを使って差額を計算してみるといいでしょう。

繰上返済できない

借入額を減らすことで利息の負担軽減につながる繰上返済ですが、メーカーや契約によっては認められていません。なお、一部繰上返済はできなくても、一括返済は認められていることもあります

乗り換えたい車種がなくなった

残クレの契約時点では欲しい車種があった場合も、3年や5年後にも希望の車種があるとは限りません。また、モデルチェンジなどでイメージが変わることもあるでしょう。ただし、残クレは返却せずに乗り続けるには負担が大きい方法でもあるので、そうしたリスクも想定した上で利用しなくてはいけません

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二
ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

どんな方法にもメリット・デメリットはあるので、残クレで購入した車に生じる返済や支払いをシミュレーションした上で利用を検討するのがおすすめです。また、乗換えの時期や、ほかのメーカーを選ぶ可能性などを基にカーライフを想定しておくと、後悔することも少ないのではないでしょうか。

また、残クレの残価設定に魅力を感じている一方で、デメリットやリスクが気になる方には、次の章で残価設定でも安心して利用できる方法をご紹介します。

残価設定で安く新車を手に入れたい方におすすめの方法

残価設定で安く新車を手に入れたい方におすすめの方法

残クレの一番のメリットは、残価設定によって月々の返済額を抑えられる点です。しかし、さまざまな制約があったりリスクがあったりするので、デメリットも考えておかなくてはいけません。

そこでおすすめしたいのが、同じ残価設定でお得に新車に乗れるカーリースです。ただし、中には、カーリースにもデメリットを感じている方もいるでしょう。そこで、残クレよりカーリースがおすすめの理由も併せてご紹介します。

車両本体価格から残価を差し引く料金形態

残価設定ローンとカーリース

残クレは車両本体価格から、最終返済時まで残価を据え置く方法です。そのため、最終返済時に返却もしくは一括返済することで、残価を清算します。

一方、カーリースは車両本体価格から残価を差し引く方法です。車両本体価格から残価を差し引いた金額を契約期間で割り、各種税金や自賠責保険料、サポート料などを含めて月額料金となります。また、契約方式によっては契約満了時に残価精算が行われますが、残価精算のないカーリースもあります

残価精算不要のカーリースはこちら

契約期間の選択肢が豊富

残クレもカーリースも、どちらも返却を前提としていますが、カーリースには少額の追加費用を払うだけで車がもらえるサービスもあります。そのため、乗り続けたい場合でも、まとまった費用負担なく、将来的にマイカーを手にすることができます。

月々500円で車がもらえるカーリースはこちら

最新車種が選択可能

残クレはディーラーが提供しているローンなので、欲しい車種が決まっている場合は、そのメーカーの残クレを利用するしかありません。また、メーカーによって対象車種を限定していたり、車種を限定して低金利キャンペーンを実施したりしていることもあります。

一方、カーリースもリース会社によって取扱車種が異なりますが、国産メーカーの全車種を扱っているリース会社もあります。そのため、マイカー同様に、好きなメーカーや車種を選ぶことができます。

月額に維持費も含められる

残クレはあくまでも車両本体価格を分割で払うローンです。そのため、税金や車検などの維持費は別途自己負担となります。

一方、カーリースの月額料金には各種税金や自賠責保険料、各種手数料が含まれているのが一般的です。また、車検などのメンテナンス費用もコミコミにできるカーリースを選べば、車にかかる費用をフラットにすることもできます。そのため、残クレよりも家計への負担を軽減しやすいのではないでしょうか。

ファイナンシャルプランナー・伊藤真二
ファイナンシャルプランナー・伊藤真二

カーリースは残クレと同じ残価設定なので、走行距離などの制限が設けられています。そのため、同様のデメリットがあるように感じる方もいるでしょう。しかし、カーリースの月額料金には購入や維持にかかるさまざまな費用が含まれているので、残クレとカーリースはまったく異なる方法です。

また、カーリースの中には、リース特有の制限をなくせるサービスも増えています。次に、残価設定なのに車がもらえるサービスについてご紹介します。

残価設定なのに車がもらえるサービスが人気!

カルモくんスタッフ

残クレを各メーカーが提供しているのと同様に、カーリースにもさまざまなサービスがあります。中でも、おすすめなのが、契約満了時の残価精算なしで利用できる「おトクにマイカー 定額カルモくん」です。定額カルモくんには、残価設定のデメリットをカバーできるプランが充実しているため、残クレのデメリットが気になる方にもおすすめです。

月々10,000円台から新車に乗れる

定額カルモくんは、月々10,000円台から新車に乗れる業界最安水準のカーリースです。ロングセラーのホンダ「N BOX」を残クレで契約した場合は月々18,700円*からですが、定額カルモくんなら月々 19,310 円から乗ることができます。また、この月額料金には各種税金や自賠責保険料が含まれているので、車検時の法定費用の負担もありません。

*Honda「セルフ見積り」参照

走行距離制限が無償でなくなる

残価設定のデメリットとされることもある走行距離制限ですが、定額カルモくんなら7年以上で契約するだけで走行距離が無制限になります。そのため、マイカーのように好きなだけドライブや遠出などを楽しむことができます。また、通勤などで車の使用頻度が比較的高い場合でも安心して利用しやすいのではないでしょうか。

将来的に車がもらえる

走行距離制限と同様、残価設定サービスには原状回復義務の制約があるのが一般的です。また、原状回復費用が契約者負担となるだけでなく、車の使用にも気を使わなくてはいけません。

しかし、定額カルモくんの「もらえるオプション」を利用すれば、6年契約以上で月々500円プラスするだけで、契約満了時に車をもらうことができます。車をもらう選択をすれば、結果的に原状回復義務がなくなるため、原状回復のリスク回避にもつながります。

契約満了まで独自の保証が受けられる

車のメーカー保証には、一般保証(3年または走行距離60,000km)と特別保証(5年または走行距離10万km)があります。残クレの場合、最長5年での契約が多いことから、保証期間内での使用となるのが一般的です。

一方、カーリースは長期契約となることも多く、定額カルモくんでは最長11年契約が可能です。そのような長期で契約する場合、保証なしでは不安に感じる方もいるでしょう。しかし、定額カルモくんには車検を定額化できるメンテナンスプランの中に、契約満了までメーカー保証と同等の保証が受けられるプランがあります。

そのため、長期契約でも安心して利用することができます。

ローン審査に不安があっても利用しやすい

残クレなどのディーラーローンは、銀行などの金融機関のカーローンよりも金利が高いことから、比較的審査がやさしいといわれています。しかし、中には、携帯電話料金の払い忘れなどが影響してカーローンの審査に落ちてしまうケースもあります。そこで、審査が不安な方におすすめなのが定額カルモくんの「お試し審査」です。

定額カルモくんの利用者にはローン審査に落ちてしまった経験がある方も多く、実際に審査に通って驚いたという感想もあります。審査に通過しても契約する必要はないので、まずは利用できるか確かめてみてはいかがでしょうか。

審査に通過しても契約する必要はありません_お試し審査をしてみる

自分に合った残クレなどの残価設定サービスを選ぼう

自分に合った残クレなどの残価設定サービスを選ぼう

残クレでもカーリースでも、それぞれのサービスの特性を理解して利用することが大切です。また、残価設定には特有のルールがあるので、契約前に疑問や不安は解消しておきましょう。定額カルモくんには豊富な知識を持ったマイカーコンシェルジュが在籍しているので、残価設定について知りたい方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。

マイカーコンシェルジュ_無料相談
平日10:00~19:00(土日祝・年末年始休み)

よくある質問

Q1:残クレはおすすめできないといわれるのはなぜ?

A:残クレは、同じメーカーに乗り続けたい方にとってはお得なサービスです。しかし、走行距離制限があったり原状回復義務があったりと、さまざまな制約があります。また、ほかのメーカーの車種に乗り続けるには手間がかかります。

Q2:残クレのメリットとは?

A:月々の返済額を抑えられる点が残クレの一番のメリットです。また、3〜5年の短期間で新車に乗り換えられるのも、残クレの特徴です。

※この記事は2022年5月時点の情報で制作しています

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